第四期LEV ムスカリ

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禁忌の地に存在する古代遺跡からバラバラの状態で発掘された第四期LEVだと思われる機体。左側のマニュピレーターと両足首から下はどこを探しても発見できず、周辺に落ちていたどこの装甲か分からないものやフレームと思われるものを一切合切ロドスへ持ち帰り、修復することを試みた。
操手はシオ・ザイーツ。
操手はシオ・ザイーツ。
一緒に発掘されたパイロットサポート用の人格型AIムー(本名は機体名と同じムスカリだが操手であるシオはムーと呼んでいる。本人はムスカリと呼んで欲しいようだが…)の助力により、おおよその形には復元できたとは思われる。もっとも、柔軟に動かせる程度までしか復元できず、勿論のことLEVの特徴でもあるエネルギー伝導装甲は復元できなかった。
復元できたとはいっても、明らかに機体のバランスがおかしい。通常の状態でも腕は地面に触れてしまいそうな程に長く、脚は腕よりも明らかに短い。機体のAIである彼女がそのように言っているので正しいのだろう。きっと。
復元できたとはいっても、明らかに機体のバランスがおかしい。通常の状態でも腕は地面に触れてしまいそうな程に長く、脚は腕よりも明らかに短い。機体のAIである彼女がそのように言っているので正しいのだろう。きっと。
彼女により本来の姿が判明するはずだったのだが、データ内部データが破損していて一部しか判明せず、本来の姿は不明である。データサルベージを行いなんとか分かったのは超長距離からの狙撃を行うための機体ということと機体名のみだった。
欠損していた両足首から下は、新規で造られた。同じく左手はマニュピレーターではなく三つのブレードを束ねたものが取り付けられている。両腕には魔導砲を新たに搭載している。頭から伸びているケーブルは、存在している理由はムー本人(?)ですら知らない。
また新たに装甲を取り付けることで普通の機兵に似せている。機体名はAIが昔、テストパイロットにつけて貰った名前であるムスカリという花の名前から取られている。
また新たに装甲を取り付けることで普通の機兵に似せている。機体名はAIが昔、テストパイロットにつけて貰った名前であるムスカリという花の名前から取られている。
味方には希望を与え、敵には絶望を与えられるようにと、願いを込めて。
装備
頭部ライト
頭部の左側についているライト。暗いところでも明るく照らせる。また暗い場所での戦闘では敵に照射して驚かせられる。ピカッ、って光る。
腕部魔導砲
両腕に新たに搭載された魔導砲。弾丸を発射するタイプではなく直接魔法を放射するタイプである。属性は水。
AIの指示に従って機兵技師が製作したものの、試験段階で1発撃っただけで操手のシオ・ザイーツが魔力切れ寸前までなってしまったのでリミッターを付けて魔力消費を抑えた。
結果、威力は低い上射程は短く、消費エーテルは大きいという代物になってしまった。
主に牽制に使われるが基本使われない。どうして取り付けたのかも不明。
AIの指示に従って機兵技師が製作したものの、試験段階で1発撃っただけで操手のシオ・ザイーツが魔力切れ寸前までなってしまったのでリミッターを付けて魔力消費を抑えた。
結果、威力は低い上射程は短く、消費エーテルは大きいという代物になってしまった。
主に牽制に使われるが基本使われない。どうして取り付けたのかも不明。
左腕ブレード
一つ一つが独立稼働するブレードである。耐久性が高くないという欠点を克服するために、一本ずつ使用していき破壊されたら新しいものを出す、という形で克服している。
バーニア
背面、両脚部に一つずつ搭載されたバーニア。移動補助に使われる。
頭部ケーブル
バーニアの風圧や熱にも耐えられる不思議なケーブル。ムスカリがもしデータを破損させていなければ付いている理由が分かったかもしれない。とにかく凄いケーブル。今ではおしゃれな飾りである。