オリジナルコンボ

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オリジナルコンボ - (2010/03/24 (水) 20:32:57) のソース

『[[ストリートファイターZERO2>ストリートファイターZERO]]』が初出のシステムで、略して「オリコン」。
『ZERO3』や『[[CAPCOM VS. SNK 2>CAPCOM VS. SNK]]』『[[CAPCOM FIGHTING Jam]]』でも採用された。

作品によって仕様は異なるものの「ゲージを消費して発動すると残像([[分身]]?)が付き、ほとんどの攻撃が[[キャンセル]]可能になる」というのは共通。
通常では繋がらないような連続技を作れるのが特徴で、うまくやれば7~8割ほどのダメージを叩き出せる。
そのためバランスを悪くする要因として賛否が分かれることも多い。

[[ベガ]]の通称「バニコン」や[[ルガール>ルガール・バーンシュタイン]]の通称「[[運送>運送技]]スペシャル」、[[藤堂竜白]]の通称「重ね当て地獄」などが有名。
(しかし「運送スペシャル」は画面端ならば(屈強P二段当て)×nのほうが減るのは秘密だ)
『カプエス』では、ガードしている相手にオリコンを発動し、発生が早いもしくは多段攻撃の削り効果のある[[必殺技]]×nで
ガードブレイクさせて5割ほども奪うエリアル(通称「昇連」)もある。これは[[さくら>春日野さくら]]や[[京>草薙京]]などが持っている。
ただガードブレイクのシステムが少ないキャラばかりのMUGENだと、一部のキャラ相手にしか通用しない。

ちなみに、『ZERO2』開発初期は「暗転中に好きなようにコマンドを入力すると、暗転終了後に入力した通りに動く」という流れであり、
ゲーム雑誌でこのように紹介されているのを見た人も多いだろう。
ただ、「入力後、ただ見てるだけの時間が発生する」、「すぐに潰されたら入力した分が丸々無駄になる」等の理由から没になったようだ。
この形式は後の[[タンデムアタック]]に受け継がれた。

『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』の「[[タンデムアタック]]」(リアルタイムタイプ)、初代『[[月華の剣士]]』の「乱舞奥義」(『第二幕』では[[デッドリーレイブ]]風)、
[[KOF2002>THE KING OF FIGHTERS]]の「どこでもキャンセル」、3D格闘だが『[[ストリートファイターEX2>ストリートファイター#id_55f60f48]]』の「エクストラキャンセル」(略してエクセル)など、
他のゲームにも似たようなシステムは幾つか存在する。

特にオリコンに対して賛否両論のあった『ZERO3』は、前作『ZERO2』や上記の類似システムに比べ強力となっている。
-ラウンド開始時からゲージが100%溜まっている(発動自体はゲージ50%以上で可能)
-発動時に同時押しするボタンの強弱で、残像の追尾間隔(攻撃密度)を指定できる
-オリコン中に攻撃を食らった場合、ゲージを50%失うのみ
-着地キャンで[[永久]]に移行できるキャラが多い
このため、オリコンを使用可能なV-IZMが何かと優遇された性能になっている。
その反省か『CFJ』ではかなり弱体化された。

類似システムや「[[幻影陣>ユン]]」「[[ミラージュボディ>ガロン]]」と言った分身系と比較した場合も、本家オリコンは殊更に強力と言える。
-同時押しのみで無敵時間が発生する
-空中から発動できる
-時間停止中に行動開始できる
//他のゲームに例えると、KOFの避けに時間停止がついてカウンター攻撃から即死するような物で、しかも空中発動可能と、そもそもシステムとして逸脱した性能と言えるだろう。

MUGEN動画では『カプエス』キャラの[[Aグルーヴ>グルーヴ]]が使用するのを主に見ることが出来る。
ただし、状況に応じたアドリブが必要なためか、[[AI]]がオリコンに対応していないキャラも少なからず存在するので注意。

ちなみに、Pots氏が製作したキャラにも同種のシステムが標準装備されているが(モリガン、レイレイ、ポケット豪鬼を除く)、
//情報の誤りを書き直しました。PotS氏のものはストEX2のエクセルとも相違点があります。
//-通常技→必殺技はキャンセル可能だが必殺技→通常技は不可能になる//PotS氏版はキャンセル可
//-発動中ガード可能//PotS氏版はガード不可です
-消費ゲージが1本
-発動するとスーパーコンボゲージと違うゲージが出現し、これを消費していく(一部キャラはゲージ未搭載)
-[[超必殺技]]やEX必殺技といったゲージ消費ではスーパーコンボゲージを消費し、エクセル状態は解除される
など『ストEX2』の「エクセル」に近い作りをしている。
微妙な違いはあるが、基本的な性質は同じと見てよいだろう。
なおKOF2002などの「どこでもキャンセル」も概ねこのような感じである。
//どこキャンについては上で類似システムとして挙がっています。「似てる」というだけの内容なら、この記述も不必要かもしれません。