「さあ…あなたの生きる力を
見せてごらんなさい」
- 格闘スタイル: 聖霊錬金術
- 出身地: 国籍: スイス/現住所:聖霊界
- 誕生日: 9月24日(清掃の日 てんびん座、-歳)
- 身長: 176cm
- 体重: 48kg
- スリーサイズ: B92 W56 H88
- 血液型: AB型
- 好きなもの: 生命
- 趣味: 鉱物・魔石の収集と精錬
- 苦手なもの: 無気力な人間
- 特技: 錬金術、医療全般
- 得意な科目: 錬金学、医学、薬学
- 苦手な科目: 倫理学
- 所属: 上位聖霊
- キャッチコピー: 「元素の司たる聖霊錬金術師」
- 関連キャラクター: 神依 - リリカ - クラリーチェ
死してなお学究を志した錬金術師が高次の存在となったもので、自分自身を「命のアルカナ」と称している。
*1
生命そのものに尋常でない執着心を持っており、
ダラダラと暮らしているような無気力な人間(つまりニート)に
強い嫌悪感を抱いている。
実際、リリカの父でかつての研究仲間だったライゼルに対しては、彼が研究熱心でなかったためいい感情を抱いていない。
アンジェリア達の計画を知り、その計画を止めるほど強い生命力を持った聖女がいるかどうか興味を抱き、
計画を阻止した聖女(プレイヤー)の前に現れ、生命力を試すため戦いを挑んでくるというシチュエーションになっている。
それ以前にも物質界には過去に研究材料を求めて何度か訪れたことがあるのだが、
物事を倫理的に考えることが苦手で善悪の基準が極めて曖昧。
それ故様々な騒動や事件を起こしており、神依に何度か追い返されたことがある。
彼女曰く「あの者が物質界に現れるとろくなことが無い」とのこと。
また、クラリーチェとは彼女が魔族だった頃からの知己で、研究対象として目を付けていたらしい。
異常な能力・善悪の境目に位置する・どこか人間離れした様相・強者と闘いを求め現世を彷徨う…といい、
隠しボス担当といい、どこか
この人を連想しそうである。
まあ、あっちとは性別
と露出度が違うが。
撃破後のイベントシーンで意味ありげな台詞を残して消え去るが、
続編の『3』のストーリーでは彼女について一切触れられていないため、詳しいことは未だ不明である。
今後の展開に期待したい所だが果たして…?
家庭用にはスコアアタックモードのボスとして登場するのだが…詳しくは下記にて。
ちなみに上の画像衣装は戦闘時のもので、
普段は黒いベルベットスカートと赤いシャツの上に白衣というスタイルに眼鏡を掛けている。
この姿は物質界で行動するために練成しているもので、一般人でも姿を見ることが可能のようだ。
原作での性能
前作の
ミルドレッドや通常ボスの
アンジェリアとは比べ物にならないほど強く
*2、
隠しボスに相応しいぶっ飛んだ性能を持ち、シリーズ中どころか
格闘ゲーム全体を通しても最強クラスと言われている。
そのあまりの強さ故、
「ジェネラルの再来」と称されることもある。
簡単に挙げていくと、
- アルカナ特性により削り・カウンターヒットを受けない上、常時回復する体力・パワーゲージ
- 1ゲージで発動してゲージMAX(9ゲージ)まで回復する(おまけに体力も回復)プリママテリアル:アルベド・エリクシール(通称「春休み」)
- 異常なリーチと判定の通常技による、見える要素の無い速度の崩し
- 毒・レバー認識反転・ボタン配置変更など数々の特殊状態異常を与えてくるアルカナ必殺技
- 超必殺技の威力が総じて高く、さらにそこから別の超必殺技やクリティカルハートへつなげてくる
- 暗転を見てもジャンプで避けられない超必投げ「フォルゲレアアクツィオン」
- 超反応で撃つので事故ると死が見える強化轟天焦超必「フェルトラーガ・ザラマンダー」
- 発生1Fでヒットすれば即死級のダメージを与えるクリティカルハート「シュタイン・デア・ヴァイゼン」
と言った所。クリティカルハートは氷に閉じ込める演出もあいまってか「エターナルフォースブリザード」と呼ばれることもある。
とは言うものの、アルゴリズムにはやや穴がありガードが若干甘いため、
一部の超必の隙を突いて攻撃するなどのやり方で、どうにか倒せないこともない。
ちなみに必殺技・超必殺技は一部アルカナの技と同じ、または性能が少し変化し強力になったものが多い。
超必版は基本的に4つ同時に出てくるので、土のアルカナの必殺技に該当する「フェルトラーガ・グノーム」が発動すると、
「
オホツチの足が4本降ってくる」という愉快な光景に。
『3』ではアーケードでこそ影も形も無かったが、家庭用でのスコアアタックモードにボスとして再登場。
前作よりさらに
ゲージの回復速度がアップしていたり若干甘かったアルゴリズムも強化されため、
弱体化どころか益々とんでもない強さになってしまっている。
攻撃力はかなり減少しておりクリティカルハートでも6割程度、防御力も低目だが、
キャラクター特性として
各種ホーミングが全て瞬間移動に変化するという恐ろしい能力を獲得。ナチュラルに表裏択を迫ってくるようになりました。
また、フォースゲージの回復速度が尋常でなく、アルカナバースト使用後でも5秒も経たず全快する。
AIもそれを理解し、コンボに持っていくと5ヒット程度で即座にバースト使用するため、ノーゲージコンボはほぼ無効化される。
流石にやりすぎだと判断したのか、救済処置としてコンティニューするごとに開始時の体力が減少するように設定されたため、
根気と運さえあれば勝てるようにはなった。
だが、それでもAIの気分次第でクリティカルハート「エリクシーア」を使い、一瞬にして体力とゲージを全快にされることが…。
なお、彼女をノーコンティニューで倒すと良いことがある、らしい。
『3LM』以降は実装されたトライアルモードの終点で戦えるようになり、コンティニュー連打による体力減少調整も削除された。
だが時代の流れとプレイヤーの執念とは恐ろしいもので、2020年頃から次々と撃破報告が聞かれるようになった。
MUGENにおけるパラセ・ルシア
以前からアフロン氏製の
骸の
ストライカーとして登場はしていたが、
キャラ本体としては2010年11月末にincurable氏によるものが公開された。
ちなみにincrable氏のキャラを動画に使用する際は
「美少女萌え要素を含んだ女性♀もしくは可愛い系の男の子♂限定」という条件があるが
氏曰く「「こうしてくれると嬉しい」程度で厳守ではないです」とのこと。
当初公開されたβ版は、再現する原作は『2』が主体。
「シュタイン・デア・ヴァイゼン」も含めた必殺技は一通り揃っている(エクステンドフォースなど一部の技は未実装)。
それ以外に、コマンドで画面内のどこかにワープするものや、足元に紋章を出して移動させ、相手の上に来ると攻撃するオリジナル技も搭載。
コンセプトは「プレイヤーキャラクターとしてのパラセ」であり攻撃力は原作の半分(しかし超必殺技なら6割吹っ飛ばしたりする)。
防御力もごく普通で、体力とゲージの自動回復も無い。
ゲージは『3』のグラフィックを使用している。イントロによってはミルドレッドを
消し飛ばしていくことも。
『2』と『3』ではパラセ・ルシアの性能は大幅に違うので動画視聴の際は注意が必要。
- カウンターヒットを受けない→mugenのパラセにはそういった能力は無し
- 毒・レバー認識反転・ボタン配置変更→非実装。mugenの仕様上再現困難
- 発生1Fのクリティカルハート「シュタイン・デア・ヴァイゼン」→アルカナ3での性能。incrable氏のパラセは発生10フレームで地上・空中ガード可能
- 空中で超必殺技発動→『2』では不可能
- ホーミングワープ→『2』では不可能
『3』のパラセとは別物であることを理解した上で使用・視聴するといいだろう。
明く2011年にはSilvan氏のAIが公開された。少し前の動画に出てくるのはこのAIである。
5段階のAIレベルに加え、コンボレベルが設定可能。最大にすると、延々と地面に叩き付ける永久をしてくる(通称「乳バスケ」)。
中距離から高性能な飛び道具で固め続け、隙があれば投げからコンボに移行する堅実な動きをする。残念ながら現在は公開停止。
AIレベル最大、永久オフだと凶中位ほどのランクである。
格ゲー出身のキャラとしては十分すぎるほど強いのだが、上記の通りボス性能の再現がされたものではないため、
原作のイメージからすると物足りなく「MUGENのパラセは弱い」と言われ続けることになった。
たまにAIのせいにされてたりするがとんだ誤解である。
なお、下記のリニューアル直前になって>天<氏はこちらのバージョンのAIも公開している。
ボスモードスイッチがあり、攻撃力増加とゲージ回復を付与することで疑似的にボス性能に近づく。永久の可否も設定可能。
こちらのバージョンだと、ボスモード永久ともにONにしても狂には届かない。
公開時期の関係上このAIの出番は現在無いが、凶ランクにパラセを出したい時には一考してみてはどうだろうか。
一時はサイト閉鎖で入手不可となったが、2013年03月03日にサイト復帰と共に再公開され、
2014年1月12日には空中ゲージ技や瞬間移動付与の「ブリッツ」など、上記で上げられた『アルカナハート3』要素を追加され、
更に未実装だった命のアルカナの仕様(体力とゲージ自動回復、削りとカウンター無効)を搭載、
ゲージデザインも『アルカナハート3LM』風のものに一新して更新された(旧版も公開されたまま)。
ただし、アルカナ必殺技及びスヒツォフレニイによる状態異常は毒以外再現されていない。
自動回復はロック技を含めて自分の攻撃中でも相手の攻撃中でも回復するため注意。
「シュタイン・デア・ヴァイゼン」もガード不能になり、原作同様の切り札となった。なおチーム戦ではこの技のダメージが入らないバグが存在する。
また2014年1月、
暴君や
師匠のAIでお馴染みの>天<氏によるAIが公開された。
強さの方はというと、当然というかなんというか
えげつないの一言。
ボスモードや永久スイッチ、ブリッツ頻度などの設定項目を全てOFFにした状態でも、空中からの起き攻めなどで凶最上位クラスの強さを発揮し、
ボスモードONだけでも高速回復やそこから放たれる高威力ゲージ技などで狂下位クラスとなり、設定全開ならば狂中位にも達するほど。
永久スイッチを抜いた場合の挙動が、ほぼ原作の挙動そのものに近いというのが恐ろしい所である。
まあ、最も恐ろしいのは
これらの強さが原作再現の結果ということだが。
ボスモードは2と3の仕様が合わさったような性能なだけあり、
「シュタイン・デア・ヴァイゼン」やカウンター「フェルトラーガ・ザラマンダー」は並の体力では即死するほどの威力。
自動回復は原作通りかなり早いものの、
他のMUGENアルカナボスモードと違い、防御力が上がっているわけではないので単発大ダメージには弱い。
多数のアルカナキャラAI製作で知られる蜂百合氏も2014年2月25日にOneDriveでAIを公開した。
10段階にレベル調整が可能な他、コンフィグで詳細に設定できる。「おまけスイッチ」でボスモード化も可能。
引きこもりことエリクシーアの封印スイッチもある。試合のテンポを重視したい場合はもちろん、封印した方が有利に立ち回れる相手も多い。
こちらは上記の>天<氏のAIよりもさらにえげつない。どれくらいかというと、
AIレベル4/10で>天<氏AI11/11を圧倒する。
コンボ精度が非常に高く、
ちびキャラだろうが
愛され判定だろうが落としはしない。
10/10で永久をする機械と化すという
原作を越えた挙動をする上、自分は触れられたら即
喰らい抜けをするというおまけ付き。
ボスモードオフでも狂中位に達するという恐ろしい強さだが、
これが恐ろしいのは
凶悪改変などではなく、原作のキャラの強さを最大限に活かしたAIをただ組んだだけという事である。
あれでもまだ原作は有情だったという事実を思い知らされるだろう。
しかしこのランクになるとステート抜けやダメキャンでコンボが通じないことも多く、
パラセ自身は特殊な耐性を持っていない(当たり前だが)ので、飛び交う即死技やステートを奪うコンボで全開設定でもあっさりとやられてしまうことも多い。
繰り返すが、
凶悪改変などではない、格闘ゲーム再現に近いキャラである。何故即死耐性の心配が出てくるのか。
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大会ネタバレ |
大!凶者ランセレバトルに出場(当時は旧版、Silvan氏AI)。
この大会ではキャラの立ち絵を並べた集合絵が動画の最初と最後に表示されるのだが、主の意図したものか偶然か、
パラセは すぐ横のレイに胸をガン見されることになった。
その立ち回り性能の高さ、開幕10割などで安定して勝ち星を稼いでいくが、 よりによって件のレイにセクハラを交えつつ2回も負けてしまう。
Part46まででパラセに黒星をつけたのはレイだけである。
終盤に差しかかって 因縁の相手、 バイト、 何かおかしい表ボスなどが敗退していく中、
アルカナ勢最後の生き残りとして戦い続け、11勝6敗という好成績を残した。
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「死を恐れるがごとく、生を恐れなさい」
出場大会
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一覧 |
シングル
タッグ
チーム
その他
更新停止中
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削除済み
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出演ストーリー
*1
戦闘前のデモにおけるアルカナの名前は「パラセルシア」。
名前や錬金術師という設定からもルネサンス初期に活躍していた、
医者であり錬金術師の
パラケルススという人物が元ネタと思われる。
*2
念のために言っておくと、彼女達も比較的アルゴリズムが有情なだけで、相当な鬼畜ボスである。
最終更新:2024年03月16日 01:18