ベーア・ビーネ
[解説]
百年戦争中期、バウンティ・ドギーとほぼ同時期に登場したバラライカ共和国製の主力最低機兵。全長4.7m。
頭部は薄く平らで、胴体も四角い箱のような形状をしている。
脚部のランドローラーは大型で、バウンティ・ドギーと比較して瞬発力にやや勝っている。
頭部は薄く平らで、胴体も四角い箱のような形状をしている。
脚部のランドローラーは大型で、バウンティ・ドギーと比較して瞬発力にやや勝っている。
外見こそ違うがバウンティ・ドギーと同じような構造をしており、機動性重視で装甲が薄く、生存率は最低クラス。
徹底的に生産性を突き詰めた設計を行い、製造コストの削減が行われている。
徹底的に生産性を突き詰めた設計を行い、製造コストの削減が行われている。
なお、この機体の系列機の事をビーネ系と呼ぶ。
機体構造
生産性を突き詰めた設計はそのままに、クアドラート・ブレムゼで切り捨てた要素を復活させ、より戦闘用に特化させた。
胴体は正面装甲を25ミリ、側面を12ミリに増加。
正面装甲は避弾経始を意識して傾斜装甲になっている。
ターレットレンズ状射撃補正魔晶球は薄く平たい頭部に設置され、機体の向きを変えなくても横を見ることができるようになった。
アームパンチ機構は相変わらず装備されていない。
ランドローラーは大型の二重タイヤ式のものをかかとに装備する。急造であったクアドラート・ブレムゼのものより幅とバランスを改善している。
胴体は正面装甲を25ミリ、側面を12ミリに増加。
正面装甲は避弾経始を意識して傾斜装甲になっている。
ターレットレンズ状射撃補正魔晶球は薄く平たい頭部に設置され、機体の向きを変えなくても横を見ることができるようになった。
アームパンチ機構は相変わらず装備されていない。
ランドローラーは大型の二重タイヤ式のものをかかとに装備する。急造であったクアドラート・ブレムゼのものより幅とバランスを改善している。
武装・装備
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (武器.jpg)機兵用30ミリ魔導砲
機兵用ショルダーガン
魔導スラスター
上記3つの装備は、クアドラート・ブレムゼと共通。
さらにいくつかの武装が新開発された。
さらにいくつかの武装が新開発された。
機兵用30ミリ3連式ガトリングガン
30ミリ魔導砲と同一の弾薬を、3本の銃身からかわるがわる連射するいわゆる手持ち式ガトリング砲。
連射性能と命中率が高まっており、大きさと重さも許容範囲内に収められたことで使いやすい傑作魔導砲と評価されている。
連射性能と命中率が高まっており、大きさと重さも許容範囲内に収められたことで使いやすい傑作魔導砲と評価されている。
ヒートスティック
機兵用ナイフサイズの先を尖らせた棍棒。格闘戦時に敵を打突する。
さらに赤熱化させることにより、溶断武装として使うこともできるが、一度赤熱化させると使い捨てとなる。
バウンティ・ドギーは指揮官機しか溶断武装を持っていないことに着目したバラライカ軍が、「我々は一般兵に至るまで溶断武装を配備できる国力があるのだ」とアピールするために政治的理由で開発された武器ではあるが、現場ではそれなりに好評であった。
さらに赤熱化させることにより、溶断武装として使うこともできるが、一度赤熱化させると使い捨てとなる。
バウンティ・ドギーは指揮官機しか溶断武装を持っていないことに着目したバラライカ軍が、「我々は一般兵に至るまで溶断武装を配備できる国力があるのだ」とアピールするために政治的理由で開発された武器ではあるが、現場ではそれなりに好評であった。
パイルバンカー
機体の開発時に、格闘性能を標準で持たせるための手段として、パイルバンカーを内蔵した腕部が考案された。
魔導金属製の杭が左前腕に内蔵され、使用時には左の手首が下に折れてせり出してくる。
威力そのものはギルガメア製に遜色ないが、いざ使ってみると左腕の損傷が多発。
通常時の威力では劣るが一撃必殺の溶断武装化ができるヒートスティックが標準配備されたこともあり、格闘戦を得意とする一部のパイロット以外は使用しなくなった。
このため後期ロットではパイルバンカーはオミットされている。
魔導金属製の杭が左前腕に内蔵され、使用時には左の手首が下に折れてせり出してくる。
威力そのものはギルガメア製に遜色ないが、いざ使ってみると左腕の損傷が多発。
通常時の威力では劣るが一撃必殺の溶断武装化ができるヒートスティックが標準配備されたこともあり、格闘戦を得意とする一部のパイロット以外は使用しなくなった。
このため後期ロットではパイルバンカーはオミットされている。
他にもユニット化したパイルバンカーを肩に取り付けて機装兵の足腰を狙う特攻戦術めいたものが考案されたり(幸いにも機装兵を相手にした実機テストの際に、パイルバンカー特攻部隊が射点にすら付けずあっさり壊滅判定を食らったことで採用はされなかった)、バラライカ軍はパイルバンカーに関しては迷走を続けることになる。