電磁抜刀 - 聖華世界 @ wiki

電磁抜刀

［解説］

聖華暦600年代に災禍旅団の頭目、シデン・カレナ・ファミリアが編み出した剣技。
ベースとなっている剣術は刀神流・雷の型『九龍刀雷』。

きっかけはシデンが14歳の時に戦った鋼魔獣であり、鋼魔獣から切り落としたリニアレールガンの砲身に刀を入れ、雷の魔法で電流を纏わせ、射出するように抜刀したがむしゃらな技が起源である。
この現象を再現するべく、シデンは鞘の中にリニアレールガンで使われていた電気伝導体を入れ、磁場の相互作用による高速抜刀を習得した。

シデンはこの技を取り入れた独自のカナド剣術を編み出し多用した。
この技を持って彼は百獣の試練で最長サイズの鋼魔獣を討伐し、最高成績を持って猟兵となった。
電磁抜刀はシデン・カレナ・ファミリアの代名詞となり、その技は常に災禍旅団と共にあったと云う。

なおシデンは生前、電磁抜刀に関する兵法書を記しており、それは彼の生まれ故郷であるカレナ族にて保管されている。
この兵法書を閲覧し、少数ながら電磁抜刀を習得した剣士も存在するようだ。