仙気術
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『仙気術』には、以下の様な特徴がある。
- 闘気法の様に肉体にエーテルを循環させる事により行使する。この手順を『練気』と呼ぶ。『練気』には特殊な呼吸法が伴うため、正常な呼吸ができない状況では『仙気術』の行使は著しく困難になる。
- 『仙気術』は『練気』により発動するため、詠唱は不要である。と言うよりも、『仙気術』には詠唱という手順自体が存在しない。
- 普通の闘気法とは異なり、『練気』の際に身体に循環するエーテルに、戦神ゴド・アより与えられた加護の力を意図的に混ぜ込むことで、闘気法で言う『気』が魔法的な効果を発する。つまりゴド・ア神の加護無くしては、使う事ができない技術である。
- 一部例外的な術を除いては、遠距離には届かない。基本的に接触した対象か、自分自身に対してのみ効果を発揮する。
- 破壊力と言う面では闘気法を使えば良いため、『仙気術』としてゴド・ア神から与えられている術には、破壊的な術それ自体は数少ない。ただし数が少ないだけであり、そのわずかな破壊の術はシャレにならないものばかりである。
- 純粋な威力的には、他の系統の術と同じ程度と考えてよい。たとえば同程度の力量の魔導士とカタンタ・ハヴィ僧が眠りの術を使った場合、それに耐えるのに必要な意志力も、また術にかかってしまった場合に強制的な眠りに落ちる時間の長さも、ほぼ同程度である。
- 威力的には同程度であっても、術の『強さ』は他の系統の術を凌駕する。同程度の力量の魔導士がかけた眠りの術を、カタンタ・ハヴィ僧は解呪系の術で容易に解除できる。しかしそのカタンタ・ハヴィ僧がかけた眠りの術は、魔導士側では解呪できない。無論、魔導士の方がはるかに高い力量を持っていれば話は別である。
この様に、制限はあれど極めて強力な『仙気術』ではあるが、カタンタ・ハヴィ僧は寺院の外ではめったにこれを行使する事は無い。
『気』について、ご本尊たる戦神ゴド・アより『秘伝として、使用には極力注意をするように』との神託が下っているらしいのだ。
そのためカタンタ・ハヴィの教団上層部の高僧たちは、『気』の外部での使用を、やむを得ない場合を除き禁じる布告を出している。
『気』について、ご本尊たる戦神ゴド・アより『秘伝として、使用には極力注意をするように』との神託が下っているらしいのだ。
そのためカタンタ・ハヴィの教団上層部の高僧たちは、『気』の外部での使用を、やむを得ない場合を除き禁じる布告を出している。
これは闘気法については神の加護なくしても使用できる事もあり、そこまで厳密ではない。
実際寺院の外で魔獣などと戦いになった場合など、カタンタ・ハヴィ僧たちが闘気法をもって敵を撃退している場面は、よく見受けられる。
実際寺院の外で魔獣などと戦いになった場合など、カタンタ・ハヴィ僧たちが闘気法をもって敵を撃退している場面は、よく見受けられる。
しかし『仙気術』に関しては、ガチガチなほどにこの布告は守られている。
上層部の許可なしに寺院外で『仙気術』を行使した場合、最悪破門されてしまう。
その場合は神の加護も失われるため、必然的に『仙気術』は二度と使用できなくなる。
上層部の許可なしに寺院外で『仙気術』を行使した場合、最悪破門されてしまう。
その場合は神の加護も失われるため、必然的に『仙気術』は二度と使用できなくなる。