ドラゴンクエスト1勇者

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ドラゴンクエスト1勇者 - (2012/07/27 (金) 22:53:11) のソース

#image(dq1.jpg,,title=そして でんせつが はじまった!)
現在の日本製RPGの元祖とも言えるエニックスの偉大なRPG『ドラゴンクエスト』の主人公。
[[勇者ロト>ドラゴンクエスト3勇者]]の血を引く男で、小説版での名前はアレフ。
剣と魔法をバランスよく使え、たった一人で邪悪の化身竜王との戦いに挑んだ。
[[ドラゴンクエスト2の三人組>DQ2]]は彼の子孫である。
CDシアターでのCVは関俊彦氏。
何の因果か、関氏は後に「DISSIDIA FINAL FANTASY」にてFF1の主人公にあたるウォーリア・オブ・ライトの声も
担当しており、DQ・FF両シリーズの初代主人公の声を担当した事になる。

初代はFC初期の作品ということもあり、グラフィックが前面分しか用意されておらず、
いわゆるカニ歩きで常にプレイヤーの方を向いている。
階段の登り下りにわざわざ階段コマンドを使わねばならず、宝箱の開閉にも専用のコマンドがある、
人に話しかける時はいる方向へコマンドを使う等、当時のPCゲームを取り込んだような仕様となっている。
ただ、当時のCRPGはキーボードでコマンドや魔法を入力することが多かったため、それらに比べたら
遙かにインターフェイスは良く、当時のゲーマー達にとってはかなりとっつきやすかっただろう。
またFCのコントローラの性質上、文字入力が非常に面倒なため、開発を担当したチュンソフトが
この前に発売した「ポートピア連続殺人事件」で採用したコマンド選択式をRPGに導入した事で
単純かつ最小限度のコマンド構成でゲームシステムを確立させたのも大きな特徴だろう。
その当時は「ぼうけんのしょ」(バッテリーバックアップ)なんてものは存在しなかったため、
王様から「ふっかつのじゅもん」(パスワード)を聞き、それを入力して続きから始める形になっている。
広告チラシの裏に書いたはいいものの、親に捨てられて涙目になった人も多いことだろう。
なおこの初代ドラゴンクエストのプログラム容量は僅か''64キロバイト''。
当wikiの1ページの容量制限が50000バイト…50キロバイト弱なのを考えるとこれがどれだけ
すさまじいかお分かりいただけるだろうか。
このうち、容量の大半は敵キャラクターのグラフィックや会話データに使われているので、
マップ上での前面分のキャラグラフィックはその容量確保のための策とも言える。

そして今でこそ確固たる地位を築いたドラクエシリーズも、この初代ではごくごく平均的な
売り上げであった。
またこの初代と続編のIIまではMSXというパソコンでも発売されている。
ただ、ここまで本格的なRPGは、海外のRPGやパソコンからの難解な構造の国産RPGしかなく、
徹底したコンシューマ機向けのRPGとしてはこのドラクエが初めてであり、また当時は各ゲーム誌や
週刊少年ジャンプのバックアップもあり、知名度を確立させていき、そして続くドラクエIIから
注目作へ、ドラクエIIIでは社会現象に至るまでの大ヒット作となった。

以後、ドラクエシリーズは「そのハードの命運を決定づける指針」とされるタイトルになり、
「ドラクエはその時一番普及しているコンシューマ機に(据置・携帯問わず)製作する」という
スクウェア・エニックスの方針もあり、ドラクエVIまで任天堂機で続いていたシリーズも、
普及台数からVIIではプレイステーション、プレイステーション2へと移った事もあった。

今現在はかつてのハードの命運を決める程の勢いは無くなってはきたが、それでも新作発表は
常に注目されるタイトルである。

なお、このドラクエシリーズは、発売元はエニックス(スクウェア・エニックス)であるが、
実はエニックス自体は''開発部署は一切持たない企画会社''であり、企画は行うが開発は
全て外注という体制を現在も続けている。

リメイクもされており、SFCではカニ歩きではなくちゃんと横や後ろも書かれている。
当然のごとく、「ぼうけんのしょ」によるセーブに変更されているので安心してほしい。
また剣神ドラゴンクエストはDQ1のキャラデザを変更してのリメイクとも言える作品である。
ちなみに新デザインの主人公の見た目を一言で言うなら「[[超サイヤ人>孫悟空]]」。
DQMBでもこちらのデザインが採用されているが、家庭版で追加された「王女の愛」をとどめの一撃に使った際に流れるムービーで…
※1:36~
&nicovideo(sm14373926)
またDQMBには初代パッケージの構図を再現したレジェンドSPカードも登場したが
勇者のデザインは剣神版、相手方のドラゴンに至っては竜王(デザインはリファイン版いわゆる竜神王)に替わっており
感慨深くも当時と大きく印象の異なるイラストとなっている。

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*MUGENにおけるドラゴンクエスト1勇者 
あなろぐ餅米氏によるFC版ドットを使用したものが存在している。
初代のFC版ドットなので当然カニ歩き。こっちみんな。
飛び道具のギラ、相手の必殺技を封じるマホトーン、DQキャラではおなじみ攻撃判定を持ったルーラ、
相手を気絶状態にするラリホー等、原作の魔法を使い戦うテクニカルなタイプのようだ。
ゲージ技は回復技のホイミとベホイミ、攻撃魔法のベギラマ、全画面攻撃の光の玉となっている。
AIもデフォルトで入っている。
&nicovideo(sm14233095)

**出場大会
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//主人公,勇者