ラインバックとは、【ゼルダの伝説 夢幻の砂時計】のキャラクター。
ラインバック |
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他言語 |
Linebeck (英語) |
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種族 |
【人間】(【ハイリア人】) | |
性別 |
男 | |
職業 |
船乗り | |
初登場 |
【ゼルダの伝説 夢幻の砂時計】 |
世界を股にかける船乗り。【ラインバック号】という船を所有している。
一人称は「オレ様」や「オレ」。臆病な性格だが海に関する知識は豊富である。
幽霊船の財宝を手に入れる為に、手掛かりを求めてメルカ島の海王の神殿に入ったが、罠にかかり閉じ込められていた。
【リンク】とシエラが海王の神殿へやってきた時は傲慢な態度で助けを求めたが、シエラの説教を受けて謝った。
リンクに小さなカギを渡して謎を解かせ、罠が解除されると走って神殿の外に出た。足を挫いたと言い訳していたようだ。
シエラの事を「チビ妖精」と呼んでいる。シエラが精霊の力を取り戻しても妖精呼びは変わらない。
幽霊船を探す為にリンクやシエラと共に大海原を航海する。各島に着くとラインバック号の整備をするので船から離れない。
航海中は敵の出現などを知らせる。海上での中ボス戦でアドバイスする事もある。
【ウミブリン船】や【ジョリーン船】がラインバック号に接触すると【ウミブリン】や女海賊の【ジョリーン】が乗り込んでくるが、その時は船内の木箱に隠れている。尚、最終的にジョリーンにはバレる。
幽霊船に来た【海王】?こと【シーワン】?の会話を聞いて幽霊船財宝の事は作り話だと分かり、石化したテトラ?や力を失った海王を救う事に拒絶するが、シーワンに「望みを なんでも1つ かなえてやるが どうじゃな?」と言われて「海王さまが たいへんおこまりで いらっしゃるんだ!」とやる気を出す。……勿論お宝目当てである。
そしてリンクが3色ハガネを入手して夢幻のつるぎを完成させて、海王の神殿の最深部へ向かう事になった時はシエラの事を名前(作中ではこの時だけ)で呼び、リンクをサポートするよう言った。
ちなみにジョリーンに狙われるようになったのは、船の操作ミスで【魔物】に体当たりして撃退した後に行動を共にしていたのだが、縁を切る事にした際に彼がお宝を奪った為である。
リンクが魔神【ベラムー】?を退けた時はラインバック号内にシーワンと一緒にいた。フォースを注入されて復活したテトラをベラムーが連れ去ったので、ベラムーが憑依した幽霊船と交戦して追撃する。
幽霊船の残骸では、幽霊船のマストがラインバック号に直撃してあっけなく沈められ、リンクもベラムーの触手に捕らえられてしまい怯んでしまうが、彼が落ちた夢幻のつるぎでベラムーの触手を突き刺したのでテトラとリンクは解放された。
リンクが目を覚ました時は夢幻のつるぎを振り回してベラムーを牽制していたが、ベラムーの触手に絡まれベラムーの本体が背中にくっ付き憑依され、ファントムの鎧を着せられてリンクと敵対する事になる。
リンクがベラムーを倒した後は操られてリンクと敵対していた事を謝罪した。船の仇をとったと言いかけた時は、シエラの発言により黙り込んだ。
シーワンが海王の姿に戻っていた時はかなり驚いていた。ちなみに幽霊船での紙芝居の時点では気付いていなかった。海王には沈没したラインバック号を元に戻すよう願っており、財宝は諦めた。
最後は復活したラインバック号でリンク達がいた大海原を航海していた。
橋のたもとの駅に彼の墓がある。彼の孫である【ラインバック3世】?が登場している。
アップデートで彼の服(ラインバックの服)が追加された。
シールがある。アートワークは『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』のもの。
3DS版にフィギュアがある。
スピリッツがある。マスタースピリットで、アートワークはこちらも『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計』のもの。解放すると「探索場(密林)」が利用できるようになる。
こちらではシエラ共々海王が作った世界の住民という設定に変更されており、海王が解放されてからはリンクらとは別れるさだめだった。
原作とは違い最終決戦に際して船も破壊されてはおらず、彼が何を願うかはぼかされたままリンクたちは元の世界へ帰還。
リンクらが元の世界に戻ってから「聞き覚えのある汽笛の音」を聞き、ラインバックがリンクらの世界へと転移したことを知るというところで物語は終わる。
このことから、本作で彼が願った願いは「まだリンク達と一緒にいたい」という旨だったと思われる。
本作とはジョリーンとはなかなかいい仲まで発展しており、図らずもジョリーンのピンチを救ったことで好意を抱かれたフシがある。