シュライン級 強襲揚陸艦

[解説]
聖王国が建造した聖華史上初となる強襲揚陸艦と呼ばれる艦種であり、聖王国初の機兵運用を前提とした艦船でもある。
聖焔計画の一環で建造計画が始まり、次世代型機兵の運用を前提とした機兵母艦としての機能を兼ね備えた戦闘艦として完成した。
聖焔計画の一環で建造計画が始まり、次世代型機兵の運用を前提とした機兵母艦としての機能を兼ね備えた戦闘艦として完成した。
試製艦シュラインをテストベッドとして様々な機能の検証を行い、運用データを検証した上で機兵運用のしやすさと個艦としての戦闘力の両立を目指して長い年月をかけて開発された。
その完成系である壱番艦カルナックは聖華暦613年5月に竣工し、同年に完成したノヴレス運用艦として第三次聖帝戦争にて輝かしい戦績を挙げ、一躍伝説級の艦艇として有名になる。
その完成系である壱番艦カルナックは聖華暦613年5月に竣工し、同年に完成したノヴレス運用艦として第三次聖帝戦争にて輝かしい戦績を挙げ、一躍伝説級の艦艇として有名になる。
[性能]
機兵搭載数は8機。
二層式の機兵デッキをもち、開放型のカタパルトデッキを両舷に有する。
機兵運用能力を重視しているため艦そのものの火力はそれほど高くなく、艦載機に依存する形となっている。
二層式の機兵デッキをもち、開放型のカタパルトデッキを両舷に有する。
機兵運用能力を重視しているため艦そのものの火力はそれほど高くなく、艦載機に依存する形となっている。
船内には居住ブロックが存在しており、長期間の作戦運用も可能となっている。
居住性が非常に高く、同年代の艦船では異様なまでに快適な設計となっているが、何故強襲揚陸艦にここまでの設備を設置したのかは謎が多い。
(一説には高位の聖騎士やクルセイダーが乗ることを前提として設計されていたと言われている)
居住性が非常に高く、同年代の艦船では異様なまでに快適な設計となっているが、何故強襲揚陸艦にここまでの設備を設置したのかは謎が多い。
(一説には高位の聖騎士やクルセイダーが乗ることを前提として設計されていたと言われている)
武装は主砲となる20cm連装砲2基が標準となるが、壱番艦であるカルナックにはその他にも特殊な砲塔が一門搭載されている。(詳細はカルナックを参照)
当時の聖王国艦では考えられないくらい砲が少ない。
これは第三次聖帝戦争の初戦にてレギオンの圧倒的なまでの戦闘力を見せつけられ大艦巨砲主義時代の終わりを悟った上層部が機兵運用に重きを置いたことに起因している。
当時の聖王国艦では考えられないくらい砲が少ない。
これは第三次聖帝戦争の初戦にてレギオンの圧倒的なまでの戦闘力を見せつけられ大艦巨砲主義時代の終わりを悟った上層部が機兵運用に重きを置いたことに起因している。
試製艦シュライン

[解説]
シュライン級の最初期艦でありテストベッド艦。
シュライン級の特徴である二層式の機兵デッキは実装されておらず、既存の聖王国艦に近い箱型の形状をしており、船体内部に発艦カタパルトを内蔵している。
機兵の発艦という面では既存の船よりは格段に優れた性能を持つが、カタパルトが内蔵式であるため、機兵の収納や着艦での問題点が多く、後続となる正式艦のカルナック以降では二層式機兵デッキが採用となった。
シュライン級の特徴である二層式の機兵デッキは実装されておらず、既存の聖王国艦に近い箱型の形状をしており、船体内部に発艦カタパルトを内蔵している。
機兵の発艦という面では既存の船よりは格段に優れた性能を持つが、カタパルトが内蔵式であるため、機兵の収納や着艦での問題点が多く、後続となる正式艦のカルナック以降では二層式機兵デッキが採用となった。
艦の上面部には主砲となる20cm連想砲が三基。
両舷に10cm単装砲が一基ずつと砲火力自体はカルナックよりも優れている。
しかし、これは大艦巨砲主義時代の設計思想を引きずっているともとれる為、既存の枠組みを出ない船ともいえる。
両舷に10cm単装砲が一基ずつと砲火力自体はカルナックよりも優れている。
しかし、これは大艦巨砲主義時代の設計思想を引きずっているともとれる為、既存の枠組みを出ない船ともいえる。
機兵搭載数は6機。
機兵運用艦としての役割は十分にこなせる。
機兵運用艦としての役割は十分にこなせる。
試製艦シュラインは聖華暦612年3月に竣工し、半年にわたる実地運用テストの後、戦況の悪化を見て聖王国本国の部隊と合流する事となった。
戦線に投入された模様であるが、目立った戦果も無くその後の消息も不明。
戦線に投入された模様であるが、目立った戦果も無くその後の消息も不明。
壱番艦 カルナック

[解説]
基本的な性能は他のシュライン級の基本スペックに準ずるが、カルナックには他の艦にはない超大型法撃砲が搭載されている。
超大型法撃砲ヴァルファーレ
全長120m、口径18mというあまりの大きさから艦内に納めることができず、艦中央の基部に接続する形で配置されている。
理論上、最上位炎魔法に匹敵する威力を持つ、拠点攻撃用兵器。
一撃で大型戦艦を葬れるのは無論のこと、照射角の変更次第では一艦隊を消滅させるだけの威力を持つ。
理論上、最上位炎魔法に匹敵する威力を持つ、拠点攻撃用兵器。
一撃で大型戦艦を葬れるのは無論のこと、照射角の変更次第では一艦隊を消滅させるだけの威力を持つ。
ただし、完全に艦体に固定されているため照準の微調整が難しいといった事や、一回の射撃で艦の全動力を消費し尽くすため一定時間行動不可となるという運用上の問題を抱えている。
連射性能はなく、一度の戦闘で使用できるのは一回が限度。
艦自体を巨大な砲とする発想で装備された実験的な装備である。
運用の難しさからか、この艦以降の同型艦に同様の兵器が装備される事は無かった。
連射性能はなく、一度の戦闘で使用できるのは一回が限度。
艦自体を巨大な砲とする発想で装備された実験的な装備である。
運用の難しさからか、この艦以降の同型艦に同様の兵器が装備される事は無かった。