ヴァース・アンセム
[解説]
クルセイダー師団の中でも、かなり異質な集団。
その最たる理由が団長となるアウトクルセイダーの選出方法である。
一般的にはアウトクルセイダーは任命制であり、前任が最上位もしくは上位クルセイダーの中から後任を選ぶ。
しかし、この部隊のアウトクルセイダーは聖剣エル・ヴァースによって選ばれる。
聖剣の継承者となった者は職業、身分、性別を問わず、この部隊の団長となることを聖王国の法によって定められている。
その最たる理由が団長となるアウトクルセイダーの選出方法である。
一般的にはアウトクルセイダーは任命制であり、前任が最上位もしくは上位クルセイダーの中から後任を選ぶ。
しかし、この部隊のアウトクルセイダーは聖剣エル・ヴァースによって選ばれる。
聖剣の継承者となった者は職業、身分、性別を問わず、この部隊の団長となることを聖王国の法によって定められている。
聖剣エル・ヴァースの継承者は現在に至るまでに7名存在し、その全てが若い女性である。
基本的に聖剣は武術の心得がある者を継承者に選ぶ傾向があるが、全くの素人である民間人を選ぶケースも存在する。
いずれにせよ聖剣を継承した時点で、その者は歴戦の戦士と同等かそれ以上の戦闘力を発揮するようになるので些細な問題である。
基本的に聖剣は武術の心得がある者を継承者に選ぶ傾向があるが、全くの素人である民間人を選ぶケースも存在する。
いずれにせよ聖剣を継承した時点で、その者は歴戦の戦士と同等かそれ以上の戦闘力を発揮するようになるので些細な問題である。
なお、歴史上において聖剣の継承者が長らく現れない事もあった。
その際は副団長が団長代理として、師団の運営方針を決め、部隊を運用する。
副団長は任命制であり、後任は自由に選べる。
その際は副団長が団長代理として、師団の運営方針を決め、部隊を運用する。
副団長は任命制であり、後任は自由に選べる。
部隊規模・装備
上記が836年、現在におけるヴァース・アンセムの戦力である。
クルセイダー部隊だけあり、運用する機体は光魔法を使用できる魔装兵に統一されている。
部隊規模が小さいので配備されている艦船は旗艦となる陸上戦艦ミストルティンのみである。
クルセイダー部隊だけあり、運用する機体は光魔法を使用できる魔装兵に統一されている。
部隊規模が小さいので配備されている艦船は旗艦となる陸上戦艦ミストルティンのみである。
所属する部隊員は団長、副団長を含めて50名。
男女比率は女性30名、男性20名と、部隊員の半数以上が女性である。
その理由としては、ヴァース・アンセムのアウトクルセイダーが代々女性であった事と、聖女ユグドラ・フェレスティアとセライナ・クレセリオの伝説に憧れる女性騎士が非常に多いことに起因する。
この部隊に入る為にクルセイダーを目指す女性騎士は少なくない。
男女比率は女性30名、男性20名と、部隊員の半数以上が女性である。
その理由としては、ヴァース・アンセムのアウトクルセイダーが代々女性であった事と、聖女ユグドラ・フェレスティアとセライナ・クレセリオの伝説に憧れる女性騎士が非常に多いことに起因する。
この部隊に入る為にクルセイダーを目指す女性騎士は少なくない。
なお男性団員に関してだが、女性の割合が多すぎる部隊では規律に問題が生じると危惧した、前副団長のクレド・クレセリオが各方面にかけあって男性騎士を増やした。
所属している男性騎士は殆どが上位クルセイダーである為、部隊のまとめ役を担っている。
所属している男性騎士は殆どが上位クルセイダーである為、部隊のまとめ役を担っている。
拠点
任務
今現在のヴァース・アンセムにおける最重要任務は聖剣の継承者の捜索である。
聖剣巡礼と呼ばれる神事を執り行い、2年掛けて聖剣エル・ヴァースと共に聖王国の各都市を訪問する。
訪れた都市の住民達に聖剣のお参りをさせ、その中から継承者を探すというしらみつぶしのような地道な作業で継承者を探している。
聖剣巡礼と呼ばれる神事を執り行い、2年掛けて聖剣エル・ヴァースと共に聖王国の各都市を訪問する。
訪れた都市の住民達に聖剣のお参りをさせ、その中から継承者を探すというしらみつぶしのような地道な作業で継承者を探している。
聖剣巡礼は数年置きのスパンで執り行われ、各地を廻る聖剣の護衛には3名以上のクルセイダーが付く事になっている。
この神事は50年以上もの長きに渡って行われて来たが、今のところ成果は上がっていない。
この神事は50年以上もの長きに渡って行われて来たが、今のところ成果は上がっていない。
普段の任務は拠点となるシャーリアンの都市住民のお悩み相談から都市の警邏、通常の聖騎士団では対処できないような危険度の高い任務の受諾等、仕事はとにかく山ほどある。
50名規模の師団で対処するのは中々難しく、最近は都市民とも連携を取って仕事量の緩和を行っている。
50名規模の師団で対処するのは中々難しく、最近は都市民とも連携を取って仕事量の緩和を行っている。