ダクネス


「男たちが私の肌を見て興奮している…何という辱め!」

ライトノベル『この素晴らしい世界に祝福を!』の登場人物。
担当声優はドラマCDでは 井上麻里奈 女史、アニメ版は 茅野愛衣 女史。
余談だが、茅野女史は『テイルズオブゼスティリア』のアリーシャ・ディフダや、
ソードアート・オンライン』のアリス・シンセシス・サーティといった女騎士を演じているため、
その流れでダクネスを「汚いアリーシャ」「汚いアリス」と呼んだり、逆にアリーシャやアリスを「きれいなダクネス」と呼ぶ人もいたりする。
アリーシャに関しては原作における彼女の扱いもあり「ダクネスとアリーシャを交換すれば万事解決」等とネタにされていたりするが
フルネームは「ダスティネス・フォード・ララティーナ」だが、
本人はこの本名を故あって名乗りたがらず、また劇中では「ダクネス」表記が原則使用されるため、
本項目もそれに準じて記載する。

めぐみんに次いでカズマ達のパーティに入った上級職「クルセイダー(聖騎士)」の女性で、大貴族ダスティネス家の令嬢。
外見だけなら巨乳でスタイルもよく、間違いなく美人のカテゴリに入るのだが、
その実態は「エロ同人誌みたいに!」な目に遭いたがるドMの変態であり、
当時は底辺だったカズマパーティに入ったのも、彼らがジャイアント・トードに粘液塗れにされる等の酷い目に遭ったりするのを見て、
自分もそういう出来事が体験出来ると考えたためである。
雲霞の如き敵の群れに袋叩きにされ、強大な敵に鎧袖一触に吹っ飛ばされて恍惚とする姿は紛う事なき変態。
なお、ドMだが淫乱ではない上堅物な部分も持ち合わせるのでセクハラには普通にNG出すし、
苦痛系は身体的な方はもちろん精神的な方もイケるタイプだが、本名をからかうなどの辱め系の精神的責め苦には弱く、
やり過ぎるとキレて暴力的な手段で鎮圧にかかってくる。こいつめんどくせー!
ちなみに異性の好みは「女に体で貢がせボロ雑巾のように使い捨てるクズ男」。カズマにはそれに近しいものを感じているとか。
しかし人並に乙女心も持ち合わせているきらいがあり、急に純情っぷりを発揮したりと実に面倒くさい。

アクアの後輩で商売敵の女神エリスを崇めるエリス教の熱心な信徒で、実はエリスの化身である義賊のクリスとは友人関係にある。

戦闘能力

人間の登場人物の中では作中最高クラスの耐久性を持ち、物理・魔法問わず耐えられる。
並の人間なら一撃で絶命するという大悪魔バニルのワイドショット「バニル式殺人光線」にも耐え、
魔王軍幹部クラスですら直撃すれば無事では済まないめぐみんの爆裂魔法も、直撃して重傷こそ負ったが一命を取り留める程に頑丈。
体力やスタミナも底なしレベルであり、カズマのドレインタッチを受けても、かなり長時間吸収しようが余力を残すほど。
鎧はアダマンタイトを少量含む特注の高級品だが、性癖故に蛮用されるせいで何度か破損する場面も見られた。
なお、素の状態の物理耐性、魔法耐性、各種異常耐性も満遍なく高い為、防具抜きでも十分に硬い。一部派手にぷるんぷるんするけど
防具は篭手一つ着けただけでカズマが動けなくなるほど重いが、ダクネスは完全装備でも平気で走れる。
本人的に、クルセイダーとして厳しく鍛えたお蔭で腹筋が割れてるのがコンプレックスで、本名共々地雷ポイントである。

武器は両手剣だが、超人的に不器用なのが災いして敵に剣を当てることができず
このためタフネスしか取り柄がなく、聖騎士でありながらタンク役でしか役に立たない。
実は剣よりステゴロの方が活躍できるが、本人はその気が無い。原作者が同じ『けものみち』の主人公ならば才能を見出しそうなものだが
不器用さを補えるスキルを取ればこの弱点を理論上補うことはできるが、聖騎士としてのプライドと、
必死に剣を振るうが当たらず力及ばず圧倒されてしまうシチュエーションがいいという欲望(こっちが本命)から、
頑なに攻撃スキルを取らず、スキルポイントを全て防御系かデコイ(敵の攻撃ターゲットを自分に引き寄せる)のスキルに割り振っている。


前述の通りタンク役として立ち回るのなら役に立つが、ダクネスは「くっ…殺せ」な目に遭いたがるが故に、
自分から率先して敵に突っ込んで行く悪癖があり、おかげで後衛の防御に役立たず足を引っ張ることも。
劇中で戦いがうまくいくのは、司令塔のカズマが一見使えないものでも用途を見出すのが得意なことに加えて、
そのカズマが捨て駒作戦を取るのを躊躇しない性格であることが大きい。
……酷い話だが、需要と供給が成立してしまっているので、ダクネスは余程の事がない限りとやかく言うことは無い。

「城に囚われ魔王の手先に理不尽な要求をされる女騎士とか……」

「どうしよう、カズマ。予想外に萌えるシチュエーションだ
「行きたくはない。行きたくはないが仕方ない」
「ギリギリまで抵抗してみるから邪魔はしないでくれ では」

「行ってくりゅ!!」

……なお、敵中に涎垂らして突っ込んでいくダクネスを象徴するこの迷言(「行ってくりゅ!!」)は、
茅野愛衣さんのアドリブだったそうな。


MUGENにおけるダクネス

Mr 4x3l氏&Spider YT 2017氏の製作したキャラが某所で公開中。
超必殺技は近距離で剣を振るう攻撃と飛び上がって切りかかる攻撃があるが、
いずれも妙な判定だったり無駄に飛距離が長すぎたりして外れやすいという原作再現が為されている。
ちなみに通常攻撃は素手で行うのでちゃんと攻撃が当たります。ご安心を。
AIはデフォルトで搭載されている。

出場大会

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最終更新:2024年06月19日 09:19
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