バンジョーとカズーイの大冒険 とは、【NINTENDO64】用のゲーム。
バンジョーとカズーイの大冒険 |
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他言語 |
Banjo-Kazooie (英語) | |
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ふりがな |
ばんじょーとかずーいの だいぼうけん | |
ハード |
【NINTENDO64】 | |
メディア |
128Mbitロムカセット | |
ジャンル |
3Dアクション | |
発売元 |
任天堂 | |
開発元 |
レア | |
プレイ人数 |
1人 | |
発売日 |
1998/12/06 (日本) 1998/06/29 (北米) 1998/07/17 (欧州) 1998/07/24 (豪州) |
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値段 |
6,800円(税別) | |
対応機能 |
振動パック | |
シリーズ |
バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ | |
移植・リメイク |
Switch:【NINTENDO 64 Nintendo Switch Online】 Xbox 360 XboxOne:Rare Replay |
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日本販売数 |
40万本 | |
世界販売数 |
203万本 |
【NINTENDO64】向けに発売されたゲーム。
【ディディーコングレーシング】に登場した新キャラクター・【バンジョー】を主役とした3Dアクションゲーム。
【スーパーマリオ64】を参考にして作成されており、各箱庭ステージにある「ジグソーピース」と「オンプ」を探し集めて新しいステージへと進んでいく。
全体的に洋ゲーらしさが強く出ており、演出面や世界観で『スーパーマリオ64』とは大きく異なる世界を表現している。
当時の広告では「マリオ64をプレイしたなら楽しめるゲーム」と謡っていた。
後に発売した【ドンキーコング64】は本作の流れを強く汲んだ作品となっている。
ここは、クマのバンジョーが相棒のトリのカズーイとのんきに暮らす、クルクルやまのふもとです。
平和なその場所を見おろすように、なんだか不気味な岩山がそびえています。あれはグランチルダのとりで。悪~い魔女、グランチルダの隠れ家です。
おやおや、隠れ家の奥深くでグランチルダが何やら始めたようです…。
「お~~~ナベ、ナ~~~ベ!
ナベのディングポットよ!
世界で、いちば~~~んきれいなのは
ダ~~~レぢゃ?」
グランチルダは
大きなナベに向かって言いました。
「グランチルダさま。
もちろん、あなたさまです。
あなたさまのお美しさで、
わたしはイキがつまりそうです。ゲホッ」
大きなナベが答えます。
グランチルダは満足そう。
「おっと…、失礼しました。
もっときれいなコがおりました」
「それはどういうい~~~みじゃ!
わしよりきれいなコなど、
この世におるわけな~~~い!」
「そのコは、チューティという名前です。
彼女こそが、この世でいちばんきれいで
ございます」
それを聞いて怒りまくったグランチルダは、ナベをガンガンたたくと、愛用のホウキにまたがり、とりでの外へと飛び出しました。この世でいちばんきれいだというチューティをさらい、生けにえにするために…。
グランチルダは生けにえから美しさをしぼり取る、恐ろし~い発明品を持っているのです!
その頃チューティは、兄のバンジョーの家へと向かって、クルクルやまのふもとを歩いていました。モグラのボトルズが地面から顔を出し、チューティに声をかけます。
「やあチューティ。おでかけですか?」
「うん。ネボスケお兄ちゃんと冒険旅行に行くの」
「あそこにいるのが君のお兄さんですか?」
ボトルズが指さした先に見えたのは、ホウキに乗って空を飛ぶ…、グランチルダでした!
「違うわ!あれは誰?」
「おいで。お~~~いで。
かわい~~~いムスメや。
おまえを、あっっっという間に
みにく~~~くしてやるよ!」
「キャー、なにすんのよ!
手を離して。ウエェーン」
グランチルダはすごいスピードでチューティに近づくと、むりやり彼女の腕をひっぱり連れ去ってしまいました!
そんなことは何も知らずに、バンジョーはまだ夢の中です。相棒のカズーイが、お気に入りのリュックの中から叫びます。
「バンジョー! 起きろ~!」
「ムニャムニャーン。どうしたんだい? カズーイ」
ようやくベッドから抜け出したバンジョー。でもまだ半分眠っているようです。
「なんか、おもてが大変ヨ。すぐに行かなきゃ!」
おもてに出たバンジョーとカズーイの目の前に、モグラのボトルズがボーゼンと立ちつくしていました。
「バンジョー、君の妹のチューティが
悪い魔女グランチルダにさらわれました!」
それを聞いたバンジョー、ようやく目が覚めたようです。