ラミィ・ザ・ブラッドシザース


[解説]
聖華暦603年に自由都市同盟を震撼させた連続殺人犯「切り裂きラミィ(ラミィ・ザ・リッパー)」。
約3ヵ月の間、マフィアの幹部を次々に惨殺したものの、犯人は見つからず迷宮入り。
確たる証拠は死体以外殆ど残さず、人種や性別すら謎に包まれている。
天才とも愚者とも、貧民とも貴族に繋がる人物とも推理されたが、はっきりとはしていない。
聖華史で最も有名な未解決事件として知られている。
約3ヵ月の間、マフィアの幹部を次々に惨殺したものの、犯人は見つからず迷宮入り。
確たる証拠は死体以外殆ど残さず、人種や性別すら謎に包まれている。
天才とも愚者とも、貧民とも貴族に繋がる人物とも推理されたが、はっきりとはしていない。
聖華史で最も有名な未解決事件として知られている。
フェルティリジーロに捨てられた浮浪児であり、自分の出自はおろか名前すら知らない。
「ラミィ」は自由都市同盟の新聞記者が付けたあだ名であり、最初に殺されたマフィア幹部の死体の傍にあった血痕が「rami」に見えたのが由来。
「ラミィ」は自由都市同盟の新聞記者が付けたあだ名であり、最初に殺されたマフィア幹部の死体の傍にあった血痕が「rami」に見えたのが由来。
ラミィはストリートチルドレンたちのリーダー格だったが、区画開発の立ち退きに抵抗したことで、マフィアに目を付けられることになる。
その後、マフィア構成員による焼き討ちにあい、ラミィ以外は助からなかった。
住む場所も、仲間も、家族も失った彼女はマフィア達への復讐だけを誓って行動を起こした。
その後、マフィア構成員による焼き討ちにあい、ラミィ以外は助からなかった。
住む場所も、仲間も、家族も失った彼女はマフィア達への復讐だけを誓って行動を起こした。
やがて、事件は一世を風靡していたとある私立探偵と同盟を訪れていた代行者アルバレック・ストラヴァウリによって解決される。
ラミィは激しく抵抗したが、アルバレックには全く敵わなかった。
探偵は彼女を都市同盟軍に引き渡そうとしたが、それに異を唱えたのは他ならぬアルバレックだった。
彼女の身柄を預かりたいと申し出るアルバレックに対して探偵は不承不承ながら承諾した。
ラミィは激しく抵抗したが、アルバレックには全く敵わなかった。
探偵は彼女を都市同盟軍に引き渡そうとしたが、それに異を唱えたのは他ならぬアルバレックだった。
彼女の身柄を預かりたいと申し出るアルバレックに対して探偵は不承不承ながら承諾した。
その後、聖王国へと連れていかれたラミィはアルバレックの指導の元、執行者となるべく厳しい訓練を課せられる事となった。
何度も死にたくなるほどの苦痛を味わう事となったが、彼女は死ぬわけにいかなかった。
仲間たちの復讐を遂げるまで死ぬことは許されなかった。
何度も死にたくなるほどの苦痛を味わう事となったが、彼女は死ぬわけにいかなかった。
仲間たちの復讐を遂げるまで死ぬことは許されなかった。
ある時、彼女はアルバレックとの訓練の中で一つの事に気づく、「今迄、自分にここまで関心を向けてくれた大人がいただろうか」と。
そう感じるようになった、ラミィのアルバレックに対する態度にも少しずつ変化が生じた。
アルバレックと日常的に話をするようになり、彼と言う存在に興味を抱くようになった。
そうした日々を一年ほど続けたラミィも知る事となった、アルバレックもまた自分と同じように心に穴が開いているのだと。
欠けた心を埋めようとしているのだと。だから、彼は心が壊れた自分を放っておかなかったのだと。
死者に救いを求めた自分と異なり、生者に寄り添う事で傷を癒そうとするアルバレックの考えにラミィは惹かれた。
そう感じるようになった、ラミィのアルバレックに対する態度にも少しずつ変化が生じた。
アルバレックと日常的に話をするようになり、彼と言う存在に興味を抱くようになった。
そうした日々を一年ほど続けたラミィも知る事となった、アルバレックもまた自分と同じように心に穴が開いているのだと。
欠けた心を埋めようとしているのだと。だから、彼は心が壊れた自分を放っておかなかったのだと。
死者に救いを求めた自分と異なり、生者に寄り添う事で傷を癒そうとするアルバレックの考えにラミィは惹かれた。
「彼と共に在れば、自分も違う生き方ができるのかもしれない」
それから2年後、彼女は訓練課程を修了し執行者となった。
聖典継承
以降は、聖典の能力により彼女は不老となった。
聖華暦830年、現在では既に200歳を超えているが見た目は聖典を継承した20歳の時の姿をしている。
ちなみに彼女をババア扱いすると本気でキレるので、命が惜しければ止めておこう。
聖華暦830年、現在では既に200歳を超えているが見た目は聖典を継承した20歳の時の姿をしている。
ちなみに彼女をババア扱いすると本気でキレるので、命が惜しければ止めておこう。
搭乗機
性格・人となり
一人称は「オレ」のいわゆるオレっ娘で、粗暴な男性口調で話す。
しかし、アルバレックに厳しく矯正されて、これでも幾分かマシになった。
(矯正した本人も口が悪いので、途中で面倒くさくなって諦めた)
ちなみにラミィの口調はアルバレックの真似をし出したのが始まりなので、元凶はアルバレック自身である。
しかし、アルバレックに厳しく矯正されて、これでも幾分かマシになった。
(矯正した本人も口が悪いので、途中で面倒くさくなって諦めた)
ちなみにラミィの口調はアルバレックの真似をし出したのが始まりなので、元凶はアルバレック自身である。
性格は自信過剰で好戦的という、良くも悪くも裏表のない不良気質の強い人物。
基本的に乱暴かつ攻撃的という振る舞いをするが、心を許した相手や新人の執行者には優しい一面を見せる。
特に年若い新人にはとりわけ優しく、過剰なまでの面倒見の良さを発揮することもある。
基本的に乱暴かつ攻撃的という振る舞いをするが、心を許した相手や新人の執行者には優しい一面を見せる。
特に年若い新人にはとりわけ優しく、過剰なまでの面倒見の良さを発揮することもある。
彼女の新人指導は組織内でも非常に評判が良く、将来有望な執行者が任官したときは高い確率でラミィが教育指導に付く事になっている。
任務に従事する彼女の格好良さに憧れる新人は後を絶えない。
任務に従事する彼女の格好良さに憧れる新人は後を絶えない。
人一倍性欲が強いので、気に入った新人で遊ぶのも有名な話。
ちなみにバイなので、相手は男でも女でもイケる。
200年も生きてるので、とんでもないテクニシャン。
ちなみにバイなので、相手は男でも女でもイケる。
200年も生きてるので、とんでもないテクニシャン。
戸籍は入れていないがアルバレック・ストラヴァウリの義理の娘となっている。
アルバレックに対しては、父親のような、兄のような、恋人のような、とても一言では現せない複雑な愛情を抱いている。
彼女が彼にとても感謝していて、掛け替えのない家族だと想っているのは確か。
アルバレックに対しては、父親のような、兄のような、恋人のような、とても一言では現せない複雑な愛情を抱いている。
彼女が彼にとても感謝していて、掛け替えのない家族だと想っているのは確か。
ちなみにアルバレックは一度、正式な手続きを踏んで戸籍登録をしようとした事があったが、「そんな事しなくても、オレ達もう家族だろ」と言って、彼を赤面させた逸話がある。

戦闘スタイル
生き物を殺す事に関しては天性の才能を持っている。
どう動けば敵を殺せるのか脳が瞬時に判断し、身体は自然と動いている。
流れるように敵を殺す、その姿は美しさすら感じられる。
どう動けば敵を殺せるのか脳が瞬時に判断し、身体は自然と動いている。
流れるように敵を殺す、その姿は美しさすら感じられる。
武器を用いた戦闘に関してはおよそ万能だが、戦闘で魔法を行使する事に関しては余り得意ではない。
しかし、小技的な魔法を使う事は得意としており、潜入や諜報などはお手の物である。
しかし、小技的な魔法を使う事は得意としており、潜入や諜報などはお手の物である。
基本的に武装は二の聖典「ブラッド・シザース」のみを扱う。
聖典に封じられた万魔血界を使用する事でほぼ全ての状況に対応可能。
ブラッド・シザースは巨大なハサミの形をしているが、刃は両刃となっているので、剣の様に振り回す事もできる。
聖典に封じられた万魔血界を使用する事でほぼ全ての状況に対応可能。
ブラッド・シザースは巨大なハサミの形をしているが、刃は両刃となっているので、剣の様に振り回す事もできる。
ブラッド・シザースで敵を斬れば傷を回復する事ができるので、わざと攻撃を受けて敵の油断を誘ったり、虚を突いて猛攻に出る事もある。
痛みには慣れているので、片腕が千切れようが気にせず笑い飛ばしてしまうくらいには自分の傷に対して無頓着。
痛みには慣れているので、片腕が千切れようが気にせず笑い飛ばしてしまうくらいには自分の傷に対して無頓着。
セリフサンプル
「世界は―――とても、醜い。 “オレ” はそのことを知っている。それでも、お前は生きていたいのか?」
「お前さんとは気が合うな。うん、気が合うってのは、大事なことだ」
「新人が何を遠慮してるんだよ。こういう時は素直に甘えておけ。 甘えられるのも今のうちだけだぞ?」
「なぁ、お前はどうして、聖拝機関に入ったんだ? いや、言いたくないことならいいんだ。 ……ただ、知っておきたいと思っただけだよ。 オレにとっては大事な事だからさ」
「オレとアルバの関係が気になるのか? ……なんだろうな。 アルバとは家族というか……そ、それ以上か……あ、いや、何でもない! 何でもないってば!」
「お前さんとは気が合うな。うん、気が合うってのは、大事なことだ」
「新人が何を遠慮してるんだよ。こういう時は素直に甘えておけ。 甘えられるのも今のうちだけだぞ?」
「なぁ、お前はどうして、聖拝機関に入ったんだ? いや、言いたくないことならいいんだ。 ……ただ、知っておきたいと思っただけだよ。 オレにとっては大事な事だからさ」
「オレとアルバの関係が気になるのか? ……なんだろうな。 アルバとは家族というか……そ、それ以上か……あ、いや、何でもない! 何でもないってば!」
戦闘台詞
「逃げても構わねえぞ。相手はこのラミィ様だからな!」
「すぐに終わってくれるなよ? こっちはフラストレーション溜まってんだ。 せめて、発散させろよな!」
「死にたくねぇんだろ? だったら、死ぬ気で足掻いて見せろよ!」
「聖典よ、力を貸せ。 オレの大事なものを守るために、ありったけよこせぇ!」
「逃げても構わねえぞ。相手はこのラミィ様だからな!」
「すぐに終わってくれるなよ? こっちはフラストレーション溜まってんだ。 せめて、発散させろよな!」
「死にたくねぇんだろ? だったら、死ぬ気で足掻いて見せろよ!」
「聖典よ、力を貸せ。 オレの大事なものを守るために、ありったけよこせぇ!」