クアドラート・ブレムゼ
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (.jpg)[解説]
バラライカ共和国が初めて生産した最低機兵(ロアコフ)。
百年戦争中に、ギルガメア王国が初めて実戦に投入したロアコフであるツェレスト・フンドはまだ技術的に未完成な機体であり、またその特性上、正面切って機装兵はおろか、戦闘特化型の従機と殴りあえるものでもなかった。
しかしながら、機動性に富んだ小型の機体という特性を最大限に生かした任務……歩兵などの非装甲目標への攻撃、陣地への威力偵察、輸送部隊へのゲリラ的な襲撃などで、バラライカ軍を大いに苦しめることになった。
ロアコフの脅威に直面したバラライカ軍は、撃破したり鹵獲したりしたツェレスト・フンドをリバースエンジニアリングして徹底的に解析。
さらにばらした機体から無事な部品を集めて組み立て(この際に手足と胴体と頭部をすべて別の機体から寄せ集めて何の問題もなく稼働したため、ギルガメアの部品の工作精度と規格化の高度さにバラライカ技術陣は舌を巻いたという)、徹底的にテストした結果、即座にギルガメアに対抗してロアコフの生産を決定。
開発スタートからわずか1か月で200機余りの本機を量産し、戦場に送り出す。
そのころにはギルガメア軍は後継機のバウンティ・ドギーを戦線に投入しており、バラライカ軍もすぐさま戦訓を取り入れ後継機のベーア・ビーネを開発、両国の戦闘は規模を拡大して激化していったのだった。
百年戦争中に、ギルガメア王国が初めて実戦に投入したロアコフであるツェレスト・フンドはまだ技術的に未完成な機体であり、またその特性上、正面切って機装兵はおろか、戦闘特化型の従機と殴りあえるものでもなかった。
しかしながら、機動性に富んだ小型の機体という特性を最大限に生かした任務……歩兵などの非装甲目標への攻撃、陣地への威力偵察、輸送部隊へのゲリラ的な襲撃などで、バラライカ軍を大いに苦しめることになった。
ロアコフの脅威に直面したバラライカ軍は、撃破したり鹵獲したりしたツェレスト・フンドをリバースエンジニアリングして徹底的に解析。
さらにばらした機体から無事な部品を集めて組み立て(この際に手足と胴体と頭部をすべて別の機体から寄せ集めて何の問題もなく稼働したため、ギルガメアの部品の工作精度と規格化の高度さにバラライカ技術陣は舌を巻いたという)、徹底的にテストした結果、即座にギルガメアに対抗してロアコフの生産を決定。
開発スタートからわずか1か月で200機余りの本機を量産し、戦場に送り出す。
そのころにはギルガメア軍は後継機のバウンティ・ドギーを戦線に投入しており、バラライカ軍もすぐさま戦訓を取り入れ後継機のベーア・ビーネを開発、両国の戦闘は規模を拡大して激化していったのだった。
なお、この機体はバラライカ軍にとってはロアコフ運用開始のマイルストーンというべき存在であるが、ある意味で本当に活躍したのは戦後である。
「町工場でも部品が作れる生産性・前線でも修理や組み立てが容易な整備性・徴兵された農民でも2週間で一通りの機動ができる操作性」の3点と、大量に配備するための徹底的なローコストを心がけて作られた機体は、本格的な戦闘を意識してより複雑化したビーネ系ロアコフより廉価で動かしやすく、作業用重機として農業や鉱山、建設現場などで使われ、また冒険者や犯罪組織など手っ取り早く戦力を求める者たちにも受け入れられた結果、バラライカ軍の統制を離れて勝手に違法コピーされることになったのだ。
「町工場でも部品が作れる生産性・前線でも修理や組み立てが容易な整備性・徴兵された農民でも2週間で一通りの機動ができる操作性」の3点と、大量に配備するための徹底的なローコストを心がけて作られた機体は、本格的な戦闘を意識してより複雑化したビーネ系ロアコフより廉価で動かしやすく、作業用重機として農業や鉱山、建設現場などで使われ、また冒険者や犯罪組織など手っ取り早く戦力を求める者たちにも受け入れられた結果、バラライカ軍の統制を離れて勝手に違法コピーされることになったのだ。
バリエーション
ルミ・ブレムゼ
スナフ王国で使用されるクアドラート・ブレムゼ。
足首から下がスキー板状になっており、雪上での迅速な移動が可能になっている。
また、高低差のある場所での移動をサポートするウインチワイヤーが搭載されている。
足首から下がスキー板状になっており、雪上での迅速な移動が可能になっている。
また、高低差のある場所での移動をサポートするウインチワイヤーが搭載されている。
なお、スナフ王国がバラライカ共和国から正式にクアドラート・ブレムゼを輸入したことはない。
実際のところ、スナフ王国のハミネン男爵家が冒険者と特殊部隊を使って、反社会組織がバラライカ領内にひそかに建造していたロアコフ製造施設の工作機械を丸ごと盗んでくるといういろいろ真っ黒な作戦を実行して製造設備を奪取してきたのである。
違法設備の蔓延を取り締まれずに手を焼いていたバラライカ政府は事実上作戦を黙認したため、幸い同盟構成国による内戦という最悪の事態は免れた。
ハミネン男爵家領内から名高いハーカ族の細工物や特産品のサルミアッキなどがバラライカ政府高官、とりわけ外交担当者に大量に送られたのも、きっと無縁ではないのだろう。
実際のところ、スナフ王国のハミネン男爵家が冒険者と特殊部隊を使って、反社会組織がバラライカ領内にひそかに建造していたロアコフ製造施設の工作機械を丸ごと盗んでくるといういろいろ真っ黒な作戦を実行して製造設備を奪取してきたのである。
違法設備の蔓延を取り締まれずに手を焼いていたバラライカ政府は事実上作戦を黙認したため、幸い同盟構成国による内戦という最悪の事態は免れた。
ハミネン男爵家領内から名高いハーカ族の細工物や特産品のサルミアッキなどがバラライカ政府高官、とりわけ外交担当者に大量に送られたのも、きっと無縁ではないのだろう。
機体構造
バラライカ軍では当初ツェレスト・フンドそのものをデッドコピーしようとしたが、同機は当時のバラライカ共和国の水準より高精度な工作技術を用いて作られており、完全に同じものをコピー生産したとすると性能に対してコストが高すぎると判断された。
そこで軍は、徹底的に簡素化を図って本機の仕様を決定した。
合言葉は「従機より安く」。
胴体は正面12ミリ、側面・後方・天面6ミリの装甲板を箱組溶接。
手足もフレームに溶接で箱組された6ミリの装甲板がかぶせられている構造だ。
ロアコフの特徴とされる要素については、ターレットレンズ状射撃補正魔晶球は胴体上部の一段高くなった部分に固定されており、いわゆる「頭部」や「首」はなく左右を見るには機体の向きを変えるか、操縦槽側面のぞき窓から見るしかない。
アームパンチ機構は、コスト上昇と使用した場合の腕部破損のリスクを嫌って省略されている。
ランドローラーは、ギルガメア式の小型高耐久力魔導コアレスモーターをコピーできず大型化したため足裏から両足かかとに装備位置が変更された。もっとも、ランドローラーの大型化により走破性の向上とダッシュ時の安定性に効果が見られたため、後継機のベーア・ビーネ以降のバラライカ製ロアコフにも大型ランドローラーは受け継がれることになった。
そこで軍は、徹底的に簡素化を図って本機の仕様を決定した。
合言葉は「従機より安く」。
胴体は正面12ミリ、側面・後方・天面6ミリの装甲板を箱組溶接。
手足もフレームに溶接で箱組された6ミリの装甲板がかぶせられている構造だ。
ロアコフの特徴とされる要素については、ターレットレンズ状射撃補正魔晶球は胴体上部の一段高くなった部分に固定されており、いわゆる「頭部」や「首」はなく左右を見るには機体の向きを変えるか、操縦槽側面のぞき窓から見るしかない。
アームパンチ機構は、コスト上昇と使用した場合の腕部破損のリスクを嫌って省略されている。
ランドローラーは、ギルガメア式の小型高耐久力魔導コアレスモーターをコピーできず大型化したため足裏から両足かかとに装備位置が変更された。もっとも、ランドローラーの大型化により走破性の向上とダッシュ時の安定性に効果が見られたため、後継機のベーア・ビーネ以降のバラライカ製ロアコフにも大型ランドローラーは受け継がれることになった。
武装・装備
imageプラグインエラー : ご指定のファイルが見つかりません。ファイル名を確認して、再度指定してください。 (武器.jpg)機兵用30ミリ魔導砲
機兵用ショルダーガン
擲弾投射砲と共通の弾体を使用する兵器。
機装兵のショックアブソーバーに用いられる強力なスプリングを使って弾を飛ばす。
単発先込め式で、一度発射したらレバーを引いて、砲口から弾を再装填する方式。
擲弾投射砲と比べると、連射性には劣るがルーン処理が要らない分安価であり、射程も変わらない。
機装兵のショックアブソーバーに用いられる強力なスプリングを使って弾を飛ばす。
単発先込め式で、一度発射したらレバーを引いて、砲口から弾を再装填する方式。
擲弾投射砲と比べると、連射性には劣るがルーン処理が要らない分安価であり、射程も変わらない。
魔導スラスター
使い捨ての魔導スラスター。
ジェット噴流により超加速し、敵陣へと突貫したのち切り離して戦闘機動を行う。
ギルガメア軍の使用したものの残骸から構造を解析してコピー生産したもののため、性能はギルガメア製に劣る。
ジェット噴流により超加速し、敵陣へと突貫したのち切り離して戦闘機動を行う。
ギルガメア軍の使用したものの残骸から構造を解析してコピー生産したもののため、性能はギルガメア製に劣る。
上記はバラライカ軍で使用された際に供給された制式装備である。
戦後、民間で出回った機体は、所有者ごとに目的に応じてカスタムされたり適当にその時その時に手に入ったでたらめな装備をしていたりする。
戦後、民間で出回った機体は、所有者ごとに目的に応じてカスタムされたり適当にその時その時に手に入ったでたらめな装備をしていたりする。