機装兵 ヴェラスティール



[解説]
この機体が開発されるより以前に、ラシックは機装兵サンダルフォードの機動力強化実験を行っていた。
その結果生み出されたのが、フーリアと呼ばれる小型艇である。
これは聖華暦600年代第三次聖帝戦争において、帝国で実用化されたチャリオットの流れをくむホバー艇だ。
ただし、チャリオットが単機の機装兵を載せて戦場を縦横に駆け回る存在であったのに対し、フーリアはサンダルフォードにドッキングしてその機動力を強化するものである。
その結果生み出されたのが、フーリアと呼ばれる小型艇である。
これは聖華暦600年代第三次聖帝戦争において、帝国で実用化されたチャリオットの流れをくむホバー艇だ。
ただし、チャリオットが単機の機装兵を載せて戦場を縦横に駆け回る存在であったのに対し、フーリアはサンダルフォードにドッキングしてその機動力を強化するものである。
このフーリアには、実はラシックの手の者が間諜としてアイオライト・プロダクションから盗んだ、ノヴレスMk-Ⅱ用の浮揚装甲の技術が転用される予定であった。
しかし最終的にラシックは、浮揚装甲とノヴレスMk-Ⅱのドッキングシステムを参考にした程度で、フーリアを設計、製作する。
最終的にフーリアは、サンダルフォードにドッキングしてバックパックの一部となり、機動力と火力を増強する追加ホバーユニットとして完成した。
しかし最終的にラシックは、浮揚装甲とノヴレスMk-Ⅱのドッキングシステムを参考にした程度で、フーリアを設計、製作する。
最終的にフーリアは、サンダルフォードにドッキングしてバックパックの一部となり、機動力と火力を増強する追加ホバーユニットとして完成した。
そしてラシックは戦場にて、機装兵ジータ出現の報を聞く。
彼はアイオライト・プロダクションに潜ませている間諜に命じ、可能な限りジータの情報を奪取させた。
その後彼は、フーリアとサンダルフォードより得られたデータと、浮揚装甲及びジータの情報を基に、新型の可変機兵を設計したのである。
彼はアイオライト・プロダクションに潜ませている間諜に命じ、可能な限りジータの情報を奪取させた。
その後彼は、フーリアとサンダルフォードより得られたデータと、浮揚装甲及びジータの情報を基に、新型の可変機兵を設計したのである。
その可変機装兵ヴェラスティールは、機装兵形態においてはフーリアと合体したサンダルフォードとほぼ同等の機動性とそれ以上の火力を持ち、そしてジータ同様に浮揚形態への変形能力を持ったのだ。
ただし残念ながら、浮揚形態においては変形のシーケンスを簡易的な物にしたため、空力特性はジータの同形態ほど良好では無い。
つまりジータが浮揚に必要な揚力をほぼ空力だけで稼いでいるのに対し、ヴェラスティールはホバー機構の一部を機体下面へと向けて揚力を水増しせざるを得なかった。
ただし残念ながら、浮揚形態においては変形のシーケンスを簡易的な物にしたため、空力特性はジータの同形態ほど良好では無い。
つまりジータが浮揚に必要な揚力をほぼ空力だけで稼いでいるのに対し、ヴェラスティールはホバー機構の一部を機体下面へと向けて揚力を水増しせざるを得なかった。
そのためヴェラスティールは魔力の消費量が多く、省エネ機体であるジータほどの戦闘行動半径を持っていない。
まあ単純な戦闘能力という面からすれば、操手さえ同等ならば充分に素のジータと渡り合える機体ではあるのだが。
まあ単純な戦闘能力という面からすれば、操手さえ同等ならば充分に素のジータと渡り合える機体ではあるのだが。
その後、この機体は似た経緯で開発された機装兵ニルディーロなどと共に少数量産され、エース級操手に配備される事になる。
なお扱いやすさでは、ニルディーロ系列機よりもこちらが遥かに勝っているとの評価を受けており、最終的な生産数はこちらの方が多い。
なお扱いやすさでは、ニルディーロ系列機よりもこちらが遥かに勝っているとの評価を受けており、最終的な生産数はこちらの方が多い。
○浮揚形態




[武装]
[試作大型魔導砲]

砲身や仕組みは同船団製のカーディナルが装備している物と同一である。
違いとしては先端部に付けられた鎌状の部分であり、打撃用として用いられる。
ヴェラスティールの特徴として浮揚形態時も両腕が使えることがあり、浮揚形態時での突撃武器として威力を発揮する。

砲身や仕組みは同船団製のカーディナルが装備している物と同一である。
違いとしては先端部に付けられた鎌状の部分であり、打撃用として用いられる。
ヴェラスティールの特徴として浮揚形態時も両腕が使えることがあり、浮揚形態時での突撃武器として威力を発揮する。
[アームクロー]

両腕に装備された格闘用の爪。
当初は浮揚形態用の装備として考えられていたが、どの形態でも両腕が自由に動かせることとなり、むしろ人型時の隠し武器として使用された。

両腕に装備された格闘用の爪。
当初は浮揚形態用の装備として考えられていたが、どの形態でも両腕が自由に動かせることとなり、むしろ人型時の隠し武器として使用された。
[テールウィップ]


ヴェラスティールを特徴づけるメイン武器。
人型時は左手首に装備、
浮揚形態時は機体後方に尻尾のような形で装備されている。
多関節で構成され、先端は刺突用として高い強度を持つ。
魔力の加減で柔軟に形を変え蛇腹剣のような使い方が可能。
電撃系の魔力を流すことで抵抗の無い操者を行動不能にすることも出来、捕獲用武器としても有用であった。


ヴェラスティールを特徴づけるメイン武器。
人型時は左手首に装備、
浮揚形態時は機体後方に尻尾のような形で装備されている。
多関節で構成され、先端は刺突用として高い強度を持つ。
魔力の加減で柔軟に形を変え蛇腹剣のような使い方が可能。
電撃系の魔力を流すことで抵抗の無い操者を行動不能にすることも出来、捕獲用武器としても有用であった。
[関連機体]
添付ファイル
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