【ディディーコングレーシング】

ディディーコングレーシング とは、【NINTENDO64】用のゲーム。

概要

ディディーコングレーシング


他言語

Diddy Kong Racing (英語)

ハード

【NINTENDO64】

メディア

ロムカセット

ジャンル

レースゲーム

発売元

日本:任天堂
日本国外:レア

開発元

レア

プロデューサー

Chris Stamper

ディレクター

Lee Schuneman

プレイ人数

1~4人

発売日

1997/11/21 (日本)

値段

6,800円+税

対応機能

コントローラパック
振動パック

シリーズ

ドンキーコングシリーズ

移植・リメイク

DS:【Diddy Kong Racing DS】?

日本販売数

44万本

世界販売数

488万本

【NINTENDO64】向けに発売されたドンキーコングシリーズの1本。
【ディディーコング】を主役としたレースゲーム。
元々は『Pro-Am 64』というゲームタイトルで、オリジナルの世界観で【ティンバー】を主役とした作品として提案されていたが、宮本茂の提案によりディディーコングを主役とする形に作り直されたという経緯がある。そのためか、ストーリーや世界観、登場キャラクター達にドンキーコングシリーズの要素が殆ど見られないという名残がある。
スタッフは「安易にキャラクター商売に走るのはどうか」と疑念を抱いていたらしく、その事もあってか説明書内でもディディーよりもティンバーの方が先に紹介されており、実質的な主人公はあくまでもティンバーという扱いになっている。(ディディーは3番目の紹介)

【マリオカート64】のディディーコング版を思わせるタイトルだが、アイテムの種類が少ない、操作感覚の異なる3種類のマシンから選択する、高難易度の一人用モードが中心である等、実力が関わる要素が多く、『マリオカート64』との大幅な差別化が見られており、全体的な難易度もかなり高い。
【バンジョー】【コンカー】といった、レア社開発の作品で主役を務めるキャラクター達の何人かは本作がデビュー作品となっており、発売時点で既に主役のゲームが制作中である事が公開されていたため、今後発売予定のタイトル群の宣伝的な作風も見られる。

2007/02/05には北米でリメイク版の【Diddy Kong Racing DS】?が発売。前述のバンジョーやコンカーはレア社と共に版権の売却が行われたため、コングファミリーに差し替えられている。

ストーリー

動物たちのすむ、ここティンバーアイランドが、宇宙一の無法者ウィズピッグに乗っ取られてしまった。
島の誇りである16ものコースも、やつの魔法で封印されてしまった。
ウィズピッグを追い返して、元の平和な島を取り戻すには、彼とレースをして勝たなければなりません。
そう考えた動物たちは、仲間の中からチャンピオンレーサーを決めることにしました。

ゲームシステム

  • 基本の流れ
    本作は基本1人用のアドベンチャーモードを主軸としている。(条件を満たせば2人プレイも可)
    ティンバーアイランド内を探索し、ゾーンを見つけてその中にあるコースに「ゴールドバルーンチャレンジ」という名目で挑戦。
    1位を取ると「ゴールドバルーン」が手に入る。各所には「ゴールドバルーン」の数字が書かれており、書かれた数以上の「ゴールドバルーン」があればゲートが開く。この仕組みは【スーパーマリオ64】の「パワースター」に近い。
    ゾーン内の全てのコースで1位を取るとボスに挑戦できるようになり、ボスとレースで対決する。
    ボスに勝つと、そのゾーン内で「シルバーコインチャレンジ」に挑戦可能となり、そちらをクリアすればもう1つの「ゴールドバルーン」が手に入る。
    ゾーン内の全ての「シルバーコインチャレンジ」を達成すると、強化されたボスに再挑戦が可能。そのボスに勝つとゾーンクリアとなる。
    これを繰り返し、全てのゾーンを制覇するとゲームクリア。
  • 3種類のビークル
    本作のマシン(ビークル)は3種類存在する。
    陸上が得意なレースカーに加え、水上を移動するホバークラフト、空中を自在に飛ぶ飛行機の何れかを選択して操作する。
    コースによってはホバークラフトか飛行機しか選べないこともある。
    基本的な操作は同じだが、ホバークラフトは慣性が効きすぎる、飛行機は上下に倒して高度の操作を行うと言った形でそれぞれ細かな違いもある。
  • ボス戦
    本作はレースゲームでありながら巨大ボスとの対決が存在する。
    ボス相手にタイマンしてレースして勝利するだけだが、ボス戦のコースはボス戦専用の新コースで、更にボスはフライングなどの反則行動を平気な顔をして行うため難易度は高め。
    コース内の「ゴールドバルーンチャレンジ」を全て達成すれば第一段階、「シルバーコインチャレンジ」を全て達成すると第二段階のボスに挑戦できる。
  • シルバーコイン
    「シルバーコインチャレンジ」で集めることになるコイン。
    『スーパーマリオ64』の「赤コイン」に近い仕組みになっており、コース内のどこかに隠された「シルバーコイン」を8枚回収する必要がある。
    更に回収した上で1位まで獲得しなければならず、難易度が非常に高い。
  • おじゃまバルーン
    本作のアイテム。手に入れるとウエポンを入手できる。
    全部で5色に分かれており、色によって手に入るウエポンが固定化されている。
    ウエポンを使わないまま同じ色のバルーンを続けて取る事でウエポンが段階的に強化されていく。
  • カギとボーナスステージ
    各ゾーンのコースにはカギが隠されており、それを手に入れるとボーナスステージに挑戦できるようになる。
    ボーナスステージでは一風変わったルールでライバルたちと対戦する。
  • レーストラック
    アドベンチャーで遊んだことのあるコースを自由に走れるモード。
    1人でタイムアタックに挑戦したり、2~4人でレースで勝負する事もできる。
  • アドベンチャー2
    クリア後に楽しめるモード。ただでさえ難しいアドベンチャーモードの高難易度版で、コースが全て左右反転し、ライバルたちが強化される。
    シルバーコインチャレンジの位置も難しい場所に変更される。
    このモードではゴールドバルーンではなく銀色のミラーバルーンが手に入る。

キャラクター

プレイヤー

ボス

その他

ビークル

関連作品

リンク

移植・リメイク

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最終更新:2025年01月03日 15:28