"I'll be back"
(また来る。)
デデンデンデデン
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歪みバーゲン
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T-800も友情出演
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ボボボボボボ
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日本語吹替声優 |
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大友龍三郎
- 『ターミネーター』(テレビ朝日版、VHS版)
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玄田哲章
- 『ターミネーター』(DVD・BD版、テレビ東京版)、『2』(特別版、フジテレビ版、DVD・BD版)、『3』
- 『新起動/ジェニシス』『ニュー・フェイト』
- 『2:3-D』
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津嘉山正種
- 『2』(劇場公開・VHS版)
『コマンドー』のジョン・メイトリックス共々、シュワちゃんの吹替=玄田氏である事を決定付けた作品でもある。
なお大友氏の演技も、1作目における血の通わない 追跡者としてのT-800にはマッチしており、
「1作目に限っては大友氏しか考えられない」というファンもいるほど高い評価を受けている。
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名作洋画『ターミネーター』シリーズのキャラクター。
演じるはシュワちゃんこと、
アーノルド・シュワルツェネッガー氏。
ボディビルダー上がりの俳優として『
コナン・ザ・グレート』などに出演していたシュワルツェネッガー氏がその人気を決定付けた作品として有名。
これは元々「オーストリア出身故にドイツ語訛りがキツく、当時は英語が堪能ではなかったシュワルツェネッガー氏に無口の殺人マシーンを演じさせる」
という逆転の発想での配役であったのだが、口を開けばたどたどしい英語で話す様や、鍛え上げられた肉体からくる問答無用の圧倒的な威圧感は、
「人間のフリをする未来からやってきた殺人マシーン」というキャラクターに絶妙にマッチしており、当時の観客を震え上がらせた。
ぶっちゃけシュワちゃんが大根役者気味なのもロボットっぽさに拍車をかけているとの意見も(実際、シュワちゃんは当初カイル・リース役の予定だったらしい)
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『ターミネーター』シリーズ概要 |
『ターミネーター』シリーズは 強くてニューゲームしまくり歴史改変を試みるスカイネットと、
それを阻止し続けるコナー家一行の戦いを描いたSF作品にして、監督であるジェームズ・キャメロン氏の出世作でもある。
元となったのは、氏がこれ以前に手掛けた『殺人魚フライングキラー』で散々な目に遭ったショックで高熱を出し寝込んでいた際に見た、
「炎の中からロボットが立ち上がって自分を殺しに来る」という悪夢が発端と言われている。
また、本作も 当時は低予算映画の1つでしかなく、下記のエンドスケルトンが剥き出しの状態での追撃も、
「タンクローリーとの衝突により足を損傷した」という事にしてストップモーションの手間と予算を削減したものである。
作品世界では近未来に軍の基幹コンピューターだった「スカイネット」が自我に目覚めて暴走、人類に反旗を翻し、
人類は滅亡の危機に瀕していた。
核兵器と AI制御されたマシーン兵器で 人類を排除しようとするスカイネットに対し、
残された人類をまとめ上げ指導者となった青年「ジョン・コナー」を中心として人類はゲリラ戦術を用いて抵抗し、激戦の末にスカイネットは破壊されたが、
ジョンに勝てないという回答を導き出したスカイネットはタイムマシンを作成して、
終末戦争前にジョンの母親であるサラ、あるいはジョン本人を殺して時間改変により勝利しようと試み、
抹殺者(Terminator)「Tシリーズ」と呼ばれるロボットを送り込んだ。
ところが、同じく未来から来たカイル・リースによりサラは生存。
その後もスカイネットは未来から来たTシリーズの影響などにより「正史」より性能を高め、
より強くて高性能なTシリーズを送り込んで歴史の改編を試みるが、
その都度、未来からの情報で対抗策を得たジョン・コナーとその家族達により失敗し、
結局敗北するという末路を辿っている *1。
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ターミネーター(=Terminator)とは「終わらせる者」という意味である。正式名称は「T-800 サイバーダインシステム・モデル101」。
近未来において起きた機械と人類との「
終末戦争」において、
スカイネットが逃げ隠れしつつ戦う人類を抹殺するために「人間の
秘密基地に潜入して破壊工作等を行う」ために開発されたのが「T-800」シリーズである。
シュワちゃんことアーノルド・シュワルツェネッガー氏が演じる人間の姿は人工的に培養された擬装用生体組織(皮膚、筋肉、毛髪、血液など)であり、
正体はチタン合金による
金属製の骨格(通称「エンドスケルトン」)を持つ
アンドロイドである。
この全身を覆っている生体組織は非常に高度な代物で、全身に纏った状態だと見た目はもちろんのこと、
人間らしい触感や体温を持ち、動けば汗をかき、果ては
臭い息まで吐けるという擬態としてはほぼ完璧とも言える性能を実現している。
なんと、年月を経ていけば老化する機能まで備えているという優れもの。
このため、いくつかの作品では現代にタイムスリップしてから長い時を過ごしたために、壮年の見た目になった個体も登場している。
中の人を続投させるための後付け?聞こえんなぁ~
また、あくまでも骨格を覆っているだけの擬装用装備であるため、表面上は怪我をしていても活動には全く支障が無い。
邪魔だと判断すれば、自らの手で引き剥がすこともある。
もちろん擬装の必要が無い場合は金属骨格のみでも活動が可能。
実際、単純な歩兵としての戦闘力も優れているので未来世界では骨格のみの状態で戦線に投入されていた。
日本版では
サイボーグと訳されていた事も多かったが、サイボーグとは
改造人間の事であり、
最低でも「脳みそ」が残っている事が条件(「
完全に機械だが人間の意識を移植(
コピーではない)」を含める事も)なので、
アンドロイド(
人造人間)と言った方が正しい。
T-800以前のモデルである「T-600」シリーズと比べて人間への擬態は非常に高度なものになったが
(といっても、T-600は「ガワはゴム製」「体格が2m近くと大き過ぎ」でとても潜入には向かなかったようだが)、
犬などには見破られてしまうシーンもあった。
能力的にはアンドロイド故の高いパワー、拳銃はおろかグレネードランチャーなどの重火器、
車の衝突程度では大したダメージを与えられない圧倒的タフさを兼ね備える。
更にあらゆる武器や乗り物の扱い方や人体の構造をインプットされているのみならず、
適切な経験を重ねれば様々な抽象的概念すら理解する事ができ、
人間社会への潜伏と潜入を可能とする程の高い知能と高度な学習能力を備えている。
数少ない弱点と言えば、重量(生体擬装含めて180kg)があるせいか「走るのが遅いこと」。
といっても常人よりは早いし、当然機械なので息が上がることはなく、
ずっと全力疾走できるので脅威には違いないが。
そのため、逃走に自動車を使えば時間稼ぎは可能だが、行動パターンや思考分析、
情報収集等で行き先を割り出して車両等を強奪して何処までも追跡してくるので逃げ切るのは非常に困難である。
また、特殊な機能として人間の声帯を模倣することが可能であり、
劇中では子供から老婆まで様々な声を使い分け、状況を有利に運んでいた。
後期の機種と比べると流石にスペックは劣るものの、
生産性と拡張性は後続の機種達よりも優れており、それらを踏まえて新機種誕生後の世界線でも、
量産の利く戦力として一部アップデートされたT-800の派生機種などと共に継続して使用されていた。
しかし『2』の時間改変の影響(詳しくは後述)により人類側も鹵獲したT-800のプログラムを書き換えることで、
味方戦力として活用できる技術が確立されており、いくつかの作品では人類側がジョンやサラを救うべく、
T-800を未来から味方として送り込んでいる。
スカイネットに使役される機体は無慈悲な殺戮マシンではあるが、
上記のように人間にプログラムを書き換えられた個体を中心に、時折感情を持っているかのような言動を見せる。
これは、T-800のAIに使用されているのがスカイネットと同じ規格であり、優れた学習能力を持つが故に、
スカイネットと同様に自我に目覚める可能性があるためと指摘されている。
ただし、スカイネットは自分がそうしたように創造主に歯向かわないように学習能力にある種のセーフティを仕込んでいるため、
スカイネットに使役される機体は原則感情らしき概念を持つことはない。
一方で人間に捕らえられたT-800はスカイネットの命令プログラムを削除するため結果的だが上記の制限を取り払われ、
人間の感情をも理解出来るようになる。
劇中での活躍
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ターミネーター |
「散歩にはいい夜だな?」
「散歩にはいい夜だ」
「服は洗濯中か?それで着るものが無い、そうか?」
「着るものが無い、そうだ」
「こいつ、頭のネジが何本か足んねえみたいだぜ」
「着ている服をこっちによこせ。今すぐ」
1作目の個体は未来世界における人類の指導者であるジョン・コナーの母親サラ・コナー抹殺のためにスカイネットが1984年に送り込んだ刺客であり、
過去を改変してジョンの存在そのものを抹消しようとしていた。
しかし、転移の直前において人類軍の襲撃を受け、それによって指令内容が破損してしまいサラ・コナー個人に関するデータが消失。
「ロサンゼルスに住むサラ・コナーを殺せ」という大雑把な命令になってしまい、同姓同名の無関係な女性を次々と抹殺することになる。
ちなみにシリーズのお約束として未来から転移された際の姿は全裸であり、よく目を凝らしてみるとすごく大きいものが見えたりもする
ようやく本命のサラの所在を突き止め抹殺しようとするも彼女を守るために未来から送り込まれた戦士カイル・リースに阻まれてしまう。
2人を執拗に追跡する中で、 タンクローリーの爆発に巻き込まれて大破したかに見えたが、直後にエンドスケルトンが剥き出しの状態で復活。
更にカイルの捨て身の攻撃によって上半身だけになりつつも追いすがるが、最終的にはサラの機転でプレス機に誘導され完全に破壊された。
命乞いも説得も通用せず、邪魔する者は一切躊躇することなく無表情で殺害し、やっと倒したと思っても立ち上がり、
逃げても逃げても地の果てまで追いかけてくるターミネーターの描写は紛うことなきホラー映画のそれに加え、
カイルとの交戦により損傷した生体擬装のパージにあたり、 自らの眼球を抉り出すショッキングなシーンも存在し、はっきり言って非常に怖い。
人呼んで悪い
バットさん
。次回作以降のターミネーターしか知らない人が1作目を見て驚くのはよくあること
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ターミネーター2 |
「右手を上げて、人を殺さないって約束して?」
「人を殺さないと約束する」
『2』では前作から一転し、少年期のジョン達の味方として現代(1994~95年)に登場する。
未来世界の人類によってジョンを護衛するように再プログラミングされており、ジョン抹殺のために送り込まれた T-1000と戦う。
なお、この時間軸では前作で機能を停止したT-800のパーツを回収したサイバーダイン社が、
そのパーツをヒントに「スカイネット」を数年早く作り上げてしまっているらしい。
当初は前作で自分を殺そうとした殺人マシーンと全く同じ見た目のT-800をサラは信頼していなかったが、
父親(実は前作で未来から送られてきた戦士カイル)が不在で寂しい想いをしていたジョンはT-800を「父親代わり」として親しげに接した。
本作では学習機能によってジョンから様々な俗語を教わっており、更に「人をなるべく殺さないこと」という新たな命令を加えられたことで、
無口な殺人マシーンから一転してお茶目な面も見せてくれる。
クライマックスでの死闘は左腕及びメイン動力であるパワーセルを破壊されるも、予備電力により復活。
あと一歩の所でトドメを刺せなかったサラを 愚弄したT-1000を破壊した後、
(自身が現代に残っていればスカイネットが誕生してしまうことから)自らの存在を抹消する際の下記の台詞をはじめとした別れのやり取りや、
親指を立てながら溶鉱炉に沈んでいく最期は非常に有名で、全米どころか全世界が涙したシーンである。
あまりに有名になりすぎて全く関係ない作品の嘘感想を言う際にこのシーンを引用する事もしばしば
サラも最終的には「T-800がジョンにとっての理想の保護者(父親)である」と認め、
別れ際には固い握手を交わし、殺人マシーンが人間の心を理解できたという事実に僅かな希望を見出している。
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ターミネーター3 |
「人間を襲うなんてこと、望んでないだろ!?」
「意思など、最初から持っていない!
私は、マシーンだっ!!」
これで全てが終わったかに思われたが、『3』には彼の改良型であるT-850が登場。
T-800と比べてボディの耐久性や運動機能など、全体的な性能そのものが向上している模様で、
過去の反省点を活かす形でパワーセルを2つ搭載し、片方が破損しても問題なく稼働できるようになっている。
その為、劇中でT-Xのプラズマキャノンをまともに喰らって吹き飛ばされたものの、短時間で 再起動していた。
パワーセルの破壊力は凄まじく、損傷したそれを投げ捨てた際にはキノコ雲が起きる程の爆発を起こした。
さらに嘘をついて相手を落ち着かせたり、瞳孔の開き具合や心拍数から相手の 嘘を見破れる上に、
高度な戦略的判断を下せるようになっているなど、T-800と比べてかなり高性能な思考能力を備えている。
作中ではジョン・コナーと彼の未来の妻であるケイトを核戦争後に確実に生存させるため、
全身武器庫の女性型ターミネーター、T-Xと死闘を繰り広げた。
元の個体は作中の未来世界においてT-800に思い入れのあったジョンの抹殺に成功しており、その直後に同世界のケイトの手で鹵獲、リプログラミングを施された。
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ターミネーター4 |
『4』では世界崩壊後の人類の抵抗が描かれたが、クライマックスでは 最新型として完成したばかりのT-800が登場。
描写からすると プロトタイプのようで、劇中では表情の変化に乏しく、終始無言。
だが、圧倒的なパワーとグレネードランチャーを何発喰らっても意に介さない耐久力、
相手の弱点を見抜く探知能力に、カイルの声帯を模倣してジョンを誘き寄せる知能、
熱した溶鉱を浴びせられた上から冷却されて固められても短時間で破壊して自力で復帰するなど、
最新型ターミネーターとしての脅威をまざまざと見せ付けた。
なお、本作では度々若き日のシュワルツェネッガー役を演じているローランド・キッキンガー氏の顔に、
シュワルツェネッガー氏の1984年当時の顔をCG合成する形で、時空を超えての共演が実現した。
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ターミネーター:新起動/ジェニシス |
「お前は私を倒せるほど強くない」
「……一人ではな」
『新起動/ジェニシス』では先述の通り、壮年の外観となった個体が登場。
本作での彼は幼少期にT-1000に両親を殺害されたサラの保護者となっており、 戦士としての教育を施した。
そのためサラからは文字通り父親のように慕われており、「おじさん」と呼ばれている。
T-800自身も長い付き合いの中でサラを愛する気持ちを学習し、とある場面ではカイルに 「俺のサラを… 守ってくれ!!」と告げるなど、
単なるプログラムの域を超えた愛情を抱いている。
長年の人間社会に馴染んだ事もあってシリーズの中でも一際人間臭く、古いと呼ばれる事をやたらと気にしている。
あとやっぱり笑顔は死ぬほどヘタ
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お前に服は必要ない |
「長いこと待ちくたびれたぜ」
本作の序盤ではサラの守護者たるT-800と、
サラを殺すために1984年に刺客として送り込まれたT-800(つまり『1』のT-800に相当する個体)が激突するという衝撃的な光景が展開され、
ファンの度肝を抜いた。ぶっちゃけ一番の見せ場とも
刺客のT-800はブレット・アザー氏の顔に1984年当時のシュワルツェネッガー氏の顔を合成することで再現している。
また、刺客のT-800が登場し、チンピラに絡むシーンなどはセリフや服装も含めて『1』のシーンをほぼ忠実に再現しており、
オールドファンをも唸らせるシーンとなっている。
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ちなみに、当初『新起動』は三部作の一作目として制作されており、
彼が何故幼少期のサラの元に送られたのか、そもそも本作におけるT-1000は何故存在するのか、
などといった伏線が大量に残されているが、興行成績はともかく映画の評価自体が厳しめという事もあってか、
企画されていた続編はお蔵入りとなってしまっている。
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ニュー・フェイト |
「過去が俺を追ってきた」
「俺は……もう戻らない」
『2』の正統続編を称する通算6作目『ニュー・フェイト』では、
スカイネットの最後の置き土産である個体が冒頭からいきなり登場し、 ジョン・コナーの抹殺に成功した。
しかし、『2』でサラ達がサイバー・ダイン社を壊滅させた事もあり、
今更ジョンを抹殺してもスカイネットは誕生しない事が確定しているため無意味な行為となっていた。
任務を全うした後は己の存在意義を見失い各地を彷徨っていたが、
家庭内暴力に苦しむアリシアとマテオの親子に出会い、以後は 正体を隠して彼らの新しい家族となる。
カールと名乗ってカーテン屋を営み、20年に渡って平穏な生活を続けてきたが、
その暮らしの中で愛情に似た感情を学習し、その後はジョンを殺したことを後悔するようになる。
それ以後、サラに匿名で新たなターミネーターの転移場所をメールで教えており、
「ターミネーター狩り」という新たな希望を与えている。
こちらも人間社会に長く馴染んだこともあり、ジョークを解し、通常ならターミネーターに反応して吠える犬にも懐かれているなど、
人間臭いキャラとなっているが天然ボケ的な言動はあまり見られず「贖罪者」の面が強くなっている一方で、
「スカイネットの誕生とは関係なく、いずれ人類は滅びる」とも考えており、
いつか訪れる破滅から家族を守るべく大量の武器を準備しているなど徹底してシリアスなキャラ付けがなされている。
しかし、サラからは当然息子の仇として強い殺意と憎悪を向けられており、
「死んでもカールなんて呼ばない」「戦いが終わったら殺す」と告げられているのだが……。
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本項冒頭の台詞は『ターミネーター』シリーズでは必ずと言っていいほど(一部は「I'm back:戻ったぞ」等改変されているが)使われる台詞であり、
シュワちゃん繋がりで『コマンドー』でもパロられた上、『ラスト・アクション・ヒーロー』でも、
「あんたの名刺みたいなものだよ」「みんながそれを言うのを待ってる」と言及されている
*2。
関係ない所では『さばげぶっ!』のナレーションが氏のフィックスである玄田氏というのもあり、次回予告の〆に使われている。
『ニュー・フェイト』ではサラ・コナーがこの台詞を言っていたり、恐らくどこぞの魔王のせいで同じくパロの多い上記の名場面と混同されて、
「アイルビーバックと言いながら溶鉱炉に沈んでいく」とか言われたり
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外部出演・パロディ |
海外のグロ格ゲー『 Mortal Kombat11』にもDLC限定ゲストキャラとして参戦。
後に参戦した ロボコップや ランボーとの夢の対戦が可能になった。
外見は前述の『ターミネーター:ニュー・フェイト』での外見が元になっているが、
カスタマイズすれば『2』準拠の外見にも変更可能。
さらに『2』の後半で披露した片腕の生体組織が剥がれているバリエーションもあり、
機械の腕で殴るとヒット音も変わるという芸細ぶり。
加えて技名や各キャラとのイントロなどではシュワちゃん主演の映画ネタが多数あり、ファンならニヤリとすること間違いなし。
原作通り多彩な重火器を多用するほか、転送装置を使用したワープ技等を駆使する。
また、一定のダメージを与えると体が燃え上がり、エンドスケルトンとなって スーパーアーマーが発動。
フェイタリティに至っては、敗北した相手を未来に転送し、転送された相手は未来のターミネーターに射殺される。
なお、 ギャラの問題大人の事情で声はシュワちゃん本人ではなく、『 UMVC3』における ホークアイを演じたクリス・コックス氏が担当。
その割には上記の二人は本人が声をやってくれてるんだけど
しかし、代役ながらシュワちゃんの声質を見事に演じきっており、違和感はほとんど無いどころか一聴の価値あり。
有名作品故に『 タートルズ』ではパロディキャラが登場している。
日本国内でも、『 クレヨンしんちゃん』では女性型ターミネーターが登場するだけでなくシナリオも原作を意識した話が存在し、
『 ドラえもん』でも『4』公開記念の特別編が放送され、
ストーリーも22世紀の悪党が自身の計画を阻止する のび太を抹殺するために ターリネーターを送り込んでくるというやはり原作準拠の内容となっている。
格闘ゲームでは『 バトルクロード』にてまんまT-800な「 T-8P型」が登場している。
中には『 ドラゴンボール』のメタリック軍曹のように シュワちゃんそっくりな顔(サングラスもかけている)で機械仕掛けな設定までそのまんまだったのが、
劇場版のリメイク作品『ドラゴンボール 最強への道』では、外見がサングラスとマッチョ要素以外総とっかえで、
「スキンヘッドの黒人男性」に変更されたという例も…。
日本でもお笑いコンビの とんねるずが『とんねるずのみなさんのおかげです』において、パロディコントを披露している。
その名も 『タカミネーター』。
コントということもあっておふざけやギャグこそ多めなものの、
内容としては映画のストーリーを忠実になぞった正統派なパロディとなっている。
また、同番組内での他のコントにも言える事だが、当時はバブル景気真っ只中という事もあり、
今となっては考えられないほどの予算と時間を一つのコントに割いていた事が分かる作りとなっている。
また、洋画好きで知られる小島秀夫氏の作品では
初代『メタルギア』のパッケージに描かれた ソリッド・スネークがカイル・リースのそっくりさんだったり、
『スナッチャー』がT-800(エンドスケルトン)のそっくりさんだったりした。
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MUGENにおけるT-800
Ghost rider氏による
MUGEN1.0以降専用のものが存在。
現在は海外サイト「The Mugen Multiverse」にて代理公開されている。
Ryon氏の
ニック・フューリーを改変したもので、Daeron-Red-Fire氏から提供された
サガットの改変
スプライトを使用している。
システムは『
MVC』風で、ガトリングガン等の銃火器を用いて戦う。
超必殺技の一つでは
「Fuck you, ass hole.(うるせえ、クソ野郎)」の台詞と共に、
スカイネットの人類掃討用マシーン「ハンターキラー・タンク」を召喚して極太ビームをぶっ放す。
AIは搭載されていない。
上記の他にも、メガドライブ版ゲームのドット絵を使ったキャラや、
DanoRenovado氏製作の『
JUS』仕様の
ちびキャラが確認されている。
"I know now why you cry, but it's something I can never do."
(人間がなぜ泣くのか分かった。俺には涙を流せないが。)
出場大会
*1
因果律の関係か、ジョン達もスカイネットの誕生を阻止しようとしてはいるが、
元となるコンピューターの存在を消しても、別の存在が「スカイネット」に覚醒する。
しかし、同時にスカイネットも何をしようが「ジョンに負ける」という結末を覆せない。
首尾よくジョンを殺しても、ジョンの息子によりスカイネットは敗北する…つまり結局ジョンを起点とした因果は覆されておらず、
しかも通算6作目となる『ターミネーター:ニュー・フェイト』では、
最悪「ジョンとスカイネットの存在が両方未来の歴史から消える代わりに別の脅威と救世主が生まれる」事態が起きる事も描写されている。
*2
本作のストーリーを要約すると、
「映画が大好きな少年が、とある理由でシュワルツェネッガー主演の劇中劇の世界へ入り込んでしまう」という物で、
これらのやりとりも明確に『ターミネーター』の鑑賞を前提とした演出である。
劇中劇の世界でも『ターミネーター』という作品は存在し登場人物達もそれを認識しているのだが
(先の台詞も「この台詞を俺が言うとは思わなかっただろう?」という冗談への返答)、
作中に登場するポスターでは、この世界でT-800を演じているのはなんと
シルヴェスター・スタローン氏。
あるシーンではロバート・パトリック氏本人が演じるT-1000も登場しており、主人公を驚愕させている。
最終更新:2023年02月16日 14:41