ミルラ族
[解説]
旧時代カナダのアルバータ州と呼ばれた地域の北東部に存在していたウッドバッファロー国立公園周辺の草原地帯をテリトリーとしていた構成人数250人ほど比較的小さな部族。
しかし、規模は小さいながら鋼魔獣の狩猟を主な生業としていた部族であり、近隣のリュトフ族のキャラバン等とも鋼魔獣の部品提供をする代わりに高品質の武装を仕入れるといった取引を行うなど戦力の強化を行っており、規模の割に保有する戦力の大きな部族でもあった。
人魔大戦期に部族を訪れた緋獅子騎士団及び、その団長、アルトゥール・ローレントとは、初対面での一悶着から始まる紆余曲折の末に深く共闘関係を結んでおり、人魔大戦最終局面においては戦士、及び戦士長職以外の非戦闘員をテリトリーに残し、緋獅子騎士団と共に人類軍の総力戦に加わった。
戦後、生き残った戦士たちはアルトゥールと共に部族に戻ってきたものの、部族の戦力の大半を失ったミルラ族はそのまま部族として存続することはもはや不可能であった。
そのため、ミルラ族は人魔大戦で戦死した多くの戦士達と緋獅子騎士団のクルセイダー達、そして命の最後の炎を燃やし尽くして、生き残った戦士たちを無事に連れ帰り、その命を終えたアルトゥール・ローレントを大規模に弔う儀式を最後に解散、その後はカラシンのツテを頼りに散り散りに他の部族に合流していくこととなり、事実上、ミルラ族は消滅する事となった。
そのため、ミルラ族は人魔大戦で戦死した多くの戦士達と緋獅子騎士団のクルセイダー達、そして命の最後の炎を燃やし尽くして、生き残った戦士たちを無事に連れ帰り、その命を終えたアルトゥール・ローレントを大規模に弔う儀式を最後に解散、その後はカラシンのツテを頼りに散り散りに他の部族に合流していくこととなり、事実上、ミルラ族は消滅する事となった。