シャッコウアギト
[解説]
成長するにつれて形態を変化させる魔獣で、幼体は赤紫の甲殻に覆われた無数の脚を持つ蟹の様な身体に竜と昆虫を掛け合せたような頭部を持つ。成体は鋏や触腕を失う代わりに二対の翼を生やした甲殻類の特徴を持った竜の様な姿となり、深淵の層を跨いで移動するようになる。
1m未満の幼体は二層でしか目撃されておらず、理由は不明だが成長するにつれてより深く潜っていく事が明らかとなっている。
そして成体となった個体は交尾を終えた後、二層まで飛翔し産卵する。
そして成体となった個体は交尾を終えた後、二層まで飛翔し産卵する。
幼体の棘の生えた触腕を振り回す攻撃は危険ではあるものの単調で範囲を見切るのも容易い為、訓練された人間ならば対処は容易。甲殻も頑丈ではあるが魔導砲で貫通する為、十分な装備があればさほどの脅威にはならない。
成体は飛竜すらも凌駕する圧倒的な飛行能力を誇り、10mを超える巨躯でありながら縦横無尽に洞窟内を飛び回りあらゆる生物を捕食する深淵きっての危険な捕食者になる。
顎の力も非常に強く、大型魔獣の堅牢な骨すらも噛み砕く。また、強酸性の唾液を分泌し、機兵の装甲であっても溶かしてしまう。
成体は飛竜すらも凌駕する圧倒的な飛行能力を誇り、10mを超える巨躯でありながら縦横無尽に洞窟内を飛び回りあらゆる生物を捕食する深淵きっての危険な捕食者になる。
顎の力も非常に強く、大型魔獣の堅牢な骨すらも噛み砕く。また、強酸性の唾液を分泌し、機兵の装甲であっても溶かしてしまう。
肉は可食部が少ない上にえぐ味と酸味が強く、非常に不味い為食用にはならない。
二層まで上昇してくる時期は10月半ばの一週間程であり、その期間中は深淵への立ち入りが制限されている。