#image(ファラ.jpg,width=260,title=しりにしきガール) **&color(green){&bold(){&i(){「私も信じる。この世界が好きだから。}}} **&color(green){&bold(){&i(){ この世界に住んでる人たちが…好きだから」}}} 声:皆口裕子 ナムコのRPG『[[テイルズオブエターニア>テイルズオブシリーズ]]』のヒロイン。ラシュアン村育ちの農家の娘。 「詫び続けろー!」とか言われた魔王や[[ギロチン>機動戦士ガンダム]]とは全く関係ない。 [[リッド・ハーシェル]]や[[キール・ツァイベル]]とは幼馴染。普段は畑仕事を手伝っている。 料理上手で、彼女が作るオムレツはリッドの好物。口癖は「イケる、イケる!」。表面的には正義感が強く、元気で快活な少女。 しかしその胸の奥には、幼い頃に関わった“ラシュアンの惨劇”という事件が背景となった強いトラウマも抱えている。 そのため、意識的にしろ無意識的にしろ、自身の幸福を禁じ、病的なまでに他者に尽くそうとする傾向がある。 #region(ラシュアンの惨劇(ネタバレ注意)) **&color(green){&bold(){&i(){「私が…私が丘の扉を開けたから…村が……ごめんなさい、ごめんなさい」}}} ファラが子供の頃、絶対に行ってはいけないと言われていた丘があり、そこには鍵のかかった扉があった。 当時から好奇心旺盛だったファラはその扉に何があるか気になり、当時村長だった自分の父親が持っていたその扉の鍵を持ち去り、 [[リッド>リッド・ハーシェル]]と[[キール>キール・ツァイベル]]の2人を連れ出し、扉を開けてしまう。 しかし、この扉にはネレイドと呼ばれる(ファラたちの世界における)邪神が封印されており、封印が解けた事で復活。 ファラの父親の身体を乗っ取ったネレイドにより、ラシュアンの村の住人の半分が殺されてしまう。 (最終的にリッドの父親がファラの父親と刺し違えて共に死亡し、この事件は幕を下ろす) この一件からファラはとてつもない罪悪感を感じていたが、 [[レイス>レイシス・フォーマルハウト]]にその事を指摘され、過去の傷から目を逸らしている己に気付き、過去の自分と向き合うようになる。 #endregion そそっかしいところがあり、本人が良かれと思ってお節介をやいても空回りして結局トラブルメーカーになりがち。 その都度尻拭いをさせられる事になったため、リッドは彼女のブレーキ役になっている。 親分肌であり、幼馴染のリッドやキールからは恐れられつつも何だかんだで慕われている存在。 女の子らしい一面も勿論あり、日焼けを気にしたりアレンデ姫の(細すぎる)体型に憧れたりと、年相応な悩みを口にすることも。 (ファラ曰く「アレンデ姫は手首のようなウエスト」だったそうな。でも設定的にはファラの方がウエストが1cm小さかったりする。コルセット?) 極端ではないが、[[レイス>レイシス・フォーマルハウト]]と共にエビフライの尻尾を好むなど、味覚が常人に比べ少し変わっているような描写がある。 力でリッドに勝つために村の近所にあるレグルス流の格闘道場に通っていた経験から、徒手空拳での戦闘や体術・気功術に長け、 籠手やブーツによる殴打・蹴撃技や闘気の応用を駆使して戦う。よく彼女の戦闘職自体が職業として思われがちだが、職業自体は農家である。 また、気功による癒しの術も扱える。特技・奥義による連携は無く、地上技・対空技・空中技・強打技を特定の順に繋ぐことで連携となる。 OPでは大型のモンスターを一発で蹴り飛ばす荒業も披露。&del(){[[しかし中身は決して見えない。>アルカナハート]]} この類のRPGヒロインにしては、随分変わった戦闘スタイルだと思われる。 [[ミニスカ>ティファ・ロックハート]]や[[パンツルック>キング]]や[[スパッツ>ユリ・サカザキ]]などのパッと見動きやすそうな服装ではなく、 明らかに格闘技には不向きな嵩張るロングスカートのまま、終始殴る蹴るの大立ち回りをするという点でも異質な印象を受ける。 これについては本人も指摘されているが、曰く「(ロングスカートをやめると)恥じらいをなくしそう」とのこと。 しかし直後に空中で足を高く上げる技を使用し、「アレに恥じらいがあるとは思えませんけどねぇ…」と周りに思われてしまった。 メルディと共に&bold(){『[[シンフォニア>ロイド・アーヴィング]]』}に闘技場でゲスト出演している。また、&bold(){『レディアントマイソロジー2』}にも出演。 &bold(){『バーサス』}には、エターニア勢から唯一登場。大いなる実りの力で村を救うために田舎から出てきた。 『テイルズ オブ ヴェスペリア』のユーリと偶然出会い、半ば強引にパートナーとして大会に出場する。 ---- **原作性能 主人公のリッドに比べて足が遅く、徒手空拳の為概ねリーチにも劣る。 また、少女という事でHP、防御力もリッドより低く、単純な接近戦能力ではリッドに大きく遅れを取っている。 しかし、ファラはリッドと違い、技の派生に優れており、様々なルートでコンボを繋ぐ事が出来る。 リッドが特技>奥義と言う単純なコンボしか出来ないのに対し、 ファラは技が「地上技」「対空技」「空中技」「強打技」と言った分類がされており、地上技は空中技、対空技に、対空技は空中技に…というように、決められた派生法則に則ってコンボルートを構築できるのだ。 ファラの隠し超必殺技である秘奥義「火龍炎舞」は、上述の連携法則に則って4連携以上のコンボを決める事が発動条件となっており、テイルズ屈指のコンボ重視キャラと言えるだろう。 回避技の「飛葉翻歩」などレパートリーも豊富で、ステータスと技性能だけで押していけるリッドと違い、テクニックで攻める上級者向けのキャラクターとなっている。 テイルズシリーズにおいて、接近戦での殴り合いをメインにする初の少女キャラである。まぁ前作ヒロインも主人公と組んでコンボ稼ぎとか、アイテム盗みとかやってましたが。 一応、女性キャラという事で気功を用いた回復技も修得する為、地味にサポートも可能である。 ---- **MUGENにおけるファラ・エルステッド BIRD氏によるものが存在する。 なりきりダンジョンのドットを使用したキャラで、いわゆる[[ちびキャラ]]である為、 通常の大会動画に出すのは難しいかもしれない。 **&color(green){&bold(){&i(){「いつのまにリッドの背中、こんなに大きくなったのかなあって」}}}