【リンク】

リンク とは、ゼルダの伝説シリーズのキャラクター。

プロフィール

リンク

他言語

Link (英語)

性別

年齢

『ゼルダの伝説』:12
『リンクの冒険』:16
『ゼルダの伝説 時のオカリナ』:(子供)9/(青年)16
『ゼルダの伝説 風のタクト』:12
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』:17

職業

ほとんどの作品:勇者
『ゼルダの伝説 大地の汽笛』:機関士

声優

『ゼルダの伝説 時のオカリナ』:(子供)瀧本富士子/(青年)檜山修之
『ゼルダの伝説 風のタクト』:松本さち
『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』:笹沼尭羅(旧:笹沼晃)
『ゼルダの伝説 大地の汽笛』:小平有希
『ゼルダの伝説 スカイウォードソード』:大原崇
『ゼルダ無双』:梶裕貴
『ゼルダの伝説 神々のトライフォース2』:斎賀みつき
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』:高梨謙吾

初登場

【ゼルダの伝説】

ゼルダの伝説シリーズ』で主役を務める緑の帽子を被った剣士。作品によって勇者とも呼ばれる事がある。
子供の時は元気な表情、大人の時は凛々しい顔立ちをしており、エルフのような細長い耳を持つ。

剣を片手に爆弾や弓矢などの様々な道具を駆使し、幾多の時代で世界を救うために奮闘する。
基本的に別の作品のリンクは全員別人という設定だが、設定が地続きになっている作品では同一のリンクが主役を務めているケースもある。

ゲームの主要キャラクターでも珍しく利き手は左であることが多い。ただし体感操作等に支障が出る作品では右利きに変わっている。

ゲームタイトルが『ゼルダの伝説』であることが多いためかたびたび名前を「ゼルダ」と間違われる任天堂あるあるの被害者の1人。

作品別

ゼルダの伝説シリーズ

【ゼルダの伝説】

主人公。本作では剣を初期装備していないので、まずスタート地点にある洞窟にいる【老人】から受け取らなければならない。普通に遊ぶ場合、剣はゲームクリアに必須である。

実は説明書に書かれているゲーム開始前のあらすじで巧みにガノンの手下達を混乱させて【インパ】を助けており、正義感に燃える若者として記述されているのだが、ゲーム中ではほとんど老人とモンスターしか会話しないのでまったく反映されない。
こうした行動を取っているのは最初に剣を持っていない事を反映したものと思われる。
ゲーム内では左利きだが、取扱説明書では右手に剣/左手に盾を持っているイラストもある。

ゲーム開始時に名前登録を行うが、ゲーム中にその名前を呼んでくる人はいないので、セーブデータの目印程度の意味しかない。
しかも、決めた名前に関係なく【ゼルダ】は必ず「リンク」と呼ぶ。

【リンクの冒険】

主人公。後のシリーズで使われる様々な剣技を披露している他、強力な魔法まで操れる。
ただし崖下の海や溶岩に落ちると即死するという体質をアクションゲームの大先輩から引き継いでいるので、弱々しい印象も強いかもしれない。
本作はシリーズでは珍しく残り人数の制度が採用されており、1UPの人形には彼の外見が使われている。
更にこれまた珍しくレベルアップの制度もあり、武器や盾が変わらない代わりに敵を倒してレベルを上げる事で強くなっていくという、後のシリーズではあまり見られない成長要素もある。
FAIRYの魔法で【妖精】に変身する事もできる。

説明書のストーリーでは『ゼルダの伝説』のリンクと同一人物である事が書かれており、かなり長めのあらすじ(『リンクの冒険』の記事を参照)で三角形の痣を持つ設定が本作の時点で登場している。
ゲーム内では反映されていない。
なお、このストーリーによると、本作では最初から『ゼルダの伝説』最強装備のマジカルソードとマジカルシールドを使用しているらしい。弱くなりすぎじゃないか。
ちなみに、本作では彼の装備アイテムであるバクダンやブーメランなどは無い。代わりにフィールド用のアイテムとして、今後おなじみとなるハンマーが初登場した。

最後に挑む事になるダンジョン「大神殿」にて、自身の影と戦った。

『ゼルダの伝説』と同じくゲーム開始時に名前登録を行うが、やはりゲーム中に名前を呼んでくる人はいないので、セーブデータの目印程度の意味しかない。しかも本作ではアルファベットしか選べない。何故退化しているんだ……。

【ゼルダの伝説 神々のトライフォース】

主人公。名前を決められる。雨の中で謎の女性(ゼルダ姫)からのテレパシーを受け、同居している【おじさん】が戻らない事をきっかけに冒険が始まる。
ハイラルを救う為マスターソードを引き抜き、光の世界と闇の世界を行き来しながら冒険する。
代名詞とも言うべき「回転斬り」と「マスターソード」は本作で初めて登場した。
水かきで泳ぎが可能、ペガサスの靴によるダッシュ、空きビンで特定のアイテムを保存できる等、サブアイテムにも後々おなじみになった要素が多い。
一部のアイテムを手に入れたり、カンテラなどを使った時に魔法の力が足りなかった場合はメッセージ付きで喋る。
なお、『リンクの冒険』までのリンクとは別人である。
ムーンパールを所持していない状態で闇の世界にいる時や、ダンジョン内で追尾してくるうさぎビームに当たってしまうと【ウサギ】に変身する。

ドクロの森(ダンジョン)やはぐれ者の村(ダンジョン)をクリアした時に聞ける賢者の血をひく娘の話によると、彼はナイトの一族の血をひく最後の1人という事が判明する。また、「勇者」になれる素質も持つという。

最終的に闇の世界のピラミッド内部でトライフォースに触れ、自身の願いを叶えた。

実は説明書では一貫して「あなた」と表現されプレイヤー自身と言う設定になっており、リンクと言う名称は使われていない。但し攻略本では普通にリンク扱いされている。
今回でようやく名前登録した名前で呼んでくる人が現れるようになった。

【ゼルダの伝説 夢をみる島】/【ゼルダの伝説 夢をみる島DX】

主人公。名前を決められる。『神々のトライフォース』と同一人物。嵐の中で遭難してコホリント島に流れ着いてしまう。
本作ではコミカルな描写も多い。
店への手出しによっては名前がどろぼーに変わってしまう事も……。

エンディングの最後では大海原のド真ん中で丸太2本に座ったまま空を見つめ続けて終わる。どう考えてももう助かりそうに無いのだが、この後の彼はどうなってしまったのだろうか……。

『神々のトライフォース』と同じく、説明書では一貫して「あなた」と表現されプレイヤー自身と言う設定になっている。

【ゼルダの伝説 時のオカリナ】/【ゼルダの伝説 時のオカリナGC】?/【ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D】

主人公。名前を決められる。【コキリ族】の一人としてコキリの森で育てられていたが、本当は外の世界の【人間】(【ハイリア人】)。
ハイラル王がハイラル王国を統一する以前に激しい戦争が起こっており、その戦火から逃れる為に赤ん坊だったリンクは、母親と共にコキリの森へと逃げ込み、母親からリンクの命を託された【デクの樹サマ】は、世界の未来にかかわる宿命を感じてそれを受け入れた。母親はその直後に亡くなった。

本編開始時には自宅で寝ており、妖精【ナビィ】に起こされる。
デクの樹サマの教えを請けてナビィと一緒に外の世界へと行き、ハイラル城でゼルダ姫と運命の出会いをする。
その後、三つの精霊石を集めてハイラル城に向かう所でゼルダから時のオカリナを授けられ、時の神殿で聖地への扉を開けてマスターソードを引き抜く。
……が、これが原因で【ガノンドロフ】がトライフォースを入手し、ハイラルが支配されてしまう。
そのまま神殿で7年の歳月を経て青年の姿に変わって「時の勇者」になり、以降は青年と子供の姿を使い分けてハイラルを救う為の冒険を行う。

子供の姿はもちろんの事、青年の姿が特に高い人気を獲得し、以降のリンクのスタンダードとなる。青年の姿では白タイツを穿いている。
ただし本作のリンクはあくまでも子供の姿が正しい姿であり、EDではゼルダの手によって元の時代へと帰り、子供の姿に戻っている。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』には、本作の子供時代と『ムジュラの仮面』のリンクを合わせたキャラクターが【こどもリンク】として参戦している。

後に発売された「ハイラル・ヒストリア ゼルダの伝説大全」等の設定資料によると、彼とガノンドロフの戦いでその後のハイラルの歴史が決まり、分岐のきっかけとなっているらしい。
彼がガノンドロフ(または【ガノン】)に敗北した場合(ゲーム上では勿論ゲームオーバーになる)は、歴史が『神々のトライフォース』へ繋がっていく。
ガノンドロフ(ガノン)の封印に成功した場合は、彼が戻っていった時代(子供時代)の歴史が『トワイライトプリンセス』(『ムジュラの仮面』の舞台はハイラルではない)に繋がり、彼がいなくなった時代(大人時代)の歴史が『風のタクト』へ繋がっていく。
ただし、この資料の年表自体、「後に変更があるかもしれない」と念押しされているため、今後もこの通りなのかは不明である。

【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】/【ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 3D】

主人公。名前を決められる。『時のオカリナ』と同一人物。かけがえのない友(ナビィの事)を探す旅に出た。本作でのパートナーは【チャット】
【スタルキッド】のいたずらで【エポナ】を奪われ、【デクナッツ】の姿に変えられてしまう。スタルキッドを追ってタルミナに辿り着き、チャットと一緒にクロックタウンを探索して手掛かりを探す。時のオカリナを取り戻して元の姿に戻り、仮面をかぶって再度デクナッツに変身可能になる。
本作ではタルミナの上空に浮いている月?がゆっくりと落ちていくので、時のオカリナを吹いて時を遡ったり時間の流れを変えながら冒険する。
その後は冒険を進めていく内にエポナと再会し、仮面の力で【ゴロン族】【ゾーラ族】の姿にも変わるようになり、果てには「巨人」や「鬼神リンク」といった強力な姿にも変身できる。
本作では終始子供の状態だが、『時のオカリナ』の青年時代でしか使えなかったフックショットや弓矢も使用可能。

本作時点では「ナビィを探すためにハイラルから旅立った」ということしか明かされていなかったものの、後の設定資料集によると、『時のオカリナ』のエンディングの後、7年後の世界から帰って来た経験を活かし、ガノンドロフの反乱を事前に防ぐことに成功。
そしてガノンドロフが聖地に入るのを防ぐため、ゼルダから時のオカリナを託され、ハイラルから遠くへ去るように促されたようだ。ナビィ探しだけが目的と言うわけではなかったらしい。
反乱を防いだことで、時の勇者としての冒険と活躍、冒険を通して培ってきた人々との交流はなくなってしまったものの、エポナと冒険を共にしている、言い換えればマロンからはエポナを託してもらえるような間柄だったようだ。
また、ゼルダとの別れの際には「 ほんの短い時でもこのハイラルであなたと共に過ごした日々のことは決して忘れません」「そしてまたいつの日かあなたと出会える日がくると私は信じています」 と暖かい言葉をかけて貰っていることから、少なくとも彼女らとはある程度の交流があったことがうかがえる。
後の作品では彼の子孫にあたる別のリンクがハイラルに登場しているあたり、本作の後に何らかの形でハイラルに帰り、誰かしらの女性との間に子供を残せたという所までは確かなのだが、それでも 「勇者として何も残せなかった」 というのは彼にとってかなり心残りだったようで、その末路は……

  • デクナッツリンク
    最初にスタルキッドにこの姿に変身させられる。
    時のオカリナを取り戻すまではこの姿でしか行動できず、チュートリアル的な要員も兼ねられている。
    一度時を戻した後はしあわせのお面屋の力で仮面と分離し、自在に変身が可能に。
    高速で移動しながら繰り出せる回転アタックとシャボン攻撃で戦う。
    デク花に潜って空を飛ぶことも可能。その状態からデクの実を落として攻撃可能。水面を5回まで跳ねられる。
    植物なので炎に弱く、火炎攻撃を喰らうと体力の有無にかかわらずリタイアする。
  • ゴロンリンク
    【ダルマーニ3世】?にいやしの歌を使用すると手に入る「ゴロンの仮面」を使って変身できるようになる。
    丸まって転がり進むアクションでスノーヘッドで活躍する。
    作中の人物達からはダルマーニ3世と同一人物扱いされる。
    パンチや丸まりながらの突進で攻撃する。ゴロンプレスも可能。更に大バクダンも扱える。
    見た目通りのパワータイプで、動きが鈍い代わりに攻撃力が高い。溶岩の上でもダメージを受けずに動ける。
    平時の移動速度は遅いが、丸まりながら転がり続けていると魔法力を消費して全身から刺を生やし全キャラクターの中でもトップクラスの移動速度で突進が可能。
    デクナッツやゾーラと違って炎に強いが、水に弱く深い水場に入ると溺れてしまう。
  • ゾーラリンク
    【ミカウ】?にいやしの歌を使用すると手に入る「ゾーラの仮面」を使って変身できるようになる。
    自在に水中を泳ぐ事が可能でグレートベイで活躍する。水底に立って活動する事も出来る。
    作中の人物達からはミカウと同一人物扱いされる。何故か犬が近寄ってくる。
    ゾーラらしく水中の移動速度は群を抜いており、チョップやキックの近接攻撃や、着脱可能なヒレをブーメランのように飛ばす遠距離攻撃(ダブルカッター)で戦う。
    またZ注目中や泳いでる最中に魔法力を消費してバリアを展開することができる。
    炎や氷が苦手で、それらに当たると最後にロードされたマップの入口からやり直しになる。
  • 鬼神リンク
    最終ダンジョン「月の中」で、ボスの亡骸を被った少年たちのステージをクリアした後、【ムジュラの仮面】?を被った少年に話しかけると「鬼神の仮面」を入手。
    少年たちのステージはクリアごとに一定枚数のお面を渡すことになる為、入手のためには本作のお面の全てを入手する必要がある。
    通常エリアでは変身が不可能で、ボス部屋限定で変身が可能となる。『ムジュラの仮面 3D』ではつりぼりでもこの姿に変身できる。
    CVは檜山信之で『時のオカリナ』の大人リンクと同じ。
    相対するのが巨体のボスだけな為わかりづらいが、身長は通常のリンクの二倍近くある。

    性能はと言うと ただひたすらに圧倒的に強い。
    本作・『時のオカリナ』のリンクのコキリの剣による通常攻撃の攻撃力を1とすると攻撃力は4。
    要するに大妖精の剣や『時のオカリナ』のダイゴロン刀と同じ威力なのだが、Z注目した状態で攻撃すると魔法力を消費して振るった剣からビームが放たれる。
    このビームの威力がなんと6もある上に普通の攻撃モーションと同じスピードで繰り出せる。言い換えるとこれだけの威力を持ちながら連射可能。
    その火力はすさまじく、ムジュラの三形態全てを殆どその場から動かずに撃破可能という信じられない所業を可能とする。
    正面からの攻撃を無効化するムジュラの仮面も堂々と正面から撃破し、本作の敵の中で最高体力の持ち主であるムジュラの魔人ですら文字通り秒殺してしまうという、本作最強の変身形態である。

    他のボス部屋でも変身可能だが、正面から挑んでくる【オドルワ】に対しては文字通り秒殺可能。
    まともに水中戦を挑むとムジュラ以上の強敵とも称される【グヨーグ】も地上から瞬殺。
    ただし、リンク以上の速度で動き回るゴート【ツインモルド】に関しては普通にやっていても中々剣ビームが当たらないため、この姿で倒すには工夫が必要。
    『ムジュラの仮面 3D』では、ツインモルド(赤)はこの状態で倒す事が出来ない。

    デクナッツ・ゴロン・ゾーラの仮面に関しては本編中で変身元の姿が明らかにされている(デクナッツの仮面に関しては直接明言はされてないが)一方で、この鬼神の姿に関しては一切正体が不明。
    作中でもムジュラの仮面を被った少年と「オニごっこ」をするために入手する「オニが被るオニの仮面?」と表記される程度だが、凄まじい力を秘めた仮面なのは確からしい。

    メタ的に言うとすさまじい労力がかかるお面コンプリートに対するご褒美的な要素で、デクナッツの仮面等の変身形態と違ってシナリオへの関与も全くない。
    しかしながら、その鮮烈すぎるビジュアル、圧倒的な強さ、正体のわからぬミステリアスさが相合わさって強烈な印象を残しており、本来はおまけ要素でしかないにもかかわらず『ムジュラの仮面』を代表するキャラクターとなった。

【ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章・時空の章】

主人公。突然試練と言い渡されて別世界へと放り込まれてしまう。
歴代シリーズでは素性が一番良くわからないリンクかもしれない。

性能は『夢をみる島DX』とほとんど同じだが、バージョンによって使えるアイテムが変わる。
『大地の章』ではアクション向きのアイテム、『時空の章』では謎解き向きのアイテムが多い。
リンクシステムを使うことで『夢をみる島』には無い強力なL-3アイテムや独特なアイテムも使える。
固有システムとしては5種類の「ふしぎの木の実」を使える。的に攻撃するだけでなく、謎解きに使用することも。
更に指輪を装備可能。拳だけで戦ったり、魔物に変身したり、バクダンを中心に戦ったりといつもと違う戦術も楽しめる。

完全クリア後は【イカダ】で冒険へと向かう。
明らかに『夢をみる島』のOPを意識したような終わり方だが、後に公開された年表では本作の冒険は『夢をみる島』の後の話として扱われている。

【ゼルダの伝説 風のタクト】/【ゼルダの伝説 風のタクト HD】

主人公。今までのイメージから大きく変わるトゥーンアニメの姿で登場。
ゲーム開始時は私服を着ているが、1周目では誕生日祝いとして勇者の服(いつもの緑色の服)を着る事になり、白タイツも穿いている。
今までのシリーズとは別人であり、プロロ島という小さな島に住む少年という設定。妹に【アリル】、祖母に【おばあちゃん】?がいる。
少年でありながらも剣技の腕前は天才的であり、【赤シャチ】?の指南もあって様々な剣技を会得する。
プロロ島の山の森でテトラを救助するが、森から出た直後にアリルが大怪鳥ジークロックに連れ去られてしまった為、妹を救いに冒険に出る。
その後はタウラ島で喋る船【赤獅子の王】と出会い、大海原を航海して各島を探索する。

ストーリー終盤で8個に分かれていた「勇気のトライフォース」の欠片を全て集め、完成した勇気のトライフォースを宿わせて「風の勇者」になる。
エンディングではテトラ海賊団と一緒に大海原へ旅立った。

『大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ』には、本作と以降のトゥーン作品のイメージを併せ持ったキャラクターが【トゥーンリンク】として参戦している。

【ゼルダの伝説 神々のトライフォース&4つの剣】

『神々のトライフォース』ではボイスを発するようになった。

『4つの剣』でも主人公。風の魔神【グフー】?にさらわれたゼルダを助けるため、「フォーソード」を手に取って4人に分身して戦う。
CMでは4つのパペットが登場し、「協力・抜け駆け何でもありだ~♪」と歌う姿が印象的。
このパペットは【ニャニャニャ! ネコマリオタイム】で再利用されている。

【ゼルダの伝説 4つの剣+】

主人公。「ハイラルアドベンチャー」ではまたもグフーを倒すためにフォーソードで分身して戦う。時代が『4つの剣』の遥か未来に設定されている為、そちらと本作のリンクは同一人物ではない。
闇の鏡から偽者のシャドウリンクが生み出されており、シャドウリンクと対決する事もある。
冒険の末にグフーを倒してガノンを封印し、元の1人に戻った。

「シャドウバトル」では彼ではなく、シャドウリンクを操作する。

「ナビトラッカーズ」ではテトラ海賊団に入団する為、海賊試験を受ける事になる。恐らく『風のタクト』のリンクと同一人物と思われる。
なお、このモードの2P~4Pのリンクはテトラが用意したリンクとそっくりの子分であり、リンクではない。

【ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし】

主人公。鍛冶職人【スミス】?の孫。チロリアの森で出会った【エゼロ】と共に冒険へ向かう。
幼いので【ピッコル】?を見つける事が出来る。エントランスの近くでエゼロの能力を使用し、身体の大きさを変えられる。
ホワイトソードやフォーソードを使って力を溜めながら特定の床に乗れば、一定時間だけ最大3体(自身を含めれば4体)まで分身を出せる。
冒険の末にグフーを倒し、ピッコルの姿に戻った賢者エゼロと別れた。

外見は『風のタクト』に近いが、アイテムは『神々のトライフォース』と『夢をみる島』を統合したような形となっており、更に剣技も習得できるというハイブリッドな性能。

【ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス】/【ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス HD】

主人公。トアル村に住む青年。
幼馴染のイリア【キングブルブリン】率いる魔物に攫われたのをきっかけに影の世界に迷い込んで狼の姿(ウルフリンク)に変化し、謎の少女【ミドナ】と共に冒険へ向かう。
最初のうちはイリアたちを助けることだけが目的だったものの、冒険を通してミドナとの絆を結び、彼女を追いやった黒幕たちとハイラルの命運を分ける戦いに臨むことになる。

中盤で【ザント】の呪いを逆に利用することで通常リンクとウルフリンクの姿を自由に使い分けられるようになる。(人通りが多い所で変身しようとすると、ミドナに止められてしまうという制約はある。)
最終的に因縁の黒幕ガノンドロフをミドナ・ゼルダと共に撃破し光の世界と影の世界双方に平和を取り戻す。
今回のような争いが再発するのを危惧したミドナ自身の手によって二つの世界を繋ぐ陰りの鏡が破壊されたことにより、彼女と別れることになる。
そしてEDではエポナにのってトアル村の森の中を駆ける彼の姿を映して本作は幕を下ろす。
一見すると全てを終えて故郷に帰っているようだが、リンクが走っているのはゲーム中における「トアル村に帰る」ルートではなく「トアル村から外」に向かうルートな為、まだ彼の冒険は終わってないことを匂わせている。

性能面では、当時のシリーズでは珍しく魔力の類は使えないものの、古の勇者である【骸骨の戦士】から多彩な剣の奥義を習得する。
魔力代わりのカンテラ使用時のゲージとして油がゲージ表示されるという他の作品ではまず見られないものがある。
なお、作中では特に触れられないものの、アイアンブーツでウェイトを補強さえすれば、自身より遥かに大きい岩の塊であるゴロン族の【ダンゴロス】を膂力に任せて放り投げたり、
見るからにパワー自慢なボス敵【ハンマーナック】が用いていたチェーンハンマーをそのまま苦も無く振り回したりする等、剣技関係ない部分でやたらとパワフルな描写が目立ち、前述の魔力が使えない点も相まって フィジカル特化勇者 等とネタにされる。
ハイラル平原の広さ故にエポナに乗る機会が多く、一部の戦闘はエポナに騎乗したまま行い、最終決戦でも騎乗戦があるため、馬に乗っているイメージが一番強いリンクかもしれない。

【ゼルダの伝説 夢幻の砂時計】

主人公。『風のタクト』と同一人物という扱い。
幽霊船に連れ去られたテトラを助けるために幽霊船探しへと向かう。ゲームシステムの都合上泳げなくなった。
相棒はシエラで、【ラインバック】の船(【ラインバック号】)に乗って大海原を航海する。
冒険の末に【海王】?の力で、プロローグにて幽霊船が出てきてから10分が経過した頃に戻り、テトラ海賊団と共に後の『大地の汽笛』の舞台となる新生ハイラルを探す事を続けた。

【リンクのボウガントレーニング+Wiiザッパー】

主人公。『リンクの冒険』から実に20年経って久しぶりにリンクの名の付く作品となった。
本作ではボウガン(クロスボウを「Bow Gun」と呼んだ事による和製英語)を装備しており、矢を放って的などを破壊したり敵を倒していく。
アイテムを手に入れるとボウガンの性能が一時的に大きく向上し、マシンガンのように爆速連射するボウガンを撃ち続けるという傍から見るとシュールな光景を披露することもある。
グラフィックや世界観は『トワイライトプリンセス』の流用だが、ストーリーがまるで無いため同一人物であるのかは不明。

【ゼルダの伝説 大地の汽笛】

主人公。トゥーンだが今までとは別人。
モヨリ村に住む機関士見習いの少年という扱い。汽車に乗ってゼルダ姫の魂と一緒に冒険する。

【ゼルダの伝説 スカイウォードソード】/【ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD】

主人公。ゼルダとは幼馴染。スカイロフトで暮らす青年で、騎士を目指して騎士学校へと通っている。右利き。本作に限り一人称が「僕」と判明している。
「紅族」と呼ばれる赤い【ロフトバード】?を連れている。
【ギラヒム】が起こした竜巻に吹き飛ばされたゼルダを探しに、大空とハイラルの3地方を冒険する。最終的にゼルダと一緒に地上へ残った。
魔法力は持たない。ダッシュして壁や箱などを少しだけ駆け上がれる。
『ゼルダの伝説シリーズ』の全てのリンクの始祖ともいえる存在。

時系列上ではトライフォースに触れて願いを叶えた最初のリンクでもある。

【ゼルダの伝説 神々のトライフォース2】

主人公。鍛冶職人の見習い。『神々のトライフォース』とは別人の扱い。
【ユガ】の魔術で壁画になってしまうが、【ラヴィオ】?から渡された指輪の力で壁から抜け出し、以後は自由に壁画化できるようになる。
その壁画を利用してハイラルとロウラルを行き来しながら冒険する。
彼もトライフォースを使用して願いを叶えている。

【ゼルダの伝説 トライフォース3銃士】

主人公。ただし名前は決められていない。
一応、『神々のトライフォース2』のリンクと同一人物という設定がある。但しデザインはトゥーン調。
「勇者候補」としてそっくりな人物が複数いる世界設定であり、身体能力も同一である。

本作では集めた素材から作成した服を着替える事により、身体能力を変更したり剣技などが強化できる。1人だけ影響を受ける服と、3人とも影響を受ける服がある。

【ゼルダ無双】?

主人公。光の勇者が遠い神話と化した世界のハイラル王国の訓練兵。名前は「リンク」で固定されている。
従来通り無言型主人公だが、セリフが必要な際には妖精のプロクシィが代わりに喋る。
訓練兵ではあるが無双主人公らしくとんでもない強さであり、勇気のトライフォースを持つ立派な勇者である。
本作では一部のキャラクターは複数の武器を使うことができ、使用武器種によって性能や属性が丸ごと変わる仕様になっているのだが、リンクは「片手剣(光)・ロッド(炎)・大妖精(水)・グローブ(雷)・マスターソード(光)・エポナ(光)・スピナー(雷)」となんと7種もの武器とそれにまつわる独自モーションが存在する。
マスターソードは基本的に片手剣と同性能だが、特殊攻撃で放つ回転斬りが片手剣のそれより高性能になっている。
基礎攻撃力は非常に高いが、特殊武器扱いなのでスキルによるカスタマイズができないというデメリットもある。
片手剣では恐ろしく久しぶりにホワイトソードとマジカルソードを使用する。
本作のメインシナリオでは「時のオカリナの世界」「トワイライトプリンセスの世界」「スカイウォードの世界」の三つの異なる世界(『ハイラルオールスターズ』を含めると『風のタクト』の世界も含まれる。)が本作オリジナルのハイラルと繋がり、三つの世界の戦士たちと共に戦うことになるのだが、その三つの世界にいるはずのリンク達はシナリオ上は登場せず、彼らと本作のリンクが比べられるようなこともない。

DLC及び移植作品では『ムジュラの仮面』のこどもリンク、『風のタクト』のトゥーンリンクも登場する。

【ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド】

主人公。今回は青い服を着ている。名前は「リンク」で固定されている。右利き。但しシーカーストーンを構える時など、左手を使用する場面もよくある。
身長が妙に低く、同じハイリア人と比べても頭一つ以上低いことが殆ど。
本編100年前には一騎当千とも言うべき活躍をしていたが、ガノンが蘇り大厄災が起こってハイラル城からゼルダと共に撤退し、ハテノ砦で【ガーディアン】?の猛攻を受けて力尽きてしまい、回生の祠で100年間の眠りについていた。
ゲーム本編では目覚めた後という扱いのため当時の記憶が無く、それを取り戻すのが目的の1つにもなっている。但しゲームクリアするのに必須の目標ではない。
幼い頃は快活な子どもだったようだが、その優れた能力からか周囲の注目を集めがちで、模範足れと己を律した結果感情を表に出せなくなった。100年前に無口だったのはこのため。バックボーンは非常に重く、歴代リンクの中でも屈指のシリアス主人公なのだが、自由度の高さに重点を置いている本作ではそんな背景事情知ったことかとばかりにフリーダムに広大なハイラルを駆け巡る。
また、防具の中でも最大強化すると装備中に攻撃力が常時2倍になる「蛮族シリーズ」が極めて高性能なため、ある程度本作に慣れてきたユーザーの多くが蛮族の衣装を纏いながら、人家から離れた地域で暮らしている魔物たちの集落を積極的に襲撃して武器や素材・金品をかき集めるという、もはや蛮族そのもののプレイに終始することとなる。
一応、「息吹の勇者」という彼自身の勇者の称号はあるのだが、上記の有様から一部のプレイヤーからはそのまんま「蛮族」呼ばわりされることも。
ただしウツシエで自撮りをする際にはノリノリでポーズをとることが出来たり、妙に人をおちょくった選択肢会話が出来たりと、素で茶目っ気が強い性格のようだ。料理や調合も得意。
作中で「健啖家」と称されるように、薪やネジのようなどう見ても食べられないもので鍋にぶち込んでしまえば「失敗料理」として食すことができる強靭な胃袋を持つ(それを活用しないと厳しい試練もある)。
そして色々な方法でハイラル中を荒らし回る、いわゆる「厄災リンク」に徹するプレイヤーもいる程。
チュートリアルを終えた後は真っ先にガノンと戦ったり、各地を冒険して彼の能力などを強化する事も出来る。

約4歳の時にゾーラの里へ行ったり、訓練中に1体のガーディアンが暴走した時は鍋の蓋でビームを跳ね返して暴走を止めた(ちなみに騎士になったのもこの時)り、複数の【ライネル】(白髪)と戦って全て倒したりと、彼は約100年前でも凄まじい事をしていたようだ。

ムジュラの仮面版リンクの【amiibo】を読み込ませることで鬼神リンクの衣装を模した防具「鬼神帽子・鬼神服・鬼神ブーツ」の鬼神シリーズと、鬼神リンクの使う大剣「鬼神の大剣」が使えるようになる。
他のリンクのamiibo装備がその作品のリンクの勇者服の再現なのに対し、こちらは堂々と鬼神リンクの衣装が出てくるあたり、やはり『ムジュラの仮面』のリンクといったら鬼神という印象はかなり強い様子。
性能面でも優れており、鬼神シリーズは本作最強防具候補の蛮族シリーズと同性能と、amiibo装備の中でも非常にハイスペック。

【ゼルダ無双 厄災の黙示録】

『ブレス オブ ザ ワイルド』と同一人物。謎のガーディアンこと【テラコ】?によって知らされた大厄災の勃発を防ぐためゼルダと共に戦う。
もちろん主人公ではあるのだが「どうすれば大厄災を防げたのか」に主題を置いている本作ではキーパーソンとなるゼルダとテラコにスポットが当てられやすく、どちらかというと彼女に常に付き従うボディガードのような扱い。
オープンワールドRPGから無双アクションにジャンルが変わったため、『ブレス オブ ザ ワイルド』の蛮族的な挙動はあまり見せないが、【ダルケル】にプレゼントされた溶岩でグツグツな特上ロース岩にそのままかぶりつくという凄まじいことをやっている。

『ブレス オブ ザ ワイルド』本編同様使用武器は大まかに分けて片手剣、両手剣、槍の三種とDLCで追加されたフレイルの計4種類とモーションの数自体は『ゼルダ無双』に比べると減少した。
しかしながら他のプレイアブルキャラの武器が基本的には3種類だけなのに対し、彼のみ『ブレス オブ ザ ワイルド』同様片手剣一つとっても木の枝から獣神の剣まで膨大な種類が存在するため、モーションの違いを考慮しない単純な武器の数という意味では『ゼルダ無双』の比ではないほどに増えた。
本作は各武器ごとに刻印の効果が異なるので上位武器と下位武器であっても相互互換の関係にあり、簡単に売ったり素材にしたりすると痛い目に合うこともあるのだが、そんな中でただ一人膨大な武器種がある彼は他のキャラより遥かに装備の管理に気を使う必要がある。

【ゼルダの伝説 夢をみる島(Switch)】

オリジナル版には無かったボイスが付いた。本作での声優は「斎賀みつき」氏。

【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム】

『ブレス オブ ザ ワイルド』と同一人物。
続編というだけあって最初からハートMAX(30個)・がんばりゲージ3輪・マスターソード装備(『ブレス オブ ザ ワイルド』ではライフゲージ30個とがんばりゲージ3周分の両立は出来なかった)の状態で始まるが、オープニングでガノンドロフのミイラから攻撃を受けて右腕とマスターソードが侵食され、案の定全能力がリセットされてマスターソードも朽ち果ててしまう。
失った右腕の代わりにラウルの右腕を装着。義腕のようになっており、この手を使い「ウルトラハンド」等のゾナウ族由来の様々な能力を扱える。ゾナウ族でないと認証できないものもこれで解除している。

ゲームを進めるとかつての仲間や新たな仲間が賢者として覚醒し、彼らの分身を呼び出してともに戦う事もできる。最終的にはリンク含めて6人パーティの大所帯に。
仲間達が掘り下げられる一方、『ブレス オブ ザ ワイルド』でリンクの過去はあらかた掘り終えたためか、リンクの設定面の掘り下げを行うエピソードは今回は殆どない。
エンディングではゼルダとの再会と同時に元の右腕に戻った。

ゲーム的には『ブレス オブ ザ ワイルド』とほぼ同様の蛮族ライフを過ごせるだけでなく、ウルトラハンドでメチャクチャなマシンのようなものを作って乗りこなしたり、ゾナウギアや賢者たち(分身やミネルのゴーレムも含む)を前に出して囮にするセコすぎる戦法も可能に。
賢者たちは火力こそそこそこだが、武器消費やHPの概念がないので、完全に戦闘を任せることも可能。
流石に白銀個体相手だと時間がかかりすぎるものの、黒個体程度なら複数人がかりで一方的に倒してくれるため、武器・アイテムの消費を抑えながら高みの見物を決め込むのも悪くない。
リンクはともかくとしてプレイヤーにはゾナウギアの動作の知識があるため、作中の人物にゾナウギアとウルトラハンドの活用方法を見せて驚かれるという異世界転生モノの主人公的な印象も。
パラセールを手に入れた後はそのままガノンドロフと戦ったり、各地を冒険して彼の能力などを強化するのも自由である。
アクションの幅や装備品の増加の恩恵で前作以上に高い自由度でやりたい放題できる一方で、古代シーカー族関連の描写がオミットされているためシーカーストーンや古代兵装は使えなくなっている。 あと女装もできなくなった

本作の彼のライフゲージの最大値はハート40個。ちなみに『ブレス オブ ザ ワイルド』同様がんばりゲージ3周分の両立は不可能である。
ライフゲージやがんばりゲージを増やす度に瘴気が抜けていく演出がある。例えがんばりゲージがMAXでライフゲージのハートが31個以上になっても同じ。

【ケイデンス・オブ・ハイラル: クリプト・オブ・ネクロダンサー feat. ゼルダの伝説】?

【ゼルダの伝説 知恵のかりもの】

本作を初めて起動した時や新規スロットから始めた時は、プロローグで彼を操作する事になる。剣士の剣/ハイリアの盾/剣士の弓矢/剣士のバクダンを装備しており、ライフゲージの最大値は20個になっている。
ガノンに捕らえられたゼルダを救出する為に単身ガノンと戦ったが、トライデントから発生した裂け目に飲み込まれて神隠しに遭う。その際は弓矢でゼルダが入っているクリスタルを攻撃してヒビを入れている。
出身はミナミノ村で、謎の裂け目には何度か入った事があるという。そして裂け目に入った後で喋れなくなったようだ。

その後は【ルーベリ】に製作してもらった武器をカリモノの偽者に奪われ、木の棒(多分フィローネ湿原で拾ったであろう)を装備して無の世界を冒険していたという。
そしてゼルダがハイラル城(ダンジョン)でガノンを倒した時に【ヌゥル】が壁を破壊して現れ、木の枝でヌゥルの手を攻撃したものの掴まれ、ヌゥルに捕らえられてクリスタルの中に封じ込められた。いにしえの遺跡の無にて本物のゼルダとカリモノのゼルダが戦った後、本物のゼルダに救助される。ゼルダが彼に武器を返した時はヌゥルの体内に入り込む。
ヌゥルの体内ではCP操作であり、ゼルダに返してもらった武器(力のバクダン以外)とハイリアの盾を使用して敵と戦う。ちなみにCP操作時は不死身。ヌゥル戦では第1段階と最終段階でゼルダと共闘する。最後にはトリィやゼルダと協力してヌゥルから力のトライフォースを引き抜いた。

彼もトライフォースを使用して願いを叶えている。

開発者インタビューによると最初は彼も喋る予定だったが、「リンクは絶対そんなこと言わない」「リンクがこんなことを言うのか」などという事で結局喋れない設定になったという。ただ、掛け声位のボイスはある(本作での担当声優は「斎賀みつき」氏)。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

【ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ】

初期キャラクター。『時のオカリナ』のデザイン。
マスターソードとハイリアの盾を装備しているので重量は重い方(「108.333」)だが、その影響で機動性が低い。本作でのハイリアの盾は飾りで、何も防げない。
下必殺ワザ「バクダン」と通常必殺ワザ「ブーメラン」で遠距離、剣技で近距離を攻撃する。大人リンクだがブーメランを使用できる。本家であまり見ない蹴り技もある。
投げはフックショットになっており、射程が長い。
剣技の数々は威力も判定も強く、【ドンキーコング】が見た目とは裏腹にイマイチパワーキャラしてないこともあって本作屈指の重量級パワーキャラとなっている。
その一方上必殺ワザ「回転斬り」の上昇力があまり無いなど復帰性能は低いので、下方向へ落とされると復帰しにくい。

アピールのポーズが謎すぎる。

【大乱闘スマッシュブラザーズDX】

初期キャラクター。引き続き『時のオカリナ』のデザイン。
ダッシュ攻撃が「たたき割り」、通常必殺ワザが「弓矢」に変更された。「ブーメラン」は横必殺ワザになった。フックショットでワイヤー復帰が可能になった。
横スマッシュ攻撃の追加入力「二段スマッシュ斬り」が使用可能になった。重量は「104」に減少した。
本作以降、剣士キャラというよりは三種の道具を駆使して遠距離戦を制圧する待ちキャラの毛色が強くなった。
ただし機動力が低い上に遠近共に隙が大きい技が多く、フォックスを始めとして狂ったスピードで攻めてくる上位陣との噛み合わせは悪い。
また、『ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ』に比べると剣技の決定力が落ちており、飛び道具でダメージを稼げても撃墜まで持っていくのが難しい、という場面が目立つ。
前述のワイヤー復帰に加えて回転斬りの上昇力が増えたり空中緊急回避の追加により、復帰力が大きく上がっている。
また、ニュートラルorしゃがみ状態で構えている盾が相手の一部の飛び道具を防げるようになった。
動きが激しい『スマブラシリーズ』においては決して信頼できるものではないが、フォックスのブラスター等を防げたりするため思わぬところで役だったりする。

モデル替えキャラとして「こどもリンク」が登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズX】

初期キャラクター。『トワイライトプリンセス』のデザインに変更。
弱攻撃連打の「幻影突き」が廃止され、ダッシュ攻撃が「追い斬り」、前空中攻撃が「螺旋斬り」、投げが「クローショット」、通常必殺ワザが「勇者の弓」、横必殺ワザが「疾風のブーメラン」に変更された。「回転斬り」(地上版)がチャージ可能になった。最後の切りふだは「トライフォースラッシュ」。
「疾風のブーメラン」は通常ブーメランと違って戻ってきた際にダメージを与えられず風でリンク側に引き寄せる効果を持つ……のはいいのだがはっきり言って有効活用できる場面が殆どなく(一応軌道をずらすことで復帰阻止を狙うという限定的な方法もなくはなかった)、実質的な弱体化とみて差し支えない。
また、遠距離戦が弱体化しただけならまだしもただでさえ隙の割に一歩威力足りなかった剣技の吹っ飛ばし力がさらに低下。
さらに『DX』のフックショットに比べてクローショットでのワイヤーが明らかに短くなっており、回転斬りの上昇率もますます低下、とあらゆる要素が弱体化しまくるという憂き目にあう。
クローショット復帰に失敗してすかさず回転斬りするも結局届かず「エアー!」という掛け声とともに落下していく光景が日常茶飯事であった。

「亜空の使者」では「森」から使用可能になり、【ヨッシー】と共に冒険に出る。
「湖畔」では誤解によりマリオや【ピット】と戦う事になるが、戦闘後に和解する。なお、ここで操作できるか否かは「空中スタジアム」での行動によって変わり、【ピーチ】を助けていた場合は操作キャラの1人(「湖畔」をクリアしていない場合)になり、ゼルダを助けていた場合は敵として戦う事になる。
その後は他の仲間と共に【エインシャント卿】を追いかけたり、「渓谷」で【マルス】たちと合流する。
「亜空間突入口」の最後で【タブー】のOFF波動を受けてフィギュア化してしまった。その後は「亜空間(下)」にて任意で救出可能。
彼とゼルダを助け出すとガノンドロフ復活のムービーが入りガノンドロフも使用可能になる。リンクとゼルダとガノンドロフが協力するのは本作のみである。

『風のタクト』のリンクが「トゥーンリンク」として登場。

【大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U】

初期ファイター。今回も『トワイライトプリンセス』のデザイン。
カラーバリエーションに鬼神リンクが追加された。
ダッシュ攻撃が「ジャンプ斬り」に変更された。爆弾の爆風は【ネス】のサイマグネットなどで吸収されてしまうようになった。
流石に散々すぎた『X』の性能が色々と見直されており、回転斬りの上昇量が上がり、クローショットの射程が延び、ワイヤー復帰がしやすくなった。
また、強攻撃やスマッシュの吹っ飛ばし力が向上した他、投げ技からのコンボ撃墜も狙えるようになったなど、全体的に強化された。
特設リングでの通り名は「勇気のトライフォース」。多くのシリーズのリンクが宿しているトライフォースである。

【大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL】

初期ファイター。『ブレス オブ ザ ワイルド』の『英傑の服』を纏ったデザインに変更。
弱攻撃1が「けさ斬り」、弱攻撃3が「斬り上げ」、上強攻撃が「直上斬り」、下投げが「ひじ落とし」、下必殺ワザが「リモコンバクダン」、最後の切りふだが「古代兵装の弓矢」に変更された。蓄積ダメージ0%もしくは体力満タンでスマッシュ斬りを繰り出すと、ソードビームが放てるようになった。弓(旅人の弓)やブーメランは普通のものに戻った。フックショットやクローショットは『ブレス オブ ザ ワイルド』に出なかったので使わなくなり、ワイヤー復帰が出来なくなった。
そのため従来のリンクとしては復活参戦したこどもリンクの方が近い。カラーバリエーション扱いで定番の緑の衣装『息吹の勇者服』をモチーフにしたカラーはあるが、元々初代リンクが着ていた茶色いシャツの上に緑服を合わせたものなので、『for』までの白いインナーの衣装とは大分印象が異なる。
通常空中攻撃の「リンクキック」が高性能になり、攻守共に扱い易い。
ブーメランが疾風から通常の物になったことで『DX』時代の戻ってくるブーメランとの挟み撃ち戦法が復活。また使用者への負担は大きいがリモコンバクダンはかなり汎用性が高い技となっており『for』まででは半ばネタ戦法だったセルフ自爆復帰が実用的な範囲の物となった。
『for』で改善された通常攻撃の性能はそのままに、ジャンプ移行フレームがカズヤ以外共通などのシステム的な恩恵も合わさり、歴代でもかなり強い部類。
これまで最下位層~中堅下位あたりをうろうろすることが多かったが、本作ではキャラランク的にもまず中堅は堅く、上位層に入ると考えるユーザーもいる程。

「灯火の星」では【キーラ】の光線をハイリアの盾やマスターソードで4回も防いだ(他のファイターはワザを使っても防げなかった)が、4発目の光線で体勢を崩されて5発目の光線に当たり、フィギュア化してしまった。
「光の世界」の「平原」エリアで解放可能。

ファイタースピリットのアートワークは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』のもの。

特設リングでの通り名は変更され、「復活の英傑」となった。『for』から『SP』の間に通り名が変わったのはリンクと【リザードン】(【ポケモントレーナー】)だけ。元ネタは、『ブレス オブ ザ ワイルド』のリンクが100年の眠りから目覚めた英傑であることから。

ちなみに『ゼルダの伝説シリーズ』でリンクの声優を務めた「檜山修之」氏/「梶裕貴」氏/「斎賀みつき」氏は、DLCファイターの勇者の声優を担当した(『ドラゴンクエストⅣ』版以外)。

  • 鬼神リンク
    リンクのカラバリとして続投。
    スピリットとしても登場しており、やはりと言うべきかレジェンド級。
    スピリッツバトルではジャイアント化した鬼神カラーリンクとの戦いになる。
    相手側の吹っ飛ばし力が強化される上に、自分側の吹っ飛びやすさアップと防御力ダウンが加わる為、下手にスマッシュを食らおうものならあっという間に撃墜されかねない。
    豪鬼や【メツ】に似た性能で、全アタッカースピリットの中でも4番目の高さの攻撃力を誇る一方、防御力はレジェンド級とは思えないほど低い。
    スロットが一つ空いてる上に剣攻撃強化のボーナスが付いているため、リンクやガノンドロフ等にぜひ装備させたい。

    ちなみに『ゼルダシリーズ』ではあくまでも「鬼神の姿」「鬼神」等と表記されるだけで「鬼神リンク」というのは俗称に近い呼び方だったのだが、本作では珍しく「鬼神リンク」と正式に表記されている。

その他の作品

【スーパーマリオRPG】

【ユミンパ】を倒した後ローズタウンの宿屋に泊まると、隣のベッドに眠っていることがある。話すといつもの謎解き効果音が鳴る。

【スーパーマリオRPG(Switch)】

ローズタウンに引き続き登場。帽子の色を見るからに、『神々のトライフォース』のデザインのまま3D化されている。細かい。
話しかけるとたびのアルバムに掲載される。マロが「おたまどリンクでものんで、がんばってほしい。」などとユキやこんこんを発動名前を意識した記述をしている。(本来は「おたまドリンク」だが、ここの「ど」はわざとひらがなで表記したものと思われる)

【スーパーマリオメーカー】?

キャラマリオの1人として登場。

【スーパーマリオメーカー 2】?

アップデートにて追加されたアイテム「マスターソード」を手にすると【マリオ】がこれに変身する。マスターソードだが、デザインは初代FCD版準拠である。
剣を使って攻撃できる他、爆弾を使ったり、盾で攻撃を弾き返したり、弓を使えたりと、初代『ゼルダの伝説』のアイテムを使用したアクションを行える。

【マリオカート8】

追加ダウンロードコンテンツのプレイヤーキャラクターの1人として登場。デザインは『スカイウォードソード』準拠。但し左利き。
リアル等身のままマリオの世界に来たためか重量級扱いで、ステータスは【ドンキーコング】/ロイ/【ワルイージ】/【ロゼッタ】と共有されている。

【マリオカート8 デラックス】

『マリオカート8』同様プレイヤーキャラクターとして参戦。デザインも変わらず『スカイウォードソード』準拠。
ステータスは【キングテレサ】/ロゼッタ/【ポリーン】と共有されている。

  • リンク(英傑の服)
    『ブレス オブ ザ ワイルド』の英傑の服を着たリンク。【マスターバイク零式】と共にアップデートで追加された。左利き。
    Ver.1.6.0での配信後はこちらの姿がデフォルト扱いになり、従来の通常版リンクが色替え扱いになる。

【スーパードンキーコング2 ディクシー&ディディー】

クランキーのDKコインの表彰台に登場。ただし3位なので見かけなかったプレイヤーも多い。

【スーパードンキーコング2(GBA)】

『時のオカリナ』の功績が認められたのか2位に繰り上がっており、DKコインを集めすぎても姿を確認できる。

【F1レース】

GB版にて、コース4クリア~コース5開始時と、全コースクリア時に背景に登場する。

【Girls Mode 4 スター☆スタイリスト】

ゼルダキャラのamiiboを読み込むと、『ブレス オブ ザ ワイルド』のこのキャラの服をモチーフにした型紙が貰える。

【ARゲームズ】

キャラカードとして収録されているキャラの1人。外見は『風のタクト』準拠。

【とびだせ どうぶつの森】

ウルフリンクとしてコラボ住民として登場。
種族はもちろんオオカミで性格はキザ系。

ソウルキャリバーⅡ

GC版にゲスト出演。デザインは『時のオカリナ』準拠。

ゲーム以外

【ゼルダの伝説 神々のトライフォース(かぢば版)】?

回転斬りは伯父から授かった奥義となっており、縦方向の回転斬りまで編み出すなどバリエーションが多い。
劇中では盾の上に乗る、イカダを作るなど後の『ゼルダの伝説シリーズ』にも見られる表現が描かれた。

【スーパーマリオくん】

【スーパーマリオワールド】編に一コマだけ出演。よりにもよってマリオにペガサスの靴を奪われるというしょーもない役。 ゼルダ世界の時に出してやれよ

【ニャニャニャ! ネコマリオタイム】

準レギュラー。前述の通り、「4つの剣」のCMで使われた緑リンクのパペットが起用されている。語尾に「デヤァ(回転切りでよく使われている掛け声から)」をつける。
主にマルチプレイの数合わせなどに登場するが、たまに関係ないゲームが紹介されたときにも一瞬だけ登場することもある。
特に第67回で紹介された『シバ・カーリーの伝説』では元ネタが思いっきり『ゼルダの伝説』であるため、しっかり反応していた。

道具・技

作品によって様々な道具や技を使用する。剣技だけでなく魔法も使える事もある。
詳細は【リンク】/道具・技を参照。

元ネタ推測

  • ピーターパン

関連キャラクター

関連マシン

関連商品




コメント

  • 『ゼルダシリーズ』では剣などで攻撃する事が殆どで、作品によっては素手での攻撃をしない事もある(するとしても宝箱を蹴り開ける場合が殆ど)。 - L-24 (2021-06-12 20:50:01)

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最終更新:2025年03月26日 09:22