マリリン・スー

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マリリン・スー - (2011/11/01 (火) 05:34:52) のソース

#ref(marilyn.png,,left,,width=250,,title=ガチに糞ビッチ)
&br()&br()&br()
&font(32,b,#ffc0cb,i){「これでも&br()&br()&space(3)殺し屋なんだから&br()&br()&space(3)ナメないでよね~☆」}

#image(marilynstand.gif,title=萌えないエロ担当)

#clear

『[[アカツキ電光戦記]]』の登場人物。キャッチコピーは「&b(){魅惑の殺人姫}」。
続編の「エヌアイン完全世界」では、&b(){マリリン大姐(-ターチェ)}の名称で登場。
[[マキシマムまりりん>まりん]]とは全く関係ない。

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**設定
巨大マフィア組織「黒手会」に所属する[[職業兇手>瑞麗]]([[殺>烏鈴]][[し>トリガー]][[屋>オズワルド]])。スピードを生かした劈掛拳をベースにした暗殺拳の使い手。
同じく黒手会の兇手である[[魏]]とは同業者に当たる。
また兇手をする前は娼婦であったらしく、黒手会の大当家インフーに拾われた事が兇手になったきっかけとされる。

一見したその口調や性格は良く言えばお茶目で陽気、「~[[だ>ブーン]][[お>やる夫]]」なんて語尾を使う軽いノリが多く、
また元娼婦らしく[[性的な>イノ]][[ニュアンス>ルナ姫木]]を臭わせる言動も多い、いわゆるお色気キャラポジション。
しかしその本性は冷酷、利己的、軽薄。
その目的も黒手会の[[乗っ取り>雪代縁]]で、その為に恩人であるインフーを暗殺する事からストーリーが始まるという、絵に描いたような&s(){小物}悪役的キャラクターである。

ちなみに、彼女はいわゆる黒孩子(ヘイハイズ)&link_anchor(*1){*1}であり、娼婦をしていたのもその境遇からであるようだ。

彼女自身はあくまでただの&s(){腹黒いだけの}拳法使いであり、
他のキャラのように何百年と生きていたり電光機関を(狙ってはいるものの)持ち合わせていたりするわけでもなければ、
やたらと凄腕プッシュされる[[魏]]ほどの実力も突出しておらず、はっきり言って殺し屋である事を除けば[[ごく普通の人間>バットマン]]であり、
いわゆる[[格ゲー補正]]の要素が強いキャラである(まぁ他にも[[自衛隊員>鼎二尉]]とか[[老衰しかけのサムライ>不律]]なんかもいるのだが)。

プレイヤーからは&b(){「糞ビッチ」}だの&s(){[[おっぱいぷるんぷるん>アドルフ・ヒトラー]]だの}言われている。

#region(「電光戦記」ED(ネタバレ注意))
 
[[ミュカレ]]からの依頼でインフーを殺害し野望へと乗り出したマリリンであったが、やってきたチベット奥地にて
出迎えの[[エレクトロゾルダート]]と[[アドラー]]に殺害されそうになり、「そんなことだろうと思った」とこれを逆に撃破し
ゲゼルシャフトの持つ財宝(金塊)を奪うことを計画。
そして最深部にて殺したはずのインフーと同じ顔の男と遭遇する。
そのインフーのクローン元である男こそ、電光機関を独占せんと暗躍していた「ゲゼルシャフト」総帥の[[ムラクモ]]であったのだ。


&space(3)&font(20,b,i,#ffc0cb){「あ…アタシは…[[&color(pink){ミュカレ}>ミュカレ]]とかいう女に…」}

&space(3)&font(20,b,i,#ffc0cb){「言われた通りにやっただけなんだからね!」}
 

本筋とは全然関係ない所で動いていたマリリンだが、それでも計画には大分障りが出たらしく怒り心頭のムラクモ。


&space(3)&font(20,i,gray){「こんな終わり方とはな…フフ…後は好きにしろ…」}

&space(3)&font(20,b,i,#ffc0cb){「じゃ遠慮なく頂きますよっと…」}


と、&b(){普通にムラクモを倒した}マリリンは手に入れた金塊で幹部を買収して「黒手会」の権力を無理矢理掌握し次期大当家候補に選出される。
だが組織内で前当主の暗殺疑惑(本当の事だが)が事あるごとに噴出し、組織内で骨肉の争いを繰り広げる事態に。
マリリンは血みどろの内部抗争と粛清に明け暮れることとなる…。

#ref(MARILYN_end.jpg,,width=501,,title=やっぱりはいてない)


え? ゲゼルシャフト? 真の黒幕?  &b(){知らん。}
っていうかアカツキから奪った電光機関はどうした。

とまあ、ストーリーの本筋とは一切関係無いところで自分の権力の為だけに動き、
ラスボスに目的を問いただされれば責任転嫁して保身に回るなど、最後まで「&b(){[[まさに小物>ジャギ]]}」のキャラクター造形であった。
#endregion

#region(エヌアイン完全世界のマリリン大姐について)
#image(marilyn.jpg,,title=なんていうか、ニワトリみたいなカr(ハイハイアナタノマケデスヨー!)

&font(20,b,i,red){「アタシを誰だと思ってるんだい 黒手会の大当家マリリン様だよ!」}

『エヌアイン完全世界』では狙い通りに黒手会の大当家の座に納まり、誰に[[媚びる>アミバ]][[必要もなく>サウザー]]なって
本性をさらけ出したのか勝利メッセージも上記のようにかなり強気である。
もともと目に比較的優しかったデフォカラーが赤髪と白服という攻撃的な色になっている。
また上記のようないきさつもあって常に「暗殺とカネ」の疑惑を追及され続けた結果なのか、
「金の力は当てにならない。[[圧倒的な力による支配こそ正義>シン(北斗の拳)]]」などという結論に到っている(これはどちらかと言えば[[ムラクモ]]の影響だろうが)。
その上後述のように新しく追加されたダッシュ攻撃のモーションが[[どう見ても(ry>南斗獄屠拳]]など、何かと疑惑が尽きないキャラクターとなっている。

…が、''対戦時はやっぱり「~だお」口調のままであった''。[[なんなんだアンタ]]。
#endregion

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**性能
通常技連係の繋がりに優れており、一つ一つの技にスピードがあり手数が多く、近距離でのラッシュ力が非常に強い。
特に画面端に追い込んだ際の爆発力は非常に高い。動きも素直でコンボも簡単なので初心者にも扱いやすい。

しかし火力が低く、ガード崩し能力も低め。特に下段技からのリターンがかなり薄いので、得意の固めも決め手に欠けがちである。
また近接キャラだが牽制で振れる技が少なく、[[飛び道具]]なども持たないため接近しづらいのもネックとなる。
防御力も低いので、一度ペースを握られると体力負けしやすい。
火力自体はしっかりコンボを決めれば高めの水準にあるので、攻めが単調にならないように手数で相手を封殺する気持ちで戦う必要がある。

ランクとしては、全体的にリーチは短いがどこからでもやたらめったら繋がるコンボで同人版では[[塞]]と双璧。
AC版では調整されて火力が低くなり、ダメージレースではやや厳しい立ち位置に立たされている。 

また全キャラ中唯一三角跳びを実装している。

最終特別攻撃は「絶招空中百衝拳」。
打ち上げ、ヒットするとロックして下から無数の突きを打ち込みとどめに斜め上への跳び蹴りを決める技で、
[[文字通り100ヒットする>ケンシロウ]]上、背景にも技名がデカデカと出てくる。
とどめの飛び蹴りが[[南斗獄屠拳]]に似ているため、たまにそう呼ばれる事も。
初段のリーチが弱挑打下欄と同等でかなり短いが、アカツキの神風同様、威力が高くダメージ補正がほとんどかからない強力な技。
しかしヒット数があまりにも多いため、相手にパワーゲージ1本を献上してしまうのが難点。
もっとも基本的にはコンボにゲージ技を回してダメージを底上げする立ち回りが要求されるのでこの技を使うことは殆ど無いだろうが・・・。

『エヌアイン完全世界』でも&del(){[[大胸>シェルミー]]}概ねやることは変わっていないが、
上述の飛び蹴りが新システムのダッシュ攻撃として出せるようになった。&del(){これでゴクトし放題!}
というかこのダッシュ攻撃、飛び上がって攻撃するのに&b(){着地硬直ほぼ0}という最強クラスのダッシュ攻撃なので普通に主力技になっている。
あとみんな二段ジャンプ出来るようになったせいか、三角跳びはなくなっている。
また、コンボの繋ぎに大活躍だった掛掌が削除されコンボ能力もやや低下。
完全神殺の「絶招鳳凰連端脚」はアカツキの桜花と同じく多段ヒットする貴重な完全神殺だが、
斜め上にすっ飛びながら蹴りを連打していくのでアカツキのように防禦破壊狙いで出すのは難しげである。
相変わらず一撃の火力に欠け、それを補うべくコンボの手数を増やすと相手のゲージを溜めすぎてしまう欠点が解消されておらず、
エヌアインではゲージが溜まりやすくなったのでむしろ顕著になってしまっている。
技構成のバランスが良く、出来る事は非常に多いキャラではあるが、防御力が低いのに接近戦を挑まなくてはならないというジレンマを覆えすには至らなかった。
それでもキャラランクは前作とさほど変わらず中堅ど真ん中。ある意味彼女も安定しているのかもしれない。
ちなみに全くの余談だが、魏とマリリンの黒手会コンビは壁際よりも画面中央のほうがコンボ火力が高いという変な共通点があったり。

[[アカツキ]]、[[アドラー]]相手だとリターンの差がモロに響くため、一瞬も気を抜けない厳しい戦いになる。
何より「神風」「ブリッツガイスト」という''最強クラスの火力を叩き出す最終特別攻撃持ちに大量のゲージを献上してしまう''のはあまりにも痛すぎる。
逆に[[アノニム・ガード>アノニム]]にはガン有利。&del(){まぁガードさんが有利なキャラがいるのかどうかは置いといて}
前作でも火力差がほぼ無く、ガードポイント付き突進技が機能しまくって有利だったのにアノニムが大幅に弱体化した近作でその差が広がるのはまぁ当たり前か。

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**MUGENにおけるマリリン・スー
[[不律]]や[[塞]]などアカツキキャラに定評のあるみきた氏製作のものが存在。
原作再現で、基本的な要素についてはおおむね搭載されている。
また、ガードキャンセルで攻性防禦、KO演出の設定などをコンフィグで変更可能。

現在公開されているAIは大艦氏、sekt氏(公開終了)、名無し氏、蓬莱氏(公開終了)、青色⑨号氏、フツノ氏、コケココ氏、Winnie氏、流れ者氏(カラーパッチ付き)…
なんと&font(18,b){2時間ほどで9つのAIが公開されるという}前代未聞の異常事態が発生した。
[[ジェバンニ>夜神月]]ってレベルじゃ(ry

そして公開当日に早速大会動画が投稿された。しかも2つも(現在片方は削除)。
大姐が大会を席巻する日も近い・・・やはりおっぱいの力は偉大だな!!!
|&nicovideo(sm11838558){280,190}|
まだまだ増えるマリリン大会
&nicovideo(sm11925680)

#region(ところで…)
一番上のイラストでは生足だがドット絵ではパンストを履いているように見える。
これはみきた氏がドット絵を1枚1枚塗り直してパンストに対応させているからである。
&s(){おっぱいもいいけどフトモモもいいね!}
尚、1~6Pのデフォルトカラーは同人版準拠の生足なので生足派もご安心下さい。
#endregion

上記のほかにも、Shinra358氏作のもの、これを改変したZero-Sennin氏作のものが存在。
後者はMUGEN1.0専用でアレンジ色が強く、一二三掌の吹っ飛ばした敵を拾えないなど独特な造りになっている。
ヒットスパークや暗転などのエフェクト類は未搭載。

#image(Marilyn特攻一二三掌-フィニッシュ.gif,left,title=ぽよんぽよん揺れる…ってか揺れすぎだろ)
&br()&br()
&font(32,b,#ffc0cb,i){ 「アタシの手で昇天なんて&br()&br()&space(18)アンタ幸せだよぅ」}
#clear
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**出場大会
#list_by_tagsearch([大会],[マリリン・スー],sort=hiduke,100)
//''削除済み''
//#list_by_tagsearch([削除済み大会],[マリリン・スー],sort=hiduke,100)

**出演ストーリー
[[MUGEN STORIES INFINITY]]
[[Transfer Avengers]]
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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
端的に言うなら、中国において「一人っ子政策に反して生まれた第二子」の事。
一人っ子政策はその名の通り、一組の夫婦が生涯で産む子どもの人数を1人に制限しそうでない家庭を明確に区別するものである為、
それにより被るデメリットを恐れて第二子以降の子どもを出産しても戸籍登録しない親が出現する。
これにより生じた「戸籍を持たない子ども」が黒孩子である。
当然戸籍を持たない黒孩子達は職に付くにも苦労する事になる為、働き口を求めて闇社会へ流れる、国外へ不法入国するという事態が起こり社会問題の1つとなっている。

魏がインフーを指して「黒孩子だったお前を拾ってくれた恩人~」としているのもこれが理由であり、ゆえにその大恩を踏みにじる「''[[犬>イギー]]にも劣る畜生''」なわけである。
まぁそんな生い立ちだからこそ、ここまでの[[上昇志向>DIO]]が根付いたというフォローも出来なくは無いが…。