サティエンヌ造兵廠
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……とまぁ、ここまで聞けば聞こえの良いものの、実際のところは発想があまりにも革新的すぎるため技術が追いつかず、名銃も少なくないが迷銃を多く生み出す会社として有名である。
聖華暦792年に大手銃器メーカーのエンフィル小火器工廠に吸収合併され、その高い発想力やメカニズムはその後の同社の方向性に大きく関わっている。
聖華暦792年に大手銃器メーカーのエンフィル小火器工廠に吸収合併され、その高い発想力やメカニズムはその後の同社の方向性に大きく関わっている。
主な製品
この会社の特徴としてやたら独自の技術、規格などを作るところにある。それが吉と出る時もあれば凶として出る時も少なくなく、巷では「ネタとガチが7:3で存在する会社」「何をしたいのかは分かるがなんでそうなった」などと様々な言われ方をしている。
ライフル
ルベライト魔導小銃
本魔導砲は聖華暦563年に開発された、聖華暦史上初めての爆炎式ルーンを用いた人間用魔導砲である。装弾数は8発。
これまでの銃は風のルーンなどを用いて弾丸を飛ばしていたが、爆炎式を用いた事で飛距離、威力で圧倒的優位に立ったのだった。
だが、当時の技術はまだ発展途上であったため、
これまでの銃は風のルーンなどを用いて弾丸を飛ばしていたが、爆炎式を用いた事で飛距離、威力で圧倒的優位に立ったのだった。
だが、当時の技術はまだ発展途上であったため、
- 反動を抑えるために銃身長が長くなりすぎた。
- 摩耗が激しく通常の魔導砲より高頻度でメンテナンスが必要。
などの欠点があった。
さらに、聖王国での採用試験中に銃が内部の圧力に耐えきれず崩壊&爆発。試験官が2人殉職するという事件を起こした。この事件がきっかけで本銃の採用は見送られた。
なお爆炎式ルーンを用いた魔導小銃の採用は後継機種のベルティエールの登場まで実に50年以上かかったのだった。
さらに、聖王国での採用試験中に銃が内部の圧力に耐えきれず崩壊&爆発。試験官が2人殉職するという事件を起こした。この事件がきっかけで本銃の採用は見送られた。
なお爆炎式ルーンを用いた魔導小銃の採用は後継機種のベルティエールの登場まで実に50年以上かかったのだった。
マス魔導小銃
上記のルベライト魔導小銃の後継機。
ルベライトが失敗した事を受け、聖華暦617年に開発された。前作からの主な改良点は、薬室の強化と銃身長の短縮化だった。
さらに本銃の画期的な点は薬室の耐久値を超える魔力を注ぎ込んだ際、爆発する前にボルトが自動で解放される点である。これによって暴発/爆発事故は98%減り、王国の歩兵主力兵装として採用された。
ルベライトが失敗した事を受け、聖華暦617年に開発された。前作からの主な改良点は、薬室の強化と銃身長の短縮化だった。
さらに本銃の画期的な点は薬室の耐久値を超える魔力を注ぎ込んだ際、爆発する前にボルトが自動で解放される点である。これによって暴発/爆発事故は98%減り、王国の歩兵主力兵装として採用された。
FR狙撃魔導小銃
上記のマス魔導小銃をベースに近代化改修を施した魔導小銃。独立したピストルグリップを持たせる事で若干操作性が良くなった。
800年台の聖王国の主力狙撃銃
800年台の聖王国の主力狙撃銃
ガリレロイ魔導機関小銃
サティエンヌ造兵廠が最後に手がけた小銃で、後述のオルチクス重魔導機関砲を応用したガス圧作動方式、ショーシャンク機関魔導砲の単/連発切り替え機能や改良型ボックスマガジンなど今までの技術の推を結集した小銃となっている。
装弾数は35発だがオプション50連発マガジンを装着することで簡易的な魔導機関砲として運用することも可能。
……とここまで聞けばとにかく名銃だが流石はサティエンヌ。きっちりとオチを作っていた。
本銃の特徴として二脚の根元に瓶入り飲料の栓抜きが付いている。これは現場の兵士によるボックスマガジンのリップ(弾丸を保持する場所)を利用して栓を抜くという行為が頻発しており、それによってマガジンが壊れるということが多く起こっていた。本機能はそれを解決するための物だったが兵士たちに上手く伝わらず、結局マガジンの破損問題は解決しなかった。
なお本銃は一応採用されたものの、エンフィル小火器工廠のジャクソンライフルの方が優れているとの烙印を押され少数の採用のみにとどまった。
装弾数は35発だがオプション50連発マガジンを装着することで簡易的な魔導機関砲として運用することも可能。
……とここまで聞けばとにかく名銃だが流石はサティエンヌ。きっちりとオチを作っていた。
本銃の特徴として二脚の根元に瓶入り飲料の栓抜きが付いている。これは現場の兵士によるボックスマガジンのリップ(弾丸を保持する場所)を利用して栓を抜くという行為が頻発しており、それによってマガジンが壊れるということが多く起こっていた。本機能はそれを解決するための物だったが兵士たちに上手く伝わらず、結局マガジンの破損問題は解決しなかった。
なお本銃は一応採用されたものの、エンフィル小火器工廠のジャクソンライフルの方が優れているとの烙印を押され少数の採用のみにとどまった。
ハンドガン
- 試製ソードピストル
聖王国が誇るエリート部隊クルセイダー。彼らが携行する用の武器として王国側の要求に応えるために試作された拳銃。
王国の要求としては
王国の要求としては
- 装弾数8発以上。王国の一般的な弾丸を使用し、クルセイダーの主兵装である剣との併用が可能な魔導砲。
というものだった。
これに対し、サティエンヌ造兵廠の行ったアプローチは極めて珍妙であった。なんと、グリップから延長されたマウントベースに刀身をそのまま乗っけたというものだったのだ。
いざ採用試験をしてみると案の定マウントの接続部の耐久力が弱くクルセイダーの剣技に耐えきれず一瞬で壊れてしまった。また拳銃としても微妙で当時の標準的な口径の7.7mmでは威力不足が顕著であり、そもそも拳銃の射程内であれば剣を使った方が早いというクルセイダー部隊内の意見も相まって一次選考落ちとなった。
なお本採用試験の結果、要求を満たしうるものはなかったという理由で計画そのものが泡と消えたのだった。
この一件があったお陰で聖王国は長剣と重火器の両立は不可能と断定していたため、後に帝国がガンブレードを実用化した際に死ぬほど動揺したとか。
これに対し、サティエンヌ造兵廠の行ったアプローチは極めて珍妙であった。なんと、グリップから延長されたマウントベースに刀身をそのまま乗っけたというものだったのだ。
いざ採用試験をしてみると案の定マウントの接続部の耐久力が弱くクルセイダーの剣技に耐えきれず一瞬で壊れてしまった。また拳銃としても微妙で当時の標準的な口径の7.7mmでは威力不足が顕著であり、そもそも拳銃の射程内であれば剣を使った方が早いというクルセイダー部隊内の意見も相まって一次選考落ちとなった。
なお本採用試験の結果、要求を満たしうるものはなかったという理由で計画そのものが泡と消えたのだった。
この一件があったお陰で聖王国は長剣と重火器の両立は不可能と断定していたため、後に帝国がガンブレードを実用化した際に死ぬほど動揺したとか。
ホーネット
上下二連、中折れ式の小型拳銃型の魔導砲。
これだけ聞くと普通に思えるが驚くなかれ、なんとこの魔導砲は二発同時発射式なのだ。
さらにオプションパーツとして2インチから最大15インチまでの各種交換用のバレルが存在している。
ちなみに、本魔導砲は安全装置がないため引き金を極端に重くすることで暴発を防いでいる。そのためトリガープル(引き金の重さ)が10kgを超えており、非力な者は引き金を引くことすら出来ないというある意味で厄介なブツである。
これだけ聞くと普通に思えるが驚くなかれ、なんとこの魔導砲は二発同時発射式なのだ。
さらにオプションパーツとして2インチから最大15インチまでの各種交換用のバレルが存在している。
ちなみに、本魔導砲は安全装置がないため引き金を極端に重くすることで暴発を防いでいる。そのためトリガープル(引き金の重さ)が10kgを超えており、非力な者は引き金を引くことすら出来ないというある意味で厄介なブツである。
マシンガン
ショーシャンク魔導機関砲
歩兵が1人で運用が可能な機関砲というコンセプトで聖華暦600年に開発された本銃。史上初のボックス式マガジンや連発、単発の選択が可能とここまで聞けば聞こえが良いが、
- 公差が広く取られていたため初期不良が多い。
- マガジンに残弾確認用の穴が空いているため砂などが入り込み動作不良を起こす。
- ストックが短いため後退してきたボルトが顔に当たって重傷を負う。
等々といった欠陥があり、その中でも特に致命的だったのは、弾丸を押し上げるためのマガジンのスプリングが弱いためほぼ100%玉詰まりを起こすという点である。
なお第三次聖帝戦争の際、帝国兵士はこの銃だけは鹵獲しなかったという逸話まで残っている。
なお第三次聖帝戦争の際、帝国兵士はこの銃だけは鹵獲しなかったという逸話まで残っている。
オルチクス重機関魔導砲
聖華暦720年に製造された史上初のガス圧利用による連発を成し遂げた機関魔導砲であり、百年以上に渡って聖王国内で主に拠点防衛に使用された。
これと言った特徴はないが逆に変な癖があるわけでもなく、とにかく安定した性能だったことが長期使用された理由だろう。
なおこの安定した性能は帝国や同盟で多数のコピー品を産むことになったのはまた別の話。
これと言った特徴はないが逆に変な癖があるわけでもなく、とにかく安定した性能だったことが長期使用された理由だろう。
なおこの安定した性能は帝国や同盟で多数のコピー品を産むことになったのはまた別の話。
サブマシンガン
リベイロール魔導短機関砲
聖華暦600年に開発された短機関銃。本銃は史上初の短機関銃として有名で、ショーシャンク魔導機関砲の仕組みを利用した単/連発選択機能など、魔導機関小銃の始祖とされている。
しかし、王国軍はイマイチその設計思想を理解していなかったらしく採用は見送られてしまった。
しかし、王国軍はイマイチその設計思想を理解していなかったらしく採用は見送られてしまった。
試製ショーシャンク魔導短機関砲
操手が脱出した際などに使用出来るよう、操縦槽の中に入るようショーシャンク魔導機関砲を短縮したもの。
試作したはいいもののストックを無くしたため反動制御がほぼ不可能となりお蔵入りした。
試作したはいいもののストックを無くしたため反動制御がほぼ不可能となりお蔵入りした。