「魔装兵 シュヴァリエル・マーキュリウス」





[解説]
聖華暦811年に第一号機が完成した、聖王国の魔装兵にして第七世代機兵。
機装兵シュヴァリエルをベースにした改造機で、魔法剣士スタイルの機体である。
なお一般的にこの機体は、「マーキュリウス」と呼ばれている。
機装兵シュヴァリエルをベースにした改造機で、魔法剣士スタイルの機体である。
なお一般的にこの機体は、「マーキュリウス」と呼ばれている。
非常に強力な機体として完成を見た指揮官・エース用機装兵シュヴァリエルであったが、聖王国上層部はこれを基にクルセイダー用の機体を生み出す事を望んだ。
伝え聞くところによると、クルセイダー第二師団ヴァース・アンセムより嘆願があった模様だ。
シュヴァリエルの開発元である聖華鍛冶師協会ではこの厄介な要求に困り果てる。
クルセイダー用の機兵ともなれば、彼らが聖痕を持つ聖騎士であると言う事から、その膨大な魔力及び彼らが操る事ができる上位属性たる光属性に根ざした光魔法についても鑑み、魔法剣士スタイルの魔装兵が最も相応しい。
それはあろう事か、長年の仇敵であるアルカディア帝国のお家芸であった。
伝え聞くところによると、クルセイダー第二師団ヴァース・アンセムより嘆願があった模様だ。
シュヴァリエルの開発元である聖華鍛冶師協会ではこの厄介な要求に困り果てる。
クルセイダー用の機兵ともなれば、彼らが聖痕を持つ聖騎士であると言う事から、その膨大な魔力及び彼らが操る事ができる上位属性たる光属性に根ざした光魔法についても鑑み、魔法剣士スタイルの魔装兵が最も相応しい。
それはあろう事か、長年の仇敵であるアルカディア帝国のお家芸であった。
当然の事ながら、聖華鍛冶師協会では魔法剣士スタイル魔装兵の建造経験は、無いとはいわないがあまり多くは無かった。
已む無く聖華鍛冶師協会は、他のメーカーに助力を求める事にする。
そして白羽の矢が立ったのが、聖華暦700年代半ばに魔装兵ファルネウスでその名を不動の物にした、ツヴァイトモーント工房であった。
已む無く聖華鍛冶師協会は、他のメーカーに助力を求める事にする。
そして白羽の矢が立ったのが、聖華暦700年代半ばに魔装兵ファルネウスでその名を不動の物にした、ツヴァイトモーント工房であった。
協力を要請されたツヴァイトモーント工房は、当初この話を受ける事を渋る。それもそのはず、元々ツヴァイトモーント工房は聖華暦753年、聖華鍛冶師協会を脱退した鍛冶師が立ち上げた会社であり、それ故に設立当初は聖華鍛冶師協会より様々な嫌がらせを受けて来たと言う過去を持っている。
しかし聖華鍛冶師協会の公式の謝罪、そして賠償を兼ねた資金と各種技術の供与により、この件を受ける事に決定する。
と言うか、これで受けなければツヴァイトモーント工房側の器量が疑われるところまで、やられてしまったのだ。
しかし聖華鍛冶師協会の公式の謝罪、そして賠償を兼ねた資金と各種技術の供与により、この件を受ける事に決定する。
と言うか、これで受けなければツヴァイトモーント工房側の器量が疑われるところまで、やられてしまったのだ。
いったん仕事を受けたからには、ツヴァイトモーント工房の動きは早かった。
聖華鍛冶師協会に技術者を派遣し、喧々諤々丁々発止のやり取りでシュヴァリエル改造機の仕様や基本構造を決定。
そして聖華鍛冶師協会より1機シュヴァリエルを実験機として供出させると、すぐさまそれを徹底的にいじり倒し魔装兵化の改造を施してデータを取る。
そのデータを本社へ送り、ツヴァイトモーント工房の工場にて製造のためのラインを構築する。
更に聖華鍛冶師協会には、ノーマルのシュヴァリエルと全く変わらない基本的な骨格部分を組み上げさせて本社工場へ送らせる手はずをつける。
恐るべき手際で翌月には既にプロトタイプが完成し、翌年早々には量産型第一号機が聖王国当局に納入されたのである。
聖華鍛冶師協会に技術者を派遣し、喧々諤々丁々発止のやり取りでシュヴァリエル改造機の仕様や基本構造を決定。
そして聖華鍛冶師協会より1機シュヴァリエルを実験機として供出させると、すぐさまそれを徹底的にいじり倒し魔装兵化の改造を施してデータを取る。
そのデータを本社へ送り、ツヴァイトモーント工房の工場にて製造のためのラインを構築する。
更に聖華鍛冶師協会には、ノーマルのシュヴァリエルと全く変わらない基本的な骨格部分を組み上げさせて本社工場へ送らせる手はずをつける。
恐るべき手際で翌月には既にプロトタイプが完成し、翌年早々には量産型第一号機が聖王国当局に納入されたのである。
シュヴァリエルからの主な改造点としては、以下の物が挙げられる。
まず第一に、両肩内部に搭載されたブラッドグレイルである。これを搭載する事により、基本がシュヴァリエルであるこの機体は、魔装兵としての能力を獲得している。
無論他にも様々な調整が加わった上での事なのだが。
無論他にも様々な調整が加わった上での事なのだが。
ヴァース・アンセムでは、部隊での秩序だった運用と互いの連携を重視している。
そのためこの機体は、高度に規格化されて均一な性能に統一されている。
無論、個々の操手の癖に合わせて微調整はしているが、大掛かりなカスタマイズは許されていない。
そのためこの機体は、高度に規格化されて均一な性能に統一されている。
無論、個々の操手の癖に合わせて微調整はしているが、大掛かりなカスタマイズは許されていない。
[武装・特殊装備]
[その他装備品]
直剣、シールドなど、各種オプション兵装が存在する。
直剣、シールドなど、各種オプション兵装が存在する。