機装兵 アノニマー

[解説]
第三次聖帝戦争直後、ブラックマーケットで出回った機体。
同戦争で大量に発生した帝国のレギオンの残骸をベースに、聖王国のミーレスのパーツを用いて補修した再生機である。
CG画像は最もバランスよく整った機体のもので、頭もミーレスとか、片腕だけミーレスとか、手足がミーレスとレギオンのごちゃ混ぜになっていたりとかする程度の悪い粗悪品も多く記録されている。
粗悪品とはいえ機装兵は機装兵、しかもレギオンをベースに聖王国系のパーツで補修するという建造方法はくしくも聖王国の試験用機兵レギーと同じ手法で性能的にも(まともな組み合わせなら)安定しており、この機体が盗賊団やテロリストに流れたことで、各国で被害が頻発した。
小規模なキャラバンや田舎の衛兵の装備する旧式機兵や従機ではアノニマーには太刀打ちできず、逆にアノニマーを倒し得る正規軍の主力部隊が駆けつけるころには盗賊団は逃げ出し、狂信的なテロリストがやぶれかぶれで反撃に出れば、正規軍の機体も無事では済まなかったのだ。
戦争の傷が深く大きな動きができない帝国と聖王国に代わり、自由都市同盟政府と武林三家による頂上作戦が行われて違法製造業者は619年に工廠ごと一掃されたが、それから時を置かずして海賊戦争が勃発していることから、この機体の製造と蔓延は何らかの陰謀の一環であったのではないかといわれている。
同戦争で大量に発生した帝国のレギオンの残骸をベースに、聖王国のミーレスのパーツを用いて補修した再生機である。
CG画像は最もバランスよく整った機体のもので、頭もミーレスとか、片腕だけミーレスとか、手足がミーレスとレギオンのごちゃ混ぜになっていたりとかする程度の悪い粗悪品も多く記録されている。
粗悪品とはいえ機装兵は機装兵、しかもレギオンをベースに聖王国系のパーツで補修するという建造方法はくしくも聖王国の試験用機兵レギーと同じ手法で性能的にも(まともな組み合わせなら)安定しており、この機体が盗賊団やテロリストに流れたことで、各国で被害が頻発した。
小規模なキャラバンや田舎の衛兵の装備する旧式機兵や従機ではアノニマーには太刀打ちできず、逆にアノニマーを倒し得る正規軍の主力部隊が駆けつけるころには盗賊団は逃げ出し、狂信的なテロリストがやぶれかぶれで反撃に出れば、正規軍の機体も無事では済まなかったのだ。
戦争の傷が深く大きな動きができない帝国と聖王国に代わり、自由都市同盟政府と武林三家による頂上作戦が行われて違法製造業者は619年に工廠ごと一掃されたが、それから時を置かずして海賊戦争が勃発していることから、この機体の製造と蔓延は何らかの陰謀の一環であったのではないかといわれている。
<真相>
この機体は、LIFE IS BEAUTIHULなる違法組織によって生産された。
が、この組織の実態は、戦後にジャンク漁りをシノギにしていた違法な廃品回収業者に、過激派宗教団体メカニカが人員を潜り込ませて乗っ取る形で立ち上げたものであった。
メカニカは戦場から回収したパーツを用いてアノニマーを製造、程度の良いものは自らの戦力とし、粗悪なものは犯罪者向けにばらまいたのである。
違法組織は前述のとおり自由都市同盟と武林三家による頂上作戦で壊滅したが、逮捕ないし死傷したのは元違法業者のみで、メカニカ関係者はしれっと脱出。
かねてより接触していたノルド王国をたきつけ、海賊戦争を起こすことで、同盟政府の疲弊を狙ったのだ。
この機体は、LIFE IS BEAUTIHULなる違法組織によって生産された。
が、この組織の実態は、戦後にジャンク漁りをシノギにしていた違法な廃品回収業者に、過激派宗教団体メカニカが人員を潜り込ませて乗っ取る形で立ち上げたものであった。
メカニカは戦場から回収したパーツを用いてアノニマーを製造、程度の良いものは自らの戦力とし、粗悪なものは犯罪者向けにばらまいたのである。
違法組織は前述のとおり自由都市同盟と武林三家による頂上作戦で壊滅したが、逮捕ないし死傷したのは元違法業者のみで、メカニカ関係者はしれっと脱出。
かねてより接触していたノルド王国をたきつけ、海賊戦争を起こすことで、同盟政府の疲弊を狙ったのだ。
添付ファイル