「私のシ゛ャマをする者は、
死あるのみた゛!!」
- 出身地: 不明
- 誕生日: 4月17日
- 身長: 182cm
- 体重: 80kg(II・IV) - 96kg(ZERO) - 112kg(V)
- スリーサイズ: B129 W85 H91(II・IV) - B133 W90 H92(ZERO)
- 血液型: A型
- 好きなもの: 世界征服(Vまで) - 力(6)
- 嫌いなもの: 弱いもの、無能な部下
- 特技: 催眠術
- 職業/所属: シャドルーの総帥
- ファイティングスタイル: 我流(CVS) - サイコパワー(IV以降)
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キャッチコピー |
- キャッチコピー:
- 闇をまとう魔人(スパII)
- 蒼き闇 サイコの瘴気(ZERO3)
- 孤高の独裁者(RBOF)
- 地球は我がもの(XVS)
- サイコパワーを操る魔人(MVC2)
- 戦慄の魔人(CVS)
- 魔人、地獄より来る(IV)
- 終わらない悪夢(ストクロ)
- 最終最凶(V)
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担当声優(Wikipediaより引用・改変) |
-
西村知道
- 『ZERO』シリーズ、『VS.マーヴル』シリーズ、『EX』シリーズ、『ナムカプ』
-
若本規夫
- 『CVS』シリーズ、『SVC』『CFJ』、『IV』『V』(日本語音声)
-
Gerald C. Rivers
- 『IV』以降(英語音声)、アニメ映画『シュガー・ラッシュ』
-
楠大典
- アニメ映画『シュガー・ラッシュ』(日本語吹替)、『6』(日本語音声)
-
銀河万丈
- ドラマCD『II』シリーズ
-
日下武史
- アニメ映画『II MOVIE』、ゲーム『II MOVIE』
-
内海賢二
- TVアニメ『II V』、実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・テレビ朝日版)
-
玄田哲章
- 実写映画『ストリートファイター』(日本語吹替・ソフト版)
-
佐藤正治
- ドラマCD『ZERO 外伝 〜春麗旅立ちの章〜』
-
山路和弘
- 実写映画『ザ・レジェンド・オブ・チュンリー』(日本語吹替)
ちなみに無印『IV』で以前のキャストが引き継がれているのは彼と ケンと ブランカだけだったりする。
『6』では年齢から来る問題や話の流れもあってか楠氏に交代となったが、若本氏もある場面で起用されている。
本編ではなく クロスオーバータイトルの『カプエス』が初起用の若本氏が続投し、
さらに『シュガーラッシュ』へのゲスト出演時に起用された楠氏が正式な後任になったのは異彩を放っているとも言える。
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ZERO3
秘密組織「シャドルー」の総帥
ベガ‥‥
内に宿る力は、自らの肉体の
許容を超えつつあった
サイコパワーは求める‥‥その
悪魔の力を保つことのできる「体」
強い格闘家だけが持つ
新しい骸を‥‥
元ネタは映画版『帝都物語』の魔人加藤こと加藤保憲(演:嶋田久作)、もしくは鷹匠政彦原作・
猿渡哲也作画の漫画『力王』の鷲崎。
ベガという名前の由来については公式より「
強そうで悪そうなイメージだから」とされているが、
実は
琴座の1等星の名が
ベガ星ベガ(Vega)であり、「
急降下するワシはワシでもハゲワシ」を意味するアラビア語が由来のため、
鷲崎からの連想で名付けられたと推測する事も可能。
英語の「イーグル」ではなく、ひねって「ベガ」にしたのは十中八九、前作に
イーグルというイギリス人がいたためだろう。
特に『II』時代はトレスレベルで『力王』本編にそっくりなカットが多々見受けられる他、
「イーグルヘッド」と書かれたデザインスケッチも存在するため、少なくとも鷲崎が元ネタなのは
確定的に明らか。
特徴的な顎に手を添えたような構えも、実は椅子に座って頬杖を突いた鷲崎のポーズがモデルである。
一方で鷲崎の元ネタがどう見ても加藤であり、
ベガも超能力者であるのと『II'』のカバーアートでの見た目もまんまアニメ版『帝都物語』の加藤なため、
結局の所、加藤あってのベガ(と鷲崎)というのは変わらない。
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比較画像 |
ここまでタフネタ擦っててタフキャラMUGENには鬼龍と尊鷹だけなのは言うな、ワシは今メチャクチャ機嫌が悪いんや
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シャドルー四天王の海外名称について |
以上の2点の理由により、応急処置的に四天王の名前が交換された。
また、「バルログ(BALROG)」も、ファンタジー作品の開祖として有名なトールキンの『 指輪物語』の魔神の名前であり、
男性的なイメージが強いことからボクサーに割り当てられたことが、プロデューサーを務めた岡本吉起によって後年に明言されている。
このため、名前だけでも類似を回避すべくボクサーの M・バイソンが粗暴な「バルログ」の名前を受け継ぎ、
代わりに女性的にも見える顔立ちのバルログが(上述のアラビア語とはまた別に 実在するスペイン語圏の姓でもある)「ベガ」の名前を貰い、
そしてベガはより力強い印象にすべく 野牛を意味する「M・バイソン」を得る事となった。
サガットは前作である初代『 ストリートファイター』でラスボスとして既に登場していたため変更が無い。
分かりやすく表にすると以下の通り。
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日本 |
⇒ |
海外 |
オアー |
M・バイソン |
⇒ |
バルログ |
ヒョー |
バルログ |
⇒ |
ベガ |
アイグー |
サガット |
ムッハァー |
ベガ |
⇒ |
M・バイソン |
正直ややこしい……。
海外用オリジナル名称を使わず単純な名前交換のみで済ませたのは、
新規に名前の表記を用意できる容量が無かったとも、急な変更だったため音声の録り直しができず使い回すためとも言われている。
ちなみに海外ベガの「M・バイソン」のMは「 マイク」ではなく、公式には何の略かは固定されておらず、
各作品では「 マスター(支配者)」や「メイジャー( 少佐)」、「 マイティ(力強い)」等の略とされている。
実写映画版の日本語吹き替え版では「バイソン将軍」となっている。 ラスボスが主人公と同じ階級じゃ箔が付かないし
1995年公開の実写映画『 ストリートファイター』でもやはり名前が入れ替わっていたのだが、
2009年公開のもう一つの実写映画『レジェンド・オブ・チュンリー』では同じシーンを日本と海外での名前で2通り収録して、
それぞれ日本版と北米版で使い分けている。…それはそれで 凄いこだわりだ。
現在はインターネット文化の興隆などもあって海外でも日本版の名前がある程度周知されており、
ファンコミュニティなどでは「M.BISON(VEGA)」など両バージョンの名前を併記したり(余計ややこしい気もするが)、
名前の後に上の表からそれぞれ「Boxer(ボクサー)」「Claw(爪)」「Dictator(独裁者)」と併記する事もある。
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キャラクター設定
ベガはかつては一介の普通の青年であり、悩みの種であった上昇志向の強さの発散のために格闘技を始めた。
卓越したセンスでサイコパワーを会得し師を超えるまでの実力を身に着けるものの、
師に認めてもらえないどころか常に見下すような態度を取られていた。
そんな状況に我慢がならなかった彼は師を殺害し、手にした強大な力に染められていくかのように暴走を開始。
身に付けたサイコパワーと武力を持って「秘密結社シャドルー」を組織し、
世界征服の野望を実現すべく悪の道を邁進していく。
なお、『ZERO』シリーズではサイコパワーとよく似た「ソウルパワー」の使い手として
ローズが登場する。
『ZERO』『ZERO2』ではローズはかつての師の警告に従い、ベガを封じるべき相手として認識しているのだが、
『ZERO3』においては
ベガがローズの師となっている(詳細は
ローズの項を参照)。
憶測として「師範とベガの両方から学んだ」「実はかつての師とベガは同一人物だが、何らかの理由で悪に染まってしまった」
「ローズのかつての師を殺害し、その体をベガが乗っ取ってしまった(肉体のみ師範)」
「
時間軸的に矛盾するキャラクターや設定が存在するため、『ZERO3』はパラレルワールドの出来事」
など
様々な説もあるものの、これに関して公式には未だ明確にされていない
(そもそも『ZERO3』に限らず『ZERO』シリーズ自体がパラレルワールドとしてデザインしたとスタッフから語られている。
ちなみに、よく言われがちな「『ZERO』の頃はローズとベガは同じ師匠の弟子」という説は作中では一切明言されていない)。
なお、『IV』以降はこれまでパラレルとされてきた『ZERO』シリーズや
『EX』シリーズの設定もある程度正史に取り込むようになっており、
無印版『IV』でのローズのEDでは『ZERO3』での出来事が引き継がれているようだ。
『V』ではローズの過去にシャドルーとの接点があったと思しき要素が加えられている。
また、『II'』ではサイコパワーを発射する二人の兄弟子が仄めかされていたがその素性は今も不明。
一時は「ベガがかつて
剛拳を殺害した」という設定だった事、欧米版『ストI』における
波動拳の名称が「Psycho Fire(サイコファイア)」だった事もあり、
ゲーメスト刊「波動拳の謎」では「(殺害した己の師とは剛拳の事、つまり兄弟子とは)
リュウと
ケンの事では?」と推測されていたものの、
こちらもその後設定が掘り下げられる事はなく、真相は藪の中となった。
この他、ダブルニープレスが「ムエタイの流れを汲む技」「
アドンから盗んだ」という話も『II』時点で存在していたが、
現在もこの設定が生きているのかは不明。
悪役のステレオタイプとも言えるような悪人であり、性格も極悪非道そのもの。
悪こそが絶対の力と信じており、目的の為なら殺人も平然と行い、例え往年の部下でも邪魔な存在となれば容赦なく始末する。
組織増強の為に実力を伴った格闘家をスカウトする傾向にあり、『ZERO』シリーズでは
バーディーや
アドンを、『IV』では
C.ヴァイパーを誘っているが、
上述の通り
部下を捨て駒としか見ておらず、それ故に側近の幹部である他の四天王からも忠誠心はほとんど持たれてはいない。
まぁ、サガットに対し「元より忠誠など求めていない」と発言しており、そもそも他人を信用していないので本人も当然と思っているのだろう。
「どのような形であれ
シャドルーに逆らうものは生きては帰さぬ」
「あの世で自分の愚かさを嘆くがいい!」
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作中での活躍 |
『ストリートファイター』シリーズの時系列は
初代→ZERO→II→IV→V→III→6
となっており、ベガは初代と『III』以外の作品に登場する。
『 II』ではシャドルー増強と自分の強化のために 格闘技大会を開く。
何故に世界武者修行の旅やら世界路上の喧嘩旅やらで、組織の幹部やら総帥やらが出張ってくるのかというと、
総帥のベガが波動の力を求めているからである。リュウや ケン以外の場合は、彼等を倒した力に興味が湧いたからだろう。
なお、リュウEDで サガットと一緒に表彰式に普通に出席しているというのはある意味有名。
また彼のホーム ステージとなっているタイの村は僧が禅を組む後ろで現地人が気軽に寝転んだりしながら観戦しているという
おおよそラスボスや悪の総帥とは思えないほど牧歌的な雰囲気だったりする。 *1
他にも 勝利メッセージの一つにこのページの最後に載せた諦観と読み取れる発言を残してたり
ガイルのEDでも首に掴みかかるガイルに対し「お前はガイルか!フッ強くなったな・・・殺しな・・」と潔い一面を見せており
初登場の本作では後発の作品と異なり、 「強くなり過ぎた格闘王」としての印象が強いものとなっている。
どうやら、ベガの初期設定は悪の組織の首領というより、豪鬼のような「強さを貪欲に求めた武人」だったらしく、
そう考えると『II』のリュウやガイルのエンディングでの扱いも納得がいかなくもない
(『スパIIX』でその豪鬼に倒されるのはある意味皮肉か)。
ちなみに『ターボ』までのベガはKO時(男性キャラ全員共通)以外の ボイスが一切搭載されておらず、
コンティニュー時の音声も サイコクラッシャーアタック(&飛行機)のSEという有り様だった。
その後『スパII』で勝利メッセージが全面刷新され、対 女性キャラ限定の台詞も追加。
そして『スパIIX』で 豪鬼に「 瞬獄殺」で 一蹴される演出が挿入。以降のシリーズでも演出で豪鬼にやられる場面が度々定着してしまう。 *2
『 ZERO』シリーズでの主な目的は「より強力な肉体の入手」である。
この時からベガには「サイコパワーで自身の魂をある程度は自由に操れる能力がある」と設定され、
「 身体が痛むと新しい体に魂を移し替える」ことができるようになるという。
そのため寿命も不明な程長く、『II』の30年前には既にシャドルー及びベガが存在しており、その規模も T.ホークの故郷を壊滅させる程であった。
代替となる肉体が予め持っている強さに応じて、ベガ自身の強さも多少上下するらしい。
本作ではリュウの肉体を代替ボディとして狙っており、そのために闘いの舞台に姿を現す。
『ZERO』時代のリュウは格闘家としては未熟で、そのままではボディとしては魅力が薄いようだが、
「 殺意の波動」という類稀なる力を持ち、かつ若く健康であったため、代替ボディとしては理想的なものであったようだ。
… 殺意の波動を手に入れたルガールの末路を考えると割と無謀な事をしているような気がしなくもないが。
またリュウの肉体が手に入らなかった時の保険として、 キャミィもまた代替ボディとして考えられているらしい。
結局は『ZERO3』において肉体が消滅するのだが、そのエンディングは新たな身体を得て復活する事をプレイヤーに予感させるものであった。
女の子だらけの強化人間兵隊「 シャドルー親衛隊」を引き連れている設定が加えられたのも『ZERO』シリーズからであり、
それぞれ 各国語の12ヶ月の暦にちなんだコードネームが付いている。
『IV』においては、シャドルーが代替ボディとして 人造人間とでも言うべき存在を 生産している事が判明。
ラスボスの セスはその内の一体であり、自らの境遇(ベガの代わり)に不満を覚え反乱を企てたという設定になっている。
そのため『IV』におけるベガの目的は反乱を起こした部下の鎮圧であるが、セスのエンディングを見る限り、
どうやらそのセスの行動すらベガの掌の上であったようなのだが、詳細は未だ不明のままである。
本作のベガの肉体はキャミィでもリュウでもない仮のものであり(セスと同型機であるかは不明)、
サイコパワーを発揮できる人造ボディを使用しているようだ。
ただしこれはどうやら未完成で、シャドルー研究員達がより大きなサイコパワーが発揮できるように調整を進めている段階であったらしい。
セスの反乱を感じ取ったベガが「肉体を奪うまでの繋ぎなのだから動ければいい」と言って復活したようだ。
つまり『IV』のベガは調整のままならない不完全な代替ボディで闘っているという事になる。
『V』の ゼネラルストーリーモードでは、
脱退したサガットの後釜として四天王に加わったF.A.N.Gが発案した「チェインズ計画」により、世界の崩壊によるサイコパワーの一極集中を企てる。
ちなみにこの時、F.A.N.Gによる「これで世界征服すら容易い」という発言を「くだらん」と一蹴しているが、その真意は…?
「黒い月」によってサイコパワーを常時供給されており、挑戦者達を次々と捻じ伏せたが、
終盤に 神月かりんらによって黒い月の機能を停止された事で供給が絶たれてしまい、自身も最期はリュウとの決戦に敗れる。
その戦いの中で何かを悟ったのか、高らかに笑いながら消滅した。
時系列の最後に相当する『 III』の時代には既にシャドルーは存在しない。
こういった展開もあってか、 春麗のストーリーでの ユリアンとの掛け合いに
「かの組織を壊滅に追い込んだという伝説の脚に興味があった」との発言がある。
ベガ自身、及び四天王がどうなったのかは不明。 アレックスと ダッドリーのストーリーを見る限りバイソンは生存しており、
(公式かどうかはともかくとして)中平漫画ではサガットも生存している。
『V』作中に見られる限り、既にこの時点でベガは「ベガという人物・個人」というより、
「サイコパワーそのもの・意志を持ったサイコパワー」と化している描写があり、
実際にリュウに敗れ肉体を完全に滅ぼされてなお、 エドを始めとする「ネオシャドルー」の面々に宿る事で生き永らえている事が示唆されている。
『III』以降の時代においても、ベガがまた復活する可能性はゼロと言い切れないのではないだろうか。
個としての「死」「滅び」から脱却したのならば『V』における敗北は全てベガの想定の範囲内、もっと言えば「 計画通り」であるとも言え、
なおかつこの事実にわずかでも近付けたのは既に心が壊れた人形でしかない セスのみである事を考えると、
今後の『ストリートファイター』のストーリーには未だ暗雲が立ち込めているような気がしないでもない…。
人気キャラのベガをそう簡単に殺せないメタ的な理由とか言うな
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サイコパワーについて |
サイコパワーは『 スターグラディエイター』および『 ストライダー飛竜』に登場するプラズマパワーと同様、
感情を源としてパワーを増すエネルギーとして設定されているのだが、
中でも「負の感情」を特に媒介とするものであるらしい。
よって人々のマイナスの感情を喚起すればするほどベガ個人の強さが増すという仕掛けになっており、
過去シリーズから連綿と続くベガの悪行・非道なる所業は全て、
「わざと人々から憎まれる事で負の感情を引き出し、それによって自分自身が強くなる」という目的の下に行われていた事が判明する。
シャドルー四天王がそれぞれ性格の相性が悪く不仲であるのも、意図してそのようにしていたのかもしれない。
『ZERO3』で登場したサイコドライブやナチャパ寝釈迦像といった兵器群も、
人々の恐怖心を煽りサイコパワーが自動供給される事で半永久的に燃料が尽きないという、非常に効率的な仕組みになっていた
(逆に言えばシャドルーという組織自体が「ベガ個人を強くする事」だけを目的に運営されており、
集団としての構造は酷く脆いものであるとも言える)。
他人を絶対に信用せず、自分だけの世界を作ろうとしていたベガの理想が体現されている。
なお、サイコパワーの外見は 青い炎に似た形状となっている。
殺意の波動や スカロエナジーも同様の見た目であり、類似性を感じさせるが、
前者に関しては『ZERO3』における 春日野さくらのEDによれば、実際は同質ではないとされている。
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UDONのアメコミでは |
他のキャラクター達は全員『II』や『ZERO』級なのに一人だけ『MARVEL』級みたいな恐るべき強さを誇っていたが、
リュウがサガットを倒してトーナメントに優勝し、いよいよリュウとベガの対戦開始という所でお約束のように豪鬼が乱入。
流石にいきなり倒されはしなかったが、繰り出した技は悉く通じず、
更に豪鬼との戦闘中に基地内部に潜入していたガイルと春麗がサイコドライブを破壊。
これでサイコパワーまで使えなくなってしまい、豪鬼にボコボコに叩きのめされて半死半生に。
たまたま居合わせたキャミィの体に乗り移ろうとするがローズに阻止され、万策尽きた所で瞬獄殺を食らい壮絶な最期を遂げた。
メリケンでもこの扱いである。お約束すぎる。
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クロスオーバー作品への出演 |
『 MARVEL VS. CAPCOM』シリーズでは『XVS』『MVS』『MVC2』に出場しており、『MVC1』にも一部エンディングに登場。
シャドウ、 シャドウレディ、 メカザンギエフといった、シャドルーの設定から派生したキャラが多く登場し、設定面の部分で優遇されていた。
一方で初出場の『XVS』では他の全員が 永久コンボ持ちの中、
一人だけ永久コンボを持たないというあんまりな扱いを受けていたりもしたが(一応 ローグに対してキャラ限永久コンボが存在する)。
しかし、稼働から24年と5ヶ月越しの2021年2月、 遂にベガの永久コンボが発見され、ヤフーニュースにも掲載されるほどの話題となった。
画面端の投げ始動、かつループさせるのに猶予0Fの ビタ押しが必須と安定はほぼ不可能であり、このコンボを発見したぽち氏は、
「ベガはコンボ火力が無いので2ループ目に突入できればその分だけちょっとお得!程度です」と語っている。
『 CAPCOM VS. SNK』シリーズにも勿論登場。
『1』『PRO』ではSNK側のラスボスであるギース・ハワードと対になる形でラスボスとして登場。
彼がラスボスの場合はステージがシャドルー地下研究所となり、バイソンを従えて大会優勝者の前に立ちふさがる
(何故かキャラの順番を決める画面ではベガしかおらず、バイソンは影も形も無い。
また、1人だけである分2連戦に設定されるギースと違いそれぞれ1回倒すだけで良い)。
バイソン撃破後はステージが暗くなって 紫の炎が立ち込めるようになり、ベガを倒した後のエンディングでは地表の火山が活発化。
ベガは崩れ落ちる地下研究所と運命を共にした…ように見えたが、その際の台詞から復活する気は満々だったようだ
(現に続編の『2』では何事もなかったかのように続投している)。
豪鬼出現条件を満たした時に、本来ならベガと戦うパターンが選ばれた場合は、大会優勝者の前にラスボスとして立ちふさがる…のだが、
恒例の豪鬼出現演出で「 禊」を決められイントロでKOされてしまう。
テリーには「ギースの同類」、 キムには「更正不可能だから粛清」とか言われたり、
ルガールにはサイコパワーを狙われたりしている。ベガ本人は 八神庵を部下にしたかったようだ。
また、『2』では 麻宮アテナとは善のサイコパワーVS悪のサイコパワーという対比がなされていた。
『 NAMCOxCAPCOM』でも登場。
相変わらず世界制覇を目指していたが、自分達が住む物質界の他にも世界があると知り、その他の世界も征服しようとしていた。
設定時系列的には『ZERO2』~『II』の間と思われるが、リュウの体を奪おうとしていたり、
ローズが既に死亡している事から、少なからず『ZERO3』と初代『ZERO』設定も入っている様子。 ややこしいというのは禁句である
ゲーム中では最初からスキル無効のスキルを持つ上に高い攻撃力を誇り、防御ターン時は「防御」や「かばう」をしなければ一撃で倒される可能性が高い強敵。
更に第29話ではストーリーが進むまで完全無敵という鬼っぷりを見せ、ゲーム中でも最高クラスの難易度を誇るステージだった。
最後はリュウとケンに叩きのめされた挙句、豪鬼の「瞬獄殺」で止めを刺され、 空中戦艦バルログと共に魔界の空に散った。
戦艦の名前が 部下と同じだが、未登場なので問題無し。
なお、実質続編とも言うべき『PROJECT X ZONE』では本人は登場しないものの、
キャラの会話の中でシャドルーについて触れられる部分があり、しっかり復活している様子。
『PXZ』では『IV』名義で参戦しているので、そういう事なのだろう。
そしてその続編『PROJECT X ZONE2』にて復活。
『 龍が如く』の舞台となる神室町に ゾンビウィルス「タナトス」をばら撒き、その罪を 三島平八に擦り付けた。
その平八が無実を立証すべく 弁護士に依頼した事を知ると 赤ずきんのダークハンターを雇い、抹殺しようと目論む。
相変わらず高慢で ジュリも「セスの方がまだマシ」と評するほど。
本作はケンを洗脳するなど劇場版を意識した内容も多い。 ついでにエステルも洗脳して親衛隊に引き入れようとした
数多の時間軸・世界を渡って戦力になるもの(例: T-兵器やアラガミ)は片っ端からサイコパワーで制御し、
サイコパワーの強化に繋がる力の源があれば片っ端から奪う、正にクロスオーバーの悪役として存分に暴れている。
結構な人数のキャラクターの参戦理由が元を辿れば「大体ベガのせい」で説明できるぐらい。
最終的にはリュウ、ケンをはじめ イングリッドや ヤクザに高校生といった カオスな面子にボコボコにされ、
後述の『II MOVIE』における最終決戦の流れを忠実に再現した「双龍波動拳」で葬り去られた。 『IV』名義での参戦かと思ったら『II MOVIE』だった
『タツノコvsCAPCOM』の春麗のエンディングでは、春麗が 大鷲の腱、 テッカマン、 破裏拳ポリマー、ヤッターマン1号を、
『UAS』では加えてヤッターマン2号、コンドルのジョー、 テッカマンブレードも引き連れて、一斉にシャドルーを滅ぼす様子が描かれている。
流石にこれはシャドルーが可哀想ではないだろうか。 だから、お前等に「正々堂々」というものは(ry
『 ポケットファイター』では背景のみの登場であるが、 満面の笑みでソリを滑っていたり、
キャミィにおもちゃをねだられていたり、 ラーメンをたべていたりと、8ステージ中4ステージに登場。
コスプレしないリュウよりよほどはっちゃけている
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アニメ版 |
『ストリートファイターII MOVIE』では豪鬼に出番を取られる事無くラスボスを務める。
「ダブルニープレス」も「 サイコクラッシャー」も使わないが、ケン戦・ガイル戦共にサイコパワーを使った攻撃で一発で倒し、
リュウもほとんど腕組みをした状態でいたぶっていた。
ちなみに「ベガワープ」を初めて使ったのがこの作品であり、作中ほとんどの攻撃をこれで見切っている。はっきり言ってチート。
最終決戦では圧倒的力量差を見せ付けてもなお立ち向かってくるリュウとケンに対し、
「どうあってもこのベガ様と戦いたいというのだな……
よかろう! 武闘家として相手してやる! 来いッ!」
と言い放ち、サイコパワーを使わずに格闘のみで勝負をした。 漢である。
このリュウ&ケンVSベガの勝負はメインテーマ曲「恋しさと切なさと心強さと」が流れ、
現在のアニメの戦闘に見劣りしないほど迫力あるシーンとなっており、人気が高い。
…のだがこの戦闘、よく考えると、
- 主人公サイドが2対1、明らかに優勢。正々堂々の概念無く2人とも容赦なく殴りかかる。
- ベガはサイコパワーを使わずに戦う、つまり明らかに手加減。
と、どう考えてもベガが不利である。にも拘らずベガは苦戦どころか余裕の笑みを浮かべながら2人に優勢に戦っていた。
しかし、戦いはリュウの攻めに押されはじめながらも彼をダウンさせるがそこに間髪入れずにケンが攻め立て…
- 倒れていたリュウがベガの足にしがみつきベガの構えを崩す。
- ケンの「竜巻旋風脚」がヒットし怯ませる。
- リュウの「昇龍拳」がヒットしベガが吹っ飛ぶ。
- 着地の隙に二人が「双龍波動拳」をぶち込んで勝利。
と、リュウ達が中々に卑怯極まりない戦い方をしており、どう考えても理不尽な敗北にしか見えない。 もうそれが正々堂々でいいよもう
ムキムキ、白目、対複数戦で相手を圧倒、戦闘時は常に邪悪に微笑む、加減しなければ圧勝できた…… どこかのアニメ映画にもいたなぁそんな奴。
敗北後、シャドルーは基地をアメリカに発見され壊滅、事実上のハッピーエンドなのだが、
エンドロールの後、新たな旅に出たリュウを ベガがトラックで轢き殺そうとしているシーンで映画は終わる。
いきなりトラックを運転して現れるベガ様の姿はシュールの一言。
更にトラックを飛び蹴りで迎え撃つリュウの「チェイサー!」の気合い声が突然すぎて何なのか意味が分からず、妙に印象に残るシーンになった。
その圧倒的な強さと最後のあまりにもハァ?な行動、やはりベガ様は実力・ネタ共にパーフェクトなお方なのだ。
あと作中で春麗をいたぶるシーンはかなりエロい。流石ベガ様
『ZERO』のドラマチックバトルモードは、このラストバトルを再現したものである。
組み合わせは「プレイヤー:リュウ&ケン VS CPU:ベガ」に固定 *3され、BGMは「恋しさと切なさと心強さと」のインストバージョンが流れる。
このモードでのリュウの勝利メッセージが「チェイサー!」となっている。
『PROJECT X ZONE』では、リュウが足を掴んでから昇龍拳までの流れが「昇龍拳&竜巻旋風脚」として再現されてしまった。
しかも倒れているリュウが這って苦し紛れに足を掴むのではなく 普通に足を掴んでいる。
ベガ相手ならベガが強すぎるという理由付けもできたが、『PXZ』だと普通の雑魚にも同じ事をするため…。 正々堂々なんてはなっからなかったんや!
まぁ、 ストライカー的なもんかもしれないが……。
ついでに上段足刀蹴りとかを使う時にリュウが「チェイサー!」と叫ぶようになっている。
そして、『PROJECT X ZONE2』ではベガに止めを刺す際のイベント戦闘において、
「恋しさと切なさと心強さと」をバックに「足掴み→竜巻旋風脚→昇龍拳→双龍波動拳」の流れが忠実に再現された。
ストーリー上6人がかりでボコボコにした後なので、ある意味『II MOVIE』よりも酷い
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実写映画版 |
『 ストリートファイター The Movie』のベガ……もとい、 バイソン将軍は、上の画像にあるように海外映画と同じく 実写取り込み。
画像はガイル一行の乗った小船を撃沈させて、歓喜の雄叫びを上げている時の絵。
ポーズを決めながら 「ゲェェェェーーームゥゥゥ!! オォォォーーーヴァァァーーー!!」と絶叫するバイソン将軍は一見の価値あり。
『THE MOVIE』のクリア時のゲームオーバー画面もこれ。ちなみに本作では シャドルー軍の強化兵士団も存在する。
映画準拠なので扮する役者も映画と同じ人物を起用している。そのため初代ベガより痩せ身である。
ちゃんと「サイコクラッシャー」や「ヘッドプレス」等といったベガっぽい技を使うのだが、
両手から変な電撃みたいなものを放出する怪しい技「エレクトリックアーク」も使う。
他にもスパコン「ニープレスナイトメア」と「ヘッドプレス」を連打する「ヘッドプレスナイトメア」等がある。
演じたのは、『アダムス・ファミリー』のお化け一家の家長・ゴメズ等でも知られる名優ラウル・ジュリア氏。
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逸話 |
オファーが舞い込んだラウル氏を後押ししたのは、彼の2人の息子だったという。
出演依頼の話を聞いた子供達は、大喜びでベガの人形を父親に見せたらしい。
「そこまでされては選択の余地はなかったよ」と苦笑するラウル氏。
悪の帝王という役作りのために、古代史を漁り、マーシャルアーツを新たに習得したらしい。
しかし映画公開の翌年、彼は54歳の若さで急逝。
母国で多くのファンに見守られながら国葬されたという。
そのためか、ゲーム版のバイソン将軍は一部の演技を代役のダーコ・タスカン氏が担当している。
なお、映画『ストリートファイター』のエンドロールではラウル氏に捧げるメッセージが表示されており、
時期も近かったため「『ストリートファイター』が彼の遺作」だったと勘違いされる事があるが、
実際には同作の後にも映画に出演しており、本当の遺作となった『闇に抱かれて』の完成直後に亡くなられたらしい。
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一方、別の実写映画『レジェンド・オブ・チュンリー』ではニール・マクドノー氏がベガを演じた。
こっちの映画では表向きはバンコクの投資会社シャドルーの総帥であり、一見小奇麗なごく普通の社長にしか見えない。
そのためゲームのイメージで映画を見ると物凄くイメージギャップがある。
こちらでは「ホワイト・ローズ」という謎の少女を探している。
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メディアミックス作品では、『II』期に描かれたものではどこか憎めない人物となる事が多かった
(公式で前科はあるもののこの頃はゲーム中でも大人しく2位の表彰台で待っていたりと潔い面が目立ったためか)。
コロコロコミックやコミックボンボン、双葉社刊のアンソロジーなどで掲載されたギャグ漫画でも、
「リュウの貧乏ネタ」等と並びベガ様はネタキャラとして徹底的に弄られている。
シリアスなものでは神崎将臣氏の『ストリートファイターII RYU』終盤では、
当時『II'』で可能になったばかりの「同キャラ対戦」を題材に自分達のコピーと激突する展開になっており、
すっかり武人としての貫禄が付いたベガはリュウとの合体攻撃まで披露している。
『スパIIX』で瞬獄殺を食らってからは若干キャラがおかしくなる傾向が見られたものの、
公式の人物描写が増えた『ZERO』からは明確に悪の大ボスというキャラクターが定着。
その『ZERO』では割と取り乱すことの多いステレオタイプな悪人として描かれていたが、
『IV』では
ラスボスの計画ですらその手の平の上という底知れない貫禄のある大人物として描かれ、追い詰められて焦るような描写も減り、
『V』ではもはや世界征服ですら二の次にして、多くの格闘家との激戦の末にリュウとの戦いを望む等、
前作ボスの引き立て役にされて以降、扱いもそれっきりにされがちなカプコンボスキャラの中では珍しく、
シリーズが進むにつれて「悪の
カリスマ」と言った特色がより色濃く描かれるようになったという珍しい悪役である。
「自分の無力さを思い知れ!
しょせん、格闘家なぞみなまがいものよ!」
キャラクター性能
『II』シリーズ
初代『II』ではCPU専用キャラクターであり、
ラスボスとしてプレイヤーキャラクターの前に立ちはだかった。
恐ろしいスピードから強烈なラッシュを仕掛け、高火力&ほぼ隙無しの「ダブルニープレス」を連発してくるので、
初見では
いつ殺られた分からない程に瞬殺されたプレイヤーも多いだろう。
しかし
飛び道具や安定した切り返し技が無いため、熟練したプレイヤーならCPUの癖を読んで勝つ事は難しくない。
というか、一つ前に出てくる
サガットがバリバリの
超反応のため、サガットに勝てるプレイヤーにとっては物足りなくさえある。
代名詞の
サイコクラッシャーだが、実は初代だけ
前動作があるためそこまで脅威ではない。
また、前述のダブルニーも
通常技扱いのため、ガードしても削られる事は無い。
……とはいえ、リバサも無いので
ザンギエフあたりは出され続けるだけでマジできついのだが。
『ダッシュ』から使用可能キャラとなるが、プレイヤー用として性能調整をされ、
必殺技は一律
タメコマンドでありしかも通常キャラよりタメ時間も長い等、
ラスボスのCPUベガとは比べるべくもない程に性能の低下が図られていた。
当然ながらCPU版は「タメ?んなもん知るか!」ってな具合で
イカサマーまがいな行動も躊躇無くこなしてきたが、
対人戦でも「サイコクラッシャー」をガードさせてガード
硬直が解けた直後の相手を投げるという
通称「サイコ投げ」と呼ばれる
当て投げが猛威を振るった
(
理論上は双方の投げは互角なのだが、サイコクラッシャー中のベガは空中判定のため、
相手はベガの着地に合わせて
目押しをしないと通常技を出してしまい(ボタン連打の)ベガに投げ負けてしまう
(当時の投げ技は全て1フレーム))。
ちなみに空中ガード不能かつ持続が長いため、相手が
リバーサルで無敵技を使わない限り、
サイコクラッシャーを食らってダウンするか投げられてダウンするかという理不尽な択一を迫れる。
また当時のサイコクラッシャーは見た目通り全身に攻撃
判定があるのだが、
何故か脚の部分は攻撃判定のみで食らい判定が無かったため(つまりリバサ昇龍拳も空振る)、
「サイコテイル」と呼ばれた
(幸い間合いの問題でサイコテイルからのサイコ投げは出来ないが)。
これにより起き上がりに軽く重ねるだけで表裏二択になったり、飛び込みに対して早めに出し、逆にめくるようにする事で対空となったりした。
更に脱出が非常に困難な「屈中P→立中K→「ダブルニープレス」」の
コンボで延々と固めて削り続け、
どこでもヒットすれば同じレシピでそのままピヨリ→ピヨリ→死亡まで続く
「ダブルニーハメ」(
気絶を挟んだ
永久)も存在。
結果的にサイコ投げ共々、現在に至るハメ・永久
コンボ論争の火付け役となった。
これ以外にも、対空として立派に使えるしゃがみ強Pや他キャラよりも広めの通常投げなど、癖はあるものの使いこなせば強い通常技も多く持っていた。
ちなみにこんな恐ろしい性能をしている『ダッシュ』時代のベガだが、
切り返しに向いた無敵技を持たず端に追い詰められた時の安定した抜けの手段が無い、対飛び道具に向いた技がヘッドプレスしかないなど、
防御面は投げくらいしか頼れる技がなく、押し込まれると意外と脆いという弱点があったりする。
とはいえ、それらを差し引いても余りある性能だったこともまた確かだったのである。
- 各立Kのリーチ短縮
- 屈強Pの対空性能低下
- サイコクラッシャーはサイコ投げが出来なくなり、削り回数低下&判定弱体化&喰らい判定巨大化。終了時点を地上判定に変更。
- ダブルニーの溜め時間&硬直増加
……と、ほぼ全面的に弱体化された結果、一気に最強クラスから最弱クラスに転落した。
この作品でのベガへの弱体化は徹底されており、まともな強化や代替え技など与えてやるものかと言わんばかりに、
ヘッドプレスとその派生は削りの無い通常技判定を据え置きにされ、
何故か派生をしなかった時の宙返りモーション部分の最上部に喰らい判定を追加されるという徹底っぷり。
「とにかくどの部分でも弱体化しなければならない」という仕様書でもあったのかと疑いたくなる位にあらゆる場面で弱くされていた。
まあ、
『ダッシュ』で自重しなかったからしょうがない。
一応サイコクラッシャーの発生を2F高速化という強化をもらったり、サイコテイルなど残された強みを上手く使えば戦えないこともないが、
強化部分よりも他の弱体化部分が大きすぎて焼け石に水だし、この弱体化で追い込まれた時の脆さも相対的に強化されたため、
ダイヤグラムでは全キャラに不利を付ける最弱に転落した。
前作では全キャラに有利を付ける最強だったのが、いくらなんでも極端すぎである。
以上のように『ダッシュ』は強すぎ、『ターボ』は逆に弱すぎたが、
『スパII』では技の追加が為され、調整を繰り返した結果穏当な性能になってきた。
ただ、サイコテイルの判定が後方に短くなった。あと、無敵技が全く無いので投げキャラにハメられると
詰む。
『スパIIX』では屈中K、屈中Pに
キャンセルがかかるようになり、
また空中コンボに組み込めるJ中P→J中Pの追加もされ、火力が大幅に増加。
CPU専用だった『II』でのダブルニー×2を再現した
スーパーコンボ「ニープレスナイトメア」により、
待望の無敵時間も得て、中堅クラスの評価を受けている。
めくり攻撃がハマった時の爆発力は目を見張るものがあり、
サブキャラに愛好するプレーヤーも多い。
『ハパII』では『ダッシュ』仕様の先述したサイコ投げが凶悪すぎたため、サイコクラッシャーの終わり際が地上判定に修正されており、
かつてのように一方的なサイコ投げをするのはほぼ不可能になった。
ただ、それ以外はほぼそのままなのでダブルニーからのピヨりコンボであるダブルニーハメは健在である。
火力の高さも据え置きなので2回くらい決めればほぼ10割消し飛ばせるため、
当時の悪夢、まさしく(厳密には異なるが)「ニープレスナイトメア」を思い出させてくれる。
『ZERO』&『MVC』シリーズ
『II』時代の身体から一転して、どこの
マ神がとり憑いたのかと見紛うほどのマッスルボディになっている。
↑の画像が正にそれであり、『II』時代はマントで全身を覆える体格だったのがこちらでは肩に羽織れるほど大きくなっている。
これは映画『ストリートファイターII MOVIE』や、当時読売テレビ系列で放送されていたアニメ『ストリートファイターII V』での体型に合わせたため。
実は『II』当時描かれていた設定画のベガはこれ位マッチョなため、(当初の)設定としてはこちらの姿の方が正しいのだが、やはりインパクトは大きかった。
ちなみにスリーサイズは1~5cm程度しか変わっていない。ただし体重は
16kg増えた。
それでも逆に足りなさすぎるが
設定では「サイコパワー全盛期だから」だそうである。
全盛期の割に代名詞とも言えるサイコクラッシャーが超必殺技に格上げされて使いづらくなったのは言わないお約束
『ZERO』
ドットのベガのみの技として「サイコショット」、単発版「サマーソルトスカルダイバー」等がある。
『ZERO3』ではCPU専用のラスボスとして、強化ベガとも言える「ファイナルベガ」が存在する。
普通のベガとの違いとして、
- ISMがS(通称:シャドルーISM。「X-ISMのスパコンゲージ+Z-ISMの性能」を兼ね備えた隠しISM)に固定
- スパコンの「サイコクラッシャー」が「ファイナルサイコクラッシャー」に変化
- 移動速度&防御力上昇
- 立強Pが「サイコセイバー」、屈強Pが「サイコアックス」、空中強Pが「サイコデスサイズ」に変更。
全て元の技よりも攻撃判定が強化
- 一部通常技の硬直時間減少
- 近距離立強Kがキャンセル不可能
等々、ボス性能に相応しい性能になっている。
特にCPU特有の
超反応から放たれる「ファイナルサイコクラッシャー」で涙したプレイヤーも多いだろう。
しかしながら攻撃判定はあくまで先端の部分にしかないため、読んで出かかりさえ無敵でしのいでしまえば無傷でやり過ごせる。
家庭用では条件を満たせば使用可能。AC版『ZERO3↑』でもオペレーター側の設定により、
真・豪鬼共々プレイヤーが使用できた。
また、『MVC』シリーズでもこの『ZERO』ドットで登場。
『ZERO』とは細かい所でドットが描き直されており、
ニュートラル時の立ちポーズの顔表情がやたらニヤついているのが特徴。
タメ技がヘッドプレスとサマーソルトスカルダイバーだけになり、他の必殺技が使いやすくなったり、飛行が使えたり、
新技として、「サイコフィールド」や「サイコエクスプロージョン」(『MVC2』のみ)が追加されたり、
『ZERO』シリーズと比べて攻めのバリエーションが増えて癖が減った感じになっている。
『CVS』シリーズ
『CVS』以降のベガは以前とは打って変わり、『II』時代を思わせるような痩身である。
また、『ダッシュ』のサイコハメを再現したスーパーコンボ「ハートブレイクディスピアー」等、このシリーズ限定の技が多い。
「スカルダイバー」や「ダブルニープレス」等から
オリコン発動、
立弱P等で拾って「ダブルニープレス」→弱P…で簡単に画面端に運ぶ事が可能で、
そこから画面端で「サイコバニッシュ」を延々と繰り返すだけで8割以上余裕のオリコン、
通称「バニコン」が猛威を振るった。
これらに加えA
グルが
前転キャンセルにより、
オリコン始動技に無敵を付加させる事が可能だったので、正に悪夢という程の強さであった。
『IV』シリーズ
『IV』ではガードされても5分な弱、EXだと
発生直前まで無敵のある「ダブルニープレス」や、リーチと発生に優れる各種立Kで攻め、
溜まったゲージはこちらも発生直前まで無敵のある「EXサイコクラッシャーアタック」や長い無敵のある「EXヘッドプレス」に回して対空技が無い防御面を補う。
ウルコン1の「ナイトメアブースター」は「ニープレスナイトメア」から「ハートブレイクディスピアー」に似た攻撃に繋げる突進技。
『スパIV』からのウルコン2「サイコパニッシャー」は『CVS』の「サイコ
バ
ニッシ
ュ
」と違い、
超高速のジャンプからの着地時に下段ガード不可の衝撃波を放ち、ヒットした相手を片手で掴んで
もう片方のサイコパワーを宿した手で貫く
ロック技になっている。
『V』シリーズ
ファイティングポーズがいつもの顎あたりで右手クイクイから変更、腕組みを解かず直立の姿勢に変更された。
戦闘中もそうやってるせいで歩行がクソ遅くなった
他の大多数のキャラと同じように、外見に合わせる形で体重が112kgに大幅増加。
ボディの耐用年数が限界に近付いているため白髪になったが、その割に登場キャラの中でもトップクラスの爆発力を誇る。
弱攻撃をガードさせてなお投げ間合いの内、という非常に分かりやすい攻撃のアドバンテージを持つ攻撃偏重キャラ。
5弱P→投げは無敵と投げ抜け以外で割られず、投げの対択の5強Kはクラッシュカウンター対応で非常に痛い上に、
ガードさせて有利という強烈な性能を誇る。
密着で強いのは勿論、間合いも非常に長く中距離戦も得意。
超射程で有利を取れる3強P「サイコアックス」を筆頭に、ガツガツと固めていくだけでガード削りが半端なく、
しかも連携の隙間が非常に少ないため、射程距離内なら割り込みに怯える事なく横に押し続ける事ができる。
更にEXヘッドプレス→デビルリバースの制動性が非常に高く、自由度の高い空中戦が可能。
これらは逆らってはいけない技という通称が付いているほど落としづらく、これによって一瞬で距離を詰めて強引に攻勢に移る事ができる。
この技があまりにも強すぎるため、ゲージを吐けない状況というのが殆ど存在せず、ゲージ効率が非常に良い。
ガンガン吐いても攻め継続でまた1ゲージ溜まればプレッシャーが大きくなり、いったん攻めさせたら手が付けられない状況と化す。
一方でゲージを溜めたら溜めたで強烈な2ゲージコンボを持ち逆転性も高く、クリティカルアーツも貴重な無敵技で防御手段を補えるため、抱えても強い。
Vトリガー1「サイコパワー」によって更に爆発力は上がる。
必殺技の性能が強化される他、必殺技を
溜め無しで必殺技にキャンセルできるようになり尋常でないリターンが得られるようになる。
発動で有利を取りつつ攻めを継続する事で圧力が物凄い。
ベガの前ステップは瞬間移動で、何故か無敵があるのだが、更に不思議な事にVトリ発動中は
無敵が伸びる。
ガツガツと前ステップで迫りくる様は恐怖の一言。
一方Vトリガー2「サイコナイトメア」は掟破りの
コマンド投げ。この攻撃性能に更に有力な崩しがつき手が付けられないほど。
一応サイコクラッシャーは通常技ではリストラされていたが、こちらの発動中に限り打てるようになるというのもある。
攻撃面については以上の通り尋常ではない一方で守りに難を抱え、
アップデート毎に細かい防御テクニックが削除され続けてきたため、押されると厳しいキャラではある。
しかし何故かシーズン2で本作の守りの要である3F(最速)技が追加。
Vスキル「サイコリジェクト」は
飛び道具反射技だったが、飛び道具をストックして好きなタイミングで打ち返す技になり、手薄だった防御面が強化された。
歩行が遅い溜めキャラとあって非常にとっつきが悪いものの、以上の点から扱いに慣れて接近方法を考えてやりさえすればトップクラスのキャラである。
特に防御手段を補われたシーズン2以降は全世界勝率において上位層から落ちる事がなく、猛威を奮い続けている。
その他シリーズ
SNK側のコラボお祭り作品である『最強ファイターズ』と『SVC』にもしっかり参戦。
『最強ファイターズ』は見た目の通り『ZERO』シリーズ準拠であり、
必殺技でサイコショット、超必殺技でサイコクラッシャーが使える技構成となっている。
また、隠し超必殺技として『MVC』シリーズで使用したサイコフィールドが実装されている。
『SVC』ではEXCEEDとしてファイナルサイコクラッシャーが復活。
ニープレスナイトメアが『CVS』シリーズと同じく『EX』シリーズ準拠の演出になっている。
性能は同作の他のシャドルー四天王と同じくなんともパッとせず、
タメキャラであるためにシステムとの噛み合いが悪さが顕著に出てしまい、残念なキャラ側に数えられてしまっている。
『EX』シリーズでは普通のベガに加え、『EX』の頃からCPU性能が存在し、
続編ではCPU専用キャラとして『EX2』では「ベガII」が、『EX3』では「トゥルーベガ」が追加された。
どちらもその作品の
真ボスという立場で登場し、通常のベガとは違う超必殺技を追加された上位互換キャラとなっている。
また、ベガIIの方は『EX3』ではプレイアブルキャラとなったが、トゥルーベガの存在により『EX2』よりもかなり弱体化している。
『THE MOVIE』では上の方にある画像のような電撃攻撃を放ったり、サイコクラッシャーも電撃を纏うものに変更されている。
また、この作品にのみ相手を何度もヘッドプレスで踏み続ける「ヘッドプレスナイトメア」というスーパーコンボを手に入れている。
ちなみにタッグモードでこのゲームを進めるとラストはバイソン将軍同士のタッグと戦うことになるのだが、
これを倒すと実写映画原作における心臓マッサージ演出が入り、バイソン将軍の軍服が黒くなり性能がパワーアップする。
要するにファイナルベガやトゥルーベガと言った強化ベガ系統のご先祖がこのタッグモードのボスバイソン将軍だったりする。
家庭用リメイク作である『リアルバトルオンフィルム』でも、
この要素はムービーモードにて「スーパーコンボゲージが無限になった強化状態で再戦」という形で再現されている。
こちらでは『スパIIX』性能を元に本作オリジナルシステムであるスーパー必殺技があり、ダブルニープレスとヘッドプレスが対応している。
「どうだ、真の恐怖の味は?
この次は永遠の悪夢を与えてやろう‥!」
MUGENにおけるベガ
豪鬼に倒される姿から
噛ませ犬扱いされがちだが、あくまで演出上の話なので性能的には安定して強い。
格ゲー界における悪の親玉の元祖とも言える存在であるだけに、MUGENでも多数存在する。
以下には主にニコニコでよく見かけるものや、そこそこ強い
AIがあるものを記す。
II系
+
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N64Mario氏製作 II仕様 |
本来プレイヤーが使用できない無印仕様の再現。簡易的なAIも搭載。
ダメージを一定量受け続けると気絶する仕様がある。
WinMUGEN、MUGEN1.0両方のバージョンを公開している。
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+
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リン&バット氏製作 II仕様 |
無印のボス仕様を再現。しかし、原作のバ火力は若干抑えられている。
技の気絶値が非常に高いため、強キック3発で大抵のキャラは気絶。でも 原作再現なので問題なし。
ダブルニープレスは原作仕様の通常技版と追加された必殺技版があり、通常技版は原作と違って技後に隙があり、
必殺技版は原作通り隙無しだが、コマンドが4タメ6なので、AIでないと永久固めができない様になっている。
ちなみに、被気絶の記述がやや古いためなのか、一部のキャラを気絶させると上に登って行ってしまうというバグがある。
J.J氏によるAIが製作されていたが、現在は本体・AI共に入手不可。
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+
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MASA@DAS氏製作 II'仕様 |
WinMUGEN対応。
2017年2月のJ:COMのWebSpace終了によるサイト消滅により、現在はマムル氏が代理公開している。
こちらも 原作再現。火力はかなり高く、 通常投げで 体力の4分の1を持っていく。
MASA@DAS氏のキャラに全般に言える事だが、キャラには試合中に出せる技表が搭載されており、色んな設定をできるようになっている。
特に氏のSFキャラの場合は全員が技表で、気絶の可否・モード選択・左右&上下速度・引力・守備力・空中必殺技の可否等が設定可能。
設定を全て最大にすると、『降龍』や『レインボー』さながらの高機動な動きを堪能できる。
気絶やモードはcharフォルダのstate.cnsでも設定可能で、また技表はdefファイルで使用不可にもできる。
ちなみにモードにはボスモードとダッシュモードがあり、デフォルトではボスモードになっている。
ボスモードは被ガード時のサイコクラッシャーの挙動が初代に近くなっているなど、初代を意識したモードとなっている。
ダッシュモードは『ダッシュ』を再現したモードとなっているが サイコ投げは不可能となっている。
AIはmimimimi氏とkoikoi氏の物が存在している。
前者はサイコ投げが可能なようにする改変やニープレスハメの使用率を調整できるAIとなっている。
後者は後の更新でサイコ投げを可能にしたり、繋がらなかった技をAI限定で原作通りに繋げられたりする改変が施された。
AIも改変によりハメ技を露骨に狙うようになり、なんと エルクゥやマスターギースなどに勝てるようになった。
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+
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el氏製作 海賊版『降龍』仕様 |
MASA@DAS氏のベガの改変。知っている人は知っている海賊版『降龍』のベガ。
必殺技を必殺技でキャンセルできる(ダブルニープレスで永久可能)という極悪性能。
しかも、ベガに限った事ではないが『降龍』のものは戦闘が終わると左右へスライドしてしまう仕様(?)がある。
現在は公開を停止している。
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ZERO系
+
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N64Mario氏製作 ZERO3仕様 |
原作再現で、defファイルを変更する事でファイナルベガや『III3rd』風アレンジも使用可能。
PotS氏のキャミィとは特殊イントロがある。
イズムセレクトも搭載しており、全てのISMの性能を備えている上に、
『最強ファイターズ』版のニープレスナイトメア(蹴りの最後にパンチで空中に打ち上げ、ヘッドプレスで〆る)、
更にはハートブレイクディスピアーやサイコフィールド等の技が追加されたオリジナルのEX-ISMが追加されている。
また海外版なのでZ-ISMがA-ISMとなっている。
外部AIはQAZ氏によるファイナルベガ専用のものが存在し、AkagiK氏によって代理公開されている。
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VSシリーズ系
+
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kong氏製作 MVC2仕様 |
氏ではお馴染みのマヴカプアレンジ。
弾幕で相手を固め、『MVC』シリーズ特有の高機動とワープで翻弄して少しでも隙を見せれば強烈なラッシュを叩き込んでくるが、
突然どう見ても当たらない位置で超必殺技を ぶっぱす事があるのでそれなりに付け入る隙は多い。
また3段階調節可能なAIも搭載されており、HARDでは狂キャラと化すので注意。
ちなみに氏のMVCキャラ全般のAIに言える事だが、氏のAIにはKO時にAIスイッチを切る記述が書いてないためか、
常時起動にするとキャラが死んでもAIが切れずに ゾンビ化する事がある。そのためAI常時起動は極力控える事をお勧めする。
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+
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Iwakick氏製作 MVC2原作再現仕様 |
デフォルトでAIを搭載しており、アシストで画面を制圧したり ハイパーコンボのサイコクラッシャーで高火力を叩き出したりする手強いAIとなっている。
AIレベルは無いが、その代わり2段階のモード設定によって強さが調節できる。
アシスト無しのモード1、アシストありのモード2があり、デフォルトはモード2。他の4キャラと違いモード3は無い。
モード2での強さは 凶中位クラス。殆どの格ゲーキャラを圧倒できる強さ…なのだが、
如何せん他の4キャラのモード2は凶上位なのでIwakick氏の『MVC2』キャラの中では最弱である。
センチネルやジン自体は中々の良アシストなので、本体性能の差が大きいと思われる。
(ベガ様が弱いんやない。ミュータント共が強すぎるんや…)
プレイヤー操作なら試合開始前にもアシストの有無が選択可能。
最早SHO様の天敵
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諦めなければモード2にも勝てる?
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マヴカプで…いや、シャドルーでやれ?
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悪咲3号氏製作 CVS2仕様 |
氏の引退により長らく入手不可であったが、現在は2022年4月の活動再開に伴い再公開されている。
氏の他のキャラと同じく、再現度・完成度共に高く、優秀なAIもデフォルトで搭載済み。
裏モードでファイナルベガになり、技が『ZERO3』のファイナルベガ風に変化する。
他にも悪咲3号氏のキャラのAIに定評のある大艦氏によるAIパッチも存在する。ただし最新版には非対応。
ブロッキング及び ジャストディフェンスの確率がレベル制になっている。
蓬莱氏のサイトで代理公開されていたが、2016年4月のフリーティケットシアター終了により入手不可。
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+
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PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作 |
- PotS氏(Phantom.of.the.Server氏)製作
毎度お馴染みPotS氏アレンジ。海外製ではあるが名称が「M.Bison」ではなく「Vega」となっている。
他のキャラの例に漏れず、システムが豊富で節操がないくらい技が多く、『CVS』シリーズで出た技全てと、
『ZERO』シリーズのサイコフィールドやファイナルサイコクラッシャーといった、歴代の技をほぼ全て網羅している贅沢仕様である。
2010年1月14日の更新でMUGEN1.0以降専用に移行したが、WinMUGEN専用本体も引き続き公開中。
氏のサイトのキャラクターページの上部に、保管庫へのリンクが貼られているので見落とさないようにしよう。
同氏製作の 神人豪鬼とギースとは 専用イントロがある。
性能的には上記の悪咲氏のものと比べると単発火力が低い(悪咲氏製の約半分の威力)代わりに判定の強い技が多く、
しゃがみ強K以外の地上通常技が全てキャンセル可能で、
ヒットまたはガードさせた時の有利フレームが長くなっている(強攻撃でもヒット・ガード共に微有利)、
必殺技のサイコインパクトとサイコバニッシュをスパコンで、1ゲージスパコンを他のスパコンでキャンセル可能といった違いがある。
そこそこな強さのAIもデフォルトで搭載しているが、昨今のAIインフレの中では大分押され気味。
しかし悪咲氏ベガと戦わせてみると何故か有利となっている。
また、同氏製作のギースやリュウと同じく「オトコマエの人」で知られるmisobon_ism氏による外部AIが公開されている。
氏のAIの例に漏れず、ベガの強みを最大限に引き出しつつ魅せの要素も高い動きをしてくれる。
カラー次第で対人クラスのヒューマンライクモードや対AI用のクライマックスモードに切り替える事ができ、
特にクライマックスモードでは、画面端だとサイコクラッシャーを絡めた怒涛の固めを見せてくれる。
他にもデッドリーベガの製作者である123456789氏の性能改変パッチが存在する。性能は以下を参照。
現在は名無しのぽろろ氏の場所で代理公開されている。
+
|
オリジナルからの変更点 |
- 大ダメージ(1000ダメージ以上の攻撃)、割合ダメージを無効化(防御耐性弱化スイッチでON、OFF変更可能)
- ダメージを受けるとダメージの3倍分のパワーが増える
- ライフが3割以下またはパワーがMAXになると攻撃力、防御力が1.5倍に
- 通常技中は通常技に対して無敵
- 必殺技中は通常技・必殺技に対して無敵
- 超必殺技中は全攻撃に対して無敵
- 喰らい判定中ランダムで無敵に(コンボを喰らうごとに確立が高くなる、30コンボ以上喰らうと常時無敵)
- 超必殺技とエクセル中は全ての攻撃が割合ダメージに
- ジャグル制限無視
- 全ての攻撃にアーマーキラー付き
- 全ての攻撃に当身による無敵解除付き
- ガード削りをほぼ無効化
- 当身をほぼ無効化
○7P以上
- 常時エクセル中のようなコンボができる
- エクセル中全攻撃に対して無敵
○11P以上
- 攻撃補正なし
- 常時パワーMAX
- 自分の全ての攻撃がガード不能に
○12Pのみ
- 攻撃中は全攻撃に対して無敵
- 攻撃が当たった相手のステートを奪う
- ステートを奪った相手のdeffencemul、nothitby、hitoverrideを無視する
- 永続ターゲットからの常時回復阻止
(以上、readmeより抜粋)
|
デフォ設定の1Pでエルクゥと互角に渡り合い、マスターギースを圧倒するという凶悪な強さとなっている。
更に7P以降は常時エクセル状態のように動きが速くなっているため、相手が アーマーでない限り永久が成立する。
仮に常時アーマーだったとしても、それに対策した性能のため中々強い。
11,12Pカラーは一定条件で 論外化する事も(論外化の有無はスイッチで変更可能)。
今後はこちらのパッチを適用した状態での活躍も期待できるだろう。
|
+
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H''氏製作 SVC仕様 |
基本的に原作再現で氏のキャラ同様、SVC・ KOF・ノーマルの三種類からシステムを選べる。
代理公開者のOneDriveが管理放棄によるアカウント凍結のため、現在入手不可。
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アレンジ系
+
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海平氏製作 3rd仕様 |
「もしも『III』にベガが出ていたら…」という想定で作られたキャラ。画像は『CVS』のものを使用。
2017年4月のサイト閉鎖を以て公開終了したが、現在はhamer氏によって代理公開されている(ただし後述の新版のみ)。
エフェクトやシステムが3rd仕様になっており完成度が非常に高い。
1P~6Pと7P~12Pで性能が違う他、特定の設定にすると使える隠しモードもある。
デフォルトでDEF200とかなり硬いのだが、100まで落とすと物凄く 紙になるので注意。
+
|
旧版と新板の違い |
この『III』ベガには新旧2つのバージョンが有り、見た目はほとんど同じだが、更新で色んな部分が変更されているため、
自分で扱う時や動画で見る時には、新旧どっちのバージョンかを区別する必要がある。
その変更点を挙げてみると、
- キャラフォルダに存在するファイルの有無
- 旧版にはREADMEフォルダが有り、技表などがあるが、新版には技表などのテキスト系等が入っていない。
- キャラフォルダに存在するファイルの名前
- 旧版のAIレベルなどを変更するファイルの名前は『Vega5900』、新版では『VegaSystem』に変更。
- 上記のファイルのAIレベル設定項目の有無
- 旧版ではAIレベルを変更できる項目があるが、新版にはなく、代わりにブロッキングレベルを調整できた。
- ブロッキングのエフェクトやシステムの文字
- 旧版はブロッキング時のエフェクトやシステムの文字にオリジナルの物を使用しているが、新版では全てSF3の物に変更された。
ちなみにこの新版のブロッキングには原作の青・赤ブロの他に成功時に緑色になるブロッキングが存在した。
- 隠しモード関連
- 旧版と新版で全く違うものとなり、それに加えてイントロも変更されている。
- 勝利画面の有無
- AIの有無
- 旧版はAIレベル付きのAIがあるが、新版はAIレベルが無く、AI自体も旧版よりも弱くなった。
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Normalモード解説 |
1P~6Pでのモード。『CVS』のPグルベガのような性能。
旧版のテキストによると、全盛期を過ぎ、サイコパワーが弱体化しているために節約しているという設定。
そのためSAとサイコショットを除き一切サイコパワーを使用しない。
『ZERO』時代のようにサイコクラッシャーがSA版のみで、サイコショットが使える他、
EXニープレスの動作が通常→ホバーキック(スラ)となりダウンを奪えたり、
短ゲージ1本のSA3として『ザ・ムービー』の「ヘッドプレスナイトメア」が搭載されたりしている。
このSA3は1ヒット1ヒットの間隔が長く、基本的に連続ヒットしないが、対空中は左右に軌道を変化させる事が可能で、
着地硬直も短いためフェイントとして使える他、異様にスタン値が高い事が特徴。
全段ヒットさせればスタンゲージが空でも即座にスタンしてしまう。
また、ヘッドプレスをこの技でキャンセルできるという特徴がある。
他は基本的にいつものベガと言える仕様のため、高性能な通常技や小技ニー固めなどいつも通りに使っていける。
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EXモード解説 |
7P~12Pでのモード。『ストEX』のベガを3rd風にしたような性能。
旧版のテキストによると、こちらはノーマルの設定のまま、若干無理してサイコパワーを使っているという設定。
P系統の攻撃全てにサイコパワーを纏うが、攻撃にサイコパワーを割いている分、防御力が若干下がる。
このモードでは、単発威力と必殺技の性能が上がる代わりに通常技がほぼヒットして不利と性能が下がり、
必殺技にサイコクラッシャー(サイコテイル有)が使用可能、ニープレスナイトメアが『ストEX』での演出になり、
それに伴い、EXニープレスのモーションの最後が『ストEX』ナイトメアの宙返りに変更され追撃可能になったり、
SA1の「メガ・サイコクラッシャー」が『ストEX』の「サイコブレイクスマッシャー」になって演出が変わったり、
SA3に『ストEX』のスーパコンボ「サイコキャノン」が追加されたりなど、『ストEX』を意識した性能・演出に変更される。
このSAは原作のように溜めで性能が上がるようになっている。
ちなみに溜めている最中も攻撃判定が出ずっぱりであるが、溜めると長いヒットバックが発生するため連続技に使う際は溜め過ぎない方が良い。
通常技で刻めない分、単発ヒット確認精度やちょっとした隙に必殺技を差し込む状況判断力、いつでもタメを維持できる技量が必要となる。
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旧版隠しモード解説 |
旧版の隠しモードはEX3のトゥルーベガ風に調整された、通称Trueモード。
AIレベルを6にして1ラウンド取られると、次ラウンドで下記のようなイントロが入り、上記2つのモードからこのモードに強制移行する。
またAIレベルを7にしたり、『Vega5900』のモード判別のVer(15)の値を2にしたりすると、最初からこのモードで戦える。
特徴としてはNormalとEXのいいとこ取り+独自要素と言った所。あと全然喋らない。
通常技が遠近ではなくレバー入れで変化し、さらにキャンセル可能なターゲットコンボが追加された事により、
連続技の難易度低下・火力の底上げがなされ、必殺技がすべてタメではなくコマンドに変更、
これのおかげでサイコショットとサイコクラッシャーが共存できるようになった。
リープアタックは『ストEX』のガードブレイク(ガード不能・強制気絶)に変更され、強制ALLSAになり、専用SA「サイコキャノン(R/G/B)」が追加される。
このサイコキャノンは『EX3』のトゥルーベガ専用スーパーコンボを再現したものであり、
R(赤色)は通常とさほど変わらないが、G(緑色)は極端に速度が遅く持続の長いホーミング弾を放ち、
B(青色)は相手の背後にワープしつつ分身(本体は背後)して前後から挟み込むようにして同時に放つというもの。
このモードを使用可能にすると、モード移行の場合、
移行時のラウンドで「上空から現れた半透明のベガが倒れたベガに憑依して復活」という『ストEX』でのボスベガようなイントロが発生し、
最初からこのモードを使用している場合は最初のイントロで「豪鬼の瞬獄殺を返り討ちにする」というイントロが発生する。
このように、このモードの時はイントロが変化したり、ベガが常時白く点滅したりしているため他モードとの判別は容易である。
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新版隠しモード解説 |
新版の隠しモードはなんと 豪鬼の技が使用可能になるという、所謂豪鬼モード。
豪鬼の技が新規の追加ドットで再現されており、ベガの姿で昇龍拳を繰り出したり、 阿修羅閃空で移動したりする姿は、
初見では驚く事請け合いである。
使用方法はブロッキングレベルを100以上にするか、又は『VegaSystem』のモード判別のVer(15)の値を2にする事。
前者の場合、イントロが「豪鬼がいつものように瞬獄殺で襲いかかる→ベガを掴んだ直後に一瞬暗転し、暗転後何故かベガが消え、
代わりに豪鬼がもう一人の豪鬼を掴んでいる→次の瞬間、掴んでいた豪鬼が消え、ベガが残った豪鬼の腹部を貫いている」という、
どこかで見た事のあるような演出に変化する。
この場合、最初は通常のモードで戦い、その後1ラウンド取られると、
次イントロ時に「倒れている豪鬼から豪鬼の幽霊のような物が出現し、それがベガに取り憑く」という演出が入り、豪鬼モードに強制移行する。
後者の場合は、イントロに変化はなく、最初から豪鬼モードで戦える。
特徴としてはピンク色に発光している事を始めとして、ステップ・バックステップ・PAが無くなり、移動がホバーダッシュに変更。
リープアタックがNormalモードにエフェクトが付いたものに変更され、一部の技と全てのEX必殺技が削除され豪鬼の技が追加。
強制ALLSA&SAが専用のものになり、ゲージが一本しか溜まらなくなる。
旧版と同じく通常技が遠近ではなくレバー入れで変化し、またこのモードではヘッドプレスの後に、斬空波動拳と百鬼豪刃が出せるようになっている。
他のベガの必殺技がコマンド化して使いやすくなっている他、追加された豪鬼の技も性能が高い。
このモードの専用SAは「瞬獄殺」と「ファイナルサイコクラッシャー」の2つ。
しかし、コマンドがどちらも一緒で、使用時にランダムにどっちかが発動するという仕様になっている。
「ファイナルサイコクラッシャー」は火力がかなり高く、まともに食らうとKFMなら 即死するほどの威力(1000)になっていてかなり強い。
ただし、ガード時の削りはあまり高くなく、外すと隙がでかいという弱点を持つというある種ロマン技。
「瞬獄殺」は 「サイコクラッシャー!」と叫びつつ阿修羅閃空で移動してくるというもので、ファイナルサイコを恐れてガードした相手に刺さりやすい。
また、技後に「 なんちゃって!」と言うお茶目な演出がある。
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Fido氏製作 MX仕様 |
現在は入手不可。
ブロッキングやジャストディフェンスを搭載。氏のMXシリーズ共通のシステムを持つ。
エフェクトが非常に綺麗。
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kamekaze氏製作 真ベガ |
オリジナルの要素が加わっている。通常のベガとは違い声が低く、そしてとにかく白い。
通常と真という2つのモードを持ち、真モードでは、 ゲジマユ&技が色々変化する。
AIもデフォルトで搭載されており、真モードだとファイナルサイコクラッシャーをぶっ放しまくるようになる。
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Ethan Lives氏製作 Sevil Nathe |
- Ethan Lives氏製作 Sevil Nathe
「Brazil Mugen Team」の改造キャラ企画「Spec Ops」シリーズの一体。
外見は『ZERO(MVC)』シリーズのマッチョなベガ様だが目が赤く、声にもエコーがかかっているのが特徴。
『MVC』のベガをベースに大量の技が追加されており、中には瞬獄殺に ゴッドプレス、 白羅滅精のような技もある。
中でも自身の周囲にバリアを展開する「Psycho Barrier」が強力で、
持続は短く発生時に若干隙があるものの、出してしまえば完全無敵なので切り返し等に重宝する。
ちなみに敗北すると 髑髏を象ったオーラを放って消滅する。… 暗黒パワーにでも手を出したんですか?
AIはデフォルトで搭載されている。
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Buti氏製作 ベガギガス |
ネオギガス風の凶~狂キャラ改変で、様々なキャラに変化して戦う。
しかし変化するキャラはCAPCOMだったりSNKだったりバラバラ。
無限ロダが無くなってしばらく入手不可だったが、約1年ぶりに更新され凶悪ロダで公開された。
Nakaoka氏によるボイスパッチが存在しているが、何故か パイルドヘルを使用した時の笑い声が ムスカのものに変更されている。
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トモッチ氏製作 アレンジ仕様 |
PotS氏のベガの改変。
『ウルIV』の性能に近付けつつ、ブロッキング等『III3rd』の要素も入っている。
WinMUGENと新MUGENの両方に対応しており、cnsファイルを別途用意して硬直するF数を統一するという、
「自分で使用するために製作した」というコンセプトに違わぬ工夫がされている。
AIは未搭載。
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斑鳩氏製作 KOF'98仕様 |
『SVC』のドットを使用し、『KOF'98』のシステムで製作されたベガ。
システム再現度は非常に高い。
主な性能は『SVC』をベースとしているが、あまりにも原作の性能が残念だったという事で、
一部強化されている。7P以降で『SVC』準拠の性能に戻す事も可能。
また、『最強ファイターズ』要素も入っており、ギースとの特殊イントロや、Lv2ニープレスナイトメア、
MAX超必としてのファイナルサイコクラッシャーが再現されている。
レベル設定可能なAIもデフォルトで搭載されている。
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しょうゆ氏製作 KOFアレンジ仕様 |
『SVC』のドットを使用し、氏独自の『KOF』風アレンジ規格で製作されたベガ。
CVは若本規夫氏と西村知道氏の二名から選択可能。
『SVC』と比べ、基本性能が強化されており、さらに新規必殺技やEX必殺技などが追加されている。
演出面でもエフェクトの追加や点滅処理などの強化が施されている。
プレイヤー操作時限定で、configで没技開放を設定することでサイコショットや超必殺技版のサイコクラッシャーを使用した、
『ZERO』シリーズ風のプレイも可能(ただし単発版サマーソルトスカルダイバーは無い)。
AIはデフォルトで搭載されている他、2020年9月にはホルン氏による外部AIも公開された。
ホルン氏のAIは恒例のコンボ・立ち回り・反応・ガードレベルなどが設定可能で、没技も含む全ての技を駆使して襲い掛かってくる。
想定ランクは強との事。
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marancv氏製作 God Vega(神ベガ) |
PotS氏のベガの改変。
PotS氏製 ベガの凶悪改変キャラ。marancv氏製作。
正式名称は「God Vega」だが一般的には名前の直訳で 神ベガと呼ばれている。
名前に「God」が付いているが、性能的には 神キャラではなく 狂下位~狂中位。
この場合のGod、神は、 こういったキャラの仲間という意味であろう。
並キャラや凶キャラではほぼ勝てない相手だが、狂キャラで挑めば良い勝負をする。
通常のベガとの変更点は、体力・防御力・攻撃力・移動スピード、等の性能が高くなっている。
立ちポーズ、宙に浮いて移動する、服の色が白い、半透明、勝利ポーズで 顔がドクロになる等の変更点が数箇所ある。
特に ニュートラルポーズでは、立っているのも辛そう。 例のおじさんにやられたのだろうか。
でも戦闘中は元気に動き回るので、実は相手を油断させるための演技なのかもしれない。流石ベガ様。
そして特に目立つのが、 ベガを覆う程の大きさの点滅する光り輝く丸いバリア。
↑画像のベガの左手の場所からバリアが展開されており、ベガの全身を覆っている。
ベガがその場から移動しても、バリアはベガを追いかけてくる。 心強いパートナーである。
バリアには攻撃判定があって、高いダメージと多段ヒットがある。
攻撃判定は、点滅しているバリアの真ん中が光り輝いている時にある。
バリアに当たり判定は無く、バリアを消す方法は無い。また、 バリアは相手の飛び道具を掻き消す事もできる。
恐ろしいのは、バリアの点滅する間隔が短い事( ベガの周りに攻撃判定がほぼ出ている)と、 バリアでダメージを受けた時の硬直時間が長い事。
これにより、 相手に密着して前進しているだけで、相手はバリアから逃げられず、何もできずに負ける(所謂 永久)。
あまりにもバリアが高性能なため「バリアが本体」「バリアさん」「ベガはオプション」などと言われてしまう事も…。
AIは体当たりしながらガンガン超必殺技を連発してくるが、
バリアが裏目に出て、ファイナルサイコクラッシャーが中々当たらない事もある。
高性能なのはあくまでバリアであり、 本体自体は普通のベガであるため調子に乗って前に出て負けてしまうケースが多い。
その度に「バリアさんの足引っ張るな」「オプション邪魔すんなよ」などと言われる。
そのため初期から有名な狂キャラとして知られていたが、参加する大会では狂中位以上のキャラに噛ませにされる事が多かった。
また、タッグだとよく分かるのだが、 ベガが戦闘不能になってもバリアは出続ける。
そのため、タッグでベガを倒しても試合終了までバリア(と攻撃判定)が残るので、設置攻撃と同じ状態になる。
このバリアを全画面判定にするとヤバい事になる(10:39~)
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名無しのぽろろ氏によって狂中位~上位の実力を発揮する外部AIが公開されている。
攻撃は完全にバリア任せで、本体はブロッキングで粘る。
他にも邪魔しない程度に本体が攻撃したり、サイコクラッシャーのみを使うパターンも存在。
ブロッキングの精度は調整可能。
なお、「7~12PでAIが常時起動します。動画に使われるようなことがあれば、なるべくこれらのカラーでお願いします。」との事。
この他、おまけとしてバリア全画面化の設定ができる。
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大会ネタバレ |
新章 第三回 希望vs絶望 無理ゲー大会【狂・神下位】では希望軍に外部AI入りで参戦。
序盤はあまり出番が無く、活躍もそれほど期待されていなかったものの
中盤で Mr.Dragon-JCを希望軍に引き込む事に成功。裏切りとして活躍した。
その後最終パートにて、絶望のラスボスとも呼ばれていた レヴィアタンを
バリアで画面端までわっしょいわっしょいしながら運び、画面端に到達したら突っ立ってるだけという
シュールな動きで 2Rノーダメージで先取して勝利し、希望軍に引き込む快挙を成し遂げた。
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また、フォルダ名を「Dead_Vega」とする事でデッドベガに変化する。
体力、攻撃力、防御力、最大ゲージ数などのステータスが神ベガと同じで、通常のベガよりも強く設定されている。
神ベガとの違いは、バリアに攻撃判定が無い事。そのため普通のベガと変わらない。
だが、瀕死の状態の時(体力が100以下の時のみ)に、光り輝くバリアに変化して攻撃判定を持つようになる。
その時にのみ、デッドベガは神ベガと同じ強さになる事ができる。
また、見た目も変わっていて、立ち状態のまま何もしないで待っているとベガが見えなくなっていき、最後は完全にベガが見えなくなる。
ただバリアは見えるままなので、ベガの位置が分からなくなる事はない。
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製作者不明 Deadly Vega(デッドリーベガ) |
- 製作者不明 Deadly Vega(デッドリーベガ)
某スレで公開されたGod Vegaの凶悪改変キャラ。
ファイナルサイコクラッシャーが即死になったり、全部の攻撃に当身効果が付いたり、バリアが割合ダメージになったりなど 準神の強さを持つ。
ランクは旧基準だと、1-3Pが狂最上位、4-6Pが狂最上位~下位神、11Pが論外( %n使用選択可能)、12Pが下位神に分類される。
余談だが、このデッドリーベガはベガ自身が神クラスの性能を持ち、
逆にバリアは神クラスだと攻撃がほとんど相手に通らず空気になる事が多い(一応バリアにも毒などが入ってはいる)。
そのため「バリアがオプション」などと言われる事も。
なお、 「1P~6Pを動画に出す場合はなるべくAI常時ONにしてください}」との事。
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その他
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Jessica Smoke氏製作 バイソン将軍 |
数あるベガ様の中でも一際異彩を放つ、バイソン将軍こと実写版ベガ。現在は氏のMediaFireにて公開されている。
『ザ・ムービー』でのやたら速度の速いサイコクラッシャーや、 某皇帝を髣髴とさせる電撃攻撃、 挑発回復等の仕様が再現されており、
それらの仕様を十分に活用する中々の強さのAIもデフォルトで搭載されている。
かつてはキャラサイズを調整版かアーケード版(大きい物)かで選択できたが、現行バージョンでは調整版で固定されている。
その代わり(?)defファイルを切り替える事で、キャラ名を「ベガ」か「バイソン」に変更可能。
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zy5678氏&エス氏製作 オリジナルベガ |
こちらは普通のベガではなく、なんと女性版のベガ。ちなみに ブリス化ではない。
何故このキャラが作られるようになったかというと、
- 上に書いてある通り、ベガという名前は女性の名前であって、男性の名前ではない
- 彼のクローンであり予備ボディであるキャミィは女性である
- またベガはサイコパワーにより自身の魂を操れて身体が痛むと新しい体に魂を移し替える事ができる
- 以上の点を踏まえると、もしかしたら元の体(オリジナルボディ)は女性だったのかもしれないと考えられる
との事。海外版ではバイソンなのは気にしない方向でお願いします
ドットはほぼ全てが手打ちであり( アンヘルや ワラキアの夜の動作が取り入れられている) windに勝るとも劣らない。
性能も変更され、溜めキャラからコマンドキャラに変更されているが、ベガの使用できる技は一通り使用できる。
やや調整されていない面もちらほらと見えるが、全体的には素晴らしいデキである。
現在は公開されていない。
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エス氏製作 改変版オリジナルベガ |
こちらは上記のキャラの協力者であったエス氏が自分流のアレンジを施したもの。
元のキャラの裏モードをベースとして大 ポトレ・ ボイスの変更と ストライカーの追加などが施されている。
おまけの人氏によってAIも公開されているが、本体の方は2010年10月に公開停止。
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AkagiK氏製作 改変版オリジナルベガ |
こちらはエス氏の裏モード版が改変自由だったため、AkagiK氏が改変を施したもの。
の所唯一DL可能なオリジナルベガである。
ikuiku氏によってAIパッチが公開されている。
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オカチャンマン氏製作 ダークベガ |
Guille_N_Roll氏が製作したカイザーベガを改変したキャラ。
ドットは『II』だが、ボイスが『IV』以降の若本規夫氏のものだったり、サイコショットなど『II』には無い技も搭載されている。
特殊カラーが搭載されており11Pでゲジマユ、12Pでライフの自動回復に加え、
ファイナルサイコクラッシャーが 即死になるなど、一部の技の性能が大幅に強化される。
デフォルトでAIも搭載済、 サイコ投げやニープレスハメを積極的に狙ってくるため非常に凶悪である。
どれほどハメを徹底してくるかは下記の動画を参照して欲しい。
AIは特に 起き攻めに必ずサイコを重ね、ガードすればそのままサイコ投げをして上記のループパターンに持ってくるため、
ガードキャンセル系のシステムを備えていないキャラはほぼ詰み状態となってしまう。
逆に言えば起き攻めに必ずサイコを重ねてくるので、 リバーサル無敵技でカウンターを取れるキャラであれば問題は無い。
また、ボス&声優繋がりで カイザーウェイブも使用できる。
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DarkWolf13氏製作 ナムカプドット |
『NAMCOxCAPCOM』のドットを用いて製作されたベガ様。
元々がSRPGなので動作が少なく、サイズもやや小さめ。
歩行モーションがスライド移動だったり、しゃがみ(下段ガード自体は可)や投げも存在しないが、
最低限の動きは揃っているので戦えないという事はない。垂直ジャンプがちょっとシュールだけど
ちなみに、KOされると何故か点滅して消え去る。
通常技も含めて技数が6つと少ないものの、回避技のベガワープを除く『ナムカプ』で使用していた技は一通り搭載されている。
ただし、超必殺技以外の技に無敵が無い上に、ダブルニープレスはリーチが短すぎて使いづらく、
サイコクラッシャーも画面端で当てないと威力が妙に低かったりと、全体的に性能は控えめ。
加えて下段技が存在しないため、立ちガードを固められると崩す手段が無いという致命的な弱点がある。
幸いサイコショットの隙が少なく、削りダメージもそこそこで使い勝手が良いため、
これを連発しつつ隙を見てサイコクラッシャーで轢き逃げしたり、ヘッドプレスで踏み付けるといった戦法が主体となるだろう。
超必殺技のメガ・サイコクラッシャー(という名のファイナルサイコクラッシャー)は本家同様に破格の性能を誇るが、
如何せん3ゲージ消費なので、おいそれと使えないのが辛い所。
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D2TD氏製作 ナムカプドット |
MUGEN1.1専用との事だが、1.0でも動作可能。
上記DarkWolf13氏のベガを改変し、『 JUS』風キャラのサイズに合わせた ちびキャラ。
基本的には改変元と同じだが、何故かLIFE2000・ATK(DEF)110と妙に頑丈に設定されている。
AIはデフォルトで搭載済み。
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Ethan Lives氏 & O Ilusionista氏製作 Vegatron |
- Ethan Lives氏 & O Ilusionista氏製作 Vegatron
MUGEN1.0以降専用。
Sevil Natheと同じく「Brazil Mugen Team」の改造キャラ企画「Spec Ops」シリーズの1体。
名前こそ 破壊大帝のパチモンくさいが、
実際は オンスロートの体にベガの頭部をくっつけたオンスロート改変キャラである。
でも設定上はベガ改変キャラ。言わば ロボ化したベガ。
エフェクトを纏った突進攻撃の際に「サイコクラッシャー!」と叫んでみたり、
超必殺技の一つで空から降らせるミサイルの中にベガのシルエットが浮かんだりと一応はベガ要素を内包しているが、
何故か カーボナディウム・コイルのような触手を振り回す超必も存在する。
他にもバリアを張ったりダメージを受けると瞬間移動して逃げたり改変元同様投げが効かなかったり、
通常のキャラで挑むには難しいボスキャラ然とした性能である。
ストーリー動画等でベガの強化形態もしくは最終決戦バージョンとして使ってみるのも良いだろう。
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Mulambo氏製作 Face Bison |
MUGEN1.1専用。
ピングーなどの作者として知られるMulambo氏による、超カオスな改変キャラ。
単体公開はされておらず、同氏製作のコンプゲー『 Street WTFighter』に収録されている。
上記画像の通り、大ポトレの顔部分が 良い笑顔を浮かべたオッサンの実写画像になっているのが特徴。
勝利ポーズのサムズアップから大量のサムズアップマークを飛ばしたり、
やたら エビ反りになりながら突進したりと、多分サイコパワーとは関係無い奇天烈な技を繰り出して戦う。
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この他に、海外では上記の名前ネタでベガの帽子を被った
牛の「
バイソン」という手描きキャラとして製作されている。
また
白レンがベガを召喚(?)して戦う
塩レンというキャラも作られている。
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ニコニコMUGENでのベガ |
トーナメントではSF枠、CV若本枠、 塩枠で多く出場し、他にはボス枠、 シャドルー枠等で出場している。
改変キャラとしてはバリアに覆われた神ベガが有名だろう。
ちなみに出場していないにもかかわらず豪鬼に倒される バイトだったり、 部下に召喚されまくって酷使されたり、
出場していてもバイトをしたり、たまに大活躍してカリスマを発揮したりと何かとオイシイ役回りではある。
前述の「バニコン」は その腕を振る動作から一部東方ファンから「 えーりん!えーりん!」と言われたり。
+
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大会ネタバレ |
まだ!僕の夢は魔物使いトーナメントでは魔物使い側としてPotS氏製作のベガが出場。
misobon_ism氏のAIの強さと、ほどほどの強さの相手を引き当てる運のおかげで、他の出場者より早く魔物を集めて決勝進出。
しかし 集めた魔物達がなんとなく 動物っぽいキャラばっかりだったため、
チーム名が「シャドルー どうぶつえん」になってしまい、視聴者からも 「塩長」と呼ばれた。
前大会で言うなら この人の マスコット魔物勢に近い。
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「恐れよ! 崇めよ!
無尽にして絶対、サイコパワーを!!」
出場大会
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一覧 |
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ベガ |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
非表示
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神ベガ |
【神ベガ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
削除済み
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+
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デッドリーベガ |
【デッドリーベガ】
更新停止中
凍結
削除済み
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+
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オリジナルベガ |
【オリジナルベガ】
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
凍結
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出演ストーリー
プレイヤー操作
関連項目
*1
『オリジナルアニメーション feat. C.ヴァイパー』によると、
実はこの村はシャドルーから援助を受けていたらしく、シャドルーが一度壊滅した後はすっかり寂れ、ゴーストタウンと化していた。
また、悪事を知りつつも生活を成り立たせるために止むを得ず関係を持ち続けた事が最後の住人によって語られている。
なお、GBA移植版の『スパIIXリバイバル』のみ、悪の総帥のイメージを強調するためか、または容量の都合かは不明だが、
「両端に大きな仏像が置かれた暗い色合いの地下研究所」という全く異なるステージに差し替えられている。
*2
後に『スパIV』において、アレンジ衣装として「豪鬼にやられた直後のベガ」が実装された。
髪は乱れ、衣装もボロボロで上半身はほぼ裸となっている。しかしどこにもケガなどは見られず
まだまだ余裕たっぷりと言った表情で笑っている。
このイラストはオフィシャルブログや家庭用でのギャラリーで見る事ができるが、
同ページの解説によると「衣服は乱れているものの身体自体にはダメージが無い」という点がアイデンティティとなっているとの事で、
豪鬼に不意を突かれた事自体は無かった事にしないものの、それはそれとしてやはり相応の実力者として扱う事が重要なようだ。
*3
CPSチェンジャー版および家庭用『ストリートファイターZERO ファイターズジェネレーション』収録版ではプレイヤーキャラを変更可能。
また『ZERO2 ALPHA』や『ZERO3』にもドラマチックバトルモードは収録されており、プレイヤーキャラ変更可能かつ対戦できる相手も増加している。
「お前も、オレをたおすことか゛て゛きないのか・・・
オレより強い奴はもういないのか・・・」
最終更新:2024年09月09日 01:25