刀神流 - 聖華世界 @ wiki

刀神流

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［解説］

刀神イザナギの剣技。
イザナギ自身が刀神流と呼んでいたわけではなく、流派としての名前は、彼が神人となって俗世から姿を消してから、流派として体系を作った直弟子たちがつけたものである。

その本質は、強く深く気を練り上げると同時に、精神を天地万物と合一する境地に至らしめることで、闘気術の凄まじい破壊力と魔法の超常的な効果をあわせ持つ剣技を繰り出すところにある。
後に神人に至ったイザナギならともかく、心身ともに要求される素養が尋常ではないこの剣技は、カナド人にとっても習得は困難を極めた。
四苦八苦しているうちに、直弟子たちは気に指向性を持たせるさいに込めやすい力と込めにくい力があることを知る。
魔法をほとんど使わず属性の概念に乏しかったカナド人だったが、彼らは気の実践を通じて人には持って生まれた属性があることを理解し、属性に特化した剣技を派生させていった。
現代では、カナド人の戦士たちは基礎鍛練でまず自分の属性を見極め、属性に合致するタイプの剣技を学ぶことが一般的である。
まあ、時代時代に天才はいるもので、細々ながら刀神流もちゃんと伝わってはいる。刀神流の使い手は、部族を越えて剣技の師範として尊敬される。

さて、人魔大戦の時代に一人の刀神流の使い手がいた。
彼は魔族に蹂躙される人々を救うべく、部族を離れて旅に出て、最終的に聖王国を中心に活躍することになった。

聖王国の聖騎士たちにも刀を使うグループがおり、使い手は彼らにカナド剣術を教えようとした。
しかしカナド人と普通の新人類の肉体的なポテンシャルの違いから、刀神流はもちろんのこと派生剣技ですらオリジナルを習得できるものは滅多にいない。
使い手は派生剣技の習得者たちと協力して普通の新人類にも使える技術体系を開発し、これを破魔の剣として新人類に広めていった。
破魔の剣を使う聖騎士たちは、魔族に対して高い戦果を叩きだし、その威力を見た聖導教会上層部は破魔の剣を教会騎士団のみの御留流とした。
そして、聖騎士団のアドバンテージである聖痕を持つものたちにより、カナドにはない教会独自の剣技として、光の剣技が編み出されて現在に至る。

派生剣技

（火の型）
（水の型）
旋煌刃 （風の型）
九龍刀雷（雷の型）
電磁抜刀（雷の型・第二派生）
（土の型）
星辰一刀流