T-1000

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T-1000 - (2018/09/21 (金) 03:27:45) の編集履歴(バックアップ)


T-1000とは映画『ターミネーター2』に登場する兵器。
暴走した人工知能「スカイネット」によって作成され、未来でスカイネットを打倒するジョン・コナーとその関係者を抹殺するために過去に送り込まれた。

第一作で登場したT-800系列と異なり、全身が液体金属で構成されており、物理学的な攻撃ではダメージを受けてもすぐに修復してしまう。
また、その自在に流動する肉体を活用して一度見た人間を完璧に模倣する優れた擬態能力を持つほか、
その応用で身体の一部を剣や槍などの武器にすることで高い殺傷能力を持つ。
加えて、床など他の物体にすら擬態する事が可能であり、隠密性はTシリーズの中でも随一。
ただし、部品が必要な複雑な機械は再現できず、銃火器などは現地で調達して使用している。

これほどの性能を持ちながらもまだ試作段階であり、いくつか弱点が存在する。
T-1000は衝撃を受けると液体金属による「破損箇所の修復」が優先されてしまうため、他の機能が著しく低下し、無防備になってしまう。
旧式のT-800は銃弾程度なら受けてもスーパーアーマー的に戦闘を続行するため、そうした分野はT-800に劣っている。
また、溶鉱炉や強酸など、液体金属そのものを分解・蒸発させるものはさすがに耐えられない。
生産性・量産性もT-800と比較して劣悪であり、全身液体金属という特殊な構成のせいで拡張性にも限界があったのか、T-800と比較して派生機も少なく、
続編の「3」ではT-1000の液体金属による修復機能と、T-800のような金属骨格によるアーマーをハイブリットさせた、『T-X』を作る方向にシフトしている。

当時最新の映像技術を用いたT-1000の描写は強烈なインパクトを与えており、
『液体金属の兵器』という分野において、その後の創作に大きな影響を与えている。
格ゲー界においても例外ではなく、ネオギガス千面人といったキャラクターが存在する。


MUGENにおけるT-1000

CpnCrossfader氏の制作したキャラが公開中。
映画と同じく、手を剣に変えたり、拳銃を用いて戦う。
また、床に溶け込んで相手の背後に回って奇襲する技も持つ。
挑発技は「相手と同じ姿になる」という個性的な演出になっている。
唯一のゲージ技は「Have you seen this boy?」と尋ねながらバイクでひき逃げする技となってる。


出場大会

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