キングジョー

グワシ…グワシ…ワン・ツー・スリー・フォー……


+ 担当声優
塩屋翼
『ウルトラマングラフィティ』
熊本浩武
『ウルトラゾーン』(怪獣漫才)

1968年放映の『ウルトラセブン』14・15話「ウルトラ警備隊西へ(前編・後編)」に登場した怪獣で、ペダン星人のスーパーロボット
別名は「宇宙ロボット」。身長55m、体重4万8000t。
地球の観測ロケットを侵略の準備と誤解したペダン星人によって送り込まれ、
神戸で行われる世界防衛会議に向かう要人を乗せた潜水艦を破壊した後、会議が開かれる六甲山の防衛センターに出現した。
普段は4つのパーツに分離しており、戦闘の際はそれらが合体して巨大ロボとなる
武器として頭部から破壊光線の他、全身にバリヤーを張り巡らしている。
ウルトラセブンのあらゆる攻撃を跳ね返す強靭な装甲を持ち、エメリウム光線はおろかアイスラッガーでも傷一つ付けられなかった。

『ウルトラ』シリーズ初の本格的なロボット(ロボットという設定なら『ウルトラQ』のガラモンの方が先だが
ガラモンは見た目は生身の生物とそれほど変わらないので巨大ロボットという印象は弱い)。
そして合体ロボットの元祖・本家・本元とも言われる存在であり、当時から圧倒的な存在感を視聴者に見せ付けた。
つまり、このロボットがいなければ今の合体ロボットは無かったかもしれないのである。
そのインパクトの強さから、ウルトラ怪獣ながらバンダイの『超合金魂』シリーズでも合体ギミックを再現されている。
宇宙龍ナースの立場?さぁ。もっともあっちは変形ロボだが

実は劇中では名称がなく、ソフビ人形発売の際にキングジョーの名が名付けられた。
名前の由来については「脚本の金城哲夫の名を採った」というものと「金城氏の父のあだ名から採った」というものの2つの説がある。
これを踏まえてか「円谷映画祭2023」において庵野秀明氏の推薦で劇場上映された際、
庵野氏の紹介文で一貫して「ペダン星人のロボット」と言われている。

なお、本来のデザインでは膝にも各部に付いているのと同じ突起があり、実際にパーツも作られたのだが、実際のスーツには付いていない。
これは納品の際に付け忘れてしまい、造形担当者が後から急いで持ち込むも撮影には間に合わずそのまま放送されたため。
そのため後の作品でも膝の突起は無いものとして扱われているが、例外もある(後述)。

+ 原作ネタバレ
圧倒的なパワーでウルトラセブンを物ともせずに防衛センターに向かうが、セブン必死の体当たりで横転させられ一旦退却。
その後ダン隊員=セブンが地球人に代わってペダン星人(この時は地球人のドロシー博士に変身)に謝罪、
誤解を解く事で停戦を申し入れたが、ペダン星人は地球の美しさに報復から侵略行動へと転換。
神戸港に再びキングジョーを送り込んだ。
相変わらずの戦闘能力にセブンは苦戦するが、ペダン星人に捕まって記憶操作をされていたドロシー博士が奇跡的に回復し、
防衛軍によって開発されたライトンR30爆弾を至近距離で撃ち込まれて破壊された。

+ ペダン星人について

当初はこの話は「地球人の無遠慮さと傲慢が悲劇を呼ぶ」という、『ウルトラセブン』劇中では
ギエロン星獣アンノン星人の回などでよく描かれていた地球人の方が悪いテーマだったのだが、
アンノンがセブンの説得で素直に帰った(ギエロンは「手負いの獣」扱いで殺処分)のに対し、
ペダン星人が先述の通り「やっぱり気が変わった」的なノリで侵略行動に出たり、
後の作品でペダン星人はあちこちの惑星に侵略のための前線基地を建設して、
ナックル星人と長期に亘る星間戦争を繰り広げているという設定が追加されたため、
「地球人よりペダン星人の方がよっぽどタチが悪い」という印象になってしまった。

その因果が祟ったか、漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』にて、
ヤプール人(ウルトラマンエース)と手を組んだナックル星人が切り札として投入したEXタイラントの隕石落としにより、
ペダン星は壊滅してしまった。

『セブン』本編中では人間に化けた姿の他はシルエットしか登場しておらず、本来の姿の詳細は不明であった。
そのため派生作品ごとに外見が異なっているが、一応M78世界本編の時系列の映像作品である『大怪獣バトル』シリーズでは、
『セブン』本編のシルエットは宇宙服で、中身は地球人と変わらない外見のヒューマノイド型宇宙人であると設定されている。
以降のニュージェネレーションシリーズでもペダン星人はこの外見で何度か再登場している。

一方で、実はよく見ると本編内でも宇宙船内の爆発の閃光で一瞬だけ姿が見えており、これを元にしたデザイン画が作られている。
そして『ウルトラマントリガー』のスピンオフの映像作品ではこちらの外見のペダン星人が登場している。

つまり現在ペダン星人の外見は、設定をきちんと管理している近年の映像作品に限っても2種類存在することになる。
『トリガー』と同じ世界である『ウルトラマンデッカー』では劇場版でヘルメットタイプのペダン星人も登場しているため、世界観の違いによるものではなく、両者は併存しているようである。

このことについては現時点では特に公式の見解は無い。

+ その後のキングジョー
平成版『ウルトラセブン 最終章6部作』の5作目「模造された男」や『ウルトラマンマックス』等にも登場している。
また、『ウルトラ』シリーズの外伝作品『アンドロメロス』ではキングジョー型の怪獣戦艦「キングジョーグ」が登場するなど、
シリーズには欠かせないロボットである。

『ウルトラセブン 最終章6部作』では破壊された初代キングジョーを地球防衛軍が回収した「キングジョーII」が登場。
地球防衛用に利用しようとしたが暴走、セブンと再び対決する。
相変わらずの重装甲と超パワーにセブンは苦戦するが、ライトンR30爆弾で傷を負った箇所に対して、
アイスラッガーの三連続攻撃からのウルトラ・ノック戦法を使用。アイスラッガーがひび割れながらもなんとか撃退した。
この戦いにおいてワイドショットをオープンゲットのごとく回避、高速で後ろに回りこみながら合体し反撃するという、
ゲッター顔負けの高機動を見せている。

ちなみに『ウルトラマンタロウ』において、中盤で旧作に登場した怪獣や宇宙人が次々と登場する展開がある。
これは裏設定として過去にウルトラマンらに倒された宇宙人達が手を組み、
「怪獣軍団」として対タロウ用の戦力をぶつけていたというものなのだが、怪獣軍団は過去にセブンを苦戦させたキングジョーの性能に着目し、
ペダン星にキングジョーの派遣を問い合わせた所1体作るのに3年かかると言われて断念したらしい。
翌年のレオからしばらくウルトラマンの番組が無いので完成が3年後では放送に間に合わない
代打はエレキングだが……当然タロウに敗北。怪獣軍団は「やっぱキングジョーにすりゃよかった」と言ったとかなんとか。

『ウルトラマンマックス』ではゼットン星人ゼットンに続いて送り込んだロボット兵器として登場。
こちらもマックスの攻撃をオープンゲットのごとく避けるという戦い方を見せてくれた。
しかしパイロットに脱出されてしまい、その直後にマックスがゼノンから送られた新兵器、
マックスギャラクシーの攻撃を受け、あっさり破壊されてしまった。
このキングジョーのみ、分離パターンがオリジナルのキングジョーと異なる。

データカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』(現在は稼働停止)や関連番組『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』、
映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』には、右腕に大型キャノン「ペダニウムランチャー」を装備し、
全身の装甲にステルス処理を施した新型機「キングジョーブラック」として登場。
ステルス処理を施している割に、地球レベルの科学力で初登場時あっさり感知されているのは秘密。

惑星ボリスに出現した怪獣を手当たり次第圧倒的な火力で倒し、
主人公のゴモラ達3体も自慢のペダニウム合金のボディと火力で圧倒。
また、惑星ボリスに残された人間の救助へ来た地球の宇宙船を撃墜し、
その時の戦闘が原因でボリスの人工太陽が制御不能になり惑星へ落下させてしまうなど、
惑星ボリスを死の星へと変えてしまう原因を作り出した。
最終話ではゼットンと激闘を繰り広げ、ファイナルビームを片腕で防ぐなど互角以上の勝負を繰り広げた。
まぁその後すぐEXゴモラにゼットン共々フルボッコにされたのだが。
ボディを破壊されても完全には機能停止せずに、惑星脱出の際にも主人公達の宇宙船に襲いかかった。
宇宙船にしがみ付き惑星へ落下させようとするも、とある存在により惑星に封印されていたウルトラマンが復活し、
キングジョーブラックの腕を八つ裂光輪で切断*1
羽交い絞めにされながら地上へ落下し、惑星へ落下していた人工太陽が衝突。灼熱の炎に呑み込まれていった。
なお、ウルトラマンは当たり前だが無事に生還し続編で健在な姿を見せている。
ちなみにキングジョーブラックも50年後の惑星ボリスにおいて、
装甲の表面こそ少し溶けていたものの、ほぼ原形を残した残骸が描かれている。
人工とはいえ惑星一つを完全に火の海にする太陽の爆発に巻き込まれてこれなのだから、
キングジョーシリーズの装甲の頑丈さは相当である。

この作品以降キングジョーの兵装に「ペダニウム」という物質名が用いられるようになり、
強靭な装甲もこの宇宙金属ペダニウム製という設定になった。

続編の『Never Ending Odyssey』ではペダン星人が登場。当然キングジョーブラックも再登場する。
レイのゴモラとの戦いでは最初は優勢だったが、ゴモラがレイオニックバースト形態になると逆に劣勢となり、最後は超振動波を喰らって敗れた。
その後は別動隊がキール星人グランデに襲いかかるが、本来のスペックでは圧勝しているはずのレッドキングに敗北している*2
(グランデが最強クラスのレイオニクスであったのもあるが)。
また、主人公の実力を測るためにキングジョーブラック軍団も登場したが、
こいつらに至ってはノーマルのキングジョーより弱いとしか思えないくらいの強さの描写(後のレギオノイドに近い)になっており、
人質を取られて本気を出せないゴモラ、リトラ、ミクラスすら倒せなかった。
当然人質が解放された後はフルボッコにされ、最後はスペースペンドラゴンにペダン星人ダイルが取り付けていた、
「ペダニウムランチャー(キングジョーブラックの装備しているものとは別の代物で小惑星程度なら一撃で壊せる)」によって灰燼に帰した。

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、
怪獣墓場に漂っていた所をウルトラマンベリアルが光の国から奪ったプラズマスパークの力によって復活、ベリアル軍団に参加した。
その後、怪獣墓場にてウルトラセブンと交戦。パンチやキックが通じずペダニウムランチャーの至近発射でセブンにダメージを与えたりと、
ほぼ戦闘員扱いの今作の怪獣の中では健闘したが、最後はセブンの息子、ウルトラマンゼロにゼットンやタイラント等と纏めて倒された。

また、TV版におけるキングジョーブラック軍団のモブや、漫画『大怪獣バトル ウルトラアドベンチャー』では、
右手が槍状で赤いボディの「キングジョースカーレット」が登場する。
ゲーム版ではスーパーコンボカード(スキャンするとそのカードのキャラが相手に必殺技を放ってくれるお助けカード)
として登場した。必殺技はペダニウムランサー。
ちなみに漫画版ではペダン星人の女性艦長・ドロシーが搭乗しているのだが、
この名前は『セブン』本編でペダン星人に利用されていた女性科学者と同じであり、所謂セルフパロディである。
ちなみに、旧式のキングジョーやブラックより大きなエンジンが搭載されており、それらを上回る機動性を持つ。
やはり赤い派生機体は通常より速くてナンボなのか
槍を持っていて名前がスカーレットな御方は他にもいらっしゃるが、恐らく関係あるまい。

OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』では久々に元祖カラーのキングジョーが登場。
ビートスター天球によって製造されたロボット怪獣の複製品であり、
他にもエースキラーインペライザー、レギオノイドらと徒党を組んでゼロやゴモラと戦った。
終盤では更に量産されたキングジョー&インペライザー軍団が、ウルティメイトフォースゼロの面々を迎え撃っている。

『ウルトラゾーン』では短編ドラマ『最後の攻撃命令』の前後編に登場。
地球侵略のためにキングジョーが送り込まれ、地球に潜伏して家庭を持った宇宙人の女性が起動を止めようとし、
妻である彼女の存在と、防衛軍の責任の板挟みとなった男の苦悩がドラマとして描かれている。

ウルトラマンギンガS』では通常カラーかつペダニウムランチャーを装備した「キングジョーカスタム」が登場。
ガッツ星人ボルストによりモンスライブされ配下のインペライザー軍団と共にウルトラマンビクトリー相手に優位に戦うが、
ギンガとUPGの加勢により形勢逆転、最後はギンガストリウムのワイドショットに破れスパークドールズに戻った。
その後はショウのウルトランスによりペダニウムランチャー部分がビクトリーの武器として使われている。
ヒカルもファイブキングを相手にキングジョーカスタムにウルトライブし戦ったが、残念ながらファイブキングには通用しなかった。

ウルトラマンX』では通常のキングジョーが登場。
生体反応がなく無人操縦のようであるが、今回の個体が送り込まれた意図は不明。
強靭な装甲と分離合体機能を活かした攻撃回避や包囲しての同時攻撃でエックスを苦しめるが、サイバーゴモラの参戦により形勢逆転。
ウルトラマンマックスに借りた力であるエックスのギャラクシーカノンで倒された。

ウルトラファイトオーブ』ではレイバトスが復活させた怪獣の一体として登場。
ゼロの救援に現れたセブンと戦うが、数々の死線を乗り越えたセブンには最早敵ではなく、
当時とは逆にマウントを取られてボコられた上、最後は(恐らく関節狙いの)アイスラッガーの連撃からの蹴りでいとも簡単に爆散してしまった。

ウルトラマンZ』では、バロッサ星人の宇宙船兼兵器として恐らく盗難品のキングジョーが登場。
Zの変身アイテムであるウルトラメダルを「宇宙の秘宝」として強奪するために暴れ回り、当初は圧倒的なパワーと装甲でZを追い詰めるものの、
「分離した瞬間に結合部が露出する」という弱点を突かれて機能停止。
本体の大部分が無事だったため、ストレイジが鹵獲・回収するが、
脱出していたバロッサ星人がキングジョー奪還のためにストレイジの基地内で一悶着起こし、
再起動寸前までいくものの、整備員達の活躍もあってこれを阻止。
その後、分析の上で修復・改装する事で、特空機3号・キングジョー・ストレイジカスタムとして戦力化した。

地球の技術で改装された事でキングジョーブラックとも似て非なる独特のデザインにカスタマイズされており、
更に原型機にも存在しなかったタンクモードという第三の形態をも獲得している。
元々がペダン星人の超科学力で構成された物である事から、それまで運用していた特空機とは隔絶した性能を誇るが、
素の状態でも持て余す程のパワーと機動性に加え、単座式なのに四つに分離した時にはそれら全てを一人で制御せねばならず、
ストレイジのトップパイロットのナカシマ・ヨウコ隊員にすら「じゃじゃ馬」と毒づかれた。
挙句、初期は動力の解析が不十分のため、メイン火力のペダニウム粒子砲を撃った時には制御不能でオーバーロードを起こすという、
バッテリー残量と戦ってきたこれまでの特空機の事を思えば冗談のようなトラブルも発生した。
また右腕が武装と一体化しているなど純粋に戦闘面に特化した機体となっているため、
瓦礫撤去や消火作業の支援といった任務に関しては他の特空機の出番となる。
次回作『ウルトラマントリガー』にもゼットとともにゲスト出演し、その際はパワードダダにジャックされたことで、
アルファエッジ&マルチタイプを分離を駆使した戦法で翻弄、ベータスマッシュ&パワータイプを純粋なパワーで圧倒するなど、
有人操作では不可能だった本来の性能を発揮し、二人のウルトラマンを大いに苦しめた。

『セブン』から最低でも5900年は経過しているであろう『ゼロ(5900歳)』や、ゼロの(自称)弟子である『ゼット』の時代ともなると、
宇宙警備隊側もキングジョーに対する攻略法を確立させており、
「流石に当時ほどの脅威ではないが、それでもなお苦戦は免れない強敵」と認識されているようである。
と言うか、ライトンR30爆弾を持っている地球人の方が楽に戦えるんじゃね?

『月刊電撃ホビーマガジン』連載の小説『Another Genesis』では第4話に登場。
超人ブラストが地球人だった頃の同僚「ジョー」が、暴走した彼に殺害された際に、
その光の力の影響で周囲の兵器を取り込み、己の意識を持たない機人に成り果ててしまった姿という設定で、
同じくブラストの同僚が機人と化したアイアンロックス、ジャンボットと共に、彼が超人と化した惑星に待ち受けていた。

『ウルトラ怪獣擬人化計画』では初代及びキングジョーIIがそれぞれ擬人化対象に。
アニメ版では第2期のレギュラーとして初代が登場しており、直前に放送されていた『ウルトラマンジード』において、
人工知能レムを演じていた三森すずこ女史がCVを担当している。
また、別企画である『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP』でも担当デザイナーのPOP氏による擬人化デザインで登場。
漫画版である『Comic code』ではラスボスとして登場しており、地球を壊滅状態にまで追い込んだ。
また上記した膝パーツの付け忘れが「ペダン星人が膝のバランサーを付け忘れたせいでセブン戦で転んだ」という設定で言及されている。

その他、エイプリルフール企画に定評のある円谷プロの2009年のエイプリルフール企画
『カネゴンの78ちゃんねるまとめブログ』では、AAの3ゲットロボが元ネタの3ゲットジョーが登場しており、
元ネタと同様に自動で3ゲットしてくれるすごいやつとして活躍していた。

|-| ・▽・|-|
ヽ|□ □|ノ ガシャーン
 | __|    ガシャーン
   | |
3ゲットジョーだよ
自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ

+ 2010年のエイプリルフールでは…
3 名前:3ゲットビルガモ☆バルタン星 2010/3/31(水) 20:57:30
  ===
 ◎∥◎ ウィーン
  @   ウィーン
/∥ ∥\
□□□□
|  |
3ゲットビルガモですが。
ジョーより早く3ゲットするすごいやつですが。

4 名前:3ゲットジョー☆ペダン星 2010/3/31(水) 21:01:35
|-| ・▽・|-|
ヽ|□ □|ノ ガシャーン
 | __|    ガシャーン
  | |
3ゲットジョーだよ
自動で3ゲットしてくれるすごいやつだよ

5 名前:3ゲットジョー☆ペダン星 2010/3/31(水) 21:07:04
|-| ・▽・|-|
ヽ|□ □|ノ ・・・・・
 | __|    ・・・・・
  | |

6 名前:ダークザギ 2010/3/31(水) 21:11:04
星人たちのゲットメカ開発競争は熾烈の一途を辿っていますね。


ゲーム作品におけるキングジョー

SFC『ウルトラセブン』にも登場。
鈍重なようで体を分離させて高速移動してきたり、こちらの光線をバリアで跳ね返してきたりする。
とはいえ体を分離させている間は無防備なので、その時を狙うなどすればあまり苦戦せずに倒す事が出来る。

アーケードのシューティングゲーム『ウルトラ警備隊』でも2面のボスとして登場する。
開幕時は体を4つに分けた分裂状態で登場し、しばらくの間画面内を不規則に飛行し体当たりを行うが、
この間は完全無敵であり、一定時間は避ける以外方法は無いと非常に嫌らしい相手。
とはいえ飛行さえ避けきれば所詮は2面のボス、撃破自体は難しくはない。

『ウルトラマン Fighting Evolution』では、1~3までプレイアブルキャラとして登場。
設定どおり防御力が高い傾向にある。

ソーシャルゲーム『ウルトラ怪獣バトルブリーダーズ』でも実装されている。
原作通りスペックはとにかく防御に特化した性能をしている。
固有スキル「ペダンの脅威」は、行動完了時に相手と隣接していた時2ターンの間隣接マスにいる相手の防御力を中ダウンさせるが、
スキル解放すると隣接マスにいる相手の防御力・運・攻撃力・必殺技攻撃力を中ダウンさせる効果に変化するだけでなく、
相性「力」・「速」の相手から必殺または攻撃を受ける時ダメージにダメージ量を大ダウンさせる効果も付与される。
残る技属性の攻撃は、もともと力属性のキングジョーには効果はいま一つのため、尋常ではない頑強な耐久性を発揮できる。
ただし無属性相手だとサンドバッグと化してしまうので注意。

この他、火力に秀でた「キングジョーブラック」と、機動性及び支援に長けた「キングジョースカーレット」、
無属性特攻の必殺技を持つ「キングジョー・ストレイジカスタム」も実装されている。
いずれも人気のためオークションでは高騰しがちだが、キングジョー系だけでパーティを作る事も可能。


MUGENにおけるキングジョー

+ 這い寄る混沌氏製作 SFC仕様
  • 這い寄る混沌氏製作 SFC仕様
SFC版『ウルトラセブン』仕様のキングジョーで、製作はウルトラ怪獣製作でお馴染みの這い寄る混沌氏。
現在はムゲぎこ氏によって代理公開されている。

飛び道具を相手が使うと攻撃判定のあるバリヤーで防ぎ、しかもライフも回復してしまうという非常にタチの悪いキャラ。弾幕キャラではまず勝てない。
隙を見ては分離移動で近付いて投げ飛ばし、遠距離ではビームを撃ちまくる。
コマンド投げも搭載されおり、相手を上空に放り投げてビームで追撃するというもの。
ただ、キャラによってはスプライトの関係で尻を狙っているようにしか見えない……。
連発されると非常にシュールである。
さらにタンカーを投げ飛ばすという不思議な技を使ってくるが、どこから取り出したのかという突っ込みは厳禁。
3:45~

ゲージの溜りがかなり早く、MAXになり次第分離して一斉射撃という必殺技「フォーメーション」も使い、下手をすると8割以上を一発で持っていかれる。
また、ライフが少なくなると突然掴み掛かって自爆で相討ちを狙うという迷惑極まりない攻撃もしてくる。
ちなみにキングジョーをKOすると、キングジョーのボディからペダン星人の宇宙船が脱出していくという、原作を再現した演出を拝める。

以前は同製作者のゼットンをも結構な確率で倒してしまうというかなりの強豪キャラだった。
これは相性差もあり、(キングジョーが狂キャラであるのは間違いないが防御に重点を置く)ゼットンが倒せるキャラを倒せない事が多いため、
格付けの上では劣っている。また、更新によりゼットンに敗れる事も多くなった。

ちなみに、SFC版のキングジョーのステージである神戸港ステージもこぜに氏により製作されている。
このステージならどこからともなくタンカーを取り出しても違和感が無いような気がするし、
キングジョーにも似合うので使ってみてもいいかもしれない。

+ 名無しのぽろろ氏製作 キングジョーEX
  • 名無しのぽろろ氏製作 キングジョーEX
這い寄る混沌氏のキングジョーの改変キャラ。2021年10月31日公開。
見た目はそのままの純正強化であり、狂~神クラス向けに性能が強化されている。

ライフの変数管理、ステート抜け、連続ダメージに対するダメージ軽減など多数の強化が行われている。
さらに相手が特定の行動を取るとペナルティが発動。
体力回復または生きている状態で5150ステート(死亡ステート)になるとフォーメーションを連発するようになり、
フライングまたは変数弄りを行うと12Pカラーの性能になる。
試合中は3ゲットジョーが画面下部でインフォメーションを提示しており、ペナルティが発動すると知らせてくれる。
カラー差は6種類あり、高カラーほど攻撃力が上がり、被ダメージが小さくなる。
一番強い11Pと12Pは神キャラ向けの撃破挑戦を想定しており、専用が必須となるレベルで難易度が高い。

+ なげだつ氏製作 3ゲットジョー
  • なげだつ氏製作 3ゲットジョー
前述のAAがゴルゴンなどの作者であるなだげつ氏により、手描きキャラとしてまさかのMUGEN入りを果たした。
現在はIna氏のサイトにて代理公開されている。
吹き出しで3get宣言をして攻撃する他、本人同様ビームやバリヤー攻撃を使いこなす並キャラ
ちびキャラな上に総合的な火力は控えめが、ペダニウム合金製らしく通常のキャラの1.6倍の防御力があり少し硬め。
搭載されている技の殆どがゲージを消費する技だが、その代わりに常時ゲージが増加するゲジマシ状態であるので心配は無用。
なおラウンド開始時ではゲジマユになっている。
そしてゲージ技の斜め上に発射する極太光線が威力・判定共に極悪なのだが、上手く使わないと当てる事は難しい。

AIは未搭載だが、2021年にはカーベィ氏による外部AIが3ゲットビルガモに同梱される形で公開された。
手動で3ゲットするか、はたまたAIに任せるか、お好きな方をどうぞ。

+ カーベィ氏製作 キングジョーブラック
  • カーベィ氏製作 キングジョーブラック
多くの怪獣キャラを手掛けた氏により、SFC版のスプライト改変で作られたキャラ。
本家には無いペダニウムランチャーによる射撃攻撃が強力だが、撃つ際の隙も大きめで、
主に遠距離戦主体で戦う性能となっている。
AIもデフォルトで搭載されている他、defファイルの登録によりキングジョーカスタムのカラーで使用可能。
紹介動画

+ カーベィ氏製作 キングジョースカーレット
  • カーベィ氏製作 キングジョースカーレット
上記と同じくカーベィ氏によりSFC版のスプライト改変で作られたキャラ。
他のキングジョーと比較して機動性に秀でている他、ペダニウムランサーのリーチ及び発生が優秀。
また、槍から放つ飛び道具「ペダニウムサンダー」も備え、遠距離戦も苦手ではない。
超必殺技ではキングジョーブラックを呼び出す技を持ち、
12Pでは画面上に常に5体出現する仕様になり、『大怪獣バトル』の際の展開を再現できる。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画

+ カーベィ氏製作 キングジョーストレイジ・カスタム
  • カーベィ氏製作 キングジョーストレイジ・カスタム
邓v东西氏から提供されたスプライトを元にカーベィ氏が製作したキャラ。
現在はタンクモードが再現されており、セパレートモードは未実装。

『Z』劇中同様の機動力を持ち、前後ダッシュでは背面のジェットパックで移動することが可能。
通常技は範囲の広いペダニウムハンマーと飛び道具の750mm榴弾砲が搭載されている。

必殺技には相手を痺れさせる「麻酔弾」、相手に向かって突撃する「体当たり」「突撃」、
相手の飛び道具を吸収できる「バリヤー」と劇中で見せた技が一通り搭載されている。

超必殺技には750mm榴弾砲やペダニウム誘導弾を一斉発射する「全兵装一斉射」、
劇中の仕様を再現して各ラウンドで二回のみ発射可能な「ペダニウム粒子砲」
そして2ゲージ消費の劇中でも印象に残る兵器である「D4レイ」の三つが搭載されている。
D4レイはデストルドスのそれと同様溜め中に攻撃されると失敗するほか、
なんとか発射できたとしても発動後には自身もダメージを受ける仕様となっており、
まさにロマン技となっている。

また、1ゲージ以上所持している場合にはタンクモードへと移行が可能であり、変形シーンも流れる。
タンクモードではジャンプ・ガード等動きに制限がかかるものの、自身にアーマーが付与される。
そのため相手の攻撃をものともせず攻撃することが可能だが、
タンクモード状態ではパワーゲージが自然に減少し、0になった時点で強制的にロボットモードに戻る仕様となっている。
タンクモード状態でも「全兵装一斉射」「ペダニウム粒子砲」は使用可能だが、
どちらも1ゲージ消費するため発動する際には注意が必要である。

AIはデフォルトで搭載されており、総じて原作の動きや技を意識した原作愛に溢れたキャラとなっている。

出場大会

【キングジョー】
更新停止中
凍結
【3ゲットジョー】

出演ストーリー

【キングジョー】
【3ゲットジョー】
ウドン13(File.X-9)


*1
あのセブンの攻撃を一切寄せ付けなかったキングジョーの後継機の腕を切断したと書くと凄そうに思えるが、
このシーンを良く見てみると、ウルトラマンは装甲の薄い腕の間接部分を狙って切っている。
事実、次のシーンでは前腕部分だけがスペースペンドラゴンから落ちており、
更に次のシーンのウルトラマンと共にボリスに落下するキングジョーブラックには二の腕が残っていた。
とはいえ、ペダン合金を破壊したという事は事実であり、
キングジョーブラックの装甲はセブンが戦ったキングジョーよりも頑丈なもので出来ているため、その切れ味は紛れもなく本物である。

*2
なお、ダイル曰く「無印のものはデータ収集用の機体であり、EXゴモラとの交戦時のデータによってキングジョーブラックの性能が上がった」との事だが、
実際に出てくるステータスは無印より明らかに弱体化しており、劇中の描写でも無印より弱くなっているようにしか見えなかったりする。
強いて言うならダイル機だけは強敵として描かれていたが、それでも無印より強くなっているかと言われると…。
そして別働隊のものに至っては、レッドキングに勝っているステータスがディフェンスしかないという始末。
……ペダン星人は一体どのステータスを見て「キングジョーブラックの敵ではない!」とか言ってしまったのだろうか。


最終更新:2024年02月11日 10:57