#image(破壊大帝.jpg,width=350,title=アゴの長さが気になる?) **&color(red){&bold(){&space(16)Decepticons Atack !}} **&color(red){&bold(){&sizex(6){&i(){&space(2)「デストロン軍団、アターック!」}}}} 1984年より放送された米国アニメ(製作は東映動画)『THE TRANSFORMERS』のキャラクター。 日本では1985年より『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』のタイトルで吹き替え版が放送されている。 金属の星「セイバートロン」出身の「トランスフォーマー」と呼ばれる金属生命体(超ロボット生命体)。 宇宙征服を企む悪の軍団「デストロン」(『仮面ライダーV3』のアレではない)を率いる破壊大帝であり、 平和を愛する正義の軍団「[[サイバトロン>コンボイ]]」と長年戦い続けている。 [[あしゅら男爵>マジンガーZ]]や[[シャア>サザビー]]に並ぶロボットアニメを代表する悪役として知られる。 日本語版の声優は[[メフィラス星人]]などを演じた加藤精三、原語版の声優はフランク・ウェルカー。 加藤氏はこのキャラを大層気に入っており、 メガトロン、ガルバトロン(メガトロンがユニクロンにより改造された姿)の玩具は(自分が演じていない物も含め)全て購入しているとか。 セイバートロン星のエネルギーが枯渇したため、サイバトロンは外宇宙へエネルギー探索に出発する。 これを妨害するため追撃に出たデストロンだが、戦闘中に宇宙船がコントロールを失って地球に落下。 その衝撃で両軍の全員が機能を停止してしまう。 そして400万年後、火山の噴火のショックで宇宙船のコンピューターが再起動。 復活を果たしたメガトロンはエネルギー豊かな地球に目を付け、侵略を開始する。 これが地球での長きに渡る戦いの始まりとなった。 他者を圧倒する知力、体力、そして狡猾さの持ち主である。 これらを駆使し、荒くれ者(というかぶっちゃけ&bold(){バカ})揃いのデストロンをまとめあげ、宇宙支配の野望を成就すべく精力的に活動を行っている。 前線での戦闘行為のみならず、新兵器の開発や作戦の立案・実行など、あらゆる分野に精通している。 その作戦も単純な武力による制圧や人類の各種施設に対する攻撃・接収、部下を活用しての撹乱活動、 さらにはメディアを利用してコンボイ達を社会的に抹殺するなど、非常に多岐にわたる。 宇宙支配の目的は、座右の銘「圧制を通じての平和を(Peace through tyranny)」から、自由を封殺した上での平和創造であることが分かる。 (また、この言葉はコンボイの主義である「自由は全ての知的生命体に許された権利だ(Freedom is the right of all sentient beings)」と対になっている) その目的やアメリカでの放送規制もあってか、初代の劇中では&bold(){誰一人殺していない上に危害を殆ど加えていない}という 悪の組織の親玉にしては異端な振る舞いをしている。(映画や過去編では普通にサイバトロンを破壊しているが……) エネルギー開発では鉱物、発電所、自然エネルギー、穀物などありとあらゆる物を利用する。 その中でも水力発電が多く、「メガトロンは水力発電が大好き」と言われる事も。 軍団運営は軍事執行体制であり、そのために不満分子も少なからず存在する。 しかし、それすら許容する器の大きさを持ち、 [[スタースクリーム]]に至っては数え切れないほどの裏切りを重ねているにも関わらず降格さえしない。 流石に至近距離で背中から撃たれた時は一時的に追放したが、普通の悪役ボスだったらその場で処刑するような場面である。 このように下克上に対しては「できるものならやってみろ」と言わんばかりに寛容である。 スタースクリームどころか多くの部下が裏切った時には「&bold(){どいつもこいつも裏切り者ばっかりだ!!}」と発言しブチ切れていたりするが、 この時も自分の手でお仕置きしただけで全員を許ししている。 ちなみに利敵行為に対しては厳しいようで、敵味方問わずに治療をしていたグリットの医師生命を絶とう(腕をぶった切ろう)としたこともある。 またエネルギー開発や[[裏切り者のNo2>スタースクリーム]]のせいで地球が滅亡しそうになったりする場合は、コンボイと敵味方の範囲を超えて協力する場合も多い。 他にも、毎週毎週裏切りを繰り返してきたスタースクリームがめずらしく作戦を成功させかけたときは&bold(){「今までいろいろひどいことをしてすまなかったな。」}と言って謝罪したり、 コンバットロン絡みの騒動の際、最終的にスタースクリームの作戦のおかげでコンバットロンの確保に成功した時に至っては、 「追放処分取り消しの上、今まで通りNo.2に据え置き」といういつも以上、それこそスタースクリームが''素で戸惑った''ほどの寛大な態度を示した。 前述の規制の影響で作中で人間を殺すシーンが無いのだが、その描写が妙に人間に気遣っているように見え、&bold(){実際優しいんじゃないの?}などと言われてしまったりする。 ……なんか[[カメの王様>クッパ]]や[[ポンコツ魔王>ベール=ゼファー]]みたいな部分がある。 ここら辺はガルバトロンになった後も残っており、『2010』では止むを得ない理由で自分を騙したサイクロナスを一発殴っただけで許し、 『ザ・ヘッドマスターズ』でサウンドウェーブが玉砕した時には心の底から悲しんでいる。 ……もっともそのあとで地球を改造して自分のボディにするというグランドガルバトロン計画(機械化した地球にガルバトロンの妙に短い手足が生えているというトンデモナイもの)のためにシックスショットをはじめとする多くの部下たちを自分のボディに改造しようとしている このためシックスショットに離反され、メガザラックにボスの座を奪われて死亡というちょっと情けない末路を迎えている 実力もあり頭脳や知略の高さ、裏切り者も許す寛大さなどテックスペックでも弱点が不明とされる程、 デストロンだけでなくロボットアニメの中でもリーダーとしては相当優秀な部類に入る。 尚且つ普通の親玉ボス系に多い基地や安全な場所での指揮では無く、部下たちと一緒に積極的に戦線に出て来たりするなど、 視聴者にカリスマ性や好印象を与える為[[フリーザ様>フリーザ]]に代表される悪の&bold(){理想の上司}として挙げられる事が多い。 ただ、その高い能力故に作戦立案からそれに必要なものの開発や製造から前線指揮からなんでもかんでも全部一人でやってしまうため、 部下達が成長や自分の頭で考えるということをせず、「メガトロン様がいないと何も出来ない」という弱点を生み出している。 逆に言えば裏切りの多いスタースクリームに対しては、その野心の高さ故にメガトロンが居なくてもまともに戦える行動力の高さを評価して、 裏切りが多かろうともNo2に据え置いている節がある。 また、意図的に野心を煽って能力を引き出そうともしており、スタースクリームのテックスペックに「野心を煽るとよく働く」とコメントしていた。 特に『マイクロン伝説』では立派な次期破壊大帝になることを期待している(尤も、こっちは[[きれいな>ジャイアン]]スタースクリームだが)。 #region(ちなみに) 「ザ・ムービー」でサイバトロンシティにおいてのコンボイとの決戦時「&bold(){素手でひねり潰してやる}」と、 悪の大ボスらしい余裕満々セリフを言っておきながら、&bold(){自身の体に内蔵されている訳でもない、武器のエナジーブレイド}を使用、 さらにホットロディマスを盾代わりにしてコンボイに致命傷を負わせるという[[卑怯>汚い忍者]]な戦法を使っている。 (上記のエナジーブレード以外にも尖った廃材やら銃やら武器を使用している) おまけに惑星級の大きさを持つトランスフォーマー・ユニクロンがマトリクスを破壊しろと命令した際、 **&bold(){&color(red){&italic(){「リーダーのコンボイはこのメガトロン様が素手で捻り潰してやったわ!!」}}} と、事実を見事に&bold(){捏造}して嘘を付いた。しかしユニクロンにはお見通しのようで「&bold(){誇張するでないっ!}」と一喝され、 おまけにメガトロンに自分に従えと発言し、メガトロンはこれを拒否。だがユニクロンがメガトロンに攻撃を加えると **&bold(){&color(red){&italic(){「嫌だぁ!やめろぉ!!やめてくれー!!!わかった条件を呑もう、条件を呑むから助けてくれー!!」}}} といつも裏切ってた[[某ナンバー2>スタースクリーム]]を連想させる命乞いをする上に、みっともないセリフを吐いていた。 まぁ[[相手が相手>神キャラ]]なので仕方ないのだが…。 #endregion 地球においては[[ワルサーP38>ルパン三世]]に変形。 細かく言うと「ワルサーP38アンクルスペシャル」と呼ばれる(架空の)改造拳銃で、 アメリカのスパイドラマ『0011ナポレオン・ソロ』に登場した、 オプションパーツ(スコープ、延長バレル、延長ストック)を付けてカービン仕様にも出来る物である。 (アンクルとはナポレオン・ソロが所属する組織の名前。余談だが日本では[[さいとう・たかを>ゴルゴ13]]氏がコミカライズを担当した) 変形後は攻撃力が向上するようだが射手を必要とし、サウンドウェーブか[[スタースクリーム]]がその役を担うことが多い。 なおロボット時は拳銃時のスコープを武器(融合カノン砲)としている。 %%ロボット時は他のTFと同サイズなのに拳銃になるとTFの手のひらサイズになるぐらいだし、たいした問題じゃないが。%% (以上、Wikipediaより引用、改変) 彼もコンボイに負けず劣らず同名の別人(海外では同一人物扱いの場合もある)が後年の作品に登場する。 同名の別人に関しては[[世紀末ナレーター>北斗の拳]]で有名な[[千葉>ビースト]][[繁>桑原和真]]氏(通称、チバトロン様)、 『ビーストウォーズ』でデプスチャージ役をつとめた[[梁田>空条承太郎]][[清之>サイコシュレッダー]]氏、[[教授>ネロ・カオス]]や[[アーカード]]役の[[中田>グッドマン]][[譲治>ネコアルク・カオス]]氏、 そしてもはや[[是非もなし>織田信長]]な[[若>ベガ]][[本>イグニス]][[規>ジョニー]][[夫>ビクトリーム]][[氏>音速丸]]などMUGENやニコニコで有名な方々が担当した作品もある。 善悪が逆転したパラレル世界『シャッタードグラス』だと 「悪のサイバトロンから皆を守る為の自警団ディセプティコンのリーダー」をやっており、 ファンからは表世界のコンボイよりも善人だと言われていたりもする。 タカラから発売された玩具でもワルサーP38に変形する他、上記のオプションもついてくる。 (元はタカラのミクロマンシリーズの「ガンロボット」で、 「普段はモデルガンのフリをして居るが、悪が迫ってきたら変形して子供達を守る''正義側のロボット''」であった) しかし、トランスフォーマーのメイン市場であるアメリカでは拳銃の形を持つ玩具に厳しい規制がかかっており、 (銃社会であるアメリカでは、リアルなモデルガンの銃口を向けられた場合、逆に射殺しても正当防衛が成立する) 初代のように拳銃に変形するメガトロンは玩具展開のみのクラシック版(日本では変形!ヘンケイ!の名前)を待たなければならなかった。 もっとも、そのクラシック版の拳銃はワルサーP38ではなく、SFに登場するようなオリジナルデザインの銃である。 リアルなデザインだと上記の規制に引っ掛かるので、一目で偽物だと判るようにしないといけないようだ。 (アメリカ製トイガン「[[ナーフ>http://dic.nicovideo.jp/a/nerf]]」がいかにもプラスチックで派手な色使いなのもそのため。 と言うかクラシック版メガ様の拳銃形態のデザインは「ナーフ・マーベリック」にスコープを付けて銀色にしたもの。 実はナーフとTFは、日本(タカラトミー)アメリカ(ハスブロ)共に同じ会社で発売している商品である。) 拳銃以外では、キャノン砲から連想されるのか[[戦車>電光戦車]]へ変形するパターンが多い。 初代ガルバトロンの時点でSF戦車(玩具だとレーザーガン形態もある)だったし。 (ただし初期設定(映像化前)のガルバトロンはメガトロンとは別人扱いの「要塞参謀」で ウルトラマグナス(サイバトロンNo.2の「シティコマンダー」)のライバル扱いだった) もっとも、トレーラートラックか消防車にしか変形した事の無いコンボイと違い、 宇宙船やヘリコプター、三段変形(戦闘機とレーシングカー)とシリーズごとに結構代わっている。 **&color(red){&bold(){&sizex(6){&i(){&space(2)「おい、誰か俺のエビチャーハン見なかった!?」}}}} (あくまでもチバトロンの台詞であり原作には一切存在しない。詳しくは[[コンボイ]]の方で) ---- **MUGENにおけるメガトロン 海外の製作者によるものが存在する。 融合カノン砲やエナジー[[ハンマー]]による攻撃のほか、何故か一人でも銃に変形して攻撃することが出来る。 案の定超火力。 ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[メガトロン],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[メガトロン],sort=hiduke,100) ''凍結'' 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