仮面ライダーマッハ





 ■スペック
 身長:205.5cm
 体重:96.6kg
 パンチ力:9.7t
 キック力:16.7t
 ジャンプ力:ひと跳び40.3m
 走力:100mを2.4秒

「追跡! 撲滅! いずれも~~~……マッハァ!!」

特撮『仮面ライダードライブ』に登場する仮面ライダーで、同作の2号ライダー。
本作のヒロインである詩島霧子の弟で、フリーカメラマンの「詩島剛(しじま ごう)」(演:稲葉友)が変身する。
劇場版『MOVIE大戦フルスロットル』で先行して登場し、第12話から本格的に登場した。
『バトライド・ウォー創生』ボイス

ドライブが車をモチーフにしているのに対し、こちらはバイクがモチーフであり、
全体的な外観はバイカーのライダースーツをよりヒロイックにした感じになっている。
なもので初登場時「このライダー、ライダー!」とそりゃ当たり前だろうことを声高にアピールされた。ナニイテンダ!
ベルト「マッハドライバー炎」にシグナルバイク(小型のバイク型のサポートマシン)「シグナルマッハ」をセットして変身する。
開発者はベルトさんことクリム・スタインベルトの恩師であるハーレー・ヘンドリクソン博士
(余談だが、演者は『仮面ライダースーパー1』にてスーパー1の開発者ヘンリー博士を演じていた大月ウルフ氏。
 その事もあってか、マッハの変身ポーズはスーパー1のそれとよく似ていたりする。3年前の2号ライダーと違い剛は別に拳法家でもないけど)。
スピーディーでアクロバティックな近接戦と、専用武器「ゼンリンシューター」を使った銃撃戦を得意とする。
また、ドライブのタイヤ交換に相当する、シグナルバイクを状況に応じて入れ替える「シグナル交換」を駆使して戦う
(ドライブとは互換性があり、シフトカーによるタイヤ交換も可能)。
設計上はドライブを上回る戦闘力を発揮できる反面、変身者に対して大きく負担がかかる仕様となっており、
変身には制限時間が設けられている。
ただし活動限界は機械的に設定されているわけではなく変身者の鍛錬次第で延長可能とされており、
物語が進み剛自身のトレーニングや戦闘経験を積むのに比例して、変身時間も次第に延びていた。
戦闘後に頭部の「V-ヘルム」の「イノベイトバイザー」を展開するが、
これも余分なエネルギーを排出して負荷を解放するための機能である。
必殺技には、マッハドライバーを操作する事で旋風を発生させ、ドライバーから伸びた炎が色とりどりに変化しつつ、
空中で宙返りからキックを浴びせる、マッハ版ライダーキックに相当する「キックマッハー」。
ゼンリンシューターの射撃必殺技「ヒットマッハー」、ゼンリンシューターを用いた打撃必殺技「ビートマッハー」がある。

この他の戦力として、専用バイク「ライドマッハー」も持つ。
このバイク、3号ライダーの仮面ライダーチェイサーのバイク「ライドチェイサー」と合体し、
一人乗りの四輪装甲車「ライドクロッサー」になる機能があるのだが、マッハは初使用時(合体機能を知らず、偶発的に合体した)の一度しか運用していない。

+ 強化形態
  • デッドヒートマッハ
 身長:200.5cm
 体重:107.1kg
 パンチ力:15.3t
 キック力:23.7t
 ジャンプ力:36.5m
 走力100mを3.2秒
※スペックはいずれもバースト状態前のもの
正確にはドライブのタイプデッドヒートと兼用のフォームだが、物語が進むにつれマッハの使用頻度が上がり、
実質的にマッハの強化形態という扱いになっていった。
ロイミュードのリーダー格であるハートのデッドゾーンという能力に対抗するために作られたシフトデッドヒートを使用して変身する。
スピードは通常時のマッハに劣るが、右肩に備えた「DH-コウリン」の機能で全身に高熱エネルギーをを高速循環させて、超高熱化した格闘攻撃を繰り出せる。
しかし、DH-コウリンに備えられたメーターがレッドゾーンに達すると、同じくタイヤがバーストを起こし暴走状態に陥る。
いわば時間制限付きの暴走形態だが、24話からは意図的にバーストを引き起こして暴走状態のままその力を制御して戦えるようになった。
必殺技はキックマッハーの強化版「ヒートキックマッハー」。
また、第45話ではその場の全員がゴルドドライブが使った電磁フィールドに捕らわれ004の自爆で皆殺しにされかけた際に、
名称不明の自爆技を用いて爆発の勢いで自分以外を強制脱出させている(かなり無理矢理発動したらしく剛の身体も相当なダメージを負っていた)。

  • 仮面ライダーチェイサーマッハ
 身長:205.5cm
 体重:98.7kg
 パンチ力:25.2t
 キック力:30.5t
 ジャンプ力:ひと跳び44.3m
 走力:100mを2.0秒
チェイスから託された「シグナルチェイサー」をセットして変身したマッハの最強形態。
本来シグナルチェイサーは仮面ライダーチェイサーの変身アイテムでチェイス用に調整されているため、
彼以外には使用出来ない仕様になっているのだが、ゴルドドライブとの戦いでチェイスが剛の目の前で戦死した後、
剛の思いの力が通じた、あるいは彼に託したチェイスの遺志が影響したかのように、できないはずの変身を果たした奇跡の形態。

デッドヒートマッハをも凌ぎタイプトライドロンにも勝る本作の登場ライダーの中で最高値のパンチ力を誇るパワーと、
通常時のマッハも超えてゴルドドライブですら反応が追い付かない程の加速力を誇っており、
元々の武器であるゼンリンシューターと、チェイサーの専用武器であるシンゴウアックスも使用可能。
さらに魔進チェイサーの3種のチェイサーバイラルコアとも互換性が生まれており、
ゴルドドライブのゴルドコンバージョンにより動きを封じられピンチに陥った際も、
どこからか飛来したバイラルコアが加勢したことで束縛を振り切り形勢逆転している(この際、一瞬背中に魔進チェイサーの羽が出現している)。
必殺技では紫色のオーラを纏ながら、チェイサーの幻影と共にライダーキックを放つ。
ガンバライジングでは「チェイサーマッハエンド」と称されているが、
理由は不明ながらオフィシャルパーフェクトファイルや公式サイト「仮面ライダー図鑑」などでは正式な名称は記載されていない。

最終盤の1回きりの登場ながら、そのドラマチックな変身経緯と熱い展開から視聴者に強烈な印象を残した
(映像作品外では、小説版でも一度変身している)。

『ドライブ』最終回でドライブのツール一式がクリムの意向により封印されたのに対して、マッハドライバー炎は封印前にゴルドドライブに破壊されたのだが、
試作機のプロトタイプマッハドライバー炎は「5分間しか変身出来ない」「1回使ったら壊れる」など、
本来は実戦用に満たない性能から記念品として残されていた。
それもあって使う度に壊れているものの、その度に修復されたり再生産されたりしているため、
『ドライブ』のキャラの中でベルトさん引っ張り出すとか特殊な工程を経ずに唯一変身できる存在として後続の作品に出演する機会も多い。


MUGENにおける仮面ライダーマッハ

仮面ライダークロノスも手掛けたYOJO氏によるキャラが公開中。
ライドマッハーによる突進技や、ゼンリンシューターによる射撃攻撃で戦う。
ゼンリンシューターの射撃技は下に表示されるシグナル交換に応じて効果が変化する。
固有システムとして画面下の圧力ゲージが0になると動けなくなるため、定期的にバイザーを展開する特殊技でゲージを補充する必要がある。
AIは未搭載。


出場大会

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最終更新:2025年05月14日 14:13