軽機兵 メサ・オイニーオ
[解説]
軽機兵ではあるものの試験的に聖華暦600年代後半に開発された魔導反応装甲(M.R.A=Magical Reactive Armour)の改良型とも言える装甲が採用されており、機装兵並みの防御性能を実現している。
この改良型M.R.Aは爆発系魔法と風系魔法を組み合わせた機構が搭載された装甲で、一定以上の強さの衝撃を受けた瞬間に装甲自体が衝撃の方向に爆風を放つことで衝撃を軽減するというもの。
数度の使用で交換が必要という弱点はあるものの、装甲自体の重量を抑えながらも高い防御性能を実現したものであった。
数度の使用で交換が必要という弱点はあるものの、装甲自体の重量を抑えながらも高い防御性能を実現したものであった。
さらに限定的な性能に抑えられてはいるものの魔導炉にはエーテリック・アクセラレータが搭載されているため、瞬間的に出力を増幅することを可能としており、装甲の追加により重量が増したにもかかわらず、軽機兵として十分及第点と言えるだけの機動性能は確保されていた。
結果的にメサ・オイニーオはコンペティションには敗北したものの、機体に使用されていた改良型M.R.Aの有用性は高く評価され、軽機兵用の装甲として正式に採用されることとなる。