機装兵 レギー

[解説]
聖華歴612年、聖王国軍は幸運にもほぼ無傷のレギオン2個小隊を鹵獲することに成功した。
ロズワッズからこちら、機兵の開発が完全に停滞に陥っていた聖焔計画スタッフは、レギオンを徹底的に調査し尽くすことでレギオンを超える機体を生み出すべく、セプテム・レータスの秘密工廠での研究に励んだ。
そしてレギオンの機体にいまある聖王国技術を掛け合わせて高性能な近接戦闘用機兵を作れないか、という実験がスタートする。
ロズワッズからこちら、機兵の開発が完全に停滞に陥っていた聖焔計画スタッフは、レギオンを徹底的に調査し尽くすことでレギオンを超える機体を生み出すべく、セプテム・レータスの秘密工廠での研究に励んだ。
そしてレギオンの機体にいまある聖王国技術を掛け合わせて高性能な近接戦闘用機兵を作れないか、という実験がスタートする。
鹵獲された機体の中から頭部を損傷し一部の装甲も脱落した一番破損の大きい機体が改造素体に選ばれた。
まず頭部を、新型の機兵用頭に置き換えた。
この頭部はロズワッズ用に集められたが使われていなかったバラックの資材をベースに改良して作られている。
機体はほぼレギオン本来の構造のままだが、駆動系やバックパックなどに新開発の部品が組み込まれた。
また、レギオンを特徴づけていた両肩のアーマーと腰回りのアーマーは取り外され、シンプルなものに置き換えられた。
武器はバラックの魔導砲より強力なものをということで、サルファガスの120ミリ魔導砲を手持ち式に改造したハンドキャノンが作られた。
また、レギオンの強力な武器であるフラム・ラブリュスの威力を引き継ぎつつより取り回しやすい短剣として完成させたヒートカッターも用意された。
そしてレギオンの攻撃を防げなかったバラックの盾の製法を見直し、大型化した縦長の六角形型シールドも開発された。
まず頭部を、新型の機兵用頭に置き換えた。
この頭部はロズワッズ用に集められたが使われていなかったバラックの資材をベースに改良して作られている。
機体はほぼレギオン本来の構造のままだが、駆動系やバックパックなどに新開発の部品が組み込まれた。
また、レギオンを特徴づけていた両肩のアーマーと腰回りのアーマーは取り外され、シンプルなものに置き換えられた。
武器はバラックの魔導砲より強力なものをということで、サルファガスの120ミリ魔導砲を手持ち式に改造したハンドキャノンが作られた。
また、レギオンの強力な武器であるフラム・ラブリュスの威力を引き継ぎつつより取り回しやすい短剣として完成させたヒートカッターも用意された。
そしてレギオンの攻撃を防げなかったバラックの盾の製法を見直し、大型化した縦長の六角形型シールドも開発された。
完成した機体はレギオンにちなんでレギーと呼ばれ、テストパイロットによってあらゆる環境でデータを取られた。
レギーの稼働データは、傑作量産機であるミーレス、そして伝説となった究極のワンオフ機であるノヴレスの開発に、大いに貢献したのである。
レギーの稼働データは、傑作量産機であるミーレス、そして伝説となった究極のワンオフ機であるノヴレスの開発に、大いに貢献したのである。
武装
試作120ミリ携行魔導砲
試作ヒートカッター
レギオンのフラム・ラブリュスの威力に恐れをなした聖王国技術陣が、同じ威力を持ちつつより聖王国兵士が扱いなれた刀剣型に仕上げた武器。
火のルーンを発動させることで敵機の装甲を溶断する。
刀身部分の耐久性に難があり、量産型機兵には採用されなかった。
火のルーンを発動させることで敵機の装甲を溶断する。
刀身部分の耐久性に難があり、量産型機兵には採用されなかった。
試作大型シールド
バラックの盾は分厚い鋳鉄に過ぎなかったため、フラム・ラブリュスを受けるとあっさりたたき切られてしまった。
これを反省した聖王国技術陣は、盾そのものを大型化すると同時に、錬金金属のハニカム構造を挟み込むことによって軽量化と強度アップを達成する。
試作3武装の中で随一の完成度を見せたこのシールドは、ミーレスにもそのまま採用され、長く聖王国製機兵の盾のスタンダードになるのであった。
これを反省した聖王国技術陣は、盾そのものを大型化すると同時に、錬金金属のハニカム構造を挟み込むことによって軽量化と強度アップを達成する。
試作3武装の中で随一の完成度を見せたこのシールドは、ミーレスにもそのまま採用され、長く聖王国製機兵の盾のスタンダードになるのであった。
関連項目
添付ファイル