ブラッドグレイル

[解説]
魔導杖や魔装兵に搭載するエーテル増幅器として使われる錬金術による合成魔石。
下位五属性の魔石を用いて合成されており、この触媒を通す事でエーテル出力が飛躍的に上昇する。
ただしその増幅理論については諸説あり、錬金学会においても結論が出されていない。
5属性の魔素がブラッドグレイル内部に特殊なエーテルの波を形成しており、その波の中にエーテルを通す事で光属性に近い上位エーテルに変換されているという説が有力だ。
下位五属性の魔石を用いて合成されており、この触媒を通す事でエーテル出力が飛躍的に上昇する。
ただしその増幅理論については諸説あり、錬金学会においても結論が出されていない。
5属性の魔素がブラッドグレイル内部に特殊なエーテルの波を形成しており、その波の中にエーテルを通す事で光属性に近い上位エーテルに変換されているという説が有力だ。
生成直後はまだら模様の入った紫色をしているが、加工時に上から塗装が施されるため、市場で流通している物の色は様々である。
ブラッドグレイルの起源は建国期に活躍した冠位・錬金術師アルビオン・パラケルススが聖華暦143年に理論を提唱した『賢者の石』に由来している。
5つの異なる属性の魔石を錬金術を用いて合成する事で上位属性である光の魔素に近づけるという理論である。
異なる特性をもつ魔石の合成は難航し、パラケルススが老衰で死ぬ直前になってようやく完成したのが最初のブラッドグレイル『賢者の石』である。
『賢者の石』の完成は聖華暦182年という記録が残されている。
5つの異なる属性の魔石を錬金術を用いて合成する事で上位属性である光の魔素に近づけるという理論である。
異なる特性をもつ魔石の合成は難航し、パラケルススが老衰で死ぬ直前になってようやく完成したのが最初のブラッドグレイル『賢者の石』である。
『賢者の石』の完成は聖華暦182年という記録が残されている。
その後、パラケルススの残した文献に沿って『量産型賢者の石』が作られ、それは『ブラッドグレイル』と名付けられた。
聖華暦200年代になる頃には魔装兵に搭載されるエーテル増幅器として一般的に使われるようになった。
聖華暦200年代になる頃には魔装兵に搭載されるエーテル増幅器として一般的に使われるようになった。
[ブラッドグレイル等級表]
以下がブラッドグレイルの等級表である。
基本的には等級は、そのブラッドグレイルによるエーテル増幅率によって決まる。
基本的には等級は、そのブラッドグレイルによるエーテル増幅率によって決まる。
- ランクS
- オリハルコンと同質の物を指す。
- 『賢者の石』がこの等級であったと言われているが確かでは無く、また後の世に生み出された物ではこの等級に至った物は確認されていない。
- ランクA
- ランクB
- ランクC
- 人間用サイズとしては上位の品質。
- 一般に流通している物の中では高級品。
- 一般的な量産型魔装兵やその装備品である魔導杖にはこの等級のブラッドグレイルが埋め込まれている事が多い。
- エーテリック・アクセラレーターに埋め込まれるのはこの等級の物。これを超える等級だと魔導炉が暴走爆発し、これ未満の等級だと出力的に弱く意味が無い。
- ランクD
- 人間用サイズとしては並の品質。
- 一般に流通している物の中では市場平均価格くらい。
- 機兵用の兵装に埋め込む物としては最低限の性能。使い捨ての兵装なら使えなくもない。
- ランクE
- 人間用としても低品質。
- 一般に流通している物としては安物。
- このランクでは機兵用の武装に埋め込むには難がある。
- ランクF
- 最下級品。一般には流通しない。ブラックマーケットなどでは手に入る事もある。これでもエーテル増幅効果はあることにはある。