精霊 ドゥルビヨン
〜それは悪しき陰謀ある所に必ず現れ、正義を行なって消えてゆく。
理の歪みに呼応する様に発生して、歪みを引き戻すように巻き込んでゆく不思議な渦。
お前も気をつけないと、いつの間にか巻き込まれるぞ。〜
理の歪みに呼応する様に発生して、歪みを引き戻すように巻き込んでゆく不思議な渦。
お前も気をつけないと、いつの間にか巻き込まれるぞ。〜
聖華暦600年代のいつの頃からか、人々の噂として、あるいは都市伝説として、まことしやかに語られるようになった全くもって謎の存在。
誰かの悪戯だと言う者、私的な復讐者だと言う者、善意の処刑人だと言う者、etc.etc…
いる、という事はわかっているのに、その正体はようとして知れない、姿の見えない不思議な渦。
そのように語られている。
誰かの悪戯だと言う者、私的な復讐者だと言う者、善意の処刑人だと言う者、etc.etc…
いる、という事はわかっているのに、その正体はようとして知れない、姿の見えない不思議な渦。
そのように語られている。
[解説]
精霊ドゥルビヨンは聖華暦600年代に自然発生した善性の精霊である。
まず、この精霊の発生した経緯として外せないのが真聖剣ヴォルテクスの存在である。
ヴォルテクスは人魔大戦初期に造られたオリハルコン製の真聖剣の一つで、意思こそ持っていなかったが、とても強力な剣であった。
人魔大戦中期までに使い手が六人入れ替わっており、使い手は皆、志半ばで戦死している。
聖華暦463年の戦いにおいて、竜種魔族400匹を討ち取るも、遂に致命的な一撃を受け、砕け散ってしまう。
オリハルコンの破片は9割がた回収され、新たな真聖剣に打ち直された。
まず、この精霊の発生した経緯として外せないのが真聖剣ヴォルテクスの存在である。
ヴォルテクスは人魔大戦初期に造られたオリハルコン製の真聖剣の一つで、意思こそ持っていなかったが、とても強力な剣であった。
人魔大戦中期までに使い手が六人入れ替わっており、使い手は皆、志半ばで戦死している。
聖華暦463年の戦いにおいて、竜種魔族400匹を討ち取るも、遂に致命的な一撃を受け、砕け散ってしまう。
オリハルコンの破片は9割がた回収され、新たな真聖剣に打ち直された。
しかし、回収されなかった約1割の破片には六人の聖戦士の『正義への意志』と『無念の想い』が宿っていた。
破片となってから実に150年の歳月を経てオリハルコンと反応し、精霊ドゥルビヨンが誕生したのである。
実質的な活動を行う際に、ドゥルビヨンはオリハルコンの破片を依代に、人から人へ憑依しており、憑依した者の無意識下で身体を拝借して使用している。ちなみに一度憑依を行うと、最低3日は離れる事が出来なくなる。
基本的には憑依者の身体能力をワンランク引き上げた状態となり、オリハルコンに由来する光の魔力を行使する。実質的な戦闘能力は憑依者の能力によって左右される。事前の情報収集から奇襲・不意打ちと使える手段はなんでも使い、かなり狡猾に立ち回っている。
破片となってから実に150年の歳月を経てオリハルコンと反応し、精霊ドゥルビヨンが誕生したのである。
実質的な活動を行う際に、ドゥルビヨンはオリハルコンの破片を依代に、人から人へ憑依しており、憑依した者の無意識下で身体を拝借して使用している。ちなみに一度憑依を行うと、最低3日は離れる事が出来なくなる。
基本的には憑依者の身体能力をワンランク引き上げた状態となり、オリハルコンに由来する光の魔力を行使する。実質的な戦闘能力は憑依者の能力によって左右される。事前の情報収集から奇襲・不意打ちと使える手段はなんでも使い、かなり狡猾に立ち回っている。
また、自身の力を増幅させる事を目的に砕け散ったヴォルテクスの破片を探している。オリハルコンが集まる程、光の魔力を強く、長く行使可能となる。
誕生時はまち針程度のサイズのオリハルコンしか持っていなかったが、聖華暦800年代では鉛筆大まで回収している。
誕生時はまち針程度のサイズのオリハルコンしか持っていなかったが、聖華暦800年代では鉛筆大まで回収している。
ドゥルビヨンの性質は善性である、あるのだが、そもそも精霊である為、人間の倫理観とはかなり乖離した見解を持っている。その為、人間を助けるというよりも、理から外れる事を修正することが行動の指針となっている。
それ故に結果的に正しい行為ならば、躊躇無く虐殺も行う。
それ故に結果的に正しい行為ならば、躊躇無く虐殺も行う。