#image(ashura.gif,title=第二のドリルロボ) &size(24){&color(crimson){&bold(){&i(){「このドリルがあいてをきりきざむおとが、いまにもきこえるようだわい。」}}}} 任天堂がファミコンで発売した[[ロボット>One Must Fall: 2097]][[格闘ゲーム>サイバーボッツ]]『[[ジョイメカファイト]]』に登場するキャラクター。[[地味なムエタイ戦士>シュラ]]の兄貴ではない。 ステージ4の8体の敵キャラクターのうちの1体として登場する。 倒しても仲間にはならないが、ハードモードをクリアするとSELECTボタンで対戦でも使えるようになる。 イーロボである「[[センジュ]]」のアッパーキャラ。 センジュと同じく両手のクローと頭上のドリル、テレビモニターのような顔が特徴的。 名前の元ネタは仏教の守護神[[阿修羅]]で、千手観音とは仏教と腕の数が多いというつながりがある。 防戦を得意とするロボで、ドリルとクローを駆使した攻撃は判定とリーチに長けている。 そのうえ足も速いので、待ち型のキャラには重要な間合いの調整も容易である。 ステージ4に登場するロボットといえば、[[ホウオウ]]、[[カエン]]、[[レオ]]、[[スカポカーン]]などなどそうそうたるメンツ。 しかしアシュラは彼らより有情だったりする。 それでも全体で見ればちゃんとした上位キャラである。 ホウオウとまともに勝負できるジョイメカが少ないだけで…… **必殺技 ・ビートドリル A連打 10POW ドリルとクローによる突きの連打を浴びせる。早い話が[[百裂張り手>エドモンド本田]]。 基本的に連続ヒットはしないが、空中の相手などに当てた場合は着地するまで当たり続けて大ダメージを与えられる。 削りダメージも高く、またリバーサルで使用すると起き上がりと同時に技が出るため、一部のハメ連携を抜けることができる。 ・アシュラスロー 相手に接近して→+A 16POW センジュのものとまったく同じモーションで相手を放り投げる。性能的にはごく普通の投げ技。 首がないのにクビナゲはおかしいと思ったのか、技名がやたらと没個性なものになっている。 ・アシュラニードル A+B 16POW ドリルとクローを上方に飛ばす対空技。フライングドリルのかわりに装備されたアシュラ唯一の固有技である。 やや斜め上からほぼ真上までカバーする攻撃範囲と出てさえしまえば負けることはない攻撃判定をあわせ持ち、 反応さえできればあらゆる攻撃を叩き落すことができる。すごく出も早い。 が、不用意に出すと無防備の的になってしまうので気をつけよう。相手が飛んでいなかったらOUT。 ・ドリルハリケーン ↓ためA 16POW(モーション中に十字キーで速度調整可能) センジュのドリルアタックとほぼ同一の技。センジュのものより単純に性能がアップしている。 実はガードされても投げられる事はない。ガードされたら反撃確定とはいえ、そこは注意。 #image(ashura02.gif,title=ノーマル・ステージ4のトラウマ技のひとつ) ステージ4のロボだけに基本性能が高く、対空の切り札ともいえるアシュラニードルを装備していることもあって センジュと同じ待ち・迎撃型のロボながら、強さランク的には天と地の差がある。 それでも相手が動かないかぎりダメージが取れないという欠点は受け継いでいるので、飛び道具持ちが相手だと厳しい。 反面ジョイメカで猛威を振るう各種ハメ連携の脱出手段を豊富に持っているため、やはり防戦に特化したキャラと言える。 双葉社の攻略本によれば防御力が高いらしい。 しかしジョイメカの必殺技は補正がかかる仕様ではないので、おそらくスタン値が高い(気絶しにくい)ということだろう。 そしてCPU戦のアシュラは''地上戦大好き野郎''なので注意。 全然ジャンプせずシャカシャカシャカと近づいてくる。足はかなり早い。 対策としては、こっちも地上戦で対応しよう。どうせ飛んでもアシュラニードルがあるので、むしろ暴発させるくらいで。 地道にひたすら投げてよし。後は一生→+Aの強パンチでけん制でよし。 後、やたらドリルハリケーンをやたら出してくるので、飛び道具で封殺させてもよし。 このハリケーンのパなしが無かったら、もっと強敵になっていただろうという説もある。 アシュラの性能を考えれば、飛ばないし、飛ぶ必要が無いのが当たり前なのだが……。 ちなみに下位互換のセンジュとは意外にいい勝負をする。性能では劣ってるのに。 サスケや[[ワイ]]のような空中戦メインの奴ならともかく、センジュはアシュラ相手ならば戦略的に''飛ぶ必要がない'' どうせ飛んでもアシュラニードルでやられるし、それならいっそ地上戦に徹したほうがいい 技もコンパチなので最終的には強パンチVS強パンチのガチンコ刺し合い対決になる。 まるで最終的にただの殴り合いになってしまったケンシロウVSラオウのようなかんじ。 兄より優れた弟など……というケースが珍しく通用しそうでしないケースなのだ。 ホウオウと戦うときも、足の速さを生かして当て投げするか、ひたすら強パンチを当てていくしかない。 しかし茨の道であることは言うまでもない。 ---- **MUGENでは 卵寒天氏が制作したものが存在している。 原作通りの技が搭載されているが、上下ガードや空中ガード、ダッシュやバックステップなど、 現在の格闘ゲームで標準装備されている要素も追加されている……が、 空中ガードのあるMUGENでは原作どおりの迎撃戦法はやや厳しいか。 乱入者氏によるAIが公開されている。 ***出場大会 [[作品別「主人公だから大将」II ~マイナー勢の逆襲~]] [[オールスターゲージ増々トーナメント]](追加枠) [[高い所から落ちれば死ぬトーナメント]] ----