ヒルゴン


カルト映画史上最恐の珍モンスター

アメリカのモンスタ-パニック映画『吸血怪獣ヒルゴンの猛襲』(原題:Attack of the Giant Leeches)に登場する怪獣
英語圏では固有の名前を持たず、単に「Giant Leeche(巨大ヒル)」と呼ばれるが、本項目では邦題に準じて記載する。

その名の通り突然変異したヒルの怪物で、血が大好物。
「トゥクトゥク」という特徴的な鳴き声を放つ。
フロリダのとある沼に出現し、沼に生息していたワニをあらかた襲い尽くし、
以降は沼に近付く人間を主食とするようになった。
見た目に反して知能はそこそこ高いらしく、水中の洞窟に捕らえた人間を閉じ込め、
保存食代わりにしつつ何日間もかけて吸血するという習性を見せている。
一方で耐久性はさほど高くはないらしく、銃や爆弾は通用する。
夜行性らしく、強い光は苦手らしい。劇中では昼間なのに堂々と出現するシーンもあるが

作品内容自体は当時のモンスターパニック映画のテンプレ通りだが、
浮気妻と間男がヒルゴンに殺されたのを目撃した夫が、
証言を保安官に信じてもらえず痴情の縺れによる殺人犯扱いされたのに耐え切れず自殺したり、
上記のようにヒルゴンが襲った人間を何日もかけてじわじわと食料にする描写など、
同時期のモンスターパニックと比較して全体的に陰鬱な怪奇色が強い作品となっている。
肝心のヒルゴンの造形がチープすぎるという難点もあるが

日本では当項目が建てられた時点でもWikipediaに個別項目が無いほどのマイナーな作品だが、
製作総指揮を担当したのは『金星人地球を征服』などで知られるあのロジャー・コーマン氏であり、
さらにかつてニコニコでも活動していたマイナー映画の紹介に定評のあるメタルマンの人こと、
知的風ハット氏もとい浅井ラムがレビュー動画を投稿していたことや(現在は該当動画削除済)、
ヒルゴンのDVDにおまけとして「バンビ、ゴジラに会う」が収録されていたことなどから、
カルト的な特撮ファンからは存在は知られていた。


MUGENにおけるヒルゴン

やはりカーベィ氏の製作したキャラが公開中。
弾丸マックス氏提供のスプライトを使用しており、アニメーションはSpriteStudioによって作られている。
近接攻撃メインの性能をしているが、「潜行」により距離を詰めやすい。
超必殺技は1ゲージ消費で「必殺突撃」体力を吸収する「吸収」「ダイナマイト」の3つ。
また、1~6Pでは足元に水が出現する演出がある。
AIもデフォルトで搭載されている。
参考動画(3:36~)
プレイヤー操作
プレイヤー操作(7Pカラー、4:31~)

出場大会

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プレイヤー操作

R-9cで色々と戦う動画(part99、part102)
MUGENキャラをさっくり触ろお!!(さまざま67操作キャラ)


最終更新:2025年07月24日 21:55