リザードン

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リザードン - (2015/05/10 (日) 17:27:27) のソース

#image(charizard.png,title=地味に初めてテレビに映ったポケモンでもある(初代のTVCM))

#image(006.gif)
分類:かえんポケモン 
タイプ:ほのお / ひこう 
高さ:1.7m 
重さ:90.5kg 
特性:もうか(HPが1/3以下のときに炎技の威力が1.5倍になる)
   サンパワー(晴れのときに特攻が1.5倍になるが、ターン終了時にHPが1/8減少する) 


任天堂のRPG『ポケットモンスター』に登場するキャラクター。
初代から登場している最古参の1匹で、赤・ファイアレッドのパッケージを飾っているため、知名度も高い。

**原作中の性能
第1世代でオーキド博士から貰える3匹・通称『御三家』の1体であるヒトカゲの最終進化形態。

平均以上の攻撃を持つ他、特攻と素早さに秀でたアタッカー気質のポケモン。
しかし、こいつの真価は能力値ではなく、御三家有数の技の多さにある。
メインウェポンだけでも、安定して放てる「かえんほうしゃ」、「だいもんじ」、広範囲技の「ねっぷう」から、
特攻2段階下げの高火力技「オーバーヒート」、3割の確率で怯ませる「エアスラッシュ」、物理技の「フレアドライブ」、同じく物理技「フリーフォール」がある。
サブウェポンも特殊技は「にほんばれ」と相性の良い「ソーラービーム」や鋼・フェアリー以外に等倍の「りゅうのはどう」が強力で、
物理技に至っては「かみなりパンチ」、「ドラゴンクロー」、「じしん」、「いわなだれ」、「アイアンテール」など、幅広く揃っている。
さらに補助技も、体力を代償に攻撃を高める「はらだいこ」や、攻撃・素早さを上昇させる「りゅうのまい」などの積み技、
相手の攻撃力を下げる『やけど』状態にする「おにび」や、体力を回復しつつタイプを変化させて相手を撹乱する「はねやすめ」などの汎用性の高い技を持つ。
技の構成と育て方次第で物理アタッカーにも特殊アタッカーにも転び、さらに「オーバーヒート」と物理技を組み合わせた両刀も可能な、
高いポテンシャルを秘めたポケモンである。

2つの特性はどちらも、体力を対価にして自分の火力を高めるものである。
『もうか』の場合は「みがわり」、『サンパワー』の場合は「にほんばれ」があると、特性の効力を扱いやすい。

御三家の一角ではあったが、第1世代では最初にジムが岩・水と炎に強い連中が続く上に、
メインウェポンたる「かえんほうしゃ」を覚えるのがかなり後半になるなど、御三家屈指のハズレポケモンだった。
というか、この時代は炎タイプ自体がハズレだった。[[唯一王>ブースター]]とか。
しかしながら、第4世代で技が物理と特殊に分離されたことに加えて
「オーバーヒート」、「フレアドライブ」などの技の充実化などによって徐々に評価を上げていったポケモンでもある。

#region(第6世代)
第6世代では、何とメガシンカを2種類も獲得した。

#image(megaY.png,title=尻尾が長くなり、翼も一回り大きい)
-メガリザードンY
最初に発表されたメガシンカ体で、従来のリザードンをよりシャープなフォルムにしたような外見。
攻撃・特防がやや上昇、特攻が大きく上昇し、特性が『ひでり』に変化する。
そのおかげで、タイムラグ無しで「にほんばれ」の恩恵を受ける事ができる。
基本スペックの高さに加えて、炎技の強化、「ソーラービーム」の速打ち、水タイプ技のダメージ軽減という
強力な補正をタイムラグ無しで受けれるのは大きな強みであり、シングルはもちろん、
ダブルやトリパでも大いに活躍できる。

欠点としては、特性の性質上、プレイヤーは大抵『ひでり』状態で戦う事を前提として調整するため、
天候を変えられると著しく弱体化してしまうことである。
攻撃も上昇しているが、特攻の高さ故に物理技はせいぜい素早さを上昇させる「ニトロチャージ」が採用されるくらい。


#image(megaX.png,title=大まかなシルエットはそれほど変わっていなかったり)
-メガリザードンX
Yに遅れて発表されたメガシンカ体。
黒を基調としたカラーリングや口から漏れる青い炎はインパクト大。
攻撃・防御・特攻が上昇し、タイプが「ほのお」・「ドラゴン」の複合タイプに変化する。
特攻に秀でているYと異なり、物理も特殊もこなせる万能型だが、物理攻撃の威力を上昇させる特性「かたいツメ」のおかげで
どちらかといえば物理型で採用される事が多い。
一方、高威力だが使用後に特攻が2段階下がる「オーバーヒート」を搭載し、他を物理で固めた二刀流も存在する。
タイプ一致技をほとんどのポケモンに対して等倍以上で通すことが可能な攻撃範囲も魅力。
「りゅうせいぐん」でも覚えればより脅威と化しただろうが、後天的にドラゴンになるこいつは覚えることはできない。残念。


実は従来のポケモンと異なり、テレビ東京開局50周年特別企画の単発アニメ『ポケットモンスター THE ORIGIN』の劇中で
始めてその存在が公表されるという手法がとられたポケモンである。
この作品はXYの発売間近に放映された作品であり、まだメガリザードンが2種類いる事を知らない視聴者は、
「どうせ販促でメガシンカ見せるんだろ(笑)」と前々から予想しており、実際その通りになったのだが、
メガシンカしたリザードンは事前に発表された姿(Yの方)とは似ても似つかぬ黒い姿であったため、多くの視聴者の度肝を抜いた。
本作は、初代赤・緑を忠実に再現するコンセプトだったため、新要素であるメガシンカを出すのには少なからず抵抗の声があったのだが、
「未発表のメガシンカをサプライズ的に出す」という斜め上の発想で、多くのファンから好意的に受け止められた。

#endregion
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**『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおけるリザードン
初代から何らかの形で登場し続けており、ある意味皆勤賞。

初代・DXではアイテムの[[モンスターボール]]から出てくるポケモンの一匹で、
「かえんほうしゃ」で左右に炎を吐き散らして攻撃するほか、本体にも攻撃判定があり、それなりに吹っ飛ぶ。

『X』ではついに操作可能なキャラとなり、[[ポケモントレーナー]]の手持ちとしてゼニガメ・フシギソウと共に初代御三家揃って参戦。
重量級パワータイプとなっており、ダメージやふっ飛ばし力に優れる技が多い。
また、空中ジャンプが2回まで可能だったり背中の翼で滑空ができるので重量級にしてはなかなかの復帰力がある。
とはいえ基本的にはそこまで素早く動けるわけではなく、技のスキも大きめなので過信は禁物。

『for3DS/WiiU』ではキャラチェンジ要素のオミットを受けてリザードン単独での参戦となった。
滑空ができなくなったので([[他のキャラ>メタナイト]][[も同様>ピット]])、ますます空中での機動性が下がってしまっている。&del(){ひこうタイプはどこいった}
新たな必殺ワザとしてフレアドライブが追加されたり、一部の通常攻撃もモーションや性能が変化している。

他のパワー型キャラの例にもれず、攻撃の喰らいやすさやスキの大きさが目立つ故アイテム無しタイマン基準でのランクは低め。
その代わり、乱闘では混み入っているところにいわくだきのアーマーで割り込んだり、フレアドライブで突っ込むなりとパワーを遺憾なく発揮した戦い方ができる。

#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
//『X』の下B、切り札はリザードン固有ではないので割愛
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
・かえんほうしゃ(NB)
口から炎を吐いて攻撃。
[[クッパ]]のNBとよく似た性質を持ち、方向を変えられたり、吐き続けていると火力が弱まりリーチが短くなるのも同じ。
牽制や崖際攻防の一手に使えるほか、乱闘ではまとまっているライバルたちに浴びせるのも有効。

・そらをとぶ(上B)
きりもみ回転しながら上昇。多段ヒットワザで最後の一発にはふっ飛ばし力がある。
出始めの瞬間に左右に入力することで、多少その方向に動くことができる。
復帰技としてはもちろん、ガーキャンからの反撃としても有効。

・いわくだき(『X』では横B、『for』では下B)
大きな岩をどこからか持ち出し、頭突きで破壊する。
壊された瞬間の岩と、壊された岩の破片に攻撃判定がある。
隙は大きいが相手のダメージが低い場合は破片が連続ヒットし、壊された瞬間の判定とあわさってかなりの%を稼げたりする。
ことに図体が大きくハイパーアーマー搭載のボス([[ポーキー>ポーキー・ミンチ]]など)にこれを当てると、ほぼ全弾がヒットしてしまうのか、ごっそり体力が減る。
また、動作中にはスーパーアーマーが存在するのでこれで相手のワザを受けて返り討ちにすることも可能。
%のたまった相手ならそのままバーストさせてやった、なんてことも。
『for』ではポケモンチェンジがなくなったため、下Bに変更された。

・フレアドライブ(『for』での横B)
前作のいわくだきが下Bに移動したため新たに追加されたワザ。
炎をまとい、きりもみ回転しながら真横に突進。原作同様、使うと自分もダメージを受ける。
ダメージもふっ飛ばし力も申し分ないが、相手にぶつかると反動でひっくり返ってダウンし、大きな隙が出来てしまう。
ガードされると確実に反撃されてしまうので乱用は禁物。
突進中は弱めの飛び道具なら貫通して攻撃できることもある。
また、移動距離がかなり長いため横方向への復帰ワザとしても使えなくはない。

・メガシンカ(『for』での[[最後の切り札>超必殺技]])
一定期間メガリザードンXになり、自由に飛び回れる。
この間はボタンにより突進攻撃と「だいもんじ」の2種類のワザを使用可能。
前者はスティックを倒している方向に攻撃でき、後者はライバルに当たると大の字に広がる(判定有り)
ヨッシーの切り札を思わせるが、こちらは本体には攻撃判定がない。

#endregion
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**MUGENにおけるリザードン
#image(Gladiazardidle.gif,title=Gladiacloud氏版のニュートラル)
以前からwip版のものは何体か作られていたが、Gladiacloud氏によって完成まで辿りついたキャラが2015年3月に公開された。
以下はGladiacloud氏版の性能について述べる。 
MUGEN1.0専用なので注意。新MUGEN専用で動きもいい割には、容量は小さ目で気軽に導入しやすい。
また名前はリザードンの海外名の『charizard』なので探す時には注意。 
技やモーションは「スマブラ3DS/WiiU」のものを参考に製作されている。
ただし技のモーションは類似していても、性能や性質はスマブラとは別物になっている技も多いのが特徴。
スマブラのモーションを参考にしつつ、独自にアレンジされて格闘ゲーム仕様になったキャラと言える。

「つばさでうつ」や「だいもんじ」などの遠くまで届く攻撃と、対空技の「そらをとぶ」、近距離攻撃の「いわくだき」など、 
バランス良く技を揃えてあるオールラウンダーなタイプ。 
一方で機動力が遅く、ダッシュは微妙に隙ができるため乱発できないため、自分から相手に近づくのは得策ではない。 
また、身長は普通だが首と頭が前まで突き出しており、そこにも喰らい判定がある。
そのため遠くの相手の攻撃が当たってしまう事も多く、攻撃を受けやすいのも欠点か。
後述するようにリーチの長い技が多いので、それを活用してカバーしたい。

攻撃は弱中強の3ボタン式で、弱→中→強の順に出せば攻撃がつながる。
炎をまとった尻尾を振り回して攻撃する「ほのおのしっぽ」はしゃがみ中攻撃になっており、前進することもあってリーチが長い。
頭突き攻撃はしゃがみ強攻撃で、移動するため発生が速めな割にリーチが長く強力。また相手に密着された時に使っても相手に当たる。
このようにしゃがみ攻撃に下段かつリーチの長い技が揃っているので、うまく活用して喰らい判定の大きさをカバーしたい。 

コマンド技の火炎放射や上方向に上昇する「そらをとぶ」も比較的リーチが長い。
他にも急降下しての踏みつけや踏みつけで砂煙を起こす技などパワフルなモーションの技が搭載されている。

「いわくだき」は岩を取り出した時点で岩に攻撃判定が発生し、他の技に比べて発生が速い技になっている。
特にアーマーや無敵は無いので発生の速さを活かして使うとよいだろう。
スマブラでの「いわくだき」は攻撃判定の発生は遅いが、岩が盾になりアーマーも付く攻防一体の技なので、
このGladiacloud氏版の「いわくだき」はスマブラとは全く別の性質の技になっている。
「いわくだき」を使う時にはスマブラとは別の感覚で運用していきたい。

ゲージ技は派手で強力なものがそろっている。
「だいもんじ」は火球を飛ばす飛び道具で相手に当たると大の字に炎が広がる。
「フレアドライブ」は炎を纏って突進する技で、無敵があるので使いやすい。
他のゲージ技としては踏みつけて広範囲の地上を攻撃する地震攻撃が搭載されている。

全体的には大きな体がグリグリとダイナミックに動いてくれるので見栄えのいいキャラに仕上がっている。
デフォルトのAIは搭載されていないが、人操作での活躍に期待したい。

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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//***出演ストーリー

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//ポケモン,怪獣,尻尾攻撃,火炎ブレス,炎使い,赤色,ドラゴン,羽付,爪使い