聖焔計画 (せいえんけいかく)
[解説]
開発主任には名技師と名高い聖華鍛冶師協会に所属するテムレット・アームスフィアが就任した。
帝国の間諜や諜報機関に察知されぬよう計画は極秘裏に進められ、両国との中立的な立場を取っていた自由都市同盟に属する地方都市セプテム・レータスに拠点を置いた。
帝国の間諜や諜報機関に察知されぬよう計画は極秘裏に進められ、両国との中立的な立場を取っていた自由都市同盟に属する地方都市セプテム・レータスに拠点を置いた。
下記に計画の詳細を記す。
聖焔計画
聖華暦 | 事柄 |
---|---|
603年 1月10日 | 聖騎士長承認の元、聖焔計画が始動する。 |
603年 3月9日 | 自由都市同盟の合意を受け、セプテム・レータスが開発拠点に決まる。同時にテムレット・アームスフィア一家も同盟へと移民する。 |
604年 4月1日 | 丸一年に及ぶ会議の結果、具体的な開発プランが作成される。 |
604年 4月8日 | 次世代機の支援機となる、砲撃特化型従機の開発が始動。 |
604年 8月20日 | 従機ハルマー完成。 |
604年 12月10日 | 量産モデルであるエル・ハルマー完成。 |
605年 1月6日 | 次世代型機装兵開発計画が始動 |
606年 2月1日 | 機装兵バラック完成 |
606年 3月1日 | 評価試験においてバラックは聖騎士団が望むパフォーマンスを発揮できず、不採用に終わる。 |
606年 5月15日 | 聖騎士団を見返すべく、帝国領に秘密裏に差し向けたバラック部隊が帝国の新型と交戦し全滅する。 |
606年 5月30日 | セプテム・レータスに帰還した部隊の生き残りが持ち帰った戦闘記録データを検証。帝国の新型の性能に驚愕、計画の見直しを図る。 |
607年 3月3日 | 重機兵ワッズ完成 |
607年 7月10日 | 重機兵ロズワッズ完成 |
607年~609年 | 満足の行く機体が完成しないまま計画は難航。 |
610年 1月3日 | アルカディア帝国はカーライル王朝・聖王国に宣戦布告。第三次聖帝戦争勃発。 |
612年 | 開戦から2年で聖王国は国土の半分を帝国に奪われ窮地に立たされる。 |
612年 4月6日 | 状態のよい機装兵レギオン2個小隊分を鹵獲に成功。セプテム・レータスへと運び込まれる。 |
612年 10月20日 | 機装兵レギー完成 |
612年 11月1日 | レギーで得られた技術フィードバックを元に独自発展させた量産モデルと高性能5世代機の開発がスタート。 |
613年 3月14日 | 機装兵ミーレスのプロトタイプが完成。聖王国へと輸送される。 |
613年 6月1日 | 機装兵ノヴレス・アインス完成。従来機を遥かに越える超高性能機となり研究員たちは手ごたえを感じる。 |
613年 9月7日 | 機装兵ノヴレス完成 |
613年 9月14日 | 模擬戦闘においてノヴレスはレギオンを圧倒。ここに聖焔計画は完遂。聖王国への撤収作業と成果物の輸送作業が開始される。 |
613年 9月28日 | シアン・ラス・クーアル少佐指揮下の機兵偵察部隊に計画を発見され襲撃を受ける。 |