デーボ

「デーボ」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

デーボ - (2021/06/14 (月) 03:29:00) のソース

#image(D'bo_pl.gif,title=デーボの背後に浮かぶ紫のイメージが、エボニーデビル本来のスタンド像)
&font(18,b,i,purple){「おれの名は呪いのデーボ・・・」}

#image(Dbo.gif,title=実は背筋を伸ばすと、195cmの承太郎よりさらに頭一つ背が高い)
&font(18,b,i,purple){「今からてめーのタマキンかみ切ってやるぜーッ! メーーーーン!!」}

『[[ジョジョの奇妙な冒険]]』第3部に登場する[[DIO]]の部下であり[[スタンド使い]]。
エンヤ婆が送り込んだ7人の刺客の一人。
[[アメリカ>リック・ストラウド]][[インディアン>ホワイト・バッファロー]]の呪術師というふれ込みで商売する殺し屋で、「呪いのデーボ」とも呼ばれている。
彼を雇うものは[[マフィア>ギース・ハワード]]、[[軍人>ジェネラル(カイザーナックル)]]、[[政治家>レックス・ルーサー]]……など世界中にいるらしく、[[そっちの世界では名の通っている男らしい。>ゴルゴ13]]
傷だらけの上半身にジャケットだけを羽織った姿で、この傷は後述するスタンド能力に起因する。

前述の通り、「呪い」を使って暗殺するという触れ込みの殺し屋であり、
シンガポールのホテルにて備え付けの冷蔵庫の中に潜んで[[ポルナレフ>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]を待ち伏せし、
単純なミスを犯したように見せかけてわざと自分を発見させ、返り討ちにされる。
この際にポルナレフに呪詛の言葉を吐きながら離脱し、後から負傷の恨みでパワーアップしたスタンドを人形に憑依させてポルナレフを苦しめた。
最後は機転を利かせたポルナレフに本人の宣言(当ページ上部台詞)を受けて&font(b,red){そこ以外を切り刻まれて}死亡。
//ちなみにスタンドによる攻撃は操っている人形によるもののみで、スタンド自体による攻撃描写はない。
//本来のスタンド像はポルナレフにあえて返り討ちにされたシーンにしか登場しなかった(ページ冒頭画像背後の紫色の影)。
//いや例外的にスタンド像の方のナイフでチャリオッツの足に切りつけているコマもあるんだ。JCの15巻の44ページ。

なお、アブドゥルは占い師という職業柄か、呪いのデーボの素顔とスタンド能力の秘密を知っており、
ポルナレフが最初にデーボと交戦したことを伝えた後に作戦を話し合うことを提案したが、実際に全員が集合出来たのは決着が付いた後であった。

余談だがこのエピソードは洋画、アメコミのパロディ要素が多く、冷蔵庫に潜んでの奇襲は[[ロールシャッハ]]もやっていたり
(床に冷蔵庫の中身を出していた為に気付かれた、と見せかけて更にその裏をかく点も似ている)。
原作の荒木先生が大の[[アメコミ]]好きなのと、第三部連載以前に『ウォッチメン』が出版されていることからオマージュの可能性もあったり。
また、デーボが放つ台詞「うらみはらさでおくべきか」の元ネタは荒木先生も大好き、藤子不二雄A先生の怪作漫画『魔太郎がくる!!』から。
映画からのパロディと思われる要素も多く、「殺人人形が人間を襲う」というモチーフは、
同じく悪霊の取り憑いた人形が人間を襲うホラー映画『チャイルドプレイ』から(人形の姿がほぼそのまま『チャイルド~』のチャッキー)、
人形の首が回転したり刃物を振り回したり、下品な暴言を吐くシーンは、『エクソシスト』に類似のシーンがある。
//チャッキーの作者名は動画と「水没~」のページに明記されてます
|ちなみに当のチャッキーもMUGEN入りしている&br()&nicovideo(sm31474276)|

格闘ゲーム版の[[CV>MUGENキャラクターCV別一覧]]は、無印版の[[ヴァニラ・アイス]]も演じた[[岸祐二>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:岸祐二|]]氏
『オールスターバトル』では[[石塚運昇>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:石塚運昇|]]氏(後にTVアニメ版で老ジョセフを担当。人形のCVは[[宮下栄治>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:宮下栄治|]]氏)。
TVアニメ版のCVは[[樫井笙人>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:樫井笙人|]]氏。
OVAには登場しない。

名前の由来はニューウェーブを代表するアメリカのバンド「DEVO(ディーヴォ)」
(別名義を名乗って「平和を追求する偽善者バンド"DOVE"の『忌まわしきDEVOソング』」として演奏したことがあり、
 「呪いの」という二つ名はこの「忌まわしき」から取られているという説もある)。

SFC『ジョジョの奇妙な冒険』では、生身でジョースター一行に立ち向かうという原作からは考えられない行動も見せていた。
また、&b(){何故か[[ラバーソール]]もデーボの姿に化けて登場する}。

#region(スタンド「エボニーデビル」)
|破壊力 - D|スピード - D|射程距離 - A|
|持続力 - B|精密動作性 - D|成長性 - B|

&font(18,b,i,purple){「スタンドの正体を人に見せる殺し屋はいねえぇ 見せた時は相手か自分が死ぬ時だからよ!」}

本体が他者に対して抱く「恨み」をエネルギーとするスタンド能力。
恨みのパワーをスタンド像とともに本体から切り離し、予め用意しておいた人形などに憑依させることで発動される。
恨みのエネルギーはその人形から他の物へと伝達する性質があり、
カミソリ等を手に取れば殺傷能力を増して相手スタンドにも有効なダメージを与えられる強力な武器になり、
作中ではポルナレフを治療するために部屋に入ったホテルマンの顔を輪切りにしている。

その性質から暗殺に最適任のスタンドであり、正体を知る者は全員殺され存在しないとまで評される。
[[アヴドゥル>モハメド・アヴドゥル]]はかつて一度だけデーボ本体の顔を見たことがあり、「呪いのパワー」でスタンドを使役することまでは噂などで知っていたようだが、
エボニーデビルの全貌(形状や人形を操ることなど)までは知らなかったようだ。
仮にその全貌を知ってしまったのなら、本編のポルナレフ同様どちらかが死亡するまで襲われ続けることになったのだろうと思われる。

しかし、相手への恨みを抱かなければならず、その為にわざと相手に痛め付けられる必要があり、
本編でもそのハイリスク故にシルバーチャリオッツで片目を潰されてしまった。
そこまでしても近接パワー型並の強さにしかならない上に、遠隔操作しても結局本体にダメージが伝わってしまうので、
「第三部の最弱スタンドは」と言う話題になると大抵名前が上がってしまう。
[[暗殺>ギアッチョ]]するにしても[[ラバーズ>スティーリー・ダン]]とかもっと便利なスタンドがあるしねぇ。
#endregion

----
**ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険』でのデーボ
#image(D'Bo_pl2.gif,title=絵によって鼻があったりなかったりする)
原作通りスタンドそのものではなく、スタンドを憑依させた人形で戦う。
「[[常に画面上に存在する人形と本体を同時操作して戦う>リーゼロッテ・アッヒェンバッハ]]」というジャンルの元祖とも言われる。

本来遠くに潜む筈のデーボ本体がその場にいるのは原作と大分異なる点だが、
Sモードが常時遠隔操作な辺りは、原作でのデーボ本体が不在の攻防を意識しての性能なのだろうか。
防御力は高めだが遠隔操作中は本体が無防備でガードは出来ず、その上被ダメージが2倍になるため、
相手を寄せ付けない立ち回りを要求されるという、かなりトリッキーかつテクニカルなキャラである。

素早い人形に比べ、本体はかなりのパワータイプ。
威力の高い技や判定の強い技が揃っているので、Sモードと本体モードを上手く使い分けられればかなりの力を発揮出来るだろう。
コンボ性能も高く、一部上級者なら相手の体力をワンコンボで8割以上持っていくことも出来る。

#region(参考動画)
|>|CENTER:全一デーボ|
|&nicovideo(sm4478441)|&nicovideo(sm1587227)|

|オフ会デーボ動画&br()&nicovideo(sm304461)|
#endregion

CPU戦で登場した場合、最初はSモードや必殺技を全く使用せず適当に通常技で牽制したり、
たまに特殊技のタックルで突っ込んできたりとやる気のない動きだが、
こちらに一ラウンド取られると一転、Sモードメインでガン攻めしてくるという[[原作再現]]な行動パターンである。

----
**MUGENにおけるデーボ
#region(ANMC氏製作 アレンジ仕様)
-ANMC氏製作 アレンジ仕様
DOS時代のキャラのためかタンデムがないものの、その代わり色々とアレンジされている。
原作とはほぼ別物だが、これはこれで結構ハイクォリティなキャラである。
AIもデフォルトで搭載されており、単体だとそれ程強くないが、技の特性上タッグだと中々の強さを見せる。

#endregion
#region(にまめ氏製作 原作再現仕様)
-にまめ氏製作 原作再現仕様
『未来への遺産』をベースに製作されたデーボ。
スタンドモードや[[タンデムアタック]]など、原作のシステムや技をほぼ全て搭載している。
キャラ本体にAIは搭載されていないが、紅炎氏によって外部AIが製作されている。
AIレベルが最大だと[[永久]]解禁、さらにタンデムの設定を4にすると…?

また、[[柊竹梅氏によりボイスを『うろジョジョ』のものに変えるボイスパッチが公開。>デス13]]
ただし、エボニーデビルの台詞が少ないため、完成度は80%以下らしい。
最新版では280号氏の[[東方仗助]]に対して「お前のその髪型、舐めてるのか?」と貶すようになったが、言い終わる前にドラララされてしまう。
&font(b,purple){「おのれポルナレフ」}&link_anchor(*1){*1}
|参考動画&br()&nicovideo(sm31918630)|

#endregion

これらの他にしお氏製作のデーボも存在していたが、残念ながら既に公開終了している。
また、これらとは別にエボニーデビルの人形も単体キャラとして作られているが、[[挑発]]で首が回るだけで攻撃は出来ない。

----
***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[デーボ],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[デーボ],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[デーボ],sort=hiduke,100)
***出演ストーリー
-[[風と星の夜話]]
-[[人造生物03RIA-紅]]
-[[幽香の農業王国物語]](奴隷商人)
-[[ランダムセレクトストーリー]](司会進行役)

----
&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
ニコニコ動画に投稿されているvanila ice氏 演・画の『うろ覚えで振り返る 承太郎の奇妙な冒険』。
デーボはPART4とPART5と番外編に登場する。
精神的なダメージでもOKなど「恨み」のエネルギーをチャージする条件が原作以上に緩くなっている(殆どが八つ当たりだった)。
トイレで死亡した原作とは違って、ポルナレフとの戦闘で%%アソコを噛み切られ%%瀕死の重傷を負いながらも生存し、
番外編にて[[ラバーソール]]とネーナ([[代理>ブリジット]])の三人で反省会をしている。
その後、DIOから退職金を受け取って妻子のもとへ帰った。
同業者のラバーソールとはメル友だったり、何故かジョースターエジプトツアー御一行様と行動を共にしている[[DIO]]とホテルのラウンジでお茶を飲む等、
原作では語られなかった彼の人間関係も描かれている。

PART5でデーボが連発した&b(){「おのれポルナレフ」}という台詞は、視聴者から人気のフレーズになった。
原作にはないオリジナルの台詞なため、原作の動画やスレで使用するのは控えよう。
また原作でも[[エンヤ婆]]が「おのれッ!憎っくきポルナレフッ!」と似たような台詞は発しているため、
そちらとの混同にも注意(うろジョジョでは[[「おのれ邪鬼王!」>リュウ・ハヤブサ]]と台詞を間違えていた)。
ちなみに、人形はメガネをかけた[[クマのぬいぐるみ>マリー&キング]]になっており、パワーアップした際は外している。
|&nicovideo(sm5946577)|&nicovideo(sm6012556)|
|&nicovideo(sm23687411)|&nicovideo(sm23802286)|

----
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//|CV:岸祐二|,|CV:石塚運昇|,|CV:樫井笙人|,人形使い,スタンド使い,殺し屋,暗殺者,インディアン