トカゲロン


「必殺シュートだ!」

+ プロフィール
身長:190cm
体重:183kg
出身地:中南米(ショッカー怪人の出身地は、大抵改造の素材にされた動植物の採取地である)
弱点:寒いと動きが鈍る(トカゲだからね)

特撮『仮面ライダー』に登場する怪人。
ショッカーがプロサッカー選手の野本健と毒トカゲを合成して作り出した改造人間で、
「旧1号編」において最後の対戦相手となった敵である。
演じたのは、後に『仮面ライダー(新)』でゼネラルモンスターを担当する堀田眞三氏。
人間態の俳優と怪人態の声優を兼任するのは、ショッカー怪人としては珍しい。

ショッカーは原子力研究所を破壊して放射能をばら撒くテロ作戦を立案したが、
研究所の電磁バーリアは非常に強力で、ショッカー科学陣が破壊用に「バーリア破壊ボール」を準備したものの、
それは重量5kgあるボール状かつ20mの距離から蹴り込んで着弾させる必要がある難儀な代物だったため
(かなりデリケートな兵器らしく、誰も大砲等で発射するといった提案をしなかった)、
それを実現する要員として生み出されたのがこのトカゲロンであった。
優れたサッカー選手であった野本の運動センスとトカゲの強靭な脚力も相まって、
既存の改造人間を凌ぐ脚力を備えており、5kgどころではない大岩すら蹴り飛ばせる「必殺シュート」を武器とする。
一方で改造元となった野本はスポーツ選手としての才能には恵まれていたが、
それを鼻にかけた傲慢かつ自信過剰な性格の男で、改造後もその気質は引き継がれたままであった。

初戦では仮面ライダーを必殺シュートで敗北させるが、上記の傲慢な性格が仇となり、
勝った気になってロクに死も確かめず原子力研究所にも向かわず勝手にショッカー基地に戻ってしまい、
結果、辛くも生還した本郷が立花藤兵衛との特訓の末に、新技のドロップキック「電光ライダーキック」を生み出すのを許してしまう。

そうとは知らずのうのうと計画に動員されていた再生怪人達を引き連れて研究所の破壊に訪れたトカゲロンだったが、
破壊ボールを蹴りこむも仮面ライダーに阻止され、再生怪人達もほとんど何もできないままライダーに圧倒されたため、
ヤケを起こしてバーリア破壊ボールで仮面ライダーを倒そうと蹴り込んだが
(書籍などでは「仮面ライダーもろともバーリアを破壊するため」とされることもあるが、
 仮面ライダーは研究所とは別の方向にいたので完全に当初の作戦そっちのけで短絡的な行動に及んでいたのが分かる)、
電光ライダーキックによって蹴り返された破壊ボールの起爆に巻き込まれ、再生怪人共々纏めて消し飛ばされて倒された。

ぶっちゃけ1度勝った際に間を置くことなく本郷が新技を完成させるより先に原子力研究所を襲撃していれば作戦を完遂できていたのは想像に難くなく、
その傲慢さから余裕ぶっこいてたせいで仮面ライダーに足元を掬われる形となった、ある意味間抜けな負け方をした怪人である。
また、柳田理科雄氏の『空想科学読本』では遠距離からボールをぶつけるなら投げの方が適していると指摘している。
ついでにバタコさんの腕力を推している
ちなみに当該記事はトカゲロンの人体能力ではなくトカゲロン及びショッカーの作戦の杜撰さについて検証した記事であり、どちらかと言うと、
「せっかくライダー倒したんだから基地に帰らず当初の目的通りバーリアを破壊せんかい」
「そのバーリアを破壊するために作った大事なボールを何も考えずにライダー退治に使っちゃっていいのか?」
という作戦の全体の流れに対してツッコミを入れていた。ごもっともである。

他のショッカー怪人と異なり、ショッカー構成員の証となるベルトが無いデザインであるが、これは実はテコ入れのため。
「旧1号編」は当時視聴率が伸び悩んでおり、当時の第2次怪獣ブームに乗っかろうと怪獣的なデザインにしたことによる。
しかし「世界観に合わない」との理由で同様のデザインはエイキングを除いて採用されなかった。
また、仮面ライダーを巨大ヒーロー化させるテコ入れのためにこのデザインになったとする説もある。

仮面ライダーフォーゼ』に登場したドラゴン・ゾディアーツは外見や変身者の名字が野本など、
トカゲロンのオマージュが多く見受けられる怪人として知られている。

仮面ライダーリバイス』に登場するリバイの基本形態レックスゲノムも、
変身者が元サッカー選手志望などの共通点から裏モチーフはトカゲロンなのではとファンの間では考察されている
(同作品のライダーはデザインにアメコミのヒーロー達の意匠が見られる他、
 他にも蝙蝠男=エビル、コブラ男=ジャンヌ、蜘蛛男=デモンズなど有名なショッカー怪人の動物がモチーフになっている)。


MUGENにおけるトカゲロン

怪獣キャラでお馴染みのカーベィ氏の製作したキャラが公開中。エイプリルフール記念で公開された。
ドットはmuu氏のイカデビルガラガランダなどと同じく、SFCゲーム『仮面ライダー』のものを用いている。
円谷・東宝怪獣がメインの製作者である氏曰く「怪獣っぽい」との理由で製作したとのこと。なんともカーベィ氏らしい製作理由である

蹴り技「必殺キック」や飛び道具「岩蹴り」などの足技を主体にして戦う他、
尻尾による攻撃や設置技「設置ボール」などのテクニカルな技もある。
超必殺技はいずれも1ゲージ消費で、「連続岩蹴り」、原作では敗因の「電光ライダーキック」、
ガード不能技である「バーリア破壊ボール」の3つ。
AIもデフォルトで搭載されている。

出場大会



最終更新:2022年08月19日 16:50