機装天鎧オラシオン - 聖華世界 @ wiki

機装天鎧(きそうてんがい)オラシオン

[解説]

聖華暦814年に自由都市同盟で出版された漫画で全52話。
真聖剣を動力源とし、人格を持つ精霊機オラシオンと、戦いとは無縁だった少年が世界の危機に敢然と立ち向かうストーリーで若年層(一部そうではない)に高い人気を誇る。

知性ある魔獣達の王国『ビーストエンパイア』は人間を滅ぼしてその版図を広げる為、人間世界へ『魔鎧(敵ロボット)』を送りこんで来る。
時を同じくして、悪の胎動に呼応する様に深き眠りから目覚めた太古の『天鎧(この作品では精霊機をそう呼称する)』オラシオンと、その時にたまたま居合わせた少年が契約を結び、戦いに身を投じてゆく。
契約者の少年は、はじめは危険な戦いに、どうして自分が戦わなくてはいけないのか、なぜ自分なのかと苦悩する。
しかし、悪に戦って勝たなければ、大切な人達や街が傷付いてしまう現実を次第に受け入れて、正義の戦いを通して成長して行く。

内容としては勧善懲悪のロボット物で、この作者は旧時代の所謂『勇者ロボ』シリーズの資料の一部をたまたま入手し、その設定の奥深さ(笑)にインスピレーションを受けて、この作品を作ったとの事。
天鎧オラシオンとの『心の同調(シンクロ)』が最高潮に達した時に放つ必殺剣『聖心一閃、セイクリッドブレード』の描写は胸アツ！

聖華暦833年末に起こったバフォメット事変後、内容的に似てる為(厳密にはそうでは無いが)、バフォメット事変を勝利した事への宣伝や、復興のモチベーションアップの為に復刻版のコミックが835年から出版されている。