不死英雄戦士

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不死英雄戦士 - (2011/04/10 (日) 13:09:19) の編集履歴(バックアップ)



ウオォォォォォォォォォ!

トレジャーのセガサターン用3ライン格闘RPG『ガーディアンヒーローズ』に登場するキャラクター。
不死英雄戦士と書いて『アンデッドヒーロー』と読む。
主人公一行が伝説の剣を手に入れた後、王国の騎士団に追われて逃げ込んだ墓地で突如として復活を遂げた骸骨戦士。
復活したアンデッドヒーローは伝説の剣を手に取ると、主人公たちの命令に従って戦ってくれる味方NPCとして同行してくれることになる。
戦闘中は5種類ある命令から1つを選択することにより、その方針に従って行動する。
ちなみにこのアンデッドヒーローは名前のとおり不死身であり、HPという概念すら存在しない。
そのため危なくなったらアンデッドヒーローに任せて自分は逃げ回るだけでもなんとかなったりする。
+ 原作ネタバレ
その正体は、かつて暗黒魔導士カノンによって滅ぼされた、剣の時代の王家に属する騎士団の最強の戦士。
伝説の剣のかつての所有者であり、カノンに抵抗して最後まで戦い抜いたが、最終的にはカノンの手にかかり絶命した。
しかし王家を滅ぼしたカノンへの恨みと、王国の血族の生き残りの気高い志、そして伝説の剣の力によって復活したのである。
この伝説の剣は闇を払い光を取り戻す力があるため、アンデッドヒーローの存在は物語の中核を担う重要なものでもある。

なお、主人公のひとりであるハーンは冒頭の脱出シーンでこの伝説の剣を振るって戦うが、
普通の長剣より多少は強いものの思ったほどの力を発揮できずに終わっている。
が、あるルートでは不死英雄戦士とは別の隻腕の不死戦士とめぐり合い、死闘の果てに隻腕の戦士が
持っていた英雄剣を譲り受け、その無念と志を引き継ぐ形で先に進むこととなる。
その際には伝説の剣と同等の攻撃性能に加え、能力値が大幅に強化されるというまさに主人公的な
パワーアップを遂げる。ハーンでプレイする場合にはぜひ通っておきたいルートである。

原作での性能

ストーリーモードでは不死身だったが、対戦モードでは当然HPとMPが存在する。
最大の特徴はガードすることが一切出来ないこと。
加えて避けも使用できないため、回避はジャンプやライン移動に頼ることになる。
アンデッド故に光属性にはめっぽう弱いが、それ以外の属性と物理攻撃に対して高い耐性をもつ。
ガードと避けが使えない反面攻撃性能は優れており、各種通常攻撃は発生の早さ、判定の強さ、攻撃範囲と全てにおいて優秀なものが揃っている。
必殺技は遠近どちらでも優れた性能を誇る、高性能な飛び道具である『デッドリーフレイム』
サークルを描くように自身の周囲に剣を振り回して敵を吹き飛ばす、乱戦で強みを発揮する『キリングバスター』が強力。
全画面攻撃の『ジェノサイドクラッシュ』というロマン技も備えている。
ちなみにダッシュには微量なダメージの攻撃判定もついてたりする。

ガードができないため、高い攻撃性能を生かしてゴリ押ししていくのがメインの戦法になる。
乱戦の外からデッドリーフレイムを連射したり、リーチの長い弱攻撃連打から強攻撃に繋いだりして攻め続けるべし!

+ 各種技解説
  • デッドリーフレイム
自身の周囲で剣を回転させることにより爆炎を発生させ、それを叩きつけることで前方に炎を飛ばす必殺技。
炎は強で出すと速く、弱で出すと遅く飛んでいく。
発生した炎はヒットしても消えず、相殺することもできずに画面端まで進み続けるという強力な飛び道具。
剣を振り下ろす部分にも攻撃判定が存在するため、遠近どちらでもアンデッドヒーローの主力となる技。

  • フライングデスタックル
膝蹴りを出しながら斜め上に向かって飛ぶ。
ヒット数はそこそこだが攻撃範囲、判定ともに微妙で、下降中に攻撃することもできず無防備になるためイマイチ使いにくい。
対空として使うにも上方に判定の強い通常攻撃を使ったほうがマシ。

  • キリングバスター
自身の周囲を回転させるように3回剣を振り回して、当たった敵を吹き飛ばす必殺技。
強で出すと高速で、弱で出すと低速で振り回すようになる。

  • ジェノサイドクラッシュ
残りMPを全て消費してエネルギーを収束させ、解放したエネルギーで爆発を発生させてフィールド全体を攻撃する。
溜め中は完全に無防備で、敵の攻撃により中断してもMPは減ったまま。
全画面で威力も高いとはいえガードすることが可能なので、所謂ロマン技にあたると言える。

MUGENでは

ガーヒーキャラの製作でお馴染みのcurze氏によるキャラと5段階に調整可能なAIが公開されている。
1~6Pでは調整性能(MP消費量5倍)、7P以降では原作仕様(MP消費量原作準拠)となる。
それ以外の部分はライン移動が無いこと以外は原作を再現した仕様になっているため、当然ガードも避けも使用できない。
ガン攻めのスタイルとデッドリーフレイムや各種通常攻撃による制圧力は高いが、設置弾幕には滅法弱い。

同製作者により劣化コンパチキャラである片腕不死戦士も公開されている。
こちらは名前どおり片腕が欠損しているほか、ダッシュと一部の弱攻撃が使用できないこと以外はアンデッドヒーローと同じ。


出場大会

不死英雄戦士

片腕不死戦士

出演ストーリー

不死英雄戦士