【バンジョー】

バンジョー とは、【バンジョーとカズーイの大冒険】のキャラクター。

プロフィール

【カズーイ】とコンビを組む、リュックを背負った【クマ】
カズーイと2人で一緒に冒険を行う。
【チューティ】という妹のクマがいる。
【ディディーコング】とは友人の関係。

作品別

【バンジョーとカズーイの大冒険】

主人公の片割れ。戦車で言うと下の本体部分に当たり敵の攻撃を受けるのは主にこちら。
クマとトリという組み合わせだけ見ると「きっと基本的なアクションを下にいるクマのバンジョーがこなし、背中にいるトリのカズーイが細かいアクションでサポートする分業制なのだろう」という印象を抱きそうになる。
しかし実際の所、本作で習得するアクションは大部分がカズーイのクチバシや翼を駆使したもので、バンジョーが自前で使うアクションは木登り、ローリングアタック、ツメツメパンチ程度。
そしてこのツメツメパンチが、立ち止まらないと使えない、攻撃範囲がかなり狭い、威力も最低レベル、といった具合で役に立つ機会が殆どない死に技である。
そんな有様なのでバンジョーはローリングアタックと移動くらいしかやることがない…と思いきやカズーイがバンジョーを背負って走る「カズーイダッシュ」がやたらめったに高性能。
攻撃系のアクションが一切できなくなるデメリットがあるものの、移動速度はバンジョーの比では無く、スタミナ制限や小回りが利かないなどとというありがちなデメリットはない。
そのため実際にプレイしていると攻撃はおろか移動すらも鳥任せになるというやや情けない主人公である。誰が呼んだか バンノーなカズーイの大冒険

「ショック・ジャンプ」を習う際には「カズーイがやってくれるとたすかるんだけどなぁ。ボクは、もうクタクタなんだ。」と言ってたりするが、上記の通りほとんどのアクションをカズーイにやってもらってる状態なのでどの口が言ってるんだとネタにされる。

【バンジョーとカズーイの大冒険2】

数少ない固有攻撃アクションであったツメツメパンチが削除され、カズーイがその場で前の敵を嘴で突く「くちばしこうげき」に変更された。性能としては威力・範囲共にぶっちゃけツメツメパンチの完全上位互換である。
また、ローリングアタックはカズーイが翼を広げてバンジョーの背中を覆うようにする合体技のようになっており、それに伴ってなのか前作に比べて移動距離が伸びている。
という具合に、前作で担当していたアクションが大分カズーイに浸食されたのだが、その代わりに、新システムの「セパレート」によって二人で分かれて行動できるようになったため、固有技が増えバンジョー単騎でなくては進めない場面も増えたことから前作よりはカズーイ依存の印象は薄れている。
ただしそれらのアクションが殆どリュック依存のため、今度はリュックが本体などと言われる事も。
一応、セパレート状態の基本攻撃の「ぐるりんリュック」は威力・攻撃範囲共に中々優秀。
そして新規習得した攻撃アクション「ハリセンカズーイ」はゲーム中トップクラスの威力を誇るが、その名の通りカズーイの足を掴んで全力で地面に叩きつけるという実に酷い絵面の攻撃である。
流石のカズーイも叩きつけられた際にショックで呻き声を上げてしまうのだが、バンジョーはなぜかジグソー取得時の妙に嬉しそうな声(通称那覇)を発するため、出番を奪われていることに対してどこか鬱憤を晴らしているようにも…。

【ディディーコングレーシング】

【コンカー】と共に先行出演。本作ではコンカー共々ディディーコングの友達という設定がある。
カズーイは本作の時点ではゲーム内には登場していないが、既に1997/06/19~21のE3でバンジョーとカズーイの大冒険が公開されていた後であり、説明書等では「相棒のカズーイは家でお留守番」という記載があった。
性能は典型的な重量級。同じ重量級の【クランチ】に比べると最高速は劣るがハンドリングで勝る。
北米で発売されたDS版?では版権の都合で差し替えられている。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

シリーズがマイクロソフトに売却された後だが、DLC第3弾でカズーイと共にファイターとして参戦。名義は「バンジョー&カズーイ」。
もちろん殆どの攻撃でカズーイを使用する。ツメツメパンチ等、バンジョーだけの攻撃もあるにはある。
【ダックハント】と同じく2人で1人の扱いのため、分離して離れ離れになる心配は無い。

元ネタ推測

関連キャラクター

余談

  • 元々はProject DreamというSFC用に開発されていたゲームの脇役だった。当時の資料ではリュックではなく大剣を背負っているイラストが確認されている。
    開発を進める内に主人公に格上げされた。元々の設計では武器や道具を使って戦い、自前の体術がほとんど無いという【リンク】のような主人公だったと考えると、その武器と道具が全てカズーイに置き換わったのでバンジョー単体ではできる事が少ない…というのも何となく察せられる。
  • 本作を作ったスタッフが独立して作ったインディーズゲーム「Yooka-Laylee」では「大きなカメレオンの少年ユーカ」と「小さなコウモリの少女レイリー」がタッグを組んで冒険を繰り広げるのだが、この明らかにバンジョーをモチーフにしているユーカはかなり単独のアクションが豊富でカメレオンの特性を生かした芸達者な主人公だったりする。スタッフ的にもバンジョーの扱いについて思う所はあったのだろうか。

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最終更新:2024年06月16日 10:34