ヌーブ・サイボット


+ 担当声優
John Turk(ジョン・ターク)
『MK4』『MKG』
Ed Boon(エド・ブーン)
『MK:D』
Jamieson Price(ジェイミーソン・プライス)
『MK(2011)』
Sean Chiplock(ショーン・チップロック)
『MK11』

海外の格ゲー『モータルコンバット』シリーズに登場するキャラクター。全身漆黒の謎の人物。
正体はスコーピオンに殺害されたサブ・ゼロの兄が悪霊となって蘇った姿とされるが、生前操っていた凍気は何故か使わない。

初登場の『MKII』ではCPU専用の隠しキャラクターとして登場。
他の隠しキャラ達と違ってラダーモード(MKシリーズにおけるアーケードモード)中に出現のヒントが登場せず、
対戦モードにて『50勝』というとんでもない条件を満たすことで初めて戦えるようになる。
この時はまだスモークと差別化されておらず、必殺技もスコーピオンのハープーンしか使ってこない。
また、勝利ナレーションが「Feel The Power of…Toasty!」(シャオ・カーンの挑発台詞+トッシーおじさん)となっており、
その見た目や表示される名前、出現条件等から謎のキャラという印象を強く押し出されていた。
ちなみに移植版だと、裏技コマンドで自由に戦えるようになってる作品もあったり。

それから何度か隠しキャラとして登場しており、『MK3』でもCPUキャラクターとして登場。
Kombat Kodeを入力することで、対戦に勝利したら1戦だけ戦えるキャラの1人として実装されていた。
ただ『MK3』ではサブ・ゼロ以外の忍者集団が登場せず、『MK3』のサブ・ゼロは完全オリジナルの服装のため、
本作のみなんとカノウのシルエットになっており、本作の姿はある意味で貴重である。
ちなみに凍らせると正体が見える

バージョンアップ版の『UMK3』では一部のアーケード版とSNES移植及びGenesis移植からプレイアブルキャラとなり、
見た目も上のように今作から追加された忍者の姿を元にしたものへと変更された。
また『MKT』にも続投している。
本作からかなりの差別化が施され、ワープしての投げ、相手を攻撃不能にする飛び道具
分身を飛ばし相手を浮かすなど、凶悪な必殺技を持つかなりの強キャラとなっている。
ちなみに、Fatalityの一つには相手を掴みながら何度も跳ねて粉砕するという凄くシュールな内容のものがあったりする。

『MK4』でもまたもや隠しキャラとして登場。ただし今回は移植版のみの参加となっている。
実はアーケード版『MK4』開発当初は通常キャラとして実装予定があったのだが、紆余曲折あって没にされたとのこと。
そのためか、使用可能になった移植版では中ボスのゴローと同じくFatalityを持っていない。
移植版の『MKGold』でも同じくFatalityはないが、裏技の1ボタンFatalityは使用可能。
ただ、その内容はレイコ(とゴロー)の使い回しとサブ・ゼロの使い回しである。
何気に冷気を使う描写のある唯一のヌーブだったりする。

『MK:D』では、シャオ・カーンによって牢獄に閉じ込められていたスモークを改造し「ヌーブ・スモーク」としてタッグで参戦する。
『Mythologies』で地獄界に行った影響か人間性を完全に失っており、
『MK:D』のEDでは弟と再会しても何の感慨も無く、あまつさえスモークと協力して彼を惨殺してしまう。

『MK:A』では単体で参加。今作のみ名前が「NOOB」と表記・呼称されていた。

余談だが『MK4』までは血の色が赤であったが、『MK:D』以降では他のサイバー忍者と同じ黒色になっている。

Noob Saibot(ヌーブ・サイボット)という名前の由来は、
製作スタッフのエド・ブーン(Ed Boon)氏とジョン・トビアス(John Tobias)氏の2人の苗字を合体させ逆さまにしたもの
(Boonを引っくり返して「Noob」、Tobiasを引っくり返して「Saibot」。2つを足して「Noob Saibot」)。実に分かりやすい。
ちなみにNoobとはNewbie(初心者)の俗語表現で、オンラインゲームなどにおいてプレイヤースキルの低いプレイヤーを罵る目的で使われる事が多いが、
特にそういった意図は無い…というかむしろかなりの強キャラなので、単純に前述のスタッフの名前遊びの結果そうなっただけと思われる。


原作での性能

相手の性能を落とす鬼畜とまで言われた飛び道具や、自身の影を走らせて投げ飛ばす技(ガード可能)で優位に攻めるタイプ。
特に『9』ではワープを持たないキャラでヌーブへの対策を知らないなら、一方的に封殺される場合もある。

『11』では鎌を装備しており、外見も忍者というより死神に近くなった
(DLCには以前の忍者コスチュームも用意されている)。
アップデートにより、ランクマッチでも自由にカスタムした必殺技を使えるようになったため、更に強くなった。
どれも使いやすい必殺技ばかりなのでお好みでカスタマイズしよう。
よく使われるのは、弾速が速い飛び道具や下段判定の中距離飛び道具に、上段判定の叩き付け効果のある飛び道具、
ガード不能で相手の必殺技強化や空中逃げをするのに必要なディフェンス・オフェンスゲージを一本ずつ消す飛び道具(しゃがみで回避可能)など。
お馴染みのテレポート技はコンボに繋げられるものと、コンボに繋げられないが空中で使用可能なものが存在。


MUGENにおけるヌーブ・サイボット

+ Mike Obrecht氏製作
  • Mike Obrecht氏製作
代理公開先であった「Random Select」が2019年10月に閉鎖されたため、残念ながら現在は入手不可。
テレポートのような技、分身飛ばし、攻撃封じなどの原作の技が一通り搭載されている。フェイタリティも実装済み。
一応AIが搭載されてはいるものの、昨今のインフレではあまり活躍できる強さではない。

+ juano16氏製作 Soul Ninja
  • juano16氏製作 Soul Ninja
defファイルが複数存在しており、これ一つでモーコン忍者のほとんどが使用可能。
もちろんフェイタリティも実装済み。
ほどよい強さのAIがデフォルトで登載されている。

+ OMEGAPSYCHO氏製作 NOOB-SMOKE
  • OMEGAPSYCHO氏製作 NOOB-SMOKE
MUGEN1.0以降専用。初代『MK』のニンジャのドットで作られたヌーブ。
氏のサイトは消滅しているが、MediaFireのデータは健在であり現在も入手可能。

その名の通りスモークも同梱されており、カラーで変化するお得仕様。
イントロで『MKII』のスモーク登場演出が再現されており、非常に凝っている
(ちなみに原作のヌーブにはこのような演出はなく、原作演出はもっとシンプルである)。
決着時には原作のように英語の文章が表示される。
また氏のキャラにはお馴染みの仕様として、スタートボタンで技表が見ることができ、
ボイスをORIGINALとARRANGEから選択可能。
ORIGINALにすると、勝利ナレーションが上述した原作の謎ボイスになるといったこだわりも。
必殺技は『MKII』に準拠してか、初代『MK』のスコーピオンと同じものを使用しつつもFatalityは無しとなっている。
CPU仕様の再現として攻撃力と防御力が高めに設定されており、シンプルな性能ながらも結構強い。
AIもデフォルトで搭載済み。

出場大会

その他



最終更新:2025年06月25日 02:56