グラステイル
[解説]
本種も他のテイル種と同様に群れを作る性質を持っているが、非常に厳しい寒冷地の環境のため。その規模は小さく、通常5〜8頭程度。
その構成もまたテイル種においてよく見られるもので、1頭のサイアを中心として、複数頭の雌によるハーレムを形成し、その下に年齢の若い雄、雌がつくというもの。
本種のグラステイルという名前は、透き通ったガラスのような美しい鱗に由来するのだが、その透明な鱗と体表のエメラルドブルーとコバルトブルーの鮮やかな模様が見られるのは夏の僅かな期間のみである。
その他の季節においては、足の裏までも純白の羽毛に覆われており、防寒とともに景色を覆う雪の白に馴染む色合いに変貌する。
その他の季節においては、足の裏までも純白の羽毛に覆われており、防寒とともに景色を覆う雪の白に馴染む色合いに変貌する。
本種は近縁のテイル種の中では、アルカディア帝国の魔素減衰地帯に生息するブラッドテイルと並んで生息域が狭く、その生息数も少ない種であるが、その希少価値も相まって本種の羽毛、鱗、そして皮は高額で取引されている。
そのため、本種を狙う冒険者やハンターも少なくないが、そもそもに本種の生息する寒冷地帯は翼竜(ワイバーン)やナウマンなども生息する危険な土地であることが多いため、狩りに行くこと自体が簡単なことではない。
そのため、本種を狙う冒険者やハンターも少なくないが、そもそもに本種の生息する寒冷地帯は翼竜(ワイバーン)やナウマンなども生息する危険な土地であることが多いため、狩りに行くこと自体が簡単なことではない。