プロト

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プロト - (2012/09/11 (火) 02:51:48) の編集履歴(バックアップ)



バトルネットワーク ロックマンエグゼ3』に登場するラスボス。

シリーズの舞台となるネットワーク社会の黎明時に開発された初期型インターネット。
しかしネット上に生じた無数のバグにより少しずつ異常が発生しだし、バグによる侵食が臨界点に達した時に
インターネットそのものが原始的な自我(本能のようなもの)を得て誕生した。
自我を持ったプロトはネットワークのあらゆるものを飲み込み始め、後に『プロトの反乱』と呼ばれる史上最悪のネット事故を起こした。
その後全てを取り込み沈静化した所を科学省の手により何重にもプロテクトをかけられ封印されたが、
ネットワーク社会の壊滅を企むワイリーの手によって封印を解き放たれてしまう。

全身がオレンジ色のアメーバ状で、顔が赤い1つ目のみという外見は、
デザイナー曰く「何を考えているか分からない怖さを出そうとした」とのこと。
(実際プロトには「あらゆるデータを際限なく喰らい尽くす」という本能しかないのだが)
また赤い単眼は、同じ"異形"であるDASHシリーのリーバード達も意識しているとのこと。

戦闘時には金属質の装甲と両腕を生み出し、人の上半身に近い姿となる。
(下の穴はネットワークに繋がっており、吸い上げたデータが揮発して背中から凄い勢いで噴き出ている)
体内の核が弱点だがHPが高い上、その周りを覆うアメーバ状の身体をかき分けて
むき出しにしないとダメージを与えられない(身体は一定時間で元に戻る)。
攻撃は両腕でのなぎ払い、肩からのバルカン掃射、単眼からのレーザー、
そして胴体から電極もしくは巨大ロケットを生み出す、というもの。

9:20頃~ 後編

更にある条件を満たすと性能の上がった「プロトSP」と戦えるようになる。

ちなみに海外名は"Alpha"。口笛のお方の海外名が「プロトマン」なので混乱を招かないための配慮だろう。
またプロトの試作型インターネット、という部分も考えると、現実におけるインターネットの原型と言われる
米軍の試作ネットワークシステム「ARPA(アーパ)」とのダブルミーニングとも考えられる。

MUGENにおけるプロト

DLS氏が製作したものが存在する。
基本的には原作再現を目指しているようで再現度は高い。
原作と同じように常時アーマーで、始めはダメージを受けず真ん中の本体を攻撃して
中の核をむき出しにした状態で始めてダメージが通るようになる。
技の威力が低めで、更に攻撃を当てるとステートを奪い無敵を付加してくれるという親切設計になっているので
この手のキャラにしてはAIでも割と戦えるようになっている。

またカラーによって性能が変化し、強いものだと狂キャラになる。


出場大会