#ref(dd2.jpg,,title=まだまだ若いモンには負けん) 『悪魔城ドラキュラ』シリーズの登場人物。 [[シモン・ベルモンド]]の時代より100年前に[[ドラキュラ伯爵]]を封印したとされる伝説のヴァンパイアハンター。 第1作『悪魔城ドラキュラ』の公式ストーリーでは「英雄クリストファーが退治した魔王ドラキュラが復活し~」と名前だけが登場していたが、 その後発売されたゲームボーイソフト『ドラキュラ伝説』及び『ドラキュラ伝説II』、Wiiウェアでリメイクされた『ドラキュラ伝説Rebirth』で主人公を務めた。 発売順で言えば、シモンに続く二番目のベルモンドということになる。 『I』の15年後が舞台の『ドラキュラ伝説II』では、成人(14歳)となった息子ソレイユがドラキュラによって操られてしまい、再び悪魔城に挑む事になる。 シモンの先祖という事は、もちろん[[ラルフ・C・ベルモンド]]にとっては子孫ということになるのだが、 発売順の関係上『ドラキュラ伝説』のストーリーではラルフの名前は一切登場しない。 ちなみに発売日は『ドラキュラ伝説』は1989年10月27日、『悪魔城伝説』は同年12月22日発売と''わずか2ヶ月差''である。 当然ながら、ジュスト、[[リヒター>リヒター・ベルモンド]]、[[ユリウス>ユリウス・ベルモンド]]らも彼の子孫となる。 ---- **原作中の性能 ステージ中に存在する蝋燭を破壊した際に出現する水晶玉を取得するとムチがパワーアップし、 第3段階になるとムチの先端からファイヤーボールを発射する事が出来るのが大きな特徴。 全く制約なしに繰り出せる遠距離攻撃として重宝する。 ベルモンド家の中でこの能力を持っている者は他におらず、クリストファーの大きな特徴として印象深い。 ……が、初登場作の『ドラキュラ伝説』では、ハッキリ言ってしまうと''全ベルモンド中最弱''なのではないかという程に性能が低かった。 彼の他の特徴……というか弱い部分を挙げると -''足が遅い''。初代ゲームボーイの液晶性能のため仕方ない部分もあるが、とにかく遅い。 -''サブウェポンが無い''。最初から最後まで先祖伝来のムチ一本で乗り切るしかない。しかも……(以下次項) -''ムチの振りがちょっと遅い''。致命的なほどの遅さではないが、どうしてもワンテンポ遅れる。 -ムチが第3段階になるとファイヤーボールを発射出来るのは上で述べた通りだが、''ダメージを受けたらパワーダウンする''。二回殴られたら振り出し。 この人本当に英雄なのか……? ……と思うかもしれないが、逆に言えば''この能力でドラキュラを倒した''のだから、そりゃもう''英雄じゃない訳がない''とも言える。 と、そんな感じで(おもに主人公の性能面で)異質な部分の多い作品ではあるが、質の高いグラフィックやBGM、独自のギミックなどもあり 決して駄ゲー・クソゲーの類ではないという点だけは誤解しないでいただきたい。 ……まぁ、その独自ギミックの''ほとんどが即死に直結している''のも確かなのだが。 続編の『ドラキュラ伝説II』では移動などの速度がかなり向上し、さらにクロス(十字架)と聖水をサブウェポンとして使用可能になるなど 15年の歳月を経て衰えるどころか一層の技の冴えを見せた。%%元が弱すぎたんだけどな%% ゲーム内容の方もかなりボリュームアップし、こちらは問題無く人に勧められる名作である。 **ドラキュラ伝説Rebirthでのクリストファー 2009年10月27日に配信開始された。 Wiiポイントは1000円分と安い。気になる人は買ってみるといいだろう。 &nicovideo(sm8648073) クリストファーの性能がガラリと変わった。変更点を挙げると、 -''ムチの三段階目が時間制になった''。遠距離はファイアーボールに頼らず、サブウェポンを使う様になった。 -''サブウェポン増加''。クロス、聖水以外にナイフ、斧、時計が追加された。 -''ロープ移動が無くなった''。[[主役になれなかった時期が長かった>アサギ]]ためか、ロープの昇り降りを忘れてしまったんだろうか。 -''鍵''が追加された。[[リヒター>リヒター・ベルモンド]]のようには使えない。 等、色々と変わった。normalモードとは他にclassicモードがある。 classicモードは、ジャンプ中軌道修正が出来なかったり、サブウェポンがクロス、聖水だけになる。 #region(TAS動画におけるクリストファー) GBという制約が多いハードのため[[異様な>ユリウス・ベルモンド]][[高速>マリア・ラーネッド]][[移動>ジョナサン・モリス]][[方法>来須蒼真]]が編み出されておらず、 [[バグを利用した>アルカード]][[驚異的突破方法>マクシーム・キシン]]も使われていないため、かなり地味な存在。 &nicovideo(sm12704697) しかし、そのために''[[ベルモンド家に残された数少ない良心>ラルフ・C・ベルモンド]]''として名が挙がる。 あの[[シモン>シモン・ベルモンド]]ですら変態に堕ちた今、Wii版のTASが作られたら彼はどうなってしまうのだろうか。 #endregion ---- **MUGENにおけるクリストファー #region(GB版「ドラキュラ伝説」「ドラキュラ伝説II」仕様) 烈迅氏が製作。 GBのドットが使われている。 やっぱりというかなんというか、移動は''ものすっごく遅い。'' 操作体系はアクションゲーム風にボタンでジャンプする仕様で、一般的な格ゲーのようにレバー上ではジャンプしない。 しかもxボタンとaボタンでは何も起こらない。説明書に書いてある事なのだが、うっかり知らずに使うと戸惑う。 アクションゲームのキャラなのでガードができない。 最大ゲージ数は1本で、ラウンド開始時に全快、試合中に徐々に自動回復する。 ゲージ0.1本消費のクロスとオノはほぼ無制限に撃ち放題である。 ''鞭'' Bボタン。確かにベルモンド家としては遅く感じるが、かなりのリーチがあり、鞭の部分にやられ判定はなく、 格ゲーでこの性能ならなかなかのもの。 鞭を振り上げた時に、背後への攻撃判定もある。 残念ながら、クリストファーの象徴と言える鞭からの弾は出ない。 ''ジャンプ'' Aボタン。歩行よりはちょっとだけ速いかな?と思える移動手段。ジャンプ鞭によって攻撃判定を出しながら移動出来るのが強み。 後方移動は格ゲー的な「相手の方を向いたまま後ずさりする」ではなく、 アクションゲーム的に「相手に背後を見せて移動する」というグラフィックだが 後方ジャンプ鞭はきちんと相手のいる方向に攻撃してくれる。このへんは格ゲー的。 アクションゲーム原作では、ジャンプの着地間際に攻撃すると地上に降り立った時も地上攻撃に移行してくれるのだが MUGENでは普通の格ゲーのキャラ同様に着地モーションに移行し、攻撃判定は無くなる。 ''クロス'' 6+Cボタン。ゲージ0.1本消費。 多段ヒットするブーメラン。帰ってくる時もきちんと判定がある。 連射アイテムを持っているわけではないので、ひとつ投げていると次のは出ない。聖水やオノも同様。 鞭の先端を当てていく間合いをキープして戦いたいため、距離の関係上、最も多用する事になると思われる。 ''聖水'' 2+Cボタン。ゲージ0.3本消費。 聖水が入った瓶を放物線状に投げ、着地したら多段ヒットする炎を噴き上げる。 当たれば大きいのだが、投げつける距離が短すぎて、鞭の先の方を当てていく間合いでは届いてくれない。 ''オノ'' 8+Cボタン。ゲージ0.1本消費。海外版で追加されたらしい。 放物線状に手斧を投擲する。上方向への唯一の攻撃手段。 無敵時間があるわけではないのだが、対空飛び道具なので本体が殴られてもとりあえず相打ちになり、距離を離せる。 ''懐中時計'' 4+Cボタン。ゲージ1本(全部)消費。 4カウント時を止める。敵に攻め込まれた時の対抗策として有効。 この間に近づいてクロスや聖水で一気にラッシュを……と思ったら、なぜか[[DIO]]のナイフのように''投げつけたサブウェポンまで停止する。'' 単独のキャラとしては、歩行が遅すぎるし、アクションゲームのキャラらしくガードができないので一度攻め込まれると絶望的になってしまう。 しかし毎ラウンドゲージ全開で始まる仕様、ゲージ自動回復機能、1ゲージの時間停止、鞭とクロスの攻撃など、 タッグ戦の後衛キャラとしては相当働けると思われる。 最大ゲージ数が標準の3になっている相棒と組めば、「毎ラウンド試合開始と同時に時間停止、さらに2ゲージ残り、ゲージ自動回復付き」という事に。 AIは無い。 改変、外部AIは自由とのこと。 #endregion -Wii版「ドラキュラ伝説Rebirth」仕様 同じく烈迅氏が製作開始。 リメイク作品のドットで、移動、ジャンプ、しゃがみ等は出来上がっている模様。 &font(b,red){大ポトレ募集中。} &nicovideo(sm16917517) ***出場大会 #list_by_tagsearch_cache([大会],[クリストファー・ベルモンド],sort=hiduke,100) #co(){ ''更新停止中'' #list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[クリストファー・ベルモンド],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[クリストファー・ベルモンド],sort=hiduke,100) } ***出演ストーリー [[クレスの借金返済計画]] ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください) //主人公,鞭使い