狩装兵 シズナ
[解説]
ヒサナ(緋叉做)・ファミリアで旗機として扱われている狩装兵。ヒサナ族では旗機として使っている機種の狩装兵に、代々「シズナ」の名を受け継がせている。
代々の「シズナ」は薄めの装甲とシンプルな構造で、高い機動性と追従性が武器の優れた機体である。残念ながらパワーには若干欠ける趣が無いでは無いため、狩った鋼魔獣よりその動力機関であるブレイズ・リアクターを摘出、機体に追加搭載するという荒業で、出力が強化された機体もわずかに存在する。
しかし、高熱を発する鋼魔獣のブレイズ・リアクターは、高熱に晒されると破裂してしまう魔力収縮筋とは相性が悪く、事実旧「シズナ」の時代、この手法で強化された機体は冷却水の消耗が異常に激しくなる欠点を持っていた。必然的に稼働時間は短くなり、場合によっては魔力収縮筋の破裂を招いた事もあったらしい。故に強化機体は、そのピーキーともいえる機体を扱い切れる、「二つ名」を持つほどの凄腕装手にのみ、宛がわれるのが普通であった。
代々の「シズナ」は薄めの装甲とシンプルな構造で、高い機動性と追従性が武器の優れた機体である。残念ながらパワーには若干欠ける趣が無いでは無いため、狩った鋼魔獣よりその動力機関であるブレイズ・リアクターを摘出、機体に追加搭載するという荒業で、出力が強化された機体もわずかに存在する。
しかし、高熱を発する鋼魔獣のブレイズ・リアクターは、高熱に晒されると破裂してしまう魔力収縮筋とは相性が悪く、事実旧「シズナ」の時代、この手法で強化された機体は冷却水の消耗が異常に激しくなる欠点を持っていた。必然的に稼働時間は短くなり、場合によっては魔力収縮筋の破裂を招いた事もあったらしい。故に強化機体は、そのピーキーともいえる機体を扱い切れる、「二つ名」を持つほどの凄腕装手にのみ、宛がわれるのが普通であった。
今代の「シズナ」では、このような欠点もある程度緩和されている。かつて、ヒサナ・ファミリアが一時的に所有していた「氷冷の精霊機 スィレク」より取得した技術により、数代前の「シズナ」の時点で、極めて高効率な冷却システムを組み込む事に成功したためである。
ただし当時はその冷却システムは巨大すぎたため、大型のバックパックを機体に背負わせる形になり、巨大な膂力と引き換えに、せっかくの機動性を殺してしまうものであった。今現在、今代の「シズナ」に搭載されている冷却システムはある程度小型化されているが、さりとて若干まだかさばる仕様である。
それ故に、稼働時間のピーキーさは克服したものの、巨大なパワーと引き換えに若干機動性や平衡性を損ねた機体を扱い切れる凄腕の装手でなくば、任されない事になっている。
ただし当時はその冷却システムは巨大すぎたため、大型のバックパックを機体に背負わせる形になり、巨大な膂力と引き換えに、せっかくの機動性を殺してしまうものであった。今現在、今代の「シズナ」に搭載されている冷却システムはある程度小型化されているが、さりとて若干まだかさばる仕様である。
それ故に、稼働時間のピーキーさは克服したものの、巨大なパワーと引き換えに若干機動性や平衡性を損ねた機体を扱い切れる凄腕の装手でなくば、任されない事になっている。
冷却技術をはじめとした、ブレイズ・リアクターを補助動力として用いるための手法、技術は代々の「シズナ」で実験され、研究されてきたものであり、今代の「シズナ」においてほぼ完成形に至った、いわばヒサナ・ファミリアの宝ともいえる技術である。
当然ながら、これらの技術はヒサナ族の秘伝とされており、部族の外のものには基本的に伝えられることはない。
当然ながら、これらの技術はヒサナ族の秘伝とされており、部族の外のものには基本的に伝えられることはない。
[武装]
この機体は、主として太刀、双剣、鉄扇、槍、メイスと言った武装を用いる。これらは選択式であり、ペイロードが少ない事と、重量によって機動力を削がれるのを嫌ってか、複数を併用することはまず無い。
添付ファイル