大覚ロボビッグファズ


コナミのアクションシューティングゲーム『魂斗羅スピリッツ』の3面に登場するボスキャラクター。
骸骨のような不気味な姿の巨大人型ロボット。時期的に元ネタはT-800の骨格だろうか。
何故か「大覚」という仏教用語を名前に冠しているが、理由は不明。
前座の中ボス「兄弟ロボ ケニ1号&2号」*1を倒すと背景の隔壁を引き裂いて上半身が現れ戦闘になる。
攻撃範囲の広い火炎放射や反射レーザーを使い、時限爆弾をばら撒いて画面奥に引っ込むという行動パターンを繰り返す。
外見に加えてこの登場シーンと倒した時の首チョンパのインパクトが強く、同作の4面ボス「対魂斗羅戦艦ドドリゲス」と並んで印象に残る敵。

ニンテンドーDSソフトの『魂斗羅 Dual Spirits』では6面ボスとして、
海外限定発売された『C: The Contra Adventure』では最終ステージの中ボスとして登場するが、
どちらも『スピリッツ』と比べるとかなり弱体化している。
首チョンパもお約束とばかりにやってくれる。


MUGENにおける大覚ロボビッグファズ

OMEGAPSYCHO氏によるキャラが存在。
氏のサイトは消滅しているが、MediaFireのデータは健在であり現在も入手可能。
専用ステージBGMも同梱。なお、キャラ名は「CyberSKELETON」となっているので注意。
登場イントロとKO時のアレもしっかり再現されているが、攻撃技は原作とはほぼ異なる他、頭だけでなく手にも喰らい判定がある。
原作とは逆に、1度倒されると次のラウンドからケニ1号&2号が登場する。
また、鳥人間ガースなどの雑魚キャラも画面上に現れる。
なお、喰らい判定が高所にあるにも拘らず存在判定は地上に設定されているため、AIは頭を狙えない
挑むならプレイヤー操作がいいだろう。
プレイヤー操作

ちなみに前述の「対魂斗羅戦艦ドドリゲス」も-SyN-氏によってMUGEN入りしていたが、現在は入手不可。

出場大会

出演ストーリー

プレイヤー操作



*1
ある程度ダメージを与えると下半身がもげ、上半身だけでぴょんぴょん飛び跳ねて攻撃してくるあたり、
生まれつき両脚を欠損した重度障碍者ながらも、足代わりのスケボーで走り回るなど明るく生きる少年を描いた、
実話ベースの映画『ケニー』(1987年公開)で有名になったケニー・イースタディ氏がネーミングの元ネタではないかと思われる。
調べないと出て来ない敵キャラの正式名称に不謹慎ネタを突っ込むのは、こういったゲームではよくある事である


最終更新:2024年10月31日 09:28